【2026年】産業用カメラの費用・価格|本体・周辺機器・保証の内訳と見積もりの取り方を解説
産業用カメラの費用を、本体、レンズやケーブルなどの周辺機器、保証・SDKに分けて整理。公式サイトで確認できた2026年時点の情報だけを使い、円建ての価格が公開されていない現状と見積もりの取り方も紹介します。

産業用カメラの費用を調べると、カメラ本体の価格に目が向きます。しかし実際の導入では、レンズやケーブル、取り込みボード、画像処理のソフトウェアまでそろえて、はじめてラインで使える状態になります。
この記事では、公式サイトで確認できた範囲に絞って、費用の構造を整理します。内容は2026年時点の公開情報です。紹介する20製品のうち、公式サイトで円建ての価格を確認できた製品はありませんでした。そのため金額は書かず、保証や別売品など、公式に書かれた費用に関わる事実を中心にまとめます。
本体の価格:20製品のうち、公式サイトに円建ての価格を確認できた製品はありません。ソニーはオープン価格で、ほかの多くは問い合わせや見積依頼が前提です。
周辺機器の費用:レンズ、ケーブル、PoE給電機器、取り込みボードは、別売や別途用意と読める例があります。これらの金額は公式に記載がありません。
保証とソフトの費用:公式に確認できた保証期間は、JAI Go-Xが6年、Basler ace 2とLUCID Helios2が3年です。ソニーの偏光カメラ用SDK(Windows版)は別売です。
見積もりの取り方:撮像する対象と台数、接続方式を決めたうえで、本体・レンズ・ケーブル・ソフトに分けて依頼します。
産業用カメラの総額は、本体の価格よりも、レンズや取り込みボードなど周辺の構成に左右されます。型式ごとに必要な品目を書き出してから、各社に見積もりを依頼しましょう。製品の一覧は産業用カメラのカテゴリページにまとめています。
この記事でわかること
産業用カメラの費用はどこにかかるか
産業用カメラの費用は、導入時にかかるものと、使い続けるうちにかかるものに分かれます。見積書を読むときは、この2つを分けて確認すると整理しやすくなります。
区分 | 費用の項目 | 公式で確認できた例 |
|---|---|---|
初期費用 | カメラ本体 | 公式に円建ての価格の記載なし。ソニーのXCG-CGとXCG-CPはオープン価格 |
初期費用 | レンズ | JAI Go-Xのレンズは別売。アートレイのSWIRカメラも近赤外対応のCマウントレンズが別売オプション |
初期費用 | ケーブル・電源・取り付け部品 | LUCID Helios2は三脚アダプタ、レンズ、ケーブル、PoE給電機器が別売。フォトロンのINFINICAMは本体のみの構成 |
初期費用 | 取り込みボード | Camera LinkやCoaXPressのモデルで必要。DALSA Linea、センテックのラインスキャン、JAI Sweep+が該当する型式を持つ |
初期費用 | ソフト・SDK | ソニーのWindows版偏光カメラSDK(XPL-SDKW)は別売。アートレイのSWIRカメラはSDKが付属 |
導入後 | 保証 | JAI Go-Xは6年。Basler ace 2、LUCID Helios2、Teledyne FLIR Blackfly Sは3年 |
導入後 | 定期的な確認・再検証 | Zivid 2+ Rは年1〜2回のインフィールド検証を推奨。金額の記載なし |
初期費用はカメラ本体に周辺の品目が加わる
初期費用の中心は、カメラ本体、レンズ、ケーブル、画像処理側の装置です。公式サイトでは、これらが別の品目として扱われている例が見られます。
例えばLUCID Helios2の公式ページでは、三脚アダプタとレンズが別売です。ケーブルとPoE給電機器も別売と書かれています。本体に含まれるのは、M8のGPIO用キャップだけです。本体の価格だけでは、撮像を始められない構成だとわかります。
導入後の費用は保証と定期的な確認に分かれる
導入後の費用は、保証の期間と範囲で変わります。公式に確認できた保証期間は、JAI Go-Xが6年です。Basler ace 2とLUCID Helios2は3年です。
延長保証や修理の金額は、公式ページに記載がありません。Zivid 2+ Rは、年1〜2回のインフィールド検証を推奨しています。精度を確認する作業は、運用の手順に組み込みます。
見落としやすいのは取り込みボードと保護の追加
見落としやすいのは、インターフェースによって増える機器です。ラインスキャンのうち、Camera Link接続のモデルは取り込みボードが要ります。
DALSA Lineaの16kや、センテックのラインスキャンの16Kが該当します。JAI Sweep+も、10GigE以外の多くの型式が該当する製品です。またBasler ace 2の標準モデルは、保護等級がIP30です。粉塵や水がかかる場所では、IP67モデルか保護ハウジングを見込みます。
