メインコンテンツへスキップ
費用・価格#スライサーソフト#費用#価格

【2026年】スライサーソフトの費用・価格|無償と有償の範囲・ライセンス形態・試算例を解説

スライサーソフトの費用を、無償と有償の範囲、ライセンス形態、無償ソフトに付く条件に分けて整理します。公式サイトで確認できた2026年時点の情報だけを根拠にし、構成別の試算例と見積もりの取り方も紹介します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】スライサーソフトの費用・価格|無償と有償の範囲・ライセンス形態・試算例を解説

スライサーソフトの費用を調べると、無料で使えるという情報が先に目に入ります。しかし実際には、無償の製品と有償の製品が混在しています。無償でも、PCの条件や任意の有償サービスが別に加わる場合があります。

この記事では、公式サイトで確認できた範囲に絞って、費用の内訳を整理します。価格は2026年時点の公開情報です。円建ての金額を公式に確認できた製品はなかったため、金額は書いていません。

本体の価格:紹介する20製品のうち、公式に無償と記載があるのは10製品です。CHITUBOX、3D Sprint、GrabCAD Print、Markforged Eigerの4製品は、無償の版と有償の版に分かれます。残る6製品は、公式に円建ての価格がありません。

無償ソフトに付く条件:無償の製品でも、動作するPCや対応するプリンターを確認する必要があります。クラウドやプラグインなどの任意の機能は、別の条件で提供されます。

有償版の費用:有償の製品はサブスクリプションやライセンスで提供されます。金額は公開されておらず、見積もりで確認します。

見積もりの取り方:使うプリンターと造形方式、台数、管理機能の要否を決め、ライセンスと保守に分けて依頼します。

スライサーソフトは、無償の製品から始められる点が他の産業用ソフトと異なります。費用が増えるのは、有償版や管理機能、産業用装置との組み合わせです。詳しい製品情報はスライサーソフトのカテゴリページにまとめています。


この記事でわかること

01

スライサーソフトの費用はどこにかかるか

スライサーソフトの費用は、導入時にかかるものと、使い続ける間にかかるものに分かれます。無償の製品が多いため、ソフトの代金よりも周辺の条件が費用に影響します。

区分

費用の項目

公式で確認できた例

初期費用

ソフトの利用権

オープンソースの製品は無償です。Simplify3Dは有償で、ライセンスはStandard、Floating、Offlineの3種類です

初期費用

動作するPC

公式ページでは、Formlabs PreFormがmacOS 13以降とWindows 10(64ビット)以降を示しています。Materialise MagicsはWindowsの64ビット専用です

初期費用

対応するプリンター

PreFormの対象はFormlabsのSLA機とSLS機です。Markforged EigerはMarkforged製プリンターで使います

導入後

サブスクリプションの更新

3D Systems 3D SprintのProは年単位で提供されます。EOSPRINTは、EOS Buildのサブスクリプションに含まれます

導入後

任意の機能・サービス

Bambu Studioの遠隔操作などは、任意のプラグインで提供されます。Raise3D ideaMakerの造形管理は、別製品のRaiseCloudです

導入後

版の管理

Creality Printは、日本語のダウンロードページの掲載版が6.3.0です。公式GitHubの最新版は7.3.0です

初期費用はソフトの代金より動作条件で決まる

オープンソースや無償配布の製品では、ソフト自体の代金はかかりません。一方で、動作するPCの条件は製品ごとに異なります。

Formlabs PreFormの対象OSは、macOS 13以降とWindows 10です。Materialise Magicsは、Windowsの64ビット専用です。

導入後の費用は有償版の更新と任意サービスになる

導入後に継続して費用が出るのは、サブスクリプションの有償版です。3D Systems 3D SprintのProは年単位で、更新しないとBasicに戻ります。

無償の製品でも、任意のクラウドやプラグインには別の条件があります。OrcaSlicerの任意のOrca Cloudは、料金が公式サイトに掲載されていません。

見落としやすいのは版の違いと対応プリンターの範囲

同じ製品でも、ページごとに掲載される版が異なる場合があります。Creality Printは、日本語ページが6.3.0です。公式GitHubの最新版は7.3.0です。

対応プリンターの範囲も確認が要ります。Markforged Eigerの対象は、Markforged製です。Formlabs PreFormの対象は、Formlabs製です。

02

スライサーソフト本体の価格(公式で確認できた範囲)

税の表記は各社のままで、価格は2026年時点です。構成やプランによって変わるため、表の記載は目安ではなく、公式に書かれていた内容の整理です。円建ての金額を載せている製品はありません。

製品

ライセンスの形態

価格の公式表記(2026年時点)

備考

UltiMaker Cura

オープンソース

無料(公式にfree and open source softwareと記載)

ビジネス向けのCura Enterpriseは、価格の記載なし

PrusaSlicer

オープンソース(AGPL-3.0)

無料(公式にFree. Open-source. No account required.と記載)

アカウント登録は不要

Bambu Studio

オープンソース(AGPL-3.0)

無償配布

ネットワーク機能のプラグインは非フリーのライブラリを使う任意の機能

Creality Print

オープンソース(AGPL-3.0)

無償配布。日本語のダウンロードページに価格の記載なし

OrcaSlicer

オープンソース(AGPL-3.0)

無料(公式にfree and open-source softwareと記載)

Orca Cloudの料金は掲載なし

QIDI Studio

オープンソース(AGPL-3.0)

無償配布

Windows・Mac版は日本向け公式ストア、Linux版はGitHubで配布

Anycubic Slicer Next

オープンソース

無償配布。価格の記載なし

ファームモードは1.4.1.0以降

Raise3D ideaMaker

無償ダウンロード

無料(公式にFree Downloadと記載)

RaiseCloudは別製品

FLASHFORGE Flash Studio Desktop

無償ダウンロード

公式サイトから無償。価格の記載なし

前身のOrca-FlashforgeはAGPL-3.0

Formlabs PreForm

無償

無料(公式に完全無料と記載)

Dashboardも無料。ライセンス料・年間使用料・台数制限なし

CHITUBOX

無償版と有償プラン

無料(公式ドキュメントに記載)。有償のAdvanced・Proはサブスクリプション

有償プランの円建て価格の掲載なし

3D Systems 3D Sprint

Basic(無償)とPro(サブスクリプション)

Basicは特定の3D Systems製プラスチック3Dプリンターの購入者に無料。Proは追加の年額で、金額の記載なし

30日間の無料トライアルあり

Stratasys GrabCAD Print

標準版(無料)とPro(有償)

標準版はStratasys製3Dプリンターに組み込まれた無料ソフト。Proの価格は非公開

Proは無料体験あり

Markforged Eiger

Digital Forgeサブスクリプション

全ティアにEigerを含む。有償ティアは見積もり

お試しソフトウェアあり

Simplify3D

有償(1ユーザーのStandard、Floating、Offline)

公式ストアの価格は米ドル建てのみ。円建ての価格なし

返金保証あり

Materialise Magics

モジュール構成

価格は非公開(問い合わせ)

サポート生成やネスティングは造形技術ごとのモジュール

Autodesk Fusion with Netfabb

サブスクリプション

価格はオートデスクまたは販売パートナーに確認

無償体験版と返金保証あり

EOSPRINT

EOS Buildのサブスクリプション

価格は公開されていない

生産拠点単位。拠点あたり最大10ライセンス

Oqton 3DXpert

サブスクリプション

パッケージごとの価格は公開されていない

トライアルあり

HP 3D Build Manager

HP Digital Production Suiteの一部

公式ページ・パンフレットに価格の記載なし

オープンソースとして無償配布される製品が中心になる

表の7製品は、オープンソースとして無償で配布されている製品です。公式GitHubは、PrusaSlicerなど4製品をAGPL-3.0と示しています。

OrcaSlicerもAGPL-3.0で、公式に無料とされています。この種類では、対応プリンターのプロファイルの有無が手がかりです。ソフトの代金は、比べる材料になりません。

メーカー提供の無償ソフトは自社プリンターが前提になる

Formlabs PreFormは、公式の日本語ページに完全無料と書かれています。ライセンス料、年間使用料、インストール台数の制限はないとされています。

一方、Stratasys GrabCAD Printの標準版は、無料のソフトです。Stratasys製プリンターに組み込まれています。3D Systems 3D SprintのBasicは、特定のプリンターの購入者に無料で付きます。

