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費用・価格#PLC(シーケンサー)#費用#価格

【2026年】PLCの費用・価格|本体・周辺ユニット・ソフトの内訳と構成別の試算例を解説

PLC(シーケンサー)の費用を、CPU本体の価格、電源やI/Oなどの周辺ユニット、プログラミングソフト、保守・更新に分けて整理。公式サイトで確認できた2026年時点の価格だけを使い、構成別の試算例と見積もりの取り方も紹介します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】PLCの費用・価格|本体・周辺ユニット・ソフトの内訳と構成別の試算例を解説

PLCの費用を調べると、CPUユニットの価格に目が向きます。しかし実際の構成では、電源やベース、入出力ユニットが別に要る製品があります。プログラミングソフトも、メーカーによっては別に購入します。

この記事では、公式サイトで価格を確認できた範囲に絞り、本体と周辺ユニット、ソフト、保守の費用を整理します。価格は2026年時点の公開情報で、税の表記は各社のままです。公開されていない金額は書いていません。

本体の価格:公式に価格を確認できたのは、紹介する20製品のうち5製品です。最も低い例は、三菱電機 MELSEC iQ-FのFX5S-30MR/ESで49,500円(税の表記なし)です。

周辺ユニットとソフトの費用:MELSEC iQ-RやFP7は、電源やI/Oユニットが別売です。キーエンスのKV STUDIO Ver.12は182,000円(税抜)で、CPUとは別に購入します。

保守・更新の費用:保証期間の金額や年数は、今回確認した公式ページでは拾えませんでした。横河電機のFA-M3Vは推奨交換周期が10年とされ、更新の費用も見込みます。

見積もりの取り方:入出力点数と使うネットワーク、台数を決め、CPU・ユニット・ソフト・設計作業・保守を分けて依頼します。

PLCの総額は、CPUの価格よりも、周辺ユニットとソフトを含めた構成に左右されます。製品を比べる前に、必要な構成を整理しておきましょう。PLC(シーケンサー)の製品ページと合わせてご確認ください。


この記事でわかること

01

PLCの費用はどこにかかるか

PLCの費用は、導入時にかかる分と、使い続ける中でかかる分に分かれます。見積書を読むときは、この2つを分けて確認すると整理しやすくなります。

区分

費用の項目

公式で確認できた例

初期費用

CPUユニット

三菱電機、キーエンス、パナソニック、IDECが価格を公開

初期費用

電源・ベース・入出力ユニット

iQ-RとFP7は電源・I/Oが別売。iQ-Fは入出力を内蔵した型式がある

初期費用

プログラミングソフト

キーエンスのKV STUDIO Ver.12は182,000円(税抜)。PLCnext Engineerの基本版は無償

初期費用

設計・配線・立ち上げの作業

公式に金額の記載なし

導入後

保守・予備品

公式に金額の記載なし。FA-M3Vの推奨交換周期は10年

導入後

更新(リプレース)

FP7は一部の品番が2023年3月31日で受注終了

初期費用はCPUと周辺ユニット、ソフトの合計になる

初期費用の中心はCPUユニットですが、それだけでは動きません。モジュール型は、電源やベース、入出力ユニットを組み合わせて一つの制御装置になります。

プログラミングソフトも、構成に含めて考えましょう。三菱電機のiQ-RとiQ-Fは、GX Works3を共通で使う点が特徴です。

導入後の費用は保守と更新が中心になる

導入後に続くのは、予備品の確保や保守対応の費用、そして機種の更新です。PLCは長く使う機器のため、数年後の更新も予算に入れておくとよいでしょう。

横河電機のFA-M3Vは、推奨交換周期が10年とされています。パナソニックのFP7には、2023年3月31日で受注を終えた品番もあります。

見落としやすいのは拡張の上限と作業の費用になる

入出力を内蔵した一体型には、点数の上限があります。三菱電機のiQ-Fは、リモートI/Oを使っても最大512点です。オムロンのNX1Pは、NX I/Oユニットが最大8台までです。

上限を超えると上位機への入れ替えが要り、費用が二重にかかります。設計や配線、立ち上げの作業費は、公式に金額が出ていません。見積もりで範囲を確かめましょう。

02

PLC本体の価格(公式で確認できた範囲)

公式サイトや公式オンラインストアに価格を載せている製品を、表にまとめました。金額は各社が示す税の表記のままです。2026年時点の情報で、構成やオプションで変わります。