産業用カメラ本体の価格(公式で確認できた範囲)
価格は2026年時点の公開情報で、税の表記は各社のままとしています。構成やオプションで変わるため、金額は型式ごとに確認が要ります。今回は、紹介する20製品すべての公式ページを確認しました。
製品 | 公式サイトの価格表示(2026年時点) | 備考 |
|---|---|---|
オープン価格 | 購入は問い合わせフォームと特約店の窓口。XCG-CPのWindows版SDKは別売 | |
価格の表示なし | お問い合わせの窓口で見積もり。電話とフォームあり | |
価格の表示なし | 見積依頼のフォームあり。JAIまたは代理店が回答 | |
価格の表示なし | CISは仕様書のダウンロードも問い合わせ制 | |
価格の表示なし | 電話とフォームで問い合わせ | |
価格の表示なし | 価格入り資料は公式の資料ダウンロードページから入手 | |
円建ての価格の掲載なし | バスラー・ジャパンまたは販売店に問い合わせ | |
円建ての製品単体価格の掲載なし | 公式オンラインストアの表示は米ドル建て | |
円建ての価格の掲載なし | 型式ごとに問い合わせ。FLIRの英語版ストアには米ドル表示がある | |
価格の表示なし | Zividは正規代理店、IMPERXは公式代理店経由 |
円建ての価格を公式に確認できた製品はない
20製品のうち、公式サイトに円建ての本体価格を確認できた製品は、今回の調査ではありませんでした。公式ページの多くは、仕様と問い合わせ窓口の案内にとどまります。
このため、この記事では本体の金額を書いていません。販売店やまとめサイトの掲載価格は、公式の価格ではないため使いません。金額が必要なときは、各社への見積もりで確かめる形になります。
ソニーはオープン価格で購入は問い合わせから
ソニー XCG-CGとソニー XCG-CPの公式ページは、価格欄を「オープン価格」としています。数値の表示はありません。
公式ページには、購入の問い合わせフォームと特約店の窓口があります。購入価格は、販売窓口との間で決まる仕組みです。
外貨建ての価格は載せない
LUCID Helios2とLUCID Triton2は、LUCIDの公式ストアが米ドル建てです。円建ての価格は掲載がなく、国内は日本拠点への問い合わせとされています。
外貨建ての価格は、為替や輸入時の税が別に必要です。税込・税別の区分も不明なため、この記事には載せていません。
価格が公開されていない製品は見積もりで確認する
価格の記載がない製品は、型式を指定して見積もりを依頼します。型式ごとに解像度やインターフェースが異なるため、シリーズ名だけでは見積もりが出ません。
見積もりでは、本体のほか、レンズやケーブル、ソフトの扱いも確認します。同梱品と別売品の線引きは会社によって違うため、書面で確かめておくと比較しやすくなります。
レンズ・ケーブル・取り込みボードなど周辺機器の費用
周辺機器の金額は、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。ここでは、どの品目が別になるのかを、公式の記載から整理します。
レンズは別に用意する構成が多い
JAI Go-Xの公式ページには、検証済みのCマウントレンズが別売で用意されていると書かれています。アートレイのSWIRカメラも、近赤外に対応したCマウントレンズが別売のオプションです。
INFINICAMは、公式ページで「内容物はカメラ本体のみ」と案内しています。レンズはCマウントで、別に選ぶ形です。選んだレンズの種類で総額が変わるため、見積もりに含めてもらいましょう。
ケーブルと給電の機器を見積もりに入れる
INFINICAMのページには、5Gbpsと給電に対応したUSBケーブルが要ると書かれています。複数台を同期させるときは、同期用の同軸ケーブルが別に要ります。
LUCID Helios2はPoE+の給電が前提です。PoE+対応のインターフェースカードかインジェクタが、別売となります。LUCID Triton2はIP67にするとき、別のオプションが要ります。専用のレンズチューブとM12・M8ケーブルです。
取り込みボードとPCも総額に入る
DALSA Lineaとセンテックのラインスキャンは、16kクラスで接続が変わります。Camera LinkかCoaXPressです。この場合、PC側に取り込みボードが要ります。JAI Sweep+の多くの型式も同様です。アートレイのSWIRカメラのCameraLink型は、取り込みボードとケーブルが別売です。
