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比較#モーションコントローラ#無料#体験版

【2026年】モーションコントローラを無料で試す方法8選|体験版・仮想環境・評価機貸出とハードは別費用の注意点

モーションコントローラを無料で試す方法を8つ整理。三菱電機のSWM-G-W、ctrlX WORKS、TwinCAT 3、WMX、評価機の貸出、LinuxCNCについて、無料の範囲と制限、本体は別費用という注意点を解説します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】モーションコントローラを無料で試す方法8選|体験版・仮想環境・評価機貸出とハードは別費用の注意点

モーションコントローラは、サーボモーターなどを使って複数の軸の位置や速度を同期させる装置です。本体のハードは有料ですが、無料で試せる入口はあります。体験版のソフト、仮想コントローラ、評価機の無料貸出、オープンソースの4つです。この記事では、公式サイトで確認できた8つの選択肢を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。

2026年時点で、無料になるのは試すための環境です。装置に組み込む本体、ライセンス、サーボ、保守は、別に費用がかかります。

ソフトで動きを試すなら:三菱電機 SWM-Gの無料体験版SWM-G-Wは、期間の制限なく使えます。ボッシュ・レックスロス ctrlX MOTIONは、仮想コントローラのctrlX COREvirtualを無料で試せます。

実機で確かめるなら:コンテック SMC-8DL-PEを扱うコンテックと、プライムモーション InterMotionは、評価機の無料貸出を案内しています。

自作や学習に使うなら:フリーのオープンソースのLinuxCNCがあります。公式は、GPLとLGPLのライセンスと案内しています。

業務で使うなら:体験版や試用ライセンスは評価用です。本番の装置では、製品版のライセンスと本体を検討します。費用はモーションコントローラの価格・見積もりの記事で整理しています。

無料の範囲:今回、公式で無料と確認できたのは8つです。本体、サーボ、保守の費用は、2026年時点でも別にかかります。


この記事でわかること

01

無料のモーションコントローラの種類

モーションコントローラは、無料で使える完成品が少ない分野です。無料になるのは、評価用のソフト、仮想環境、貸出のサービス、オープンソースです。ここでは、次の6つに分けて整理しました。

種類

内容

費用

例

無償の体験版

PCにインストールして、シミュレーションの軸で動きを確かめる

公式に無料と明記(SWM-G-W)

三菱電機 SWM-G

無償の開発環境と仮想コントローラ

実機がなくても、PC上の仮想コントローラでプログラムを試す

ctrlX WORKSは公式が無料と案内。TwinCAT 3 Engineeringは基本機能が無償

ボッシュ・レックスロス ctrlX MOTION、Beckhoff TwinCAT 3 Motion

期限付きの試用ライセンス

ランタイムや評価版を、期間または時間を区切って試す

TwinCAT 3は7日間で更新可能。WMXは無料の体験版あり

Beckhoff TwinCAT 3 Motion、モベンシス WMX

評価機の無料貸出

実機を借りて、自社の装置で動作を確かめる

無料(コンテック、プライムモーション)

コンテック SMC-8DL-PE、プライムモーション InterMotion

営業経由の無償キット

開発キットを、販売窓口への連絡で受け取る

Automation1のMDKは無料と案内

Aerotech Automation1-iSMC

オープンソース

ソースが公開され、自分で導入して改造できる

ソフトは無料。保守は自社

LinuxCNC、WMX R2のROS 2インターフェース

無料の範囲は、製品ごとに大きく異なります。ソフトは無料でも、動かすPCや周辺機器は自分で用意します。


02

モーションコントローラの無料版と有料版の違い

無料版や体験版は、軸数、期間、実機への接続のいずれかに制限がかかります。公式で確認できた制限を、次の表にまとめました。

観点

無料版・体験版

有料の製品版

軸数

SWM-G-Wは最大64軸

SWM-Gは最大128軸(USBキーのライセンス)

