【2026年】HILSの費用・価格|本体・I/O・ソフト・校正の内訳と見積もりの取り方を解説
HILSの費用を、シミュレータ本体、I/Oボード、ソフトウェア、モデル開発、設置、校正に分けて整理。公式ページで金額を確認できた製品がない2026年時点の状況を踏まえ、見積もりの取り方と費用面での位置づけをまとめます。

HILSの費用を調べると、シミュレータ本体の価格だけに目が向きがちです。しかし実際には、入出力ボード、ソフトウェア、モデルの開発、設置、校正や保守が別に加わります。
この記事では、公式サイトで確認できた範囲に絞って費用の内訳を整理します。価格は2026年時点の公開情報です。金額が公式に載っていない製品には、金額を書いていません。
本体の価格:紹介する20製品のうち、公式ページで金額を確認できた製品はありませんでした。数え方は「公式ページに金額、または無償の明記がある製品」です。
周辺の費用:I/Oボード、ソフトウェア、リアルタイムハードウェアが別に必要な製品があります。NI VeriStandはNIのリアルタイムハードウェア、Simulink Real-TimeはSpeedgoatのハードウェアが別に要ります。
保守の費用:Vector VT Systemの校正サービスは、再校正を12か月ごとに行うことが推奨されています。金額は公式に記載がありません。
見積もりの取り方:試験の対象、扱うモデルの規模、入出力の数を決め、本体・I/O・ソフト・作業・保守に分けて依頼します。
金額は見積もりで確認するのが前提のカテゴリです。構成の前提をそろえて、複数社の内訳を比べましょう。詳しい製品情報はHILS(ハードウェアインザループシミュレーション)のカテゴリページにまとめています。
この記事でわかること
HILSの費用はどこにかかるか
HILSの費用は、導入時にかかるものと、使い続ける間にかかるものに分かれます。見積書を読むときは、この2つを分けて確認すると整理しやすくなります。
区分 | 費用の項目 | 公式で確認できた例 |
|---|---|---|
初期費用 | シミュレータ本体 | dSPACE SCALEXIOは、構成を要件に合わせて組む製品です。Typhoon HIL HIL506は、16台まで並べて使えます |
初期費用 | I/Oボード・故障挿入 | Vector VT Systemは、故障挿入・スイッチングを含む8分類のモジュールで構成します |
初期費用 | ソフトウェア・ライセンス | dSPACE MicroLabBox IIのACE Kitは、本体にConfigurationDesk、ControlDesk、Platform API Packageが付きます |
初期費用 | モデル開発・設置 | Simulink Real-Timeは、MATLABとSimulinkの利用が前提です。金額は公式に記載がありません |
導入後 | 校正・保守 | Vector VT Systemの認定校正サービスは、再校正を12か月ごとに行うことが推奨されています |
導入後 | サブスクリプションの更新 | NI VeriStandのページには、契約終了時にその時点の価格で更新できると書かれています |
初期費用は本体・I/O・ソフトの組み合わせになる
HILSの初期費用は、シミュレータ本体だけでは完結しません。信号を出し入れするI/Oボードや、モデルを動かすソフトウェアが加わります。製品によっては、ソフトとハードを別々に買う形です。
NI VeriStandは、NIのリアルタイムハードウェア上で動くソフトです。Simulink Real-TimeはSpeedgoatの実機が前提となります。どちらも、ソフトの価格だけでは総額が決まりません。
導入後の費用は校正と更新が中心になる
導入後にかかるのは、校正、保守、ソフトの更新です。Vector VT Systemでは、モジュールごとの認定校正サービスが用意されています。再校正の推奨周期は12か月です。
NI VeriStandのサブスクリプションは、契約が終わるとその時点の価格で更新できます。NIソフトウェアサービスも同じ扱いです。更新時の金額は変わりうるため、契約前に条件を確認してください。
見落としやすいのは設置環境と構成の追加
見落としやすいのは、設備側の費用です。dSPACE SCALEXIO Power HILは最大1,250Vの高電圧設備です。設置場所、電源、安全対策を含めた導入になります。