USB3やGigEには、シーアイエスのVCCのようにフレームグラバー不要の製品もあります。ただしINFINICAMのように、推奨のPC要件が公式に示されている製品もあります。
保証・SDK・デモ機など導入後の費用に関わる事実
導入後の費用は、保証の期間と、ソフトウェアのライセンス、評価用の機材の有無で変わります。金額は公式に記載がないため、書かれている事実だけを並べます。
項目 | 公式で確認できた内容(2026年時点) | 出典の製品 |
|---|---|---|
保証期間 | 6年 | JAI Go-X |
保証期間 | 3年 | Basler ace 2、LUCID Helios2、Teledyne FLIR Blackfly S(GigE型式のページ) |
SDK | Windows版の偏光カメラSDK(XPL-SDKW)は別売。Jetson対応のXCG-CP510CLはJetson版SDKのライセンスを含む | ソニー XCG-CP |
SDK | ビューワー、2次元計測ソフト、デバイスドライバー、SDKが付属 | アートレイ ARTCAM-99xSWIR |
デモ・評価 | 無償のデモ撮影と解析、評価用機材の案内あり | フォトロン INFINICAM |
デモ・評価 | デモ機貸出のページあり | アートレイ ARTCAM-99xSWIR |
保証期間は6年と3年の例が確認できた
JAI Go-Xの公式ページは、6年の保証を製品の特徴としています。Basler ace 2とLUCID Helios2は3年です。FLIR Blackfly Sも、GigE型式のページに3年の保証が書かれています。
保証期間は、購入後の修理費用の見通しに関わります。ただし延長保証や修理費の金額は、公式に記載がありません。保証の起算日や対象範囲は、購入先に確認します。
SDKは別売の製品と付属する製品がある
ソニー XCG-CPのWindows版SDK(XPL-SDKW)は、別売のPCライセンスです。Jetson対応のXCG-CP510CLには、Jetson版SDKのライセンスを含みます。
アートレイのSWIRカメラは、ビューワーとデバイスドライバー、SDKが付属する製品です。FLIR Blackfly SのSpinnaker SDKは、ダウンロードにログインが要ります。費用の記載は確認できませんでした。
評価用の機材を借りられるか確かめる
INFINICAMは、無償のデモ撮影と解析を案内しています。評価用の機材も、問い合わせから依頼する形です。アートレイのSWIRカメラにも、デモ機貸出のページが公式にあります。
貸出の条件は、各社で異なる点に注意が必要です。購入前に自社のワークで試せると、必要なレンズやケーブルの構成を固めやすくなります。
タイプ別の価格帯と費用の考え方
産業用カメラは、撮像の方式によって、追加で必要な品目が異なります。価格帯は公式に円建ての記載がないため、費用が増えやすい点を整理しました。
タイプ | 主な製品例 | 価格帯(2026年時点) | 費用が増えやすい点 |
|---|---|---|---|
エリアスキャン(GigE・USB3) | Basler ace 2、センテックのGigEカメラ、Allied Vision Alvium、JAI Go-X、FLIR Blackfly S、The Imaging Source 37U、シーアイエスのVCC、IMPERX Cheetah | 公式に円建ての金額の記載なし | レンズ、ケーブル、PoE給電、粉塵・水への保護 |
ラインスキャン | 公式に円建ての金額の記載なし | Camera LinkやCoaXPressの取り込みボード | |
3D | 公式に円建ての金額の記載なし | ロボット搭載の確認、PoE+の給電機器、定期的な検証 | |
赤外線・SWIR・偏光 | 公式に円建ての金額の記載なし | 専用レンズ、冷却モデルの電源、SDK、上位版のオプション | |
高速度 | 公式に円建ての金額の記載なし | USBケーブル、PC、レンズ、同期用ケーブル |
エリアスキャンはレンズと給電の構成で変わる
型式の多い製品に、Basler ace 2やAllied Vision Alviumがあります。解像度、インターフェース、マウントの組み合わせが、そのまま見積もりの条件です。
GigEのカメラには、PoEで電源とデータを1本にまとめられる型式があります。ただしBasler ace 2の5GigEモデルはPoEに非対応です。I/Oコネクタからの給電が要ります。
ラインスキャンは取り込みボードが影響する
ラインスキャンは、搬送されるワークを連続して撮るカメラです。センテックのラインスキャンのGigEモデルは、最大8Kまでです。16KはCamera LinkかCoaXPressになります。
