【2026年】バーコードリーダーの費用・価格|本体・周辺機器・保守の内訳と構成別の試算例を解説
バーコードリーダーの費用を、本体の価格、クレードルやスタンドなどの周辺機器、保証・保守の費用に分けて整理。公式サイトで確認できた2026年時点の価格だけを使い、構成別の試算例と見積もりの取り方も紹介します。

バーコードリーダーの費用を調べると、本体の価格だけが先に目に入ります。しかし実際の導入では、充電クレードルやスタンド、ACアダプタなどが別に要る機種があります。導入後には、保証や電池の費用も続きます。
この記事では、公式サイトで価格を確認できた範囲に絞り、本体と周辺機器、保守の費用を整理します。価格は2026年時点の公開情報で、税の表記は各社のままです。公開されていない製品の金額は書いていません。
本体の価格:公式に価格を確認できたのは、紹介する20製品のうち3製品です。有線のハンディは税込13,200円から、固定式のifm O2Iは税込302,940円からです。
周辺機器の費用:クレードルやドングル、スタンドはセット型番や別売品で価格が変わります。WELCOMのAirScan Handheldは、クレードル付きのセットが税別45,000円から51,000円です。
保守の費用:保証期間は1年から5年まで開きがあります。長期の保守契約や電池の交換は、別に見込みます。
見積もりの取り方:読み取るコードと使う環境、台数を決め、本体・周辺機器・設定・保守を分けて依頼します。
バーコードリーダーの総額は、本体価格よりも、使う環境と周辺機器の構成に左右されます。製品を比べる前に、必要な構成を整理しておきましょう。バーコードリーダーの製品ページと合わせてご確認ください。
この記事でわかること
バーコードリーダーの費用はどこにかかるか
バーコードリーダーの費用は、導入時にかかるものと、使い続けるうちにかかるものに分かれます。見積書を読むときは、この2つを分けて確認すると整理しやすくなります。
区分 | 費用の項目 | 公式で確認できた例 |
|---|---|---|
初期費用 | 本体 | サンワサプライ、WELCOM、ifmが価格を公開 |
初期費用 | クレードル・ケーブル・ACアダプタ・スタンド | WELCOM Handheldはクレードルとケーブル付きのセット。サンワサプライのスタンドBCR-STD1は税込2,420円 |
初期費用 | 設定・上位機器との連携 | 公式に金額の記載なし |
導入後 | 保証・保守 | 保証は1年から5年。WELCOMは5年安心保守プログラムを別契約で用意 |
導入後 | 電池などの消耗品 | WELCOMは保守契約中、追加バッテリパックが税別3,000円 |
初期費用は本体と周辺機器の合計になる
初期費用の中心は本体ですが、それだけで使い始められるとは限りません。充電式の無線機では、充電クレードルや通信用のドングルが要る場合があります。有線機でも、スタンドやACアダプタが別売の機種は少なくありません。
AirScan Handheldは、クレードルとケーブル付きのセット型番で販売されています。サンワサプライのスタンドBCR-STD1は、税込2,420円の別売品です。付属品の範囲は、型番ごとに確認しておきましょう。
導入後の費用は保証と消耗品が中心になる
使い続ける間の費用は、保証の内容と、電池などの消耗品が中心です。保証期間は製品によって異なり、公式に確認できた範囲では1年から5年まで開きがあります。
WELCOMは、基本の保証2年に加えて、5年安心保守プログラムを別契約で用意しています。ユーザー過失にも対応する内容です。保守契約の料金は公式ページで確認できなかったため、金額は書いていません。
見落としやすいのは接続環境と設定の手間
本体の価格に表れにくいのが、接続のための部材です。WELCOMのAirScan HCは、RS-232ケーブル版のみACアダプタが別売です。マーストーケンのMCR-H700系は、無線モデルの充電台とACアダプタが別売になります。
設定や連携の作業にも、手間がかかります。こうした作業費は、公式に金額が載っていない製品がほとんどです。導入の前に、どこまでを自社で行い、どこからを依頼するのかを決めておきましょう。
バーコードリーダー本体の価格(公式で確認できた範囲)
公式サイトや公式のオンラインショップに価格を載せている製品を、表にまとめました。金額は各社が示す税の表記のままです。2026年時点の情報で、構成やオプションで変わります。
製品・型番 | 種類 | 価格 | 別売・備考 |
|---|---|---|---|
サンワサプライ BCRシリーズ BCR-006 | 1次元・有線 | 税込13,200円(税抜12,000円) | スタンド付き |
サンワサプライ BCRシリーズ BCR-2D5BK | 1次元・2次元・有線 | 税込20,900円(税抜19,000円) | ― |
サンワサプライ BCRシリーズ BCR-BT2D4BK | 1次元・2次元・Bluetooth/有線 | 税込30,800円(税抜28,000円) | 充電式 |
サンワサプライ BCRシリーズ BCR-2D6 | 1次元・2次元・有線(IP67) | 税込55,000円(税抜50,000円) | スタンドBCR-STD1は税込2,420円 |
サンワサプライ BCRシリーズ BCR-DPM2D8 | DPM対応・有線(IP65) | 税込198,000円(税抜180,000円) | ― |
ウェルコムデザイン AirScan Handheld/HC AirScan HC | 2次元・有線 | 税別20,000円(税込22,000円) | RS-232ケーブル版はACアダプタ別売 |
ウェルコムデザイン AirScan Handheld/HC AirScan Handheld | 2次元・Bluetooth | セット型番により税別45,000円〜51,000円 | クレードル・ケーブル・電源パック付き。ホルダー・スタンドはオープン価格 |
ifm O2Iシリーズ O2I500〜505 | 固定式・EtherNet/IP | 税込302,940円(税抜275,400円) | 公式オンラインショップの表示 |
ifm O2Iシリーズ O2I510〜515 | 固定式・PROFINET | 税込313,940円(税抜285,400円) | 公式オンラインショップの表示 |
有線のハンディは1万円台から選べる
サンワサプライのBCRシリーズは、公式に標準価格を載せています。1次元のみ読める有線機のBCR-006は、税込13,200円で、スタンドが付いています。2次元も読める有線機は、BCR-2D5BKが税込20,900円です。
読めるコードの種類で、価格帯が分かれます。QRコードなどの2次元を読む予定があるなら、最初から2次元対応機を選びましょう。後から買い直す手間を避けられます。
無線機や防水機は3万円台から5万円台
Bluetoothで無線接続できるBCR-BT2D4BKは、税込30,800円です。AirScan Handheldのセット価格は、税別45,000円から51,000円となります。
有線の2次元機では、BCR-2D5BKが税込20,900円です。IP67のBCR-2D6は、税込55,000円になります。水や粉塵のかかる現場かどうかで、選ぶ機種が変わります。
DPM対応機は約20万円、固定式は30万円台
金属部品などに直接刻印されたDPMコードを読める機種は、価格が上がります。サンワサプライのBCR-DPM2D8は、公式の標準価格が税込198,000円です。
生産ラインに据え付ける固定式では、ifmのO2Iシリーズが税込302,940円からです。通信方式で価格が分かれ、PROFINET対応の型式は税込313,940円になります。
価格が公開されていない製品は見積もりで確認する
紹介する20製品のうち、公式に円建ての価格を確認できたのは3製品にとどまります。キーエンスやデンソーウェーブ、Zebraなどは、公式に価格の記載がなく、見積もりが前提です。
ソケットモバイルは円建ての表示があっても、米国からの発送で関税や輸入税が別にかかります。KOAMTACは米ドル建てが中心で、円の表示には税の記載がありません。税の扱いが分からないため、金額は載せていません。
クレードル・スタンド・設定にかかる費用
本体の価格に含まれない機器と作業を整理します。公式に金額を確認できたものは限られるため、確認できない項目は見積もりで補う前提です。
クレードルやドングルはセット型番で価格が変わる
AirScan Handheldは、充電クレードルとUSBケーブル付きのセットで販売されます。税別の参考価格は、バッテリパック版のBTSETが46,000円です。スーパーキャパシタ版のSCSETは45,000円です。
専用の通信ドングルが付く型番は、どちらも5,000円高くなります。BTSETDが51,000円、SCSETDが50,000円です。接続先のPCに合わせて、ドングルの要否を確認しましょう。
スタンドやホルダーは別売のことがある
サンワサプライのBCR-2D6では、スタンドBCR-STD1が税込2,420円の別売品です。BCR-006やBCR-1D9BKのように、スタンドが付いている型番もあります。
WELCOMの専用ホルダーと専用スタンド、ACアダプタは、公式にオープン価格とされています。机に置いて使うのか、持ち歩くのかを先に決め、必要な付属品を洗い出しましょう。
設定や連携の作業費は公式に金額が出ていない
読み取ったデータをPCやPLCに渡す設定にも、費用がかかります。キーエンスのHR-Xとマーストーケンの固定式MCR-F1000は、PLCリンクを備えています。いずれも作業費の金額は、公式に載っていません。
キーエンスのSR-Xは、設定や分析を専用ソフトなしに、ブラウザ上で行えます。設定の手間を抑えられる機種かどうかも、総額を左右する要素です。
保証・保守と消耗品の費用
保証の長さは、導入後の費用に直結します。公式に確認できた保証期間を表にまとめました。保証の対象や条件は、製品ごとに異なります。
製品 | 公式に確認できた保証 |
|---|---|
USB・RS-232Cモデルは5年、Bluetoothモデルは3年(本体のみ) | |
カタログ掲載製品は納入日から5年 | |
スキャナとクレードルは3年、バッテリは1年(出荷日から) | |
MS852 DPM ESDは3年。ユーザー登録で5年に延長 | |
バーコードスキャナ(NVH/NVFシリーズ)は2年 | |
基本2年。別契約で5年安心保守プログラム | |
無料保証期間は1年 | |
標準保証は1年 |
保証期間は1年から5年まで開きがある
デンソーウェーブのGT20は、USB・RS-232Cモデルで5年です。ifmのO2Iも、納入日から5年の保証が付きます。一方で、アイメックスのBW-845は1年です。
保証期間が短い製品は、本体価格が低くても、修理や買い替えの費用を見込む必要があります。使う期間と台数から、保証の長さを比べておきましょう。
長期の保守は別契約になる
WELCOMの5年安心保守プログラムは、基本の保証とは別の契約です。公式ページでは、ユーザー過失による故障にも対応し、技術料や修理代が不要になると案内されています。
修理中は、代替機を無償で優先的に貸し出すとされています。契約の料金は公式ページで確認できませんでした。保守の範囲と金額は、見積もりの段階で確認します。
電池は交換の費用も見込む
WELCOMのAirScan Handheldは、バッテリパックをユーザー自身で交換できます。保守プログラムの契約中は、追加のバッテリパックが税別3,000円です。スーパーキャパシタパックは税別2,500円です。
Zebra DS3600では、スキャナの保証が3年で、バッテリの保証は1年とされています。電池の保証は本体より短い場合があるため、台数が多いほど交換の費用が積み上がります。
タイプ別の価格帯と費用の考え方
バーコードリーダーは、形状や読み取るコードによってタイプが分かれます。タイプによって、費用が増えやすい場所も異なります。
タイプ | 主な製品例 | 価格帯(2026年時点) | 費用が増えやすい点 |
|---|---|---|---|
有線のハンディ(1次元) | 税込13,200円〜 | 読めないコードが出たときの買い直し | |
有線のハンディ(2次元) | 税込20,900円〜、税別20,000円〜 | 防水・防塵の等級 | |
無線のハンディ | 税別45,000円〜51,000円(セット)、税込30,800円〜 | クレードル・ドングル・電池 | |
DPM対応のハンディ | サンワサプライは税込198,000円。ほかは公式に記載なし | 読み取る刻印の種類 | |
固定式・マルチコードリーダ | ifmは税込302,940円〜。ほかは公式に記載なし | 通信方式・設置・設定 |
有線のハンディは本体価格が構成の大半を占める
有線のハンディは、PCのUSBポートにつなぐだけで使える機種が多く、周辺機器の費用が小さく済みます。サンワサプライのBCR-2D6は、USB接続でPCから電源が供給されるため、専用の電源が要りません。
このタイプでは、本体の価格差が総額の差になります。読めるコードの種類と、水や粉塵への強さを先に決めると、比べる機種を整理しやすくなります。
無線のハンディは充電環境まで含めて見る
無線のハンディは、本体のほかに、充電クレードルと電池が必要です。AirScan Handheldのように、セットで買える機種は構成を把握しやすくなります。
マーストーケンのMCR-H700系のように、無線モデルの充電台が別売の機種もあります。台数が増えるほど、クレードルと電池の費用が積み上がる点に注意しましょう。
DPM対応機と固定式は設置と設定が加わる
固定式は、据え付けや配線、上位機器との接続設定が加わります。ifmのO2Iは、通信がEthernetのみです。EtherNet/IP版とPROFINET版で価格が分かれています。
DPM対応のハンディは、刻印の種類や読み取り条件によって、機種の選び方が変わります。価格が公開されていない製品が多いため、実際の部品で読み取りを試したうえで見積もりを取りましょう。
導入費用の試算例
公式の価格が確認できた製品だけで、構成ごとの金額を計算してみます。税の表記は各社のままで、異なる表記は合算していません。実際の購入では、台数や条件で変わります。
構成 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
1次元のみの有線ハンディ1台 | サンワサプライ BCRシリーズ BCR-006 税込13,200円(スタンド付き) | 税込13,200円 |
防水の2次元ハンディ1台とスタンド | サンワサプライ BCRシリーズ BCR-2D6 税込55,000円+スタンドBCR-STD1 税込2,420円 | 税込57,420円 |
無線の2次元ハンディ3台 | ウェルコムデザイン AirScan Handheld/HC SCSETD(ドングル付き)税別50,000円×3台 | 税別150,000円 |
DPM対応のハンディ1台 | サンワサプライ BCRシリーズ BCR-DPM2D8 税込198,000円 | 税込198,000円 |
固定式2台(EtherNet/IP) | ifm O2Iシリーズ O2I500〜505 税込302,940円×2台 | 税込605,880円 |
小さく始める構成は1万円台から組める
1次元のコードだけを読むなら、BCR-006は税込13,200円で、スタンドも付いています。2次元に対応するBCR-2D6とスタンドの組み合わせは、税込57,420円です。
いずれもPCに有線でつなぐ構成です。読み取りの確認と運用の定着を見たうえで台数を増やす進め方なら、初期の投資を抑えられます。
無線機は台数を掛けて合計を出す
WELCOMのSCSETDを3台そろえると、税別150,000円です。クレードルとケーブル、ドングルが含まれた金額で、追加のバッテリパックは含みません。
5年安心保守プログラムを契約する場合は、保守の料金が加わります。ドングルなしのSCSETなら1台あたり5,000円安くなるため、接続先のPCの環境で型番を選びます。
固定式は台数と通信方式で総額が変わる
ifmのO2I500〜505を2台使うと、税込605,880円です。PROFINET対応の型式は1台あたり税込11,000円高く、2台で税込627,880円になります。
取付金具やケーブル、電源は、この金額に含まれていません。公式ページで別売品の有無を確認できなかったため、見積もりで範囲を確かめます。
計算に入っていないものを書き出す
試算に含まれない項目は、設置と設定の作業、上位システムとの連携、保守契約、予備機などです。見積書では、これらが含まれているかを項目ごとに確認します。
社内の稟議では、導入時の合計と、年間にかかる費用を分けて示すと説明しやすくなります。年間の費用には、保守契約と電池の交換を入れましょう。
バーコードリーダーの見積もりの取り方
構成が価格を左右するため、条件をそろえて依頼することが重要です。条件がばらばらだと、複数社の金額を並べて比べられません。
依頼前に決める3つのこと
読み取るコードの種類、使う環境、台数の3つを先に決めましょう。コードは、1次元か2次元か、金属に刻印したDPMかどうかを伝えます。
使う環境は、水や粉塵、温度、落下の可能性などです。この3つが決まっていないと、各社が異なる前提で構成を組むため、金額を比較できません。
内訳を分けて出してもらう
見積書は、本体、クレードル、ケーブル、スタンド、設定作業、保守に分けて出してもらいます。一式でまとめられると、どこで金額が増えたのか分かりません。
分けてもらえば、スタンドは後から追加する、保守は基本の保証で始めるといった調整ができます。台数ごとの単価も、あわせて確認しておきます。
試用の可否も見積もりの段階で確認する
実際の部品やラベルで読み取れるかは、機種ごとに差が出ます。キーエンスやアイメックス、ユニテックなどは、評価用のデモ機やテスト機を用意しています。
貸出の条件や期間は、会社ごとに異なる点に注意が必要です。詳しくは、無料で使えるバーコードリーダーの記事で整理しています。購入前に試せるかどうかも、見積もりと合わせて確認しましょう。
バーコードリーダーの主要製品と費用面での位置づけ
価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では各製品を、中堅・中小製造業との相性など4つの軸で5段階評価しています。費用の観点では、中小相性の評価が手がかりになります。
製品 | 中堅/中小との相性 | 価格の公開状況 |
|---|---|---|
5 | 参考価格を公開(税別・税込を併記) | |
5 | 標準価格を公開(税込・税抜を併記) | |
4 | 公式オンラインショップで公開 | |
4 | 公式に記載なし(見積依頼の窓口あり) | |
4 | 公式に記載なし(評価用テスト機は1台から購入可) | |
4 | 公式に記載なし(見積り・無料貸出の窓口あり) | |
3 | 公式に記載なし(見積は問い合わせ) | |
3 | 公式に記載なし(見積は問い合わせ) | |
3 | 日本向けの価格表示なし(正規リセラー経由) | |
3 | 公式に記載なし(デモ機の貸出あり) | |
3 | 円建て表示は関税が別で、税の記載なし | |
3 | 公式に記載なし | |
3 | 公式は米ドル建て。円の表示は税の記載なし | |
3 | 公式に記載なし(デモ機の貸出あり) | |
3 | 公式に記載なし | |
2 | 公式に記載なし(問い合わせ) | |
2 | 公式に記載なし(日本拠点へ問い合わせ) | |
2 | 公式に記載なし(日本拠点へ問い合わせ) | |
2 | 公式に記載なし(見積窓口あり) | |
2 | 公式に記載なし(日本法人へ問い合わせ) |
小さく始めるなら価格を公開している製品から探す
中小相性が5の製品は、WELCOMとサンワサプライの2つです。いずれも公式に価格を確認できる点が共通で、予算に合わせて型番や台数を選びやすくなります。
読み取るコードの種類と使う環境が絞れているなら、有力な候補になります。ただし、表の評価は費用の見通しやすさも含むため、性能の優劣を示すものではありません。
堅牢型や固定式は見積もりを前提に考える
マーストーケンやニューランド、Datalogicなどは、中小相性が2です。製品が劣るという意味ではなく、公式に価格がなく、見積もりで構成を固める必要があります。
DPMの読み取りや、PLCとの連携、過酷な環境への対応など、要件が明確な現場に向く設計です。要件を整理してから、複数社に同じ条件で依頼します。
評価と総額の関係
評価が高い製品が安いとは限りません。ただし、中小相性が高い製品は、少ない台数から成立する構成を選びやすい傾向があります。
各製品の評価理由は、バーコードリーダーのカテゴリページと各製品ページで確認できます。価格を公開していない製品は、見積もりで総額を確かめてください。
まとめ|バーコードリーダーの費用の見極め方
公式に価格を確認できた範囲では、有線のハンディが税込13,200円からです。無線のセットは税別45,000円から、固定式は税込302,940円からとなっています。紹介する20製品のうち、価格を公開している製品は3つだけです。
総額は、クレードルやスタンド、保守、電池の交換で変わります。保証期間も1年から5年まで開きがあります。読み取るコードと使う環境、台数を決め、導入時の合計と年間の費用を分けて比べましょう。
製品の仕様や候補を確認するときは、バーコードリーダーのカテゴリページをご覧ください。無料で試せる手段を知りたい場合は、無料で使えるバーコードリーダーの記事も参考になります。
バーコードリーダーのおすすめ製品
キーエンス HR-Xシリーズ
株式会社キーエンス
DPM・PLC直結対応の堅牢ハンディリーダ
デンソーウェーブ GT20
株式会社デンソーウェーブ
IP65・-20℃対応で照合機能も備える国産スキャナ
Zebra DS3600シリーズ
ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
3m落下・IP68に耐えDPMモデルも選べる
ウェルコムデザイン AirScan Handheld/HC
ウェルコムデザイン株式会社
照合アプリでポカヨケも組める
キーエンス SR-Xシリーズ
株式会社キーエンス
AFと照明の自動選択でラインに組込む
Datalogic PowerScan 9600シリーズ
Datalogic S.p.A.(データロジック)
IP67・2.5m落下に耐える産業用
バーコードリーダー比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| キーエンス HR-Xシリーズ | 株式会社キーエンス | 要見積もり | DPM・PLC直結対応の堅牢ハンディリーダ | 詳細を見る | |
| デンソーウェーブ GT20 | 株式会社デンソーウェーブ | 要見積もり | IP65・-20℃対応で照合機能も備える国産スキャナ | 詳細を見る | |
| Zebra DS3600シリーズ | ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 | 要見積もり | 3m落下・IP68に耐えDPMモデルも選べる | 詳細を見る | |
| ウェルコムデザイン AirScan Handheld/HC | ウェルコムデザイン株式会社 | オンプレミス | 照合アプリでポカヨケも組める | 詳細を見る | |
| キーエンス SR-Xシリーズ | 株式会社キーエンス | 要見積もり | AFと照明の自動選択でラインに組込む | 詳細を見る | |
| Datalogic PowerScan 9600シリーズ | Datalogic S.p.A.(データロジック) | 要見積もり | IP67・2.5m落下に耐える産業用 | 詳細を見る | |
| サンワサプライ BCRシリーズ | サンワサプライ株式会社 | オンプレミス | 価格公開・IP67機やDPM機もそろう | 詳細を見る | |
| エフケイシステム BD-8140BT | 株式会社エフケイシステム | 要見積もり | DPM対応の堅牢ワイヤレススキャナ | 詳細を見る | |
| ifm O2Iシリーズ | ifm efector株式会社 | オンプレミス | コードと文字を1台で読む価格公開の固定式 | 詳細を見る | |
| ユニテック ESD・DPM対応スキャナ | ユニテック・ジャパン株式会社 | 要見積もり | ESD対策ボディでDPMも読む | 詳細を見る | |
| CipherLab 2500シリーズ | サイファーラボ(CipherLab) | 要見積もり | IP65・1.8m落下に耐える堅牢スキャナ | 詳細を見る | |
| KOAMTAC KDC180 | KOAMTAC, Inc. | 要見積もり | 安全手袋と組み合わせる約63gのウェアラブル | 詳細を見る | |
| SICK Lector62x | ジック株式会社 | 要見積もり | AFと2色照明で外乱光に強いライン組込み型 | 詳細を見る | |
| マーストーケンソリューション MCR-F1000シリーズ | 株式会社マーストーケンソリューション | 要見積もり | AF・3倍ズームの固定式 | 詳細を見る | |
| ソケットモバイル DuraScan 700シリーズ | Socket Mobile, Inc.(ソケットモバイル) | 要見積もり | スマホとつなぐIP54のスキャナ | 詳細を見る | |
| マーストーケンソリューション MCR-H700/MCR-H710シリーズ | 株式会社マーストーケンソリューション | 要見積もり | 極小DPMも読む | 詳細を見る | |
| オプトエレクトロニクス L-46XS | 株式会社オプトエレクトロニクス | 要見積もり | 約115gでOCRも読む国産2次元ハンディ | 詳細を見る | |
| ニューランド NVHシリーズ | ニューランドAIDCジャパン株式会社 | 要見積もり | DPMとAI読取に対応する産業用ハンディ | 詳細を見る | |
| ニューランド Soldierシリーズ | ニューランドAIDCジャパン株式会社 | 要見積もり | 液体レンズAFとAIデコードの固定式 | 詳細を見る | |
| アイメックス BW-845シリーズ | アイメックス株式会社 | 要見積もり | 圏外も記録できる手頃な2次元スキャナ | 詳細を見る |
よくある質問
Qバーコードリーダーの本体価格はいくらくらいですか?
公式に価格を確認できた範囲では、サンワサプライの有線ハンディが税込13,200円から、WELCOMのAirScan Handheldがセットで税別45,000円から51,000円、ifmの固定式O2Iが税込302,940円からです(2026年時点)。キーエンスなど多くの製品は価格が非公開で、見積もりで確認します。
Q本体以外にどんな費用がかかりますか?
充電クレードル、通信ドングル、スタンド、ACアダプタが別に要る機種があります。サンワサプライのスタンドBCR-STD1は税込2,420円です。導入後は保証や電池の交換も加わるため、見積もりでは本体と周辺機器、設定、保守を分けて出してもらうと総額を把握しやすくなります。
Q保証期間はどのくらいですか?
公式に確認できた範囲では、デンソーウェーブのGT20(USB・RS-232Cモデル)とifm O2Iが5年、Zebra DS3600が3年(バッテリは1年)、アイメックスのBW-845が1年です。WELCOMは基本2年で、5年安心保守プログラムを別契約で用意しています。型式で異なるため、購入前に確認してください。
Q価格が公開されていない製品はどう比較すればよいですか?
読み取るコードの種類、使う環境、台数、接続先を同じ条件にして、各社に見積もりを依頼します。内訳を本体・周辺機器・設定・保守に分けてもらうと、金額の差の理由を比較できます。評価用のデモ機を用意している会社もあるため、購入前に試せるかも確認しましょう。