構成を後から広げる費用にも注意が要ります。MicroLabBox IIでは、I²CとSPIの一部機能が今後のリリースで対応予定です。必要な機能が使えるか、見積もりの前に確かめましょう。
HILS製品の価格(公式で確認できた範囲)
価格は2026年時点の公式ページで確認しました。製品マスタの記載とあわせて見ても、20製品のうち金額を公開している製品はありませんでした。税の表記以前に、金額そのものが載っていません。
確認した公式ページ | 価格の記載 | 費用に関わる記載 |
|---|---|---|
NI VeriStand(ni.com) | 金額の表示なし。価格はアクセサリとサービスで変わると記載 | 価格に消費税は含まれないと記載。更新は契約終了時の価格 |
Simulink Real-Time(MathWorks) | 製品ページに価格なし。「見積の依頼」から問い合わせ | 無料評価版の申し込みあり。Speedgoatのハードウェアが別に必要 |
Typhoon HIL(公式サイト) | 価格の記載なし。営業への相談を案内 | 国内はMywayプラス株式会社も販売 |
Vector VT System(公式サイト) | 価格の記載なし。問い合わせフォームで相談 | ラック一式をプロジェクト単位で提供 |
dSPACE MicroLabBox II(ACE Kit) | 金額の記載なし | 本体と3つのソフトウェアで構成 |
公式に金額が載っている製品は確認できなかった
20製品のうち、公式ページに金額や無償の明記を確認できた製品は0でした。上の表のとおり、読めたページでも金額は出ていません。残りの製品も、製品マスタでは公式に価格の掲載なしとされています。
このため、この記事では金額による比較表や試算は作りません。一般的な相場や販売店の価格も使いません。費用は、見積もりで確認する項目として整理します。
税の表記がある場合は元のまま読む
NI VeriStandのページには、価格に消費税は含まれていないと書かれています。ただし金額そのものは確認できませんでした。見積書を受け取ったら、税込か税別かを必ず確認しましょう。
MathWorksの価格ページには、個人向けライセンスの米ドル表示があります。Simulink Real-Timeの価格ではなく、外貨建てでもあるため、この記事では使いません。
価格が公開されていない製品は見積もりで確認する
公式に価格がない製品は、問い合わせで構成と金額を確認します。OPAL-RTの窓口は、国内代理店の株式会社NEATです。RTDSの窓口は、株式会社J-POWERビジネスサービスです。
Typhoon HILは、国内でMywayプラス株式会社も販売しています。窓口が複数ある製品は、同じ構成で依頼すると、条件のずれが減ります。
本体・I/O・ソフトウェアの構成と費用
HILSは、演算ユニット、I/O、ソフトウェア、モデルの4つを組み合わせて使います。どこまでを1社から買えるかは製品で異なり、見積もりの範囲もそれに応じて変わります。
ハードとソフトが一体の製品と、分かれる製品がある
一体型の例がdSPACE MicroLabBox IIです。I/Oを内蔵した一体型で、ACE Kitは本体と3つのソフトで構成されます。構成が分かりやすく、見積もりの範囲も決めやすい形です。
一方、NI VeriStandは実行用のハードが別に要ります。Simulink Real-Timeも同様です。OPAL-RT RT-LABも、OPAL-RTのシミュレータと組み合わせる前提となります。
入出力と故障挿入は構成ごとに積み上がる
入出力の費用は、チャネル数とモジュールの種類で増えます。Typhoon HIL HIL404はアナログ入出力が各16chです。多く使う構成には上位機種が必要です。HIL606はアナログ出力64chを備えます。
Vector VT Systemは、測定、刺激、故障挿入などを分類したモジュールで構成します。必要なモジュールだけを選べる反面、構成を決める作業が必要です。
モデルの開発環境は別に必要になる場合がある
シミュレーションに使うモデルは、MATLABやSimulinkで作る場合が多い分野です。Simulink Real-Timeは、MATLABとSimulinkの利用が前提となります。すでに使っていれば追加は少なく、なければ別の費用が必要です。
Xpack Real-time SystemはCarMakerとの組み合わせが前提です。モデルのツールも含め、見積もりの範囲を確認しましょう。
校正・保守・設置にかかる費用
導入後の費用は、金額が公開されている例がさらに少なくなります。公式に書かれている事実を手がかりに、見積もりで聞くべき点を整理します。
校正は周期が決まっている製品がある
VT Systemの認定校正は、ISO/IEC 17025:2017に準拠します。Keysight Technologiesと提携し、ドイツと日本の試験所で受けられます。
再校正の推奨周期は12か月です。仕様を外れたモジュールは、調整も含まれるとされています。金額は公式に載っていないため、年間の費用として見積もりに入れてもらいましょう。
設置環境の費用は設備の規模で変わる
dSPACE SCALEXIO Power HILは、試験室の構築が前提です。電子負荷モジュールや電源も含みます。電流や出力の具体値は製品ページになく、構成ごとに確認が要ります。
AVL Inverter TSもインバーターを対象にした大型の試験設備です。こうした製品では、本体よりも設置工事や安全対策の比重が高まる場合があります。
試用で確かめられる製品は限られる
Simulink Real-Timeは、MathWorksの公式ページから無料評価版を申し込めます。ただしSpeedgoatのハードウェアは別に必要です。実機での試験には、別途の手配が要ります。
そのほかの製品では、公式ページで試用の案内を確認できませんでした。試せるかどうかは、問い合わせの段階で聞くとよいでしょう。
タイプ別の価格帯と費用の考え方
HILSは試験する対象で製品の系統が分かれます。価格帯は公式に載っていないため、費用が増えやすい点を中心に整理しました(2026年時点)。
タイプ | 主な製品例 | 価格帯(2026年時点) | 費用が増えやすい点 |
|---|---|---|---|
ECU・車両向けの汎用HILS | dSPACE SCALEXIO、Vector VT System、A&D HELIOS | 公式に記載なし | I/Oのチャネル数、通信の種類、ECUの台数 |
パワーエレクトロニクス・モーター向け | Typhoon HIL、OPAL-RT、A&D モータHILS | 公式に記載なし | 高速スイッチングの刻み幅、並列台数 |
ソフトウェア中心(実行環境) | NI VeriStand、Simulink Real-Time、OPAL-RT RT-LAB | 公式に記載なし | 別に必要な実行用ハードウェア |
大型設備・専用機 | dSPACE SCALEXIO Power HIL、AVL Inverter TS、鷺宮製作所 ステアリングHILS、RTDS NovaCor 2.0 | 公式に記載なし | 設置環境、電源、安全対策、用途の専用化 |
ECU向けは入出力と通信の数で増える
dSPACE SCALEXIOは、信号レベルからパワーレベルまで構成を広げられます。広げるほど、モジュールとI/Oの組み合わせを設計する作業が増えます。
エー・アンド・デイ HELIOSは、複数筐体へ広げられる国産のHILSです。用意されたI/Oボードは自動車向けが中心です。他の分野では構成の相談が要ります。
パワーエレクトロニクス向けは性能の段階で増える
Typhoon HIL HIL506は16台まで並べられる中位機です。HIL606は最大8コアの最上位機で、小規模な用途には下位機種が候補になります。
OPAL-RT OP4610XG2は中規模の機種で、I/Oモジュールは1台あたり最大4つです。入出力が多い場合は、拡張ユニットや上位機が必要になります。
専用機は用途が限られる分、構成が固定される
鷺宮製作所 ステアリングHILS CRH440は、ステアリング系に特化した装置です。恒温槽や操舵入力装置はオプションで、構成と価格は個別の確認になります。
RTDS NovaCor 2.0は電力系統の保護リレー向けで、ECU試験には使えません。用途を絞った製品ほど、他の試験への流用は難しくなります。
導入費用の組み立て方(金額を入れた試算ができない理由)
公式の金額がないため、金額を入れた試算例は作れません。代わりに、構成ごとに見積もりへ入れる項目を整理します。
構成 | 見積もりに入れる項目 | 公式で確認できた事実 |
|---|---|---|
小さく始める(ラボ用一体型) | 本体、ACE Kitのソフト3種、モデル環境 | MicroLabBox IIは、RCPと入門レベルのHILの両方に使える |
ソフト+実行用ハード | ソフトのライセンス、リアルタイムハード、I/O | VeriStandはNI、Simulink Real-TimeはSpeedgoatのハードが別に必要 |
ECU試験を自動化する | VTモジュール、CANoe、校正 | VT SystemはCANoeを関連ソフトとし、再校正は12か月ごとが推奨 |
パワーエレクトロニクスを試験する | HILシミュレータ、インターフェースボード、設置 | HIL606は、既存のインターフェースボードをそのまま使える |
小さく始める構成は本体とソフトの範囲を確認する
MicroLabBox IIのACE Kitは、本体と3つのソフトで構成されます。ソフトの数が決まっているため、見積もりに入れる項目を数えやすい構成です。
ただし、モデル環境や自動化用のAutomationDeskが含まれるかは、確認が要ります。範囲を文書にしてもらいましょう。
ソフト単体の価格だけでは総額が決まらない
VeriStandとSimulink Real-Timeは、実行用のハードウェアが別に必要です。ソフトの見積もりだけを比べても、総額は見えてきません。
ハードを含めた構成で比較しましょう。すでに保有しているPXIやSpeedgoatがあれば、それを使えるかも条件になります。
試験を自動化する構成は校正まで含めて考える
VT SystemとCANoeでECU試験を自動化する場合、モジュールの校正が継続的にかかります。再校正の推奨周期は12か月です。
年間の費用に校正を含めておくと、導入後の予算が組みやすくなります。校正の金額は公式に記載がないため、見積もりで確認しましょう。
金額に入らないものを書き出す
見積書の総額に入らないものもあります。モデルの開発、設置工事、立ち上げ作業、保守、予備機、試験室の設備は、別の項目になる場合があります。
公式にこれらの金額は記載されていません。含まれる範囲を見積もりの段階で明記してもらい、後から追加費用が出ないようにしましょう。
HILSの見積もりの取り方
金額が公開されていないため、見積もりの質が総額の精度を決めます。依頼の前に条件をそろえ、内訳を分けてもらうことが大切です。
依頼前に決める3つのこと
1つ目は、試験する対象です。ECUか、インバーターか、保護リレーかで、製品の系統が変わります。2つ目は、扱うモデルの規模と演算周期です。
3つ目は、入出力と通信の数です。この3点が決まっていないと、各社の前提がずれて、金額を比べられません。
内訳を分けて出してもらう
本体、I/O、ソフトウェア、モデル開発、設置・立ち上げ、校正・保守に分けて出してもらいましょう。一式でまとめられると、金額が増えた理由が分かりません。
別売の部品もここで確認します。Speedgoat、NIのハード、CANoe、インターフェースボードが含まれるかを見ましょう。
将来の増設と更新の費用を確認する
HILSは、開発が進むと入出力や演算能力を増やすことがよくあります。SCALEXIOのように、同じ基盤で構成を広げられる製品もあります。
サブスクリプションや保守の更新条件も聞いておきましょう。NI VeriStandのように、更新時の価格で変わりうる製品は、数年分の総額で比べます。
HILSの主要製品と費用面での位置づけ
価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では4つの軸で5段階の評価をしており、費用の観点では中堅/中小との相性が手がかりになります。
製品 | 中堅/中小との相性 | 価格の公開状況 |
|---|---|---|
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額なし。税は別と記載 | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
3点(5点満点) | 公式に金額なし。無料評価版あり | |
3点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
2点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
2点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