DALSA Lineaも、8kのカラーや16kはCamera Linkで、取り込みボードが必要です。JAI Sweep+は、10GigE以外の型式の多くで取り込みボードが必要です。そのため、システム全体の費用がかさみやすい点に注意しましょう。
3Dと特殊波長は設置と運用の費用を見込む
3Dカメラをロボットに載せるときは、可搬重量を確認します。Mech-Mind Mech-EyeのLSR Lは2.9kg、LSR XLは4.5kgです。Zivid 2+ Rは、年1〜2回の検証が推奨されています。
FLIR A50・A70は、上位版(RTSPとONVIF S対応)が別の構成です。Wi-Fiや可視カメラも、オプション構成です。アートレイのSWIRカメラの冷却モデルは冷却ファン付きで、電源アダプターが付属します。
導入費用の構成例(金額は公式にないため項目で整理)
公式に円建ての価格がないため、合計金額の試算はできません。ここでは3つの構成で、見積もりに入れる項目を書き出します。
構成 | 見積もりに入れる項目 | 公式で金額を確認できた項目 |
|---|---|---|
小さく始める(USB3またはGigEを1台) | カメラ本体、レンズ、USBまたはLANケーブル、PC、PoE給電機器(必要な場合) | なし |
複数台でラインに組み込む | カメラ本体を台数分、レンズ、ケーブル、給電機器、同期用の配線、保護ハウジング | なし |
ラインスキャンや3Dを使う | カメラ本体、レンズ、取り込みボード、ケーブル、ソフト・SDK、ロボット搭載の部品 | なし |
小さく始める構成は撮像の条件で品目が増える
1台から始めるなら、USB3のカメラが候補に入ります。The Imaging Source 37UやシーアイエスのVCCが例です。シーアイエスのVCCは、フレームグラバーなしでPCにつなげます。
見積もりに入れるのは、本体、レンズ、ケーブル、PCです。USB接続は、カメラとPCの距離が離れる設置には向きません。配線の長さも確認します。
複数台の構成は配線と保護が加わる
複数台をラインに組み込む構成では、台数分の本体に加えて、給電と配線の費用が増えます。センテックのGigEカメラはPoE対応です。ケーブル1本で給電とデータをまかなえます。
粉塵や水がかかる場所では、保護ハウジングも必要です。台数が増えると、予備機や保守の方針でも費用が変わります。
ラインスキャンや3Dはボードと搭載部品を別に見積もる
ラインスキャンでは、Camera LinkやCoaXPressの型式で取り込みボードが必要です。3Dでは、ロボットに載せる部品が加わります。Zivid 2+ RやMech-Mind Mech-Eyeが例で、検証の運用も必要です。
どちらも、カメラとは別の機器で構成が左右されます。画像処理装置やロボットの提供元と合わせて、システム全体を見積もりましょう。
合計に含まれないものを書き出す
この構成例には、金額が入っていません。次の品目が見積もりの内訳に入っているかを確認します。
設置と設定の作業、照明、画像処理ソフト、PC、予備機は、公式に金額の記載がありません。保守契約と定期的な検証も同様です。構成が決まった段階で、それぞれ見積もりを依頼します。
産業用カメラの見積もりの取り方
産業用カメラは、型式の数が多く、レンズやケーブルの組み合わせも幅広い製品です。条件をそろえて依頼しないと、各社の見積もりを比べられません。
依頼前に決める3つのことは撮像対象・設置環境・接続方式
1つ目は、撮像するワークです。大きさ、見つけたい欠陥、搬送の速度を整理すると、解像度とフレームレートの条件を整理できます。
2つ目は、設置環境です。温度、粉塵や水、カメラとPCの距離を確認します。3つ目は、接続方式とPCです。GigE、USB3、Camera Linkなどで、必要な周辺機器が変わります。
内訳を分けて出してもらう
見積書は、品目ごとに分けて出してもらいます。本体、レンズ、ケーブル、給電機器、取り込みボードが対象です。ソフトと設定作業、保守も分けます。一式でまとめられると、金額の差が出た理由がわかりません。
同梱品の範囲も、あわせて書面で確認します。INFINICAMのように本体のみの製品もあれば、SDKが付属する製品もあります。
評価用の機材と型式の継続性を確かめる
購入前に、自社のワークで評価できるかを確認します。無償のデモ撮影や貸出を案内している会社もあるため、依頼窓口に問い合わせます。
もう1点は、将来の増設です。同じ型式を追加で購入できるかは、公式ページだけではわかりません。台数を増やす予定があれば、見積もりの時点で伝えておきます。
産業用カメラの主要製品と費用面での位置づけ