製品・型番

種類

価格

別売・備考

三菱電機 MELSEC iQ-F FX5S-30MR/ES

一体型CPU

49,500円(税の表記なし)

―

三菱電機 MELSEC iQ-F FX5UJ-24MR/ES

一体型CPU

59,500円(税の表記なし)

―

三菱電機 MELSEC iQ-F FX5U-32MR/ES

一体型CPU

88,000円(税の表記なし)

―

IDEC FC6A形 FC6A-C16R1AE

16点All-in-One

67,500円

注文合計欄は税別表示

IDEC FC6A形 FC6A-D16K1CEE

Plusタイプ

96,600円

注文合計欄は税別表示

IDEC FC6A形 FC6A-C40R1AE

CPUモジュール

125,800円

注文合計欄は税別表示

パナソニック FP7 AFP7CPS2R

低価格型CPU

58,500円(税別)

電源・I/Oは別売。増設ユニット・内蔵LAN・SDカードは非対応

パナソニック FP7 AFP7CPS3R

低価格型CPU

99,500円(税別)

電源・I/Oは別売

パナソニック FP7 AFP7CPS4RE

CPU

152,100円(税別)

電源・I/Oは別売

三菱電機 MELSEC iQ-R R00CPU

モジュール型CPU

55,000円(税の表記なし)

電源・ベース・I/Oは別売。SDメモリカード非対応

三菱電機 MELSEC iQ-R R32CPU

モジュール型CPU

530,000円(税の表記なし)

電源・ベース・I/Oは別売

キーエンス KV-X KV-X500

標準モデルCPU

350,000円(税抜)

内蔵モーション・EtherCATは非対応

キーエンス KV-X KV-X520

CPU

548,000円(税抜)

―

キーエンス KV-X KV-X530

CPU

834,000円(税抜)

―

キーエンス KV-X KV-X550

CPU

1,298,000円(税抜)

―

小型の一体型は5万円前後から10万円台になる

三菱電機のMELSEC iQ-Fでは、FX5S-30MR/ESが49,500円です。FX5UJ-24MR/ESは59,500円、FX5U-32MR/ESは88,000円となっています。公式ページに税の表記はありません。

IDECのFC6A形では、16点のAll-in-Oneが67,500円です。PlusタイプのFC6A-D16K1CEEは96,600円です。FC6A-C40R1AEは125,800円で、注文合計欄は税別表示となっています。

モジュール型のCPUは5万円台から100万円超まで開く

パナソニックのFP7では、低価格型のAFP7CPS2Rが税別58,500円です。AFP7CPS4REは税別152,100円となっています。三菱電機のiQ-Rでは、R00CPUが55,000円、R32CPUが530,000円です。

キーエンスのKV-Xでは、KV-X500が税抜350,000円です。KV-X550は税抜1,298,000円となり、同じモジュール型でも機種で価格が大きく変わります。

価格が公開されていない製品は見積もりで確認する

紹介する20製品のうち、製品ページに価格を載せているのは5製品です。オムロンは、標準価格(税抜)を公式サイトの在庫・価格照会で型式ごとに確認します。利用条件への同意が必要です。

SiemensのS7-1500は、日本語の公式製品ページに価格表示がありません。製品カタログとTIA Selection Toolで構成を選びます。ほかの製品も、販売店や窓口への見積もり依頼が前提です。

03

周辺ユニットとプログラミングソフトの費用

モジュール型のPLCは、CPUのほかに電源、ベース、入出力ユニットが要ります。プログラミングソフトの扱いも、メーカーによって異なります。公式に金額を確認できた範囲だけを取り上げましょう。

電源とI/Oユニットが別売の製品がある

MELSEC iQ-RとFP7は、CPUの価格に電源やI/Oユニットが含まれません。公式の価格表にも、電源・ベース・I/Oは別売と記載されています。

これらのユニットの個別の金額は、本記事では取り上げていません。構成表を見積もりで受け取り、CPUとユニットの合計で予算を組む必要があります。

プログラミングソフトは有償と無償がある

キーエンスのKV STUDIO Ver.12は、182,000円(税抜)の有償ソフトです。CPUのKV-X500を350,000円(税抜)で購入しても、ソフトは別に購入することになります。

フエニックス・コンタクトのPLCnext Controlは、開発ツールの基本版が無償です。一方、コントローラ本体の価格は、公式ページで確認できていません。

ソフトを含めた総額で比べる

オムロンのNX1PとNX502は、同じSysmac Studioで開発できます。三菱電機のiQ-RとiQ-Fも、共通のGX Works3を使います。

ただし、これらのソフトの価格は公式ページで確認できませんでした。CPUの価格が低くても、ソフトの費用を含めると総額が変わるため、見積もりでソフトの項目を確かめます。

04

保守・長期供給・更新にかかる費用

PLCは長期間使う設備のため、導入後の費用も予算に含めておく必要があります。保証期間や保守契約の金額は、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。ここでは、公式に確認できた事実だけを挙げます。

電池の要否は機種で異なる

日立産機システムのHXシリーズは、ユーザプログラムの保持にバッテリが要りません。電池の交換にかかる費用や手間を抑えやすい構成です。

他メーカーの機種については、電池の要否と交換費用を公式ページで確認できませんでした。見積もりの段階で、メモリのバックアップ方法を確かめておきます。

推奨交換周期と受注終了を確認する

横河電機のFA-M3Vは、推奨交換周期が10年とされ、これは設計上の耐用年数です。長期運用では、計画的な更新の費用を見込む必要があります。

パナソニックのFP7は、一部の品番が2023年3月31日で受注を終えています。選定の際は、現行品番かどうかの確認が欠かせません。

更新作業の手間も費用に影響する

三菱電機のiQ-Fでは、FX5U・FX5UC・FX5UJのファームウェア更新にSDカードが必要です。GX Works3から更新できるのは、FX5Sのみです。

更新作業の負担は、現場の保守体制によって変わります。公式に作業費の金額は出ていません。保守を外部に依頼する場合は、更新作業が契約に含まれるかを確認しましょう。

05

タイプ別の価格帯と費用の考え方

PLCは、製品のタイプによって費用の増え方が異なります。公式に価格を確認できた範囲を、タイプごとに並べました。価格帯は2026年時点で、税の表記は各社のままです。

タイプ

主な製品例

価格帯(2026年時点)

費用が増えやすい点

小型の一体型

MELSEC iQ-F、FC6A形、NX1P

iQ-F:49,500〜88,000円(税の表記なし)/FC6A形:67,500〜125,800円(注文合計欄は税別表示)/NX1P:公式に価格なし

入出力点数や拡張台数の上限を超えると、上位機への入れ替えが要る

モジュール型(価格を公開)

FP7、MELSEC iQ-R、KV-X

FP7:税別58,500〜152,100円/iQ-R:55,000〜530,000円(税の表記なし)/KV-X:税抜350,000〜1,298,000円

電源・ベース・I/Oが別売。KV-Xはソフトが別に182,000円(税抜)

上位・大規模向け

NX502、S7-1500、ControlLogix 5590、東芝 nvシリーズ、MICREX-SX

公式に価格の掲載なし(見積もり)

二重化、安全制御、高速ネットワークなどを加えるほど構成が増える

オープン系(CODESYS・Linux)

PLCnext Control、WAGO PFC300、HXシリーズ

コントローラは公式に価格の掲載なし。PLCnext Engineer基本版は無償

Linuxや高級言語を使うため、IT系の知識を持つ人材の教育が要る

小型の一体型は点数の上限が費用を左右する

一体型は入出力をCPUに内蔵しており、単体の装置なら追加ユニットなしで構成できます。初期費用を抑えやすい一方、点数の上限があります。

iQ-Fは最大512点、FC6A形のFC6A-C16R1AEは最大404点です。上限を超える設備では、上位機への入れ替えが必要になります。

モジュール型は構成部品の合計で決まる

モジュール型では、CPUの価格だけで総額を判断できません。FP7とiQ-Rは電源・I/Oが別売であり、KV-Xはソフトも別途必要です。

CPUの価格差は大きく、iQ-Rは55,000円から530,000円まで開きます。KV-Xも、税抜350,000円から1,298,000円の幅があります。必要な性能に見合うCPUを選ぶのが、費用の調整に役立つでしょう。

上位機とオープン系は見積もりを前提にする

大規模ライン向けの上位機は、二重化や安全制御、高速ネットワークを加えるほど構成が増えます。公式に価格の掲載はなく、構成ごとの見積もりが前提です。

CODESYSやLinuxを使うオープン系は、IT系の知識が要ります。PLCnext Controlは、ラダー中心の現場だと教育の負担が生じる点に注意が要ります。