2点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
2点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
2点(5点満点) | 公式に金額なし。国内はJ-POWERビジネスサービス | |
2点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
1点(5点満点) | 公式に金額の記載なし | |
1点(5点満点) | 公式に金額の記載なし |
小さく始めるなら構成の分かりやすい製品から探す
今回は、金額を公開している製品がありません。そのため、相性が3点の製品を中心に、構成の分かりやすさで探す形が現実的です。
dSPACE MicroLabBox IIは、本体とソフトの構成が公式に示されています。Simulink Real-Timeは、無料評価版でソフトの使い勝手を確かめられます。
見積もりを前提にする製品が多い
相性が2点以下の製品は、製品が劣るのではありません。公式に価格がなく、構成を見積もりで固める必要があるため、点数が低くなっています。
dSPACE SCALEXIO Power HILは大型の試験設備です。AVL Inverter TSも同様です。目的に合うなら、設備の規模は必要な投資となります。
評価と総額の関係
評価が高い製品が、安いとは限りません。品質管理の評価が5点のSCALEXIOとPower HILは、大規模な構成が前提です。
製品ごとの評価は、カテゴリページで確認できます。評価と見積もりの両方を見て、候補を絞りましょう。詳細はHILS(ハードウェアインザループシミュレーション)をご覧ください。
まとめ|HILSの費用の見極め方
2026年時点で、20製品のうち公式ページに金額を確認できた製品はありませんでした。費用は見積もりで確認する前提になります。
総額を左右するのは、I/O、ソフト、実行用ハード、モデル開発、設置、校正です。試験の対象、モデルの規模、入出力の数を決め、内訳を分けて見積もりを依頼しましょう。
製品の候補はHILS(ハードウェアインザループシミュレーション)で確認できます。HILSとは、製品の比較、選び方、メーカーの記事もあわせてご覧ください。
HILS(ハードウェアインザループシミュレーション)のおすすめ製品
Simulink Real-Time
マスワークス合同会社
Simulinkモデルを実機で動かすHIL用ソフト
エー・アンド・デイ モータHILS
株式会社エー・アンド・デイ
実モーターなしでモータECUを検証
NI VeriStand
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
HILを動かすNIのリアルタイム試験ソフト
Typhoon HIL HIL404
タイフーンヒル・ジャパン合同会社
モーター・EV向けの4コアHILシミュレータ
エー・アンド・デイ HELIOS
株式会社エー・アンド・デイ
複数筐体へ広げられる国産HILS
Vector VT System
ベクター・ジャパン株式会社
CANoeと組むモジュール式HILテストシステム
HILS(ハードウェアインザループシミュレーション)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Simulink Real-Time | マスワークス合同会社 | 要見積もり | Simulinkモデルを実機で動かすHIL用ソフト | 詳細を見る | |
| エー・アンド・デイ モータHILS | 株式会社エー・アンド・デイ | 要見積もり | 実モーターなしでモータECUを検証 | 詳細を見る | |
| NI VeriStand | 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 | 要見積もり | HILを動かすNIのリアルタイム試験ソフト | 詳細を見る | |
| Typhoon HIL HIL404 | タイフーンヒル・ジャパン合同会社 | 要見積もり | モーター・EV向けの4コアHILシミュレータ | 詳細を見る | |
| エー・アンド・デイ HELIOS | 株式会社エー・アンド・デイ | 要見積もり | 複数筐体へ広げられる国産HILS | 詳細を見る | |
| Vector VT System | ベクター・ジャパン株式会社 | 要見積もり | CANoeと組むモジュール式HILテストシステム | 詳細を見る | |
| Typhoon HIL HIL506 | タイフーンヒル・ジャパン合同会社 | 要見積もり | 最大6コアの中位パワエレHILシミュレータ | 詳細を見る | |
| OPAL-RT RT-LAB | OPAL-RT TECHNOLOGIES, Inc | 要見積もり | Simulinkモデルを実時間で動かす実行ソフト | 詳細を見る | |
| Concurrent SIMulation Workbench | コンカレント日本株式会社 | 要見積もり | HIL・DIL向けの実時間基盤 | 詳細を見る | |
| dSPACE SCALEXIO | dSPACE Japan株式会社 | 要見積もり | 信号からパワーまで広げられるモジュール型HIL | 詳細を見る | |
| Typhoon HIL HIL606 | タイフーンヒル・ジャパン合同会社 | 要見積もり | 最大8コアの最上位パワエレHILシミュレータ | 詳細を見る | |
| エー・アンド・デイ AD-PROCYON | 株式会社エー・アンド・デイ | 要見積もり | Simulinkモデルを並列実行する実時間機 | 詳細を見る | |
| OPAL-RT OP4610XG2 | OPAL-RT TECHNOLOGIES, Inc | 要見積もり | FPGA搭載の中規模リアルタイムシミュレータ | 詳細を見る | |
| OPAL-RT OP5707XG2 | OPAL-RT TECHNOLOGIES, Inc | 要見積もり | FPGA一体の高性能HIL向けリアルタイムシミュレータ | 詳細を見る | |
| IPG Automotive Xpack Real-time System | IPG Automotive株式会社 | 要見積もり | CarMaker用の車両HIL実時間機 | 詳細を見る | |
| RTDS NovaCor 2.0 | RTDS Technologies Inc. | 要見積もり | 電力系統用リアルタイムシミュレータ | 詳細を見る | |
| 鷺宮製作所 ステアリングHILS CRH440 | 株式会社鷺宮製作所 | 要見積もり | 車両なしでステアリングを評価 | 詳細を見る | |
| dSPACE MicroLabBox II | dSPACE Japan株式会社 | 要見積もり | 大容量FPGA搭載のコンパクトHIL機 | 詳細を見る | |
| AVL Inverter TS | エイヴィエルジャパン株式会社 | 要見積もり | インバーターを単体で試すパワーHIL試験システム | 詳細を見る | |
| dSPACE SCALEXIO Power HIL | dSPACE Japan株式会社 | 要見積もり | 最大1,250VのパワーHILテストベンチ | 詳細を見る |
よくある質問
QHILSの本体価格はいくらですか?
2026年時点で、紹介する20製品のうち、公式ページに金額を確認できた製品はありませんでした。構成によって変わるため、試験の対象、モデルの規模、入出力の数を決めて見積もりを依頼するのが前提です。一般的な相場は、この記事では扱いません。
Q本体以外にどんな費用がかかりますか?
I/Oボード、ソフトウェア、モデルの開発環境、設置、校正や保守が加わる場合があります。NI VeriStandはNIのリアルタイムハードウェア、Simulink Real-TimeはSpeedgoatのハードウェアが別に必要です。内訳を分けて見積もってもらいましょう。
Q校正や更新の費用はどう考えればよいですか?
Vector VT Systemの認定校正は、再校正が12か月ごとに推奨されています。NI VeriStandのサブスクリプションは、契約終了時のその時点の価格で更新できます。いずれも金額は公式に載っていないため、年間の費用として見積もりで確認します。
Q価格が公開されていない製品はどう比べればよいですか?
試験の対象、モデルの規模、入出力と通信の数をそろえて、各社に同じ条件で依頼します。本体、I/O、ソフト、設置、校正・保守に分けてもらうと、金額の差の理由を比べられます。試用できるかどうかも、問い合わせの段階で確認しましょう。