価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では、品質管理、工程管理、現場での使いやすさ、中小企業との相性の4軸で5段階評価しています。費用の観点では、中小相性の点数が手がかりになります。
製品 | 中堅/中小との相性 | 価格の公開状況(2026年時点) |
|---|---|---|
4点 | 円建ての価格の記載なし。型式ごとに「Request Info」 | |
4点 | 価格の表示なし。お問い合わせ窓口あり | |
4点 | 価格の表示なし。営業部への問い合わせ | |
4点 | 価格の表示なし。見積依頼のフォームあり。保証6年 | |
4点 | 価格の表示なし。「価格の詳細はお問い合わせください」と記載 | |
4点 | 価格の表示なし。日本の販売会社は株式会社アルゴ | |
4点 | 円建ての価格の掲載なし。バスラー・ジャパンまたは販売店に問い合わせ | |
4点 | 価格の表示なし。仕様書のダウンロードも問い合わせ制 | |
3点 | 価格の表示なし。型式ごとに問い合わせ | |
3点 | 価格の表示なし。上位版やWi-Fi・可視カメラはオプション構成 | |
3点 | 円建ての製品単体価格の掲載なし。公式ストアは米ドル建て | |
3点 | 円建ての製品単体価格の掲載なし。公式ストアは米ドル建て | |
3点 | オープン価格。Windows版SDKは別売 | |
3点 | オープン価格。購入相談と特約店の窓口あり | |
3点 | 価格の表示なし。お問い合わせ窓口あり | |
3点 | 価格の表示なし。国内の正規代理店はマイクロテクニカ | |
3点 | 価格の表示なし。電話とフォームで問い合わせ | |
3点 | 価格の表示なし。価格入り資料は資料ダウンロードから。本体のみの販売 | |
2点 | 価格の表示なし。見積依頼のフォームあり | |
2点 | 価格の表示なし。代理店はアルゴとDHT |
価格を公開している製品は見つからなかった
今回確認した20製品の公式サイトには、円建ての価格を載せた製品がありませんでした。小さく始めるための手がかりは、価格ではなく、同梱品や保証の記載になります。
例えば、JAI Go-Xの保証は6年で、レンズは別売です。フォトロンのINFINICAMは本体のみで、スターターキットも用意されています。こうした記載を比べると、見積もりの前提をそろえやすくなります。
見積もりを前提に構成を固める
相性の点数が低い製品は、製品が劣るわけではありません。公式に価格がなく、構成を見積もりで固める必要がある、という意味です。
JAI Sweep+は、取り込みボードが要る型式が多く、システム全体の構成を詰める必要があります。IMPERX Cheetahは日本法人がなく、公式の代理店を通して見積もりを依頼します。
評価と総額の関係は一致しない
評価が高い製品の総額が低いとは限りません。品質管理の点数が高いラインスキャンカメラでも、取り込みボードやレンズで総額が増えることがあります。
評価の詳しい内容は、産業用カメラのカテゴリページで確認できます。点数は撮像の性能や使いやすさを示すもので、価格の高低を示すものではありません。
産業用カメラのおすすめ製品
Mech-Mind Mech-Eyeシリーズ
Mech-Mind株式会社
外乱光に強い産業用3Dカメラ
Teledyne FLIR A40・A50・A70シリーズ
テレダインフリアージャパン株式会社
小型サーモカメラ
Zivid 2+ Rシリーズ
Zivid AS(ジビッド)
ロボット搭載向け3Dカメラ
Allied Vision Alviumシリーズ
Allied Vision Technologies GmbH(アライドビジョン)
200種類以上の型式をそろえる小型カメラ
JAI Go-Xシリーズ
株式会社ジェイエイアイコーポレーション
6年保証の付く小型エリアカメラ
アートレイ ARTCAM-99xSWIRシリーズ
株式会社アートレイ
国産の短波長赤外線カメラ
産業用カメラ比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Mech-Mind Mech-Eyeシリーズ | Mech-Mind株式会社 | 要見積もり | 外乱光に強い産業用3Dカメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne FLIR A40・A50・A70シリーズ | テレダインフリアージャパン株式会社 | 要見積もり | 小型サーモカメラ | 詳細を見る | |
| Zivid 2+ Rシリーズ | Zivid AS(ジビッド) | 要見積もり | ロボット搭載向け3Dカメラ | 詳細を見る | |