06

導入費用の試算例

公式の価格が確認できた製品だけで、構成ごとの金額を計算します。税の表記は各社のままで、異なる表記は合算していません。実際の購入では、台数や条件で変わります。

構成

内訳

合計

小型装置1台

三菱電機 MELSEC iQ-F FX5S-30MR/ES 49,500円

49,500円(税の表記なし)

小型装置3台

IDEC FC6A形 FC6A-C16R1AE 67,500円×3台

202,500円(注文合計欄は税別表示)

中規模の装置2台

パナソニック FP7 AFP7CPS3R 99,500円×2台

199,000円(税別)

標準CPU1台とソフト

キーエンス KV-X KV-X500 350,000円+KV STUDIO Ver.12 182,000円

532,000円(税抜)

上位CPU1台とソフト

キーエンス KV-X KV-X550 1,298,000円+KV STUDIO Ver.12 182,000円

1,480,000円(税抜)

小さく始める構成は5万円前後から組める

単体の小型装置なら、FX5S-30MR/ESが49,500円です。IDECのFC6A-C16R1AEを3台そろえると、202,500円になります。

いずれもCPU単体の金額で、プログラミングソフトや配線の費用は含みません。まず1台で試し、台数を増やす進め方なら、初期の投資を抑えられます。

複数台の構成は台数を掛けて出す

FP7のAFP7CPS3Rを2台使うと、税別199,000円です。電源とI/Oユニットは別売のため、この金額に含まれていません。

実際の総額は、ユニットの追加で上がります。CPUを選ぶ時点で、入出力の点数から必要なユニットの数を見積もっておきましょう。

ソフトを含む構成はCPUとの合計で見る

KV-X500とKV STUDIO Ver.12を合わせると、税抜532,000円です。KV-X550の場合は、税抜1,480,000円となります。

両方とも税抜の表記なので、単純に合計しています。ほかのメーカーのソフトは価格を確認できておらず、同じ条件では比べられません。

計算に入っていないものを書き出す

試算に含まれないのは、電源やベース、I/Oユニット、通信ユニット、保守契約、予備品などです。設計と配線、立ち上げの作業も入っていません。見積書では、項目ごとに含まれているかを確認しましょう。

社内の稟議では、導入時の合計と、導入後にかかる費用を分けて示すと説明しやすくなります。導入後の費用には、保守と将来の更新を入れておきましょう。

07

PLCの見積もりの取り方

PLCは構成が価格を左右するため、条件をそろえて依頼することが重要です。条件がばらばらだと、複数社の金額を並べて比べられません。

依頼前に決める3つのこと

入出力の点数、使うネットワーク、台数の3つを先に決めましょう。入出力は、デジタルとアナログ、位置決めの軸数を分けて伝えます。

ネットワークは、接続する機器に合わせて伝えます。この3つが決まっていないと、各社が異なる前提で構成を組むため、金額を比較できません。

内訳を分けて出してもらう

見積書は、CPUとユニット、ソフト、設計・立ち上げ、保守に分けて出してもらいます。ユニットは、電源、ベース、入出力、通信の単位まで分けると確実です。一式でまとめられると、増えた理由が分かりません。

分けてもらえば、ソフトの要否や保守の範囲を調整できます。ソフトは、台数やユーザー数に応じたライセンスの数え方もあわせて確認しておきます。

拡張の上限と現行品番を確認する

将来の増設を見込む場合は、拡張できる入出力の上限を確かめます。iQ-Fは最大512点、NX1PはNX I/Oユニット最大8台と、製品ごとに上限が異なります。

あわせて、選んだ品番が現行品かどうかも確認しましょう。FP7のように受注を終えた品番もあります。後継品番と保守部品の供給期間は、見積もりの段階で聞いておくと安心です。

08

PLCの主要製品と費用面での位置づけ

価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では各製品を、中堅・中小製造業との相性など4つの軸で5段階評価しています。費用の観点では、中小相性の評価が手がかりになります。

製品

中堅/中小との相性

価格の公開状況

三菱電機 MELSEC iQ-Fシリーズ

5

標準価格を公開(税の表記なし)

IDEC FC6A形 MICROSmart

5

公式オンラインストアで公開(注文合計欄は税別表示)

パナソニック FP7シリーズ

4

標準価格を公開(税別)

三菱電機 MELSEC iQ-Rシリーズ

3

標準価格を公開(税の表記なし)