実機との接続

SWM-G-Wは、サーボアンプの欄が「―」で、シミュレーション軸を使う

サーボアンプを接続して、実機の軸を動かす

使える時間

TwinCAT 3のランタイムは7日間の試用ライセンス。WMXの評価セッションは6時間(R2の公式資料)

期限を設けず、本番の装置で連続して使う

ライセンス

TwinCAT 3の核となるPLC開発は無償。機能の追加とランタイムは有償

ランタイムのライセンスが必要。TwinCAT 3のランタイムは有償と公式が案内

サポート

公式の窓口の条件は、製品ごとに異なる

保守契約や問い合わせの窓口が使える

無料版のプログラムを製品版へ引き継げるかは、製品で異なります。SWM-G-Wで作ったプログラムは、SWM-GとSWM-G-N1でも使えると公式が案内しています。


03

無料のモーションコントローラを選ぶときのポイント

無料の選択肢は、目的によって向き不向きが分かれます。次の4点を確認すると、自社に合うものを選びやすくなります。

何を無料で試したいかを決める

試したいのが、プログラムの書き方なのか、実機の動きなのかで、選ぶ手段が変わります。書き方の確認なら、体験版や仮想コントローラが向きます。

実機の動きを見るなら、評価機の貸出です。軸数や同期の精度は、実機でないと確かめられません。

実機を動かせるかを確認する

SWM-G-Wは、サーボアンプの欄が「―」の体験版で、シミュレーション軸を使います。仮想コントローラも、サーボを接続した動作とは異なる点に注意が必要です。

実機での確認が必要なら、貸出の可否を問い合わせてください。貸出は、申込時に型式を指定する形が一般的です。

期間・時間・登録の条件を確認する

TwinCAT 3の試用ライセンスは7日間で、更新できます。WMXのR2の資料では、評価セッションは6時間で、エンジンの再起動で更新します。

コンテックの評価機貸出は、myCONTEC会員が対象です。Movensysの試用ライセンスの申込フォームでは、会社名や連絡先の入力が必要です。

商用利用とライセンスの条件を確認する

無料の体験版や評価版は、評価用として配布されるのが一般的です。商用利用の可否は、公式の記述で確認できたものだけ記載しました。

LinuxCNCは、GPLとLGPLで公開されています。WMX R2のROS 2側はMITライセンスです。一方、WMXのエンジンは製品版のライセンスが別に必要です。


04

【比較表】無料で使えるモーションコントローラ8選

公式で確認できた8つを、無料の種類と制限で比べます。製品ページがあるものを先に並べました。

製品

無料の種類

期間・制限

実機の動作

商用利用

三菱電機 SWM-G

体験版(SWM-G-W)

期間の制限なし。最大64軸。機能とAPIに制限

シミュレーション軸

確認できなかった

ボッシュ・レックスロス ctrlX MOTION

ctrlX WORKSとctrlX COREvirtual

公式は無料と案内。条件はダウンロードページで確認

仮想コントローラ

確認できなかった

Beckhoff TwinCAT 3 Motion

TwinCAT 3 Engineeringと7日間の試用ライセンス

基本機能は無償。試用は7日間で更新可能

試用のランタイムで評価

ランタイムは有償と公式が案内

モベンシス WMX

無料の体験版とトライアルライセンス

リアルタイム版は申込が必要。R2は評価6時間

リアルタイム版を申込で評価

製品利用は商用ライセンスが必要(R2資料)

Aerotech Automation1-iSMC

Automation1 MDK

営業窓口への連絡で無償

要確認

確認できなかった

コンテック SMC-8DL-PE

評価機の無料貸出

myCONTEC会員。期間は申込時に入力

実機を借りて確認

確認できなかった

プライムモーション InterMotion

評価機の無料貸出

申込はWebサイト。期間の記載なし

実機を借りて確認

確認できなかった

LinuxCNC

オープンソース

期間の制限なし。保守は自社

自分で構成して動作

GPLとLGPLで公開

各製品の無料の範囲や条件は、導入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。条件は、メーカーの都合で変更されることがあります。


05

【無料版】モーションコントローラおすすめ8選

ここでは、製品ページがあるモーションコントローラの無料の入口を先に紹介します。続いて、製品ページのない貸出とオープンソースを紹介します。各製品の冒頭に、無料の種類と商用利用などをまとめました。

三菱電機 SWM-G(無料体験版 SWM-G-W)

  • 無料の種類:体験版SWM-G-W。ライセンスなしで、期間の制限なく使える
  • 制限:最大64軸(SWM-Gは128軸)。機能とAPIに制限がある
  • 商用利用:製品ページに記載がなく、確認できなかった
  • 向いている企業:PC上で、CC-Link IE TSNのモーション制御の書き方を確かめたい企業
  • 注意点:サーボアンプの欄は「―」で、シミュレーション軸を使う。入手方法は製品ページから確認できなかった
  • 公式URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/cnt/ssc/pmerit/swmg/index.html

三菱電機の製品ページは、SWM-G-Wを無料の体験版と案内しています。公式には、ライセンスなしで無期限に使えると書かれています。Windowsで動作し、RTXのようなリアルタイムOSは不要です。

作成したプログラムは、SWM-GとSWM-G-N1でも使えます。SWM-Gの製品版は、USBキーのライセンスで16・32・64・128軸を選びます。製品ページに価格の表示はありません。

編集部コメント:体験版から製品版へプログラムを引き継げる点が特徴です。実機の接続は体験版の範囲外のため、サーボを動かす確認は別に手配しましょう。

ボッシュ・レックスロス ctrlX WORKS(ctrlX COREvirtual)

  • 無料の種類:ctrlX WORKSと、仮想コントローラのctrlX COREvirtual
  • 制限:公式は無料と案内。動作要件は、ダウンロードページで確認する
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:実機の購入前に、ctrlXのアプリを使った構成をPCで確かめたい企業
  • 注意点:ctrlX MOTIONを仮想コントローラで動かせるかは、今回確認できなかった
  • 公式URL:https://apps.boschrexroth.com/microsites/ctrlx-automation/en/portfolio/ctrlx-works/

公式ページは、ctrlX WORKSで多くのアプリを無料で試せると案内しています。仮想コントローラのctrlX COREvirtualは、実機と同じソフトウェアが基です。

入手は、同社のeShopへのボタンから行う形です。ctrlX MOTIONはctrlX COREで動くアプリで、価格の表示はありません。

編集部コメント:実機と同じソフトウェアで試せる点が、仮想環境の特徴です。使いたいアプリが仮想コントローラで動くかは、事前に問い合わせましょう。

Beckhoff TwinCAT 3(Engineeringと7日間の試用ライセンス)

  • 無料の種類:TwinCAT 3 Engineeringの基本機能と、7日間の試用ライセンス
  • 制限:試用は7日間で、更新できる。PLC開発の核を超える機能は有償
  • 商用利用:ランタイムのライセンスは有償と公式が案内
  • 向いている企業:PCベースの制御で、モーションの構成を試したい企業
  • 注意点:非ベッコフのIPCでは、ライセンスドングルが必要
  • 公式URL:https://www.beckhoff.com/ja-jp/products/automation/twincat/

ベッコフの日本語ページでは、TwinCAT 3 Engineeringの基本機能が無償です。ランタイムは、更新できる7日間の試用ライセンスで評価できます。

技術資料によると、PLC開発の核は無償で、開発用のPCに台数の制限なく入れられます。核を超える機能とランタイムは有償です。非ベッコフのIPCでレベル90以上を使うなら、ライセンスドングルが必須と案内されています。

編集部コメント:開発環境が無償で、評価も繰り返せる構成です。モーションの機能を試す場合に、どの機能が試用の対象かは、公式の資料で確認しましょう。

モベンシス WMX(無料の体験版とトライアルライセンス)

  • 無料の種類:無料の体験版、リアルタイム版のトライアルライセンス、ROS 2用のオープンソース(WMX R2)
  • 制限:リアルタイム版はフォームで申込。R2の評価セッションは6時間
  • 商用利用:R2のROS 2インターフェースはMITライセンス。WMXのエンジンは商用ライセンスが必要
  • 向いている企業:市販のWindows PCで、EtherCATなどの多軸制御を試したい企業
  • 注意点:トライアルの期間は、フォームのページに記載がなかった
  • 公式URL:https://www.movensys.com/en/download/wmx_download_en

モベンシスの公式ダウンロードページは、無料の体験版でWMXを体験できると案内しています。リアルタイム版を試すには、トライアルライセンスをフォームから申し込みます。

WMX R2は、ROS 2とWMXをつなぐ公式のインターフェースです。ROS 2側のソースはMITライセンスで公開されています。WMXのエンジンとSDKは提供元の製品で、本番の使用には商用ライセンスが必要です。対応OSはUbuntu 22.04または24.04で、リアルタイムカーネルを使います。

編集部コメント:ソフトの体験版とROS 2用のOSSが、公式に用意されている点が特徴です。申込フォームの個人情報の扱いは、社内の規程と合わせて確認しましょう。

Aerotech Automation1-iSMC(Automation1 MDK)

  • 無料の種類:Automation1 Motion Development Kit(MDK)。営業窓口への連絡で無償
  • 制限:MDKの機能の範囲は、今回の調査で確認できなかった
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:精密な位置決めを行う装置の開発で、ソフトの使い勝手を確認したい企業
  • 注意点:ダウンロードではなく、営業エンジニアへの連絡が必要
  • 公式URL:https://www.aerotech.com/resources-software-downloads-activation/

公式ページによると、Automation1のMDKは営業エンジニアに連絡すると無償です。購入したソフトには、ライセンスキーが必要です。

同じページでは、CADFusionのデモ版とHexGenのサイズ選定ツールを無料で入手できます。いずれもWindows用です。日本の販売窓口は、公式サイト上でアルテックと案内されています。

編集部コメント:無償の範囲がダウンロードでなく連絡制の点は、他の製品と異なります。MDKに含まれる内容は、連絡時に聞いておきましょう。

コンテック SMC-8DL-PE(評価機貸出サービス)

  • 無料の種類:評価機貸出サービス。コンテックの製品を無料で貸し出す
  • 制限:myCONTEC会員が対象。期間は申込時に入力する
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:パルス列のPCI Expressボードを、自社のPCと装置で試したい企業
  • 注意点:SMC-8DL-PEが貸出の対象かは、今回確認できなかった
  • 公式URL:https://www.contec.com/jp/support/evaluation/

コンテックの公式ページは、製品を無料で貸し出すと案内しています。myCONTECにログインし、希望の型式と期間を入力して申し込みます。具体的な日数の上限は、ページに記載がありません。

SMC-8DL-PEは、パルス列で最大8軸を同期、直線補間するPCI Expressボードです。公式サイトの価格は128,150円(本体価格116,500円)で、e-shopで購入できます。ドライバのダウンロードには、myCONTECの会員登録が必要です。

編集部コメント:購入前に、PCとの相性を実機で確かめられる点が利点です。貸出の対象機種と期間は、窓口で先に確認しましょう。

プライムモーション InterMotion

  • 無料の種類:評価機の無料貸出
  • 制限:申込は公式サイトから。期間と条件は、ページに記載がなかった
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:パルス列の小型コントローラを、PCやスタンドアロンで試したい企業
  • 注意点:貸出の対象は、型式によって異なる
  • 公式URL:https://www.intermotion.jp/

InterMotionの公式サイトは、評価機の無料貸出を案内しています。JOY-AM8-WB-Bは、2軸ステッピングモータ付きの評価機です。JOY-AM8-WBでは、本体とケーブルと端子台を借りられます。

価格は、JOY-AM8-WBが税込131,890円(税抜119,900円)になります。ボードのみのJOY-AM8-WB-Bは、同サイト直販限定です。税込98,890円(税抜89,900円)で販売されています。

編集部コメント:モータ付きの評価機を借りられると、配線の手間を省いて動きを確認できます。貸出の期間は、申込時に確認しましょう。

LinuxCNC(オープンソース)

  • 無料の種類:オープンソースのソフト
  • 制限:期間の制限なし。リアルタイム拡張のLinuxが必要
  • 商用利用:公式は、GPLとLGPLのライセンスと案内。商用利用の可否を示す文は確認できなかった
  • 向いている企業:フライス盤や旋盤などの制御を、自社で組み立てて学びたい企業
  • 注意点:製品ではないため、保守とサポートは自社で担う
  • 公式URL:https://linuxcnc.org/docs/devel/html/en/getting-started/about-linuxcnc.html

LinuxCNCは、フライス盤や旋盤などをコンピュータで制御するソフトです。公式ページでは、フリーソフトウェアでソースコードが公開されていると説明されています。

最大9軸のロボットなどにも使えると、公式は案内しています。PCI、USB、イーサネット、EtherCATなど、多くのバスに対応する構成です。ダウンロードページには、Debian 13のPREEMPT-RTのISOがあります。

編集部コメント:ソフトが無料で、改造も自由な点が特徴です。装置の保守を社内で担える体制があるかを、先に確認しましょう。


06

無料で使えるモーションコントローラのメリットとデメリット・注意点

無料の選択肢は、購入前の確認に役立ちます。一方で、評価用の制限と、本体が別費用である点に注意が必要です。

メリット

  • 購入前に動きを確認できる:体験版や仮想コントローラで、プログラムの書き方を確かめられます。
  • 実機の相性を確かめられる:評価機の貸出なら、自社のPCや装置との接続を試せます。
  • 学習に使える:LinuxCNCのようなオープンソースは、仕組みを学ぶ教材になります。

デメリット

  • 本体は別費用:無料になるのはソフトや貸出で、装置に組み込む本体は有料です。
  • 制限がある:軸数、期間、実機への接続のいずれかが制限されます。
  • サポートが限られる:オープンソースは、保守とトラブルの対応を自社で担います。

注意点

無料の体験版や試用ライセンスは、評価用として配布されます。業務の装置に使う前に、利用条件を公式で確認してください。商用利用の可否が確認できなかった製品は、メーカーに問い合わせます。

今回、設定やプログラミングのソフトの無償提供を公式で確認できなかった製品もあります。オムロンのPower PMAC IDEは、公式ページを読めませんでした。他社のソフトも、無償かどうかは確認できていません。


07

無料のモーションコントローラから有料版に切り替える目安

無料の体験版は、評価には十分な場面が多くあります。一方で、実機の運用や量産の装置に入る段階では、製品版のライセンスと本体が必要です。次の表で目安を確認しましょう。

観点

無料で足りるケース

有料版を検討するケース

目的

書き方や構成の確認、学習

装置への組み込みと量産

実機

シミュレーションや仮想コントローラで確認

サーボを接続して、連続して動かす

軸数

体験版の上限(SWM-G-Wは64軸)の範囲

上限を超える軸を同期させる

保守

自社でトラブルに対応できる

メーカーの保守と問い合わせの窓口が必要

切り替えのサイン

  • 体験版の軸数や機能の上限に届いた
  • 評価用の時間制限が、動作確認の妨げになった
  • 装置を出荷する計画が決まった
  • オープンソースの保守に、社内の人員を割けなくなった

有料版の価格の目安

2026年時点で、公式に金額が確認できた有料の製品もあります。三菱電機 MELSEC iQ-R RD78GのRD78G4は187,000円です。公式に、税込・税抜の表記はありません。キーエンス KV-XHのKV-XH04MLは、198,000円(税抜)です。

多くの製品は価格が非公開で、見積もりが必要です。費用の内訳はモーションコントローラの価格・見積もりの記事で整理しています。

次に読む記事

製品を比べるならモーションコントローラの比較記事、選び方の観点は選び方の記事が参考になります。製品の一覧は、モーションコントローラのカテゴリページで探せます。


08

無料のモーションコントローラに関してよくある質問

モーションコントローラは無料で使えますか?

本体のハードは有料になります。無料になるのは、体験版のソフト、仮想コントローラ、評価機の貸出、オープンソースです。公式で確認できたのは8つです。三菱電機、ボッシュ・レックスロス、ベッコフ、モベンシスなどが該当します。

各製品の無料の範囲は、導入前に公式で確認しましょう。

無料の体験版やシミュレータで、実機を動かせますか?

製品によります。三菱電機のSWM-G-Wは、サーボアンプの欄が「―」で、シミュレーション軸を使います。ctrlX COREvirtualは、PC上の仮想コントローラです。

TwinCAT 3は、7日間の試用ライセンスでランタイムを評価できます。実機の接続は、各社の資料で確認してください。

評価機は無料で借りられますか?

コンテックとプライムモーションが、評価機の無料貸出を案内しています。コンテックはmyCONTEC会員が対象で、期間は申込時に入力する形です。

プライムモーションは、Webサイトから申し込めます。対象の型式と期間は、申込前に確認しましょう。

LinuxCNCなどのオープンソースは、業務の装置に使えますか?

LinuxCNCは、公式がGPLとLGPLのライセンスと案内しています。商用利用の可否を示す文は、今回確認できませんでした。ライセンスの条件は、公式のソースで確認してください。

リアルタイム拡張のLinuxの用意と保守は自社で担います。保守できる担当者がいない場合は、メーカーの製品も検討しましょう。


09

まとめ

モーションコントローラの無料は、ハードではなく、ソフトと貸出の無料です。公式で確認できた8つは、体験版、仮想環境、評価機の貸出、オープンソースに分かれます。

評価用の制限と、本体が別費用である点は、どの製品にも共通します。まず目的を、書き方の確認か、実機の確認かに分けて選びましょう。商用利用の可否は、公式で確認できた範囲では多くが明記されていません。業務の装置に使う前に、メーカーへ問い合わせてください。業務で使う段階では、費用と製品の比較へ進み、本体とライセンスの見積もりを取るのが現実的です。

モーションコントローラ比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
パナソニック GM5シリーズ ロゴ
パナソニック GM5シリーズパナソニック インダストリー株式会社要見積もり最大128軸を同期制御するコントローラ詳細を見る
山洋電気 SANMOTION C S300 ロゴ
山洋電気 SANMOTION C S300山洋電気株式会社要見積もり最大32軸の小型コントローラ詳細を見る
モベンシス WMX ロゴ
モベンシス WMXモベンシス株式会社要見積もりWindows PCで最大128軸を制御詳細を見る
山洋電気 SANMOTION C S500 ロゴ
山洋電気 SANMOTION C S500山洋電気株式会社要見積もり最大64軸の上位コントローラ詳細を見る
ボッシュ・レックスロス ctrlX MOTION ロゴ
ボッシュ・レックスロス ctrlX MOTIONボッシュ・レックスロス株式会社要見積もり軸・ロボット・CNCを扱うアプリ詳細を見る
三菱電機 MELSEC iQ-R RD78Gシリーズ ロゴ
三菱電機 MELSEC iQ-R RD78Gシリーズ三菱電機株式会社オンプレミスGHWで最大256軸のモーションユニット詳細を見る
パナソニック GM1シリーズ ロゴ
パナソニック GM1シリーズパナソニック インダストリー株式会社要見積もりPLCとモーションを一体化したコントローラ詳細を見る
三菱電機 SWM-G ロゴ
三菱電機 SWM-G三菱電機株式会社要見積もりPCで最大128軸を動かすモーションソフト詳細を見る
Beckhoff TwinCAT 3 Motion ロゴ
Beckhoff TwinCAT 3 Motionベッコフオートメーション株式会社要見積もりPTPからCNCまでのソフトモーション詳細を見る
三菱電機 MELSEC iQ-F FX5-SSC-Gシリーズ ロゴ
三菱電機 MELSEC iQ-F FX5-SSC-Gシリーズ三菱電機株式会社オンプレミスモーションユニット詳細を見る
安川電機 MPX1000シリーズ ロゴ
安川電機 MPX1000シリーズ株式会社安川電機要見積もり最大128軸のマシンコントローラ詳細を見る
キーエンス KV-XHシリーズ ロゴ
キーエンス KV-XHシリーズ株式会社キーエンスオンプレミス最大16軸のモーションユニット詳細を見る
オムロン CK3M/CK5Mシリーズ ロゴ
オムロン CK3M/CK5Mシリーズオムロン株式会社要見積もりプログラマブル多軸コントローラ詳細を見る
Aerotech Automation1-iSMC ロゴ
Aerotech Automation1-iSMCAerotech, Inc.(エアロテック)要見積もりソフトウェアベースのコントローラ詳細を見る
Elmo Maestroシリーズ ロゴ
Elmo MaestroシリーズElmo Motion Control Ltd.(エルモ・モーション・コントロール)要見積もりEtherCAT 16軸の多軸コントローラ詳細を見る
ADLINK PCIe-833xシリーズ ロゴ
ADLINK PCIe-833xシリーズADLINKジャパン株式会社(ADLINK Technology)要見積もりEtherCATモーションボード詳細を見る
コンテック SMC-8DL-PE ロゴ
コンテック SMC-8DL-PE株式会社コンテックオンプレミス最大8軸のモーションボード詳細を見る
コスモテックス PXRP-3216CN ロゴ
コスモテックス PXRP-3216CN株式会社コスモテックス要見積もり36軸のPCI Expressモーションボード詳細を見る
プライムモーション InterMotionシリーズ ロゴ
プライムモーション InterMotionシリーズ株式会社プライムモーションオンプレミスPCでも単体でも動くコントローラ詳細を見る
ハイバーテック HPCIe-CPDシリーズ ロゴ
ハイバーテック HPCIe-CPDシリーズ株式会社ハイバーテック要見積もりパルス列モーションボード詳細を見る

よくある質問

Qモーションコントローラは無料で使えますか?
A

本体のハードは有料になります。無料になるのは、体験版のソフト、仮想コントローラ、評価機の貸出、オープンソースです。公式で確認できたのは8つで、三菱電機、ボッシュ・レックスロス、ベッコフ、モベンシスなどが該当します。各製品の無料の範囲は、導入前に公式で確認しましょう。

Q無料の体験版やシミュレータで、実機を動かせますか?
A

製品によります。三菱電機のSWM-G-Wは、サーボアンプの欄が「―」で、シミュレーション軸を使います。ctrlX COREvirtualは、PC上の仮想コントローラです。TwinCAT 3は、7日間の試用ライセンスでランタイムを評価できます。実機の接続は、各社の資料で確認してください。

Q評価機は無料で借りられますか?
A

コンテックとプライムモーションが、評価機の無料貸出を案内しています。コンテックはmyCONTEC会員が対象で、期間は申込時に入力する形です。プライムモーションは、Webサイトから申し込めます。対象の型式と期間は、申込前に確認しましょう。

QLinuxCNCなどのオープンソースは、業務の装置に使えますか?
A

LinuxCNCは、公式がGPLとLGPLのライセンスと案内しています。商用利用の可否を示す文は、今回確認できませんでした。ライセンスの条件は、公式のソースで確認してください。リアルタイム拡張のLinuxの用意と保守は自社で担います。保守できる担当者がいない場合は、メーカーの製品も検討しましょう。

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