| Allied Vision Alviumシリーズ | Allied Vision Technologies GmbH(アライドビジョン) | 要見積もり | 200種類以上の型式をそろえる小型カメラ | 詳細を見る | |
| JAI Go-Xシリーズ | 株式会社ジェイエイアイコーポレーション | 要見積もり | 6年保証の付く小型エリアカメラ | 詳細を見る | |
| アートレイ ARTCAM-99xSWIRシリーズ | 株式会社アートレイ | 要見積もり | 国産の短波長赤外線カメラ | 詳細を見る | |
| IMPERX Cheetahシリーズ | Imperx, Inc. | 要見積もり | 最大65MPとIP67モデルのCMOSカメラ | 詳細を見る | |
| LUCID Triton2シリーズ | LUCID Vision Labs, Inc.(ルーシッド・ビジョン・ラボ) | 要見積もり | 2.5GigEとIP67に対応した44×29mmの小型エリアカメラ | 詳細を見る | |
| LUCID Helios2シリーズ | LUCID Vision Labs, Inc.(ルーシッド・ビジョン・ラボ) | 要見積もり | ToFセンサーで距離を測るIP67の3Dカメラ | 詳細を見る | |
| オムロンセンテック GigE Visionエリアスキャンカメラ | オムロンセンテック株式会社 | 要見積もり | PoE対応の国産カメラ | 詳細を見る | |
| フォトロン INFINICAM | 株式会社フォトロン | 要見積もり | 1,000fpsをUSB1本で送る高速度カメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne DALSA Lineaシリーズ | テレダイン・ジャパン株式会社 | 要見積もり | 2k〜16kをそろえるラインスキャンカメラ | 詳細を見る | |
| Teledyne FLIR Blackfly Sシリーズ | テレダインフリアージャパン株式会社 | 要見積もり | 共通の小型筐体のGigE・USB3カメラ | 詳細を見る | |
| ソニー XCG-CPシリーズ | ソニーマーケティング株式会社 | 要見積もり | 4方向の偏光画像をワンショットで撮るカメラ | 詳細を見る | |
| オムロンセンテック ラインスキャンカメラ | オムロンセンテック株式会社 | 要見積もり | 2K〜16Kの国産ラインスキャン | 詳細を見る | |
| Basler ace 2シリーズ | バスラー・ジャパン株式会社 | 要見積もり | 6つのインターフェースの29mm角カメラ | 詳細を見る | |
| JAI Sweep+シリーズ | 株式会社ジェイエイアイコーポレーション | 要見積もり | RGB・NIR・SWIRを同軸で撮るラインスキャン | 詳細を見る | |
| The Imaging Source 37Uシリーズ | The Imaging Source Europe GmbH(ザ・イメージング・ソース) | 要見積もり | 56型式をそろえるUSB 3.1の小型カメラ | 詳細を見る | |
| ソニー XCG-CGシリーズ | ソニーマーケティング株式会社 | 要見積もり | PoE対応GigE Visionカメラ | 詳細を見る | |
| シーアイエス VCC USB3.2シリーズ | 株式会社シーアイエス | 要見積もり | フレームグラバー不要の国産カメラ | 詳細を見る |
よくある質問
Q産業用カメラ本体の価格はいくらですか?
紹介する20製品の公式サイトで、円建ての本体価格を確認できた製品はありませんでした(2026年時点)。ソニーはオープン価格で、ほかの多くは問い合わせや見積依頼が前提です。外貨建ての価格は、為替や税の扱いが異なるため載せていません。
Q本体以外にどんな費用がかかりますか?
レンズ、ケーブル、PoE給電機器、取り込みボード、SDKが別になる例があります。JAI Go-Xのレンズは別売で、INFINICAMは本体のみの構成です。金額は公式に記載がないため、見積もりで品目ごとに確認します。
Q保証期間はどのくらいですか?
公式に確認できた範囲では、JAI Go-Xが6年、Basler ace 2とLUCID Helios2が3年です。Teledyne FLIR Blackfly SもGigE型式のページに3年の保証が書かれています。延長保証や修理費の金額は記載がないため、購入先に確認してください。
Q価格が公開されていない製品はどう比較すればよいですか?
撮像するワーク、台数、設置環境、接続方式を同じ条件にして、各社に見積もりを依頼します。本体、レンズ、ケーブル、取り込みボード、ソフトに分けて出してもらうと、金額の差の理由を比べられます。評価用の機材を借りられるかも確認しましょう。