キーエンス KV-Xシリーズ

3

価格を公開(税抜)。KV STUDIOは別途有償

オムロン NX1Pシリーズ

4

製品ページに記載なし(在庫・価格照会で型式ごとに確認)

Siemens SIMATIC S7-1200 G2

3

日本語の公式製品ページに記載なし

富士電機 MICREX-SXシリーズ

3

公式に記載なし

日立産機システム HXシリーズ

3

公式に記載なし

横河電機 FA-M3Vシリーズ

3

公式に記載なし(見積相談の窓口あり)

シュナイダーエレクトリック Modicon M262

3

公式製品ページ・プレスリリースに記載なし

フエニックス・コンタクト PLCnext Control

3

販売店へ問い合わせ(開発ツールの基本版は無償)

WAGO PFC300

3

日本語の公式製品ページに記載なし

デルタ電子 ASシリーズ

3

日本語の公式製品ページに記載なし

オムロン NX502シリーズ

2

製品ページに記載なし(在庫・価格照会で型式ごとに確認)

Siemens SIMATIC S7-1500

2

日本語の公式製品ページに記載なし

東芝 ユニファイドコントローラ nvシリーズ

2

公式に記載なし

ジェイテクト TOYOPUC-Nano 10GX

2

公式に記載なし(お見積り依頼の窓口あり)

B&R X20システム

2

公式に記載なし(日本の窓口はメールで見積依頼)

Allen-Bradley ControlLogix 5590

1

公式に記載なし(販売代理店へ問い合わせ)

小さく始めるなら価格を公開している製品から探す

中小相性が5のMELSEC iQ-FとFC6A形は、CPUの標準価格を公式に公開済みの製品です。FP7も、税別の標準価格を製品ページに掲載している点は共通です。

価格が見えるため、問い合わせの前に概算を組み立てやすくなります。ただし、入出力点数の上限や、電源・I/Oの別売の有無は製品ごとに違います。総額は、それらを確認してから見積もるのが確実です。

見積もりを前提にする製品は構成で費用が決まる

相性の評価が低い製品は、製品が劣るわけではありません。公式に価格がなく、構成を見積もりで固める点が理由です。上位機は、冗長化や安全機能、ネットワークの構成によって金額が変わります。

ControlLogix 5590は、販売代理店経由で見積もりを取ります。NX502は、型式ごとの価格照会が必要です。予算の確認には、早めに窓口へ連絡しておきましょう。

評価と総額の関係

評価が高い製品が、総額も安いとは限りません。KV-Xの中小相性は3です。CPUは税抜350,000円から、ソフトは別に182,000円(税抜)となります。

評価は価格だけでなく、保守のしやすさなども含む編集部の判断です。各製品の詳しい評価は、PLC(シーケンサー)の製品ページでご確認ください。

09

まとめ|PLCの費用の見極め方

公式に価格を確認できた範囲では、小型の一体型は49,500円からです。モジュール型のCPUは、税別58,500円からとなります。20製品のうち、価格を公開しているのは5つです。

総額は、電源やI/Oユニット、プログラミングソフト、保守と更新で変わります。入出力点数とネットワーク、台数を決め、導入時の合計と導入後の費用を分けて比べましょう。

製品の仕様や候補を確認するときは、PLC(シーケンサー)のカテゴリページをご覧ください。比較の観点はPLCの比較記事、選定の軸はPLCの選び方の記事で整理しています。

PLC(シーケンサー)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
IDEC FC6A形 MICROSmart ロゴ
IDEC FC6A形 MICROSmartIDEC株式会社オンプレミスPush-in端子の小型PLC詳細を見る
キーエンス KV-Xシリーズ ロゴ
キーエンス KV-Xシリーズ株式会社キーエンスオンプレミスEtherCAT・モーション内蔵の新世代PLC詳細を見る
パナソニック FP7シリーズ ロゴ
パナソニック FP7シリーズパナソニック インダストリー株式会社オンプレミス通信とロギングを強化したモジュール型PLC詳細を見る
三菱電機 MELSEC iQ-Fシリーズ ロゴ
三菱電機 MELSEC iQ-Fシリーズ三菱電機株式会社オンプレミスEthernet・位置決め内蔵の小型PLC詳細を見る
富士電機 MICREX-SXシリーズ ロゴ
富士電機 MICREX-SXシリーズ富士電機株式会社要見積もり最大8CPU・二重化まで組める国産PLC詳細を見る
三菱電機 MELSEC iQ-Rシリーズ ロゴ
三菱電機 MELSEC iQ-Rシリーズ三菱電機株式会社オンプレミスプロセス・安全CPUもそろうPLC詳細を見る
オムロン NX502シリーズ ロゴ
オムロン NX502シリーズオムロン株式会社要見積もり制御・安全・データ収集を1台に統合する上位CPU詳細を見る
Siemens SIMATIC S7-1500 ロゴ
Siemens SIMATIC S7-1500シーメンス株式会社要見積もりTIA Portalで設計から診断まで扱うコントローラ詳細を見る
Siemens SIMATIC S7-1200 G2 ロゴ
Siemens SIMATIC S7-1200 G2シーメンス株式会社要見積もり性能と安全機能を高めたベーシックコントローラ詳細を見る
オムロン NX1Pシリーズ ロゴ
オムロン NX1Pシリーズオムロン株式会社要見積もりI/Oとモーション制御内蔵の一体型CPU詳細を見る
横河電機 FA-M3Vシリーズ ロゴ
横河電機 FA-M3Vシリーズ横河電機株式会社要見積もりラダー100Kステップを1msで処理する高速PLC詳細を見る
ジェイテクト TOYOPUC-Nano 10GX ロゴ
ジェイテクト TOYOPUC-Nano 10GX株式会社ジェイテクト要見積もりEtherCAT・OPC UA対応のTOYOPUC詳細を見る
フエニックス・コンタクト PLCnext Control ロゴ
フエニックス・コンタクト PLCnext Controlフエニックス・コンタクト株式会社要見積もり高級言語も動くIEC 62443認証PLC詳細を見る
シュナイダーエレクトリック Modicon M262 ロゴ
シュナイダーエレクトリック Modicon M262シュナイダーエレクトリック株式会社要見積もりクラウド直結のIIoTコントローラ詳細を見る
日立産機システム HXシリーズ ロゴ
日立産機システム HXシリーズ株式会社日立産機システム要見積もりIEC 5言語とC言語を動かすモジュールPLC詳細を見る
WAGO PFC300 ロゴ
WAGO PFC300ワゴジャパン株式会社要見積もり64ビットCPUと2GB RAM、Linux・Dockerで動くCODESYS V3のPLC詳細を見る
Allen-Bradley ControlLogix 5590 ロゴ
Allen-Bradley ControlLogix 5590ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社要見積もりSIL 2の安全機能を全機種に持つ新製品詳細を見る
東芝 ユニファイドコントローラ nvシリーズ ロゴ
東芝 ユニファイドコントローラ nvシリーズ株式会社東芝要見積もり計装と電気制御を統合詳細を見る
B&R X20システム ロゴ
B&R X20システムB&R Industrial Automation GmbH要見積もりスライス型I/OとCPUを一体で構成するPLC詳細を見る
デルタ電子 ASシリーズ ロゴ
デルタ電子 ASシリーズデルタ電子株式会社要見積もり40kステップ/msのコンパクト・モジュラー型PLC詳細を見る

よくある質問

QPLC本体の価格はいくらくらいですか?
A

公式に価格を確認できた範囲では、三菱電機のFX5S-30MR/ESが49,500円、IDECのFC6A-C16R1AEが67,500円、パナソニックのAFP7CPS2Rが税別58,500円、キーエンスのKV-X500が税抜350,000円です(2026年時点)。税の表記は各社で異なります。

Q本体以外にどんな費用がかかりますか?
A

モジュール型は、電源やベース、入出力ユニットが別に要ります。三菱電機のiQ-RやパナソニックのFP7は、これらが別売です。プログラミングソフトや設計・配線・立ち上げの作業、導入後の保守と更新も加わるため、見積もりでは項目を分けて出してもらいましょう。

Qプログラミングソフトの費用はどのくらいですか?
A

キーエンスのKV STUDIO Ver.12は182,000円(税抜)の有償ソフトで、CPUとは別に購入します。フエニックス・コンタクトのPLCnext Engineerは、基本版が無償です。ほかのメーカーのソフトは、公式ページで価格を確認できていないため、見積もりで確かめます。

Q価格が公開されていない製品はどう比較すればよいですか?
A

入出力の点数、使うネットワーク、台数を同じ条件にして、各社に見積もりを依頼します。CPU、ユニット、ソフト、設計作業、保守に内訳を分けてもらうと、金額の差の理由を比べられます。拡張の上限や現行品番かどうかも、あわせて確認しましょう。

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