有償の製品や有償版は見積もりで確認する

Simplify3Dの公式ストアは、価格が米ドル建てのみです。円建ての価格がないため、金額は載せていません。

その他の有償ソフトは、公式に金額の記載がありません。3D Systems 3D SprintのProは追加の年額とされています。Markforged Eigerの有償ティアは、見積もり依頼で確認します。

03

ライセンス方式と課金単位

有償のスライサーソフトは、ライセンスの種類と課金の単位が製品ごとに異なります。公式に金額がないため、ここでは契約の仕組みの違いだけを整理します。

ライセンスの種類で使い方が分かれる

Simplify3Dのライセンスは、Standard、Floating、Offlineの3種類です。公式ストアでは、Standardはインターネット接続が必要な1ユーザー向けとされています。

Floatingはチームで共有できます。Offlineは、高いセキュリティが求められる環境向けです。購入後2週間は返金保証があります。

課金の単位は拠点やプランで異なる

EOSPRINTは、生産拠点単位のサブスクリプションです。拠点あたり最大10ライセンスが含まれます。

Oqton 3DXpertは、複数のパッケージで提供される製品です。Basic、Standard、Premiumなどがあります。Markforged Eigerには、4つのティアがあります。

更新しなかったときの扱いが製品で違う

3D Systems 3D SprintのProは、年単位で提供されます。更新しない場合、Basicに戻る仕組みです。

EOSPRINTは初年度以降、非アクティブモードに縮小できます。この場合は、1つのマテリアルセットとEOSPRINTの1アクセス権が残ります。

04

無償ソフトに付く条件と任意サービス

無償の製品を選んでも、使い始める前に確認したい条件があります。ここでは、公式ページに書かれていた条件だけを挙げます。

動作するPCの条件を先に確認する

グローバルの公式ページには、最小構成の記載があります。Raise3D ideaMakerは、RAM 64GB、VRAM 8GBです。ソフトが無料でも、PCの用意が要ります。

Materialise MagicsはWindowsの64ビット専用です。Stratasys GrabCAD Printは、Windows 11以降が対象です。

クラウドやプラグインは別の条件で提供される

Bambu Studioの拡張機能は、任意のプラグインで提供されます。公式GitHubでは、このプラグインが非フリーのライブラリに基づくと説明されています。

Formlabs PreFormのプリンター管理Dashboardは無料です。一方、Raise3D ideaMakerの遠隔制御・管理は別製品のRaiseCloudで行います。

配布されている版を確認する

公式ページ間で版が異なる例は、FLASHFORGE Flash Studio Desktopです。グローバルの最新版は1.7.19で、国内サポートページでは1.7.6を掲載しています。

PrusaSlicerの安定版は2.9.6です。3.0.0は、本番利用を推奨しないアルファ版とされています(2026年10月時点)。

05

タイプ別の価格帯と費用の考え方

スライサーソフトは、対象とするプリンターの種類によって費用の出方が大きく変わります。タイプごとに、費用が増えやすい点を整理します。

タイプ

主な製品例

価格帯(2026年時点)

費用が増えやすい点

オープンソースの汎用スライサー

UltiMaker Cura、PrusaSlicer、OrcaSlicer

公式に無償

任意のクラウド機能やビジネス向け版が別条件

プリンターメーカー提供のソフト

Bambu Studio、Formlabs PreForm、Creality Print

公式に無償

自社プリンターが前提。拡張機能は別条件

光造形・粉末焼結向けの専用ソフト

CHITUBOX、3D Systems 3D Sprint

無償の版と有償の版

有償プランやProは金額が非公開

有償の汎用スライサー

Simplify3D

米ドル建てのみ(円建てなし)

ライセンスの種類と台数

産業用・金属向けの造形準備ソフト

Materialise Magics、EOSPRINT、Oqton 3DXpert

公式に金額の記載なし

拠点単位のライセンス、モジュール、装置との組み合わせ

FDM向けは無償が中心で費用は周辺条件に出る

FDM向けの製品は、オープンソースや無償配布が中心です。ソフトの代金は0円でも、プリンターごとのプロファイルや、PCの条件を確認する必要があります。

有償のSimplify3Dは、価格が米ドル建てのみです。無償の製品との差額は、公式の円建て価格がないため示せません。

光造形や粉末焼結向けはメーカーの無償ソフトが基本になる

Formlabs PreFormは、SLA機とSLS機向けの無償ソフトです。CHITUBOXは無償の版があり、有償のAdvancedとProはサブスクリプションです。

有償プランの価格は、公式サイトに円建てで掲載されていません。必要な機能が無償の版に含まれるかを先に確かめます。

産業用・金属向けはサブスクリプションと見積もりが中心になる

金属造形に使うEOSPRINTとOqton 3DXpertは、サブスクリプションです。Autodesk Fusion with Netfabbも同じです。いずれも公式に金額の記載がありません。

Materialise Magicsは価格が非公開です。サポート生成やネスティングは、造形技術ごとのモジュールです。必要なモジュールの数で、見積もりの内訳が変わります。

06

導入費用の試算例

公式に価格がある製品だけで、構成を組み立てます。円建ての金額を示している製品がないため、試算は無償の範囲に限られます。

構成

内訳

合計

FDM機1台で小さく始める

PrusaSlicerを利用(公式に無料、アカウント登録は不要)

ソフトの費用は0円(公式の記載)

光造形・粉末焼結機を複数台で使う

Formlabs PreFormとDashboardを利用(公式に無料、台数制限なし)

ソフトの費用は0円(公式の記載)

有償ソフトを含む構成

Simplify3Dの1ユーザーのライセンス、またはサブスクリプション製品

合計できない(円建ての公式価格なし)

FDM機1台の構成はソフトの費用が0円になる

PrusaSlicerは、公式に無料でアカウント登録も不要とされています。1台のプリンターで始める場合、ソフトの代金は発生しません。

OrcaSlicerやUltiMaker Curaも、公式に無料と記載されています。選ぶ基準は、手持ちのプリンターのプロファイルがあるかどうかです。

複数台の構成でも無償の範囲で収まる場合がある

Formlabs PreFormは、ライセンス料や年間使用料がかかりません。インストール台数の制限もないと、公式に書かれています。管理用のDashboardも無料です。

ただし、対象はFormlabs製のSLA機とSLS機に限られます。他社のプリンターが混在する場合は、別のソフトが要ります。

有償ソフトを含む構成は金額を合計できない

公式に円建ての価格がないため、有償ソフトを含む構成は合計できません。米ドル建ての価格を円に換算したり、他の価格と足したりはしていません。

見積もりでは、ライセンスの種類、ユーザー数、拠点数を伝えます。条件をそろえると、各社の金額を比べやすくなります。

合計に含まれないものを書き出す

0円の試算には、PCの購入費、プリンター本体、材料、設置や設定の作業が含まれていません。社内の教育や、造形条件を調整する工数も別に要ります。

任意のクラウドやプラグイン、有償プラン、産業用装置との連携費用も含まれていません。これらは、使う機能が決まってから確認します。

07

スライサーソフトの見積もりの取り方

無償の製品が多いため、見積もりが要るのは有償版や産業用ソフトを検討するときです。条件が決まっていないと、各社の前提がずれて比べられません。

依頼前に決める3つのこと

使うプリンターと造形方式、台数、管理機能の要否を決めます。FDM、光造形、粉末床、金属で、対応する製品が分かれます。

この3点が決まっていないと、各社の見積もりの前提が一致しません。選び方はスライサーソフトの選び方で整理しています。

内訳を分けて出してもらう

ライセンス、モジュールやアドオン、保守とサポート、トレーニングに分けて依頼します。一式でまとめられると、増えた理由が分かりません。

サブスクリプションは、契約の期間と更新後の扱いも確認します。製品の比較はスライサーソフトの比較にまとめています。

無償版と体験版で機能を確かめる

無償の版や体験版がある製品では、先に機能を確かめます。3D Systems 3D Sprintには、30日間の無料トライアルがあります。Stratasys GrabCAD PrintのProも、無料体験が可能です。

そのほか、Autodesk Fusion with Netfabbに無償体験版があります。返金保証が付く製品は、Simplify3Dです。Oqton 3DXpertには、トライアルがあります。

08

スライサーソフトの主要製品と費用面での位置づけ

価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では、生産管理、品質管理、現場での使いやすさ、中堅/中小との相性の4軸で5段階評価しています。費用では、中堅/中小との相性が手がかりです。

製品

中堅/中小との相性(5点満点)

価格の公開状況

UltiMaker Cura

5

公開:無料(オープンソース)。Cura Enterpriseは価格の記載なし

PrusaSlicer

5

公開:無料(オープンソース)

Bambu Studio

5

公開:無償配布(オープンソース)

Creality Print

5

公開:無償配布(オープンソース)

OrcaSlicer

5

公開:無料(オープンソース)

QIDI Studio

5

公開:無償配布(オープンソース)

Raise3D ideaMaker

4

公開:無料ダウンロード

FLASHFORGE Flash Studio Desktop

4

公開:無償ダウンロード

Formlabs PreForm

4

公開:無料。Dashboardも無料

Anycubic Slicer Next

4

公開:無償配布(オープンソース)

CHITUBOX

5

一部公開:無償の版あり。有償プランの価格は掲載なし

3D Systems 3D Sprint

3

一部公開:Basicは対象プリンターの購入者に無料。Proの価格は非公開

Stratasys GrabCAD Print

3

一部公開:標準版は無料。Proの価格は非公開

Markforged Eiger

3

一部公開:全ティアにEigerを含む。有償ティアは見積もり

Simplify3D

3

米ドル建てのみ。円建ての価格なし

Autodesk Fusion with Netfabb

3

公式に金額の記載なし。販売元に確認

Materialise Magics

2

公式に金額の記載なし(問い合わせ)

EOSPRINT

2

公式に金額の記載なし

Oqton 3DXpert

2

公式に金額の記載なし

HP 3D Build Manager

2

公式に金額の記載なし

小さく始めるなら価格を公開している製品から探す

公式に無償と記載のある製品は、初期費用を抑えやすい製品です。相性の点数は、オープンソース製品が主に5点、メーカー提供のソフトが4点になっています。

点数に差が出るのは、対応プリンターが限られるためです。価格に加えて、手持ちのプリンターで使えるかを確認しましょう。

見積もりを前提にする製品が多い

産業用の造形準備ソフトは、相性の点数が2〜3点です。理由は製品が劣るためではなく、公式に価格がなく、構成を見積もりで固めるためです。

生産管理や品質管理の点数が高い製品もあります。金属造形や複数拠点の管理が必要な場合は、見積もりを前提に検討します。

評価と総額の関係

評価が高い製品が安いとは限りません。無償の製品は相性の点数が高い一方、生産管理の点数は有償の製品が上回る場合があります。

製品ごとの評価は、スライサーソフトのカテゴリページで確認できます。評価と費用の両方を見て、候補を比べてください。

09

まとめ|スライサーソフトの費用の見極め方

2026年時点で、公式に無償と書かれている製品は20製品中10製品です。ただし円建ての価格を公開している製品はなく、有償版の金額は見積もりで確認します。

総額を左右するのは、ソフト本体よりも、周辺の条件です。PCの条件、対応プリンター、任意サービス、サブスクリプションの更新が影響します。まず手持ちのプリンターで使える無償の製品を試しましょう。機能が足りないときに、有償版を検討します。製品の比較は比較記事、仕組みは解説記事、メーカーの動向はメーカー記事にまとめています。製品情報はスライサーソフトのカテゴリページをご覧ください。

スライサーソフト比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
Formlabs PreForm ロゴ
Formlabs PreFormFormlabs(フォームラボ)オンプレミス無料で使えるFormlabsの光造形・SLS機向け造形準備ソフト詳細を見る
Bambu Studio ロゴ
Bambu StudioBambu Japan株式会社オンプレミス複数プレートを扱える無料スライサー詳細を見る
OrcaSlicer ロゴ
OrcaSlicerOrcaSlicer Pte. Ltd.オンプレミス数百機種のプロファイルを持つ無料スライサー詳細を見る
Anycubic Slicer Next ロゴ
Anycubic Slicer Next縦維立方テクノロジー株式会社オンプレミスファームモードを備える無料スライサー詳細を見る
Creality Print ロゴ
Creality PrintShenzhen Creality 3D Technology Co., Ltd.オンプレミス自動キャリブレーションを備える無料スライサー詳細を見る
QIDI Studio ロゴ
QIDI StudioQIDI Technology(QIDI Tech)オンプレミスQIDI製FDM機向けの無料スライサー詳細を見る
Markforged Eiger ロゴ
Markforged EigerMarkforged(マークフォージド)要見積もり連続繊維の配置まで制御するクラウド型詳細を見る
Stratasys GrabCAD Print ロゴ
Stratasys GrabCAD Printストラタシス・ジャパン株式会社要見積もりCADから直接造形準備するソフト詳細を見る
Raise3D ideaMaker ロゴ
Raise3D ideaMakerRaise3D(レイズスリーディー)オンプレミスFFFとDLPを扱える無料スライサー詳細を見る
UltiMaker Cura ロゴ
UltiMaker CuraUltiMaker B.V.オンプレミス無料・オープンソースの定番FDMスライサー詳細を見る
PrusaSlicer ロゴ
PrusaSlicerPrusa Research a.s.オンプレミスアカウント不要・オフラインの無料スライサー詳細を見る
FLASHFORGE Flash Studio Desktop ロゴ
FLASHFORGE Flash Studio DesktopZhejiang Flashforge 3D Technology Co., Ltd.(FLASHFORGE)オンプレミス複数台管理と遠隔監視に対応詳細を見る
CHITUBOX ロゴ
CHITUBOXCBD-Techオンプレミス光造形機向けの無料スライサー詳細を見る
3D Systems 3D Sprint ロゴ
3D Systems 3D Sprint3D Systems, Inc.要見積もり樹脂系プリンター向けの造形準備ソフト詳細を見る
EOSPRINT ロゴ
EOSPRINTEOS GmbH要見積もりEOSの粉末床装置向けジョブ準備ソフト詳細を見る
Materialise Magics ロゴ
Materialise MagicsMaterialise NV(マテリアライズ)要見積もり修正・サポート生成・自動配置を1つの環境で詳細を見る
Autodesk Fusion with Netfabb ロゴ
Autodesk Fusion with Netfabbオートデスク株式会社(Autodesk)要見積もり修復からツールパスまで担う積層造形ソフト詳細を見る
Oqton 3DXpert ロゴ
Oqton 3DXpertOqton NV要見積もり変形予測と補正まで行う積層造形ソフト詳細を見る
Simplify3D ロゴ
Simplify3DSimplify3D要見積もり600機種以上に対応する有償スライサー詳細を見る
HP 3D Build Manager ロゴ
HP 3D Build ManagerHP(日本HP)要見積もりHPの3Dプリンター向けビルド準備ソフト詳細を見る

よくある質問

Qスライサーソフトの本体価格はいくらですか?
A

紹介する20製品のうち、公式に無償と記載があるのは10製品です。CHITUBOXなど4製品は無償の版と有償の版があります。円建ての価格を公式に確認できた製品はなく、有償版は見積もりで確認します(2026年時点)。

Q無償のスライサーソフトでも費用はかかりますか?
A

ソフトの代金はかかりませんが、動作するPCの用意が必要です。ideaMakerは最小構成でRAM 64GBとされています。Bambu Studioの遠隔操作などは任意のプラグインで、条件が別にあります。使う前に公式ページで確認します。

Qサブスクリプションを更新しないとどうなりますか?
A

3D Sprintは、Proを更新しないとBasicに戻ります。EOSPRINTは、初年度以降に非アクティブモードへ縮小でき、1つのマテリアルセットとEOSPRINTの1アクセス権が残ります。製品ごとに扱いが異なるため、契約前に確認します。

Q価格が公開されていないスライサーソフトはどう比べればよいですか?
A

使うプリンターと造形方式、台数、管理機能の要否を決め、ライセンス、モジュール、保守に分けて見積もりを依頼します。無償版や体験版、返金保証がある製品は、先に機能を確かめてから、各社の見積もりを比べます。

スライサーソフトