【2026年】産業用カメラを無料で試す方法|無償SDK・デモ撮影・貸出・OSSと本体費用を解説
産業用カメラ本体は有料で、無料になるのは無償SDK・ビューア、デモ撮影、デモ機貸出、OSSなどの入口です。公式で確認できた8つの入口と、商用利用の可否、有料の部分を整理しました。

産業用カメラは、カメラ本体が有料の製品です。無料になるのは、カメラとPCをつなぐSDKやビューア、メーカーによるデモ撮影、評価機の貸出、OSSといった「入口」の部分に限られます。本記事では、公式サイトで確認できた8つの無料の入口と、無料にならない費用を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。
カメラを買う前に、自社のワークで映り方を確かめたい。PCの設定やプログラムを先に作っておきたい。そうした場面で使える手段を、商用利用の可否や制限とあわせて紹介します。
無料になるもの:SDK・ビューア(The Imaging Source、LUCID、Teledyne FLIRなど)、デモ撮影・解析(フォトロン)、デモ機の貸出(アートレイ)、OSS(Aravisなど)
無料にならないもの:カメラ本体、レンズ、ケーブル、取り込みボード、一部のSDK(ソニーのWindows版偏光カメラSDKは別売)
PCだけで試すなら:The Imaging Source 37UシリーズのIC4 SDK、LUCID Helios2シリーズやLUCID Triton2シリーズのArena SDK、Aravis
実機で試すなら:フォトロン INFINICAMの無償デモ撮影、アートレイ ARTCAM-99xSWIRシリーズのデモ機貸出
継続して使うなら:産業用カメラの価格・見積もりと産業用カメラのカテゴリページで有料製品を検討
無料で確かめられるのは、ソフトの動作と、メーカーが用意するデモの範囲です。本番のラインに入れるカメラは、別に購入や見積もりが必要になります。
この記事でわかること
無料の産業用カメラの種類
「産業用カメラ 無料」で見つかる手段は、大きく5種類に分かれます。カメラ本体が無料になる例は、今回の調査では確認できませんでした。
種類 | 内容 | 費用 | 例 |
|---|---|---|---|
無償のSDK・ビューア | カメラを制御し、画像を取り込むソフト。ビューアで映像の確認や設定ができる | ソフトは無償。対応するカメラは別に必要 | The Imaging Source IC4、LUCID Arena SDK、Teledyne FLIR Spinnaker |
メーカーのデモ撮影・解析 | メーカーが高速度カメラなどで撮影し、結果を返すサービス | 無償と明記(フォトロン) | フォトロンの無償デモ撮影・解析 |
デモ機・評価機の貸出 | 購入前に実機を借りて試す | 貸出の費用は公式ページに記載なし。送料の負担は会社ごとに異なる | アートレイのデモ機貸出、フォトロンの評価機 |
カメラなしで試すデータ | 過去に撮ったデータを仮想のカメラとして再生し、APIを試す | 公式の資料に費用の記載なし | Zivid のファイルカメラ |
OSS | ソースコードが公開されたライブラリ。カメラの接続と画像取り込みを自作する | ライセンスに従って無償で利用 | Aravis、Harvesters、pypylon、VmbPy |
どの種類でも、実際に画像を撮るにはカメラ本体が要ります。ソフトだけで試す場合は、ビューアの操作確認やプログラムの開発までが範囲になります。
価格の見方は産業用カメラの価格・見積もりで解説しました。20製品のうち、公式サイトで円建ての本体価格を確認できた製品はありませんでした。
産業用カメラの無料版と有料版の違い
産業用カメラには、「無料版」と「有料版」という分け方がありません。違いは、無料で使えるソフト・サービスと、購入が必要なハードにあります。
項目 | 無料で試せる範囲 | 有料になる範囲 |
|---|---|---|
カメラ本体 | メーカーのデモ撮影、貸出で一時的に試す | 購入。価格は問い合わせの製品が中心 |
SDK・ビューア | The Imaging Source、LUCIDなどは無償でダウンロードできる | ソニーのWindows版偏光カメラSDK(XPL-SDKW)は別売のPCライセンス |
レンズ・ケーブル | 貸出に含まれるかは会社ごとに異なる | フォトロン INFINICAMは本体のみの販売で、ケーブル・PC・レンズは別売 |
取り込みボード | USB・GigE接続はボード不要 | Camera Link・CoaXPressは取り込みボードが必要な型式がある |
サポート・保証 | デモ撮影の相談 | 保証期間は製品ごと。JAI Go-Xシリーズは6年保証 |
ソフトが無償でも、対応するカメラを持っていなければ実際の撮像はできません。ソフトを先に触る場合は、自社の候補カメラが対応しているかを確認します。
無料の産業用カメラを選ぶときのポイント
無料の入口を選ぶときは、何を確かめたいのかを先に決めます。次の4つを順に確認すると、試す手段を絞り込みやすくなります。
確かめたいことを決める
映り方を確かめたいなら、デモ撮影や貸出が向いています。PCやプログラムの準備には、SDKとビューアが役立つでしょう。カメラがない段階なら、ファイルカメラでデータを再生する手もあります。
接続規格とOSを確認する
SDKごとに、対応するカメラの規格とOSが決まっています。例えば、LUCID Arena SDKの対象は、LUCIDのGigE Visionカメラです。Windows、Linux、ARMで動作します。Teledyne FLIRのSpinnaker SDKは、USB3と10GigEに対応します。GigEも、ほとんどの機種が対象です。
ライセンスと商用利用の記述を読む
SDKの無償ダウンロードと、商用利用の可否は別の話です。公式ページに商用利用の記述があるかを確認しましょう。OSSは、ライセンス名(LGPL、Apache 2.0など)で、自社の使い方に合うかを判断します。
貸出・デモの条件を見る
貸出は、期間と送料の負担を確認します。アートレイの貸出期間は2週間で、近赤外線カメラは1週間です。送料は、発送時が同社、返却時が利用者の負担です。デモ撮影は、依頼から結果が届くまでの流れも確認しましょう。
【比較表】無料で使える産業用カメラの入口8選
8つの入口を、無料の種類と商用利用、主な制限で比較します。製品ページがある製品を上に並べました。条件は2026年時点の公式情報に基づく内容です。
入口 | 無料の種類 | 商用利用 | 主な制限 | 有料の部分 |
|---|---|---|---|---|
The Imaging Source 37U(IC4 SDK) | 無償SDK | 公式ページに記述なし | Windows・Linux。対応カメラが必要 | カメラ本体。価格は公式ページになし |
LUCID Helios2・Triton2(Arena SDK) | 無償SDK・ビューア | 公式ページに記述なし | LUCIDのGigE Visionカメラ向け。ダウンロードは登録が必要 | カメラ本体。公式ストアは米ドル建て |
無償デモ撮影・解析、SDKのダウンロード | SDKの記述は確認できなかった | デモは依頼から日程調整。内容物は本体のみ | カメラ本体、ケーブル、PC、レンズ | |
デモ機貸出、付属のSDK | SDKのライセンス記述は確認できなかった | 貸出2週間(近赤外線は1週間) | カメラ本体。価格は問い合わせ | |
Teledyne FLIR Blackfly S(Spinnaker) | SDK・SpinView | 公式ページに記述なし | ダウンロードにログインが必要 | カメラ本体。米ドル価格の併記あり |
ファイルカメラ | 公式ページに記述なし | サンプルデータの再生。撮像はできない | カメラ本体。価格は問い合わせ | |
Aravis | OSS(LGPL-2.1以降) | ライセンスに従う | GigE・USB3の取り込み。自作が必要 | 開発・運用は自社 |
GenICam系Pythonライブラリ(Harvesters、pypylon、VmbPy) | OSS(Apache 2.0、BSD) | Harvestersは商用利用を明記 | 対応するメーカーのカメラや製品版ソフトが必要な場合あり | 開発・運用は自社 |
※ライセンスや無償の範囲は更新される場合があります。導入前に、各社の公式ページで最新の内容を確認してください。
【無料版】無料で使える産業用カメラの入口おすすめ8選
製品ページがある製品の無償ソフトとサービスを先に、次にOSSを紹介します。各項目で、無料の範囲、商用利用の可否、制限、有料の部分を整理しました。
The Imaging Source 37Uシリーズ(IC4 SDK)
- 無料の範囲:IC Imaging Control 4(IC4)SDK。公式ページに「Free IC4 SDK」とある
- 対応:Windows(x86・ARM)とLinux(x86・ARM)。Python、.NET、C++、Cの各言語
- 商用利用:公式ページには記述がなく、確認できなかった
- 有料の部分:カメラ本体。公式ページに価格表示はない
- 公式URL:https://www.theimagingsource.com/en-us/product/software/icimagingcontrol/
37Uシリーズは、USB 3.1でPCに直接つなげるカメラです。IC4 SDKの対応一覧には、USB3 Visionのカメラとして載っています。PC1台で、検査システムを組み始められる構成です。
同社のOSS「tiscamera」は、Apache License 2.0で公開されています。現在は保守モードで、EOL(終了日)は2029年4月1日です。新規の開発では、IC4が推奨されています。
LUCID Helios2シリーズ・LUCID Triton2シリーズ(Arena SDK)
- 無料の範囲:Arena SDK。公式ページに「free to download」とある。GUIビューアのArenaViewを含む
- 対応:LUCIDのGigE Visionカメラ。Windows、Linux、ARM
- 商用利用:公式ページにライセンスの記述はなく、確認できなかった
- 有料の部分:カメラ本体。公式ストアの価格は米ドル建て
- 公式URL:https://thinklucid.com/arena-software-development-kit/
ArenaViewは、カメラの接続確認や設定、画像の確認に使うビューアです。JupyterLabが組み込まれており、PythonでカメラのAPIを試せます。ダウンロードは、公式のダウンロードハブでの登録またはログインが必要です。
Helios2は3Dカメラ、Triton2は小型のエリアカメラですが、同じSDKで扱えます。
フォトロン INFINICAM(無償デモ撮影・SDK)
- 無料の範囲:高速度カメラの無償デモ撮影と、画像解析ソフトの無償デモ解析。SDK一式はWebからダウンロードできる
- 評価機:FAQに「評価機のご用意はあります」とあり、問い合わせフォームから連絡する
- 商用利用:SDKのライセンスは確認できなかった
- 有料の部分:カメラ本体のみの販売。USBケーブル、制御用PC、レンズは別。スターターキットもある
- 公式URL:https://www.photron.co.jp/service/hsvcam/demo/
デモ撮影は、専用フォームから申し込む形です。その後、フォトロンから電話かメールで連絡が入ります。撮影対象や日時、場所は、そこで確認する形です。撮影の場所は、利用者の拠点かフォトロンです。映像は後日、受け取れます。
C++とPythonのサンプルコードは、GitHubで公開中です。現象が撮れるかを確かめてから、SDKでの解析を検討できます。
アートレイ ARTCAM-99xSWIRシリーズ(デモ機貸出・付属SDK)
- 無料の範囲:デモ機の貸出。製品には、ビューア、2次元計測ソフト(TNIR用)、デバイスドライバー、SDKが付属する
- 貸出条件:2週間(近赤外線カメラは1週間)。発送時の送料はアートレイ、返却時の送料は利用者の負担
- 商用利用:SDKのライセンスは公式ページに記述がなく、確認できなかった
- 有料の部分:カメラ本体。「価格の詳細は当社までお問い合わせください」とある
- 公式URL:https://artray.co.jp/demo-unit/
申し込みは、申込書に記入してFAXまたは電子メールで行います。カラー・白黒用と、近赤外線・紫外線用で申込書が分かれています。貸出そのものの利用料が必要かどうかは、公式ページに記載がなく、確認できませんでした。
SDKは、製品に付属するものと、公式サイトのダウンロードページで配布されるものがあります。ダウンロードページには、無償かどうかの記載はありません。
Teledyne FLIR Blackfly Sシリーズ(Spinnaker SDK)
- 無料の範囲:Spinnaker SDKとビューアのSpinView。費用の記載は公式ページになく、確認できなかった
- 対応:USB3、10GigE、ほとんどのGigEエリアスキャンカメラ。Windows 11、Ubuntu、macOS
- 商用利用:確認できなかった
- 制限:ダウンロードにログインが必要
- 公式URL:https://www.teledynevisionsolutions.com/en-ca/products/spinnaker-sdk/
SpinViewは、カメラの設定やライブ映像の確認ができるGUIです。画像の保存やファームウェアの更新にも使えます。公式ガイドは、SDKの入手から、SpinViewの起動までを案内しています。
Blackfly Sは、型式ごとのオンラインリファレンスで仕様を確認する形です。SDKを使う前に、ログイン用のアカウントを用意します。
Zivid 2+ Rシリーズ(ファイルカメラ)
- 無料の範囲:ファイルカメラ。撮影済みの点群データを仮想のカメラとして再生し、カメラなしでAPIを試せる
- 対応:Zivid StudioでZFCファイルを開く。Python版(zivid-python)はBSD-3-Clause
- 商用利用:SDKは別途のソフトウェアライセンスがあり、条文は読めなかった
- 有料の部分:カメラ本体。日本語公式ページに価格表示はない
- 公式URL:https://support.zivid.com/en/latest/academy/camera/file-camera.html
公式の資料は、ファイルカメラを、撮影済みの点群データを再生する仮想のカメラと説明しています。実物のカメラがなくても、APIを試せます。
ただし、サンプルデータの再生であり、自社のワークを撮るものではありません。zivid-pythonは、同じバージョンのZivid SDKを必要とします。
Aravis(OSS)
- 無料の範囲:GenICamカメラから映像を取り込むライブラリ。簡易のビューアとカメラシミュレータを含む
- ライセンス:LGPL-2.1以降
- 対応:ギガビットイーサネットとUSB3のプロトコル。Linux、macOS、Windowsの導入手順がある
- 商用利用:LGPLの条文に従う。公式ページに商用利用の可否の記述は確認できなかった
- 公式URL:https://github.com/AravisProject/aravis
Aravisは、glib/gobjectを使ったライブラリです。メーカーのSDKを使わずに、LinuxなどでGigE・USB3のカメラを扱えます。
GigEとUSB3のプロトコルのコードには、貢献の制限があります。A3(規格団体)の仕様書をもとにした貢献は受け付けられません。READMEに明記されているため、改変する場合は確認しましょう。
GenICam系Pythonライブラリ(Harvesters・pypylon・VmbPy)
- Harvesters:Apache License 2.0。公式ページに「personal, internal, or commercial use」の記述がある。GenTLプロデューサが必要
- pypylon:Basler公式のPython用バインディング。BSD-3-Clause。対応製品はBasler ace 2シリーズなど
- VmbPy:Allied VisionのVimba X SDKのPython API。BSD-2-Clause。対応製品はAllied Vision Alviumシリーズなど
- 有料の部分:カメラ本体。pylonとVimba Xの無償・商用の扱いは、公式ページで確認できなかった
- 公式URL:https://github.com/basler/pypylon
pypylonは、バイナリのホイールならpylonのインストールは必須ではなく、推奨とされています。ソースからビルドする場合は、pylon SDKが必要です。
VmbPyは、ホイールの種類によって、Vimba Xの導入が必要です。メーカー製のSDKとOSSの境目は、ライブラリごとに違います。pylon Licenseの全文は、公式ページが読めず、確認できませんでした。
無料で使える産業用カメラのメリットとデメリット・注意点
無料の入口は、購入前の判断を助けます。一方で、無料の範囲を超える部分を見落とすと、後で費用が増えます。
メリット
購入前に、映り方とソフトの動作を確かめられます。カメラが届く前から、PCやプログラムを準備できるのも利点です。メーカーの窓口に、レンズやケーブルの構成を相談することもできます。
デメリット
カメラ本体は有料のままです。貸出は期間が短く、アートレイの場合は2週間です。デモ撮影は、メーカーの機種に限られます。SDKは無償でも、商用利用の条文が公式ページで確認できない場合があります。
注意点
SDKとカメラの対応は、購入前に確認しましょう。LUCID Arena SDKは、LUCIDのGigE Visionカメラ向けです。ソニーの偏光カメラSDKは、Windows版が別売になります。推奨PCの条件は、Core i7、メモリ16GB以上、GeForce GTX1070です。
旧ツールのサポートが終わった例もあります。JAIの旧ツールは、2020年4月1日にサポートを終えました。GigE・USB3のカメラ向けには、eBUS SDKが案内されています。JAI Go-Xシリーズを検討する場合は、現行のツールを確認します。
OSSは、導入も保守も自社の担当です。tiscameraのように、保守モードに入り、終了日が決まったものもあります。業務で長く使うなら、更新状況の確認が欠かせません。
カメラの前に確認する項目は産業用カメラの選び方で整理しています。
無料の産業用カメラから有料版に切り替える目安
「有料版」という製品はありません。ここでは、無料の入口を使い終えて、カメラ本体や有料ソフトを購入する時期の目安を示します。
無料の入口で足りるケース | 購入・見積もりを検討するケース |
|---|---|
ビューアでカメラの設定や映り方を確認する | 自社のワークの検査を、ラインで連続して動かす |
サンプルデータで、API の使い方を確かめる | 実機で、撮像条件(照明、レンズ、トリガー)を詰める |
1回のデモ撮影で、現象が撮れるかを見る | 複数台の同期や、耐環境性の確認が必要になる |
OSSで、小さな試作プログラムを作る | 保守窓口や保証が必要になる |
切り替えを考えるサイン
主なサインは、次の4つです。
- デモや貸出で映り方を確認でき、レンズとケーブルの構成が固まった
- 無償のSDKでは足りず、画像処理の有料ソフトが必要になった
- 不具合の相談窓口や、保証期間が必要になった
- OSSの保守を自社で続けるのが難しくなった
有料版の価格帯と見積もり
20製品のうち、公式サイトで円建ての本体価格を確認できた製品はありませんでした。ソニーのXCG-CPシリーズはオープン価格で、Windows版SDKは別売です。見積もりは、費目を分けて依頼すると比較しやすくなります。費目は、カメラ、レンズ、ケーブル、取り込みボード、SDK、保証です。詳しくは産業用カメラの価格・見積もりをご覧ください。
次に読む記事
購入する製品を比べるなら、産業用カメラの比較記事が役立ちます。選び方は産業用カメラの選び方で解説しました。メーカーの特徴は産業用カメラのメーカー15社の特徴、基礎知識は産業用カメラとはで確認できます。
製品の一覧から探す場合は産業用カメラのカテゴリページが便利です。偏光カメラのソニー XCG-CPシリーズや、小型のJAI Go-Xシリーズなども掲載しています。
無料の産業用カメラに関してよくある質問
無料の産業用カメラについて、よく見られる疑問に答えます。SDK、貸出、OSSの扱いが中心です。
産業用カメラ本体を無料で入手できますか?
今回確認した公式ページでは、カメラ本体を無料で入手できる例は見つかりませんでした。無料になるのは、SDKやビューア、デモ撮影、貸出、OSSなどです。貸出は、期間が限られます。
産業用カメラのSDKやビューアは無料で使えますか?
The Imaging SourceのIC4 SDKは、公式ページに「Free」とあります。LUCIDのArena SDKは「free to download」と案内されています。Teledyne FLIRのSpinnaker SDKは、ログインが必要です。費用の記載は確認できませんでした。ソニーのWindows版偏光カメラSDKは別売です。
カメラを買う前に実機を試せますか?
アートレイは、デモ機を2週間貸し出しています。近赤外線カメラは1週間です。フォトロンは、無償のデモ撮影・解析を案内しています。ほかの会社の貸出は、問い合わせで確認します。
OSSで産業用カメラを動かし、業務で使えますか?
Harvestersは、公式ページに商用利用を含む利用が明記されています。AravisはLGPL-2.1以降のライセンスです。使い方がライセンスに合うかは、条文で確認します。
まとめ
産業用カメラの本体は有料です。無料になるのは、SDK、ビューア、デモ撮影、貸出、OSSです。SDKの無償提供は、37UシリーズやHelios2などにあります。実機は、INFINICAMのデモ撮影やARTCAM-99xSWIRの貸出が候補です。
商用利用の可否は、公式ページで確認できないものもあります。購入に進む際は、レンズやケーブル、SDK、保証を分けて見積もりを取りましょう。SDKを使う場合は、対応するカメラとOSも、あわせて確かめておくと安心です。産業用カメラの価格・見積もりと産業用カメラのカテゴリページも参考にしてください。条件は2026年時点の情報です。
産業用カメラのおすすめ製品
Mech-Mind Mech-Eyeシリーズ
Mech-Mind株式会社
外乱光に強い産業用3Dカメラ
Teledyne FLIR A40・A50・A70シリーズ
テレダインフリアージャパン株式会社
小型サーモカメラ
JAI Go-Xシリーズ
株式会社ジェイエイアイコーポレーション
6年保証の付く小型エリアカメラ
Zivid 2+ Rシリーズ
Zivid AS(ジビッド)
ロボット搭載向け3Dカメラ
Allied Vision Alviumシリーズ
Allied Vision Technologies GmbH(アライドビジョン)
200を超える選択肢をそろえる小型カメラ
IMPERX Cheetahシリーズ
Imperx, Inc.
最大65MPとIP67モデルのCMOSカメラ
産業用カメラ比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Mech-Mind Mech-Eyeシリーズ | Mech-Mind株式会社 | 要見積もり | 外乱光に強い産業用3Dカメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne FLIR A40・A50・A70シリーズ | テレダインフリアージャパン株式会社 | 要見積もり | 小型サーモカメラ | 詳細を見る | |
| JAI Go-Xシリーズ | 株式会社ジェイエイアイコーポレーション | 要見積もり | 6年保証の付く小型エリアカメラ | 詳細を見る | |
| Zivid 2+ Rシリーズ | Zivid AS(ジビッド) | 要見積もり | ロボット搭載向け3Dカメラ | 詳細を見る | |
| Allied Vision Alviumシリーズ | Allied Vision Technologies GmbH(アライドビジョン) | 要見積もり | 200を超える選択肢をそろえる小型カメラ | 詳細を見る | |
| IMPERX Cheetahシリーズ | Imperx, Inc. | 要見積もり | 最大65MPとIP67モデルのCMOSカメラ | 詳細を見る | |
| アートレイ ARTCAM-99xSWIRシリーズ | 株式会社アートレイ | 要見積もり | 国産の短波長赤外線カメラ | 詳細を見る | |
| LUCID Triton2シリーズ | LUCID Vision Labs, Inc.(ルーシッド・ビジョン・ラボ) | 要見積もり | 2.5GigEとIP67に対応した44×29mmの小型エリアカメラ | 詳細を見る | |
| オムロンセンテック GigE Visionエリアスキャンカメラ | オムロンセンテック株式会社 | 要見積もり | PoE対応の国産カメラ | 詳細を見る | |
| LUCID Helios2シリーズ | LUCID Vision Labs, Inc.(ルーシッド・ビジョン・ラボ) | 要見積もり | ToFセンサーで距離を測るIP67の3Dカメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne DALSA Lineaシリーズ | テレダイン・ジャパン株式会社 | 要見積もり | 2k〜16kをそろえるラインスキャンカメラ | 詳細を見る | |
| フォトロン INFINICAM | 株式会社フォトロン | 要見積もり | 1,000fpsをUSB1本で送る高速度カメラ | 詳細を見る | |
| ソニー XCG-CPシリーズ | ソニーマーケティング株式会社 | 要見積もり | 4方向の偏光画像をワンショットで撮るカメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne FLIR Blackfly Sシリーズ | テレダインフリアージャパン株式会社 | 要見積もり | 共通の小型筐体のGigE・USB3カメラ | 詳細を見る | |
| オムロンセンテック ラインスキャンカメラ | オムロンセンテック株式会社 | 要見積もり | 2K〜16Kの国産ラインスキャン | 詳細を見る | |
| Basler ace 2シリーズ | バスラー・ジャパン株式会社 | 要見積もり | 6つのインターフェースの29mm角カメラ | 詳細を見る | |
| JAI Sweep+シリーズ | 株式会社ジェイエイアイコーポレーション | 要見積もり | RGB・NIR・SWIRを同軸で撮るラインスキャン | 詳細を見る | |
| ソニー XCG-CGシリーズ | ソニーマーケティング株式会社 | 要見積もり | PoE対応GigE Visionカメラ | 詳細を見る | |
| The Imaging Source 37Uシリーズ | The Imaging Source Europe GmbH(ザ・イメージング・ソース) | 要見積もり | 56型式をそろえるUSB 3.1の小型カメラ | 詳細を見る | |
| シーアイエス VCC USB3.2シリーズ | 株式会社シーアイエス | 要見積もり | フレームグラバー不要の国産カメラ | 詳細を見る |
よくある質問
Q産業用カメラ本体を無料で入手できますか?
今回確認した公式ページでは、カメラ本体を無料で入手できる例は見つかりませんでした。無料になるのは、SDKやビューア、デモ撮影、貸出、OSSなどです。貸出は、期間が限られます。
Q産業用カメラのSDKやビューアは無料で使えますか?
The Imaging SourceのIC4 SDKは、公式ページに「Free」とあります。LUCIDのArena SDKは「free to download」と案内されています。Teledyne FLIRのSpinnaker SDKは、ログインが必要です。費用の記載は確認できませんでした。ソニーのWindows版偏光カメラSDKは別売です。
Qカメラを買う前に実機を試せますか?
アートレイは、デモ機を2週間貸し出しています。近赤外線カメラは1週間です。フォトロンは、無償のデモ撮影・解析を案内しています。ほかの会社の貸出は、問い合わせで確認します。
QOSSで産業用カメラを動かし、業務で使えますか?
Harvestersは、公式ページに商用利用を含む利用が明記されています。AravisはLGPL-2.1以降のライセンスです。使い方がライセンスに合うかは、条文で確認します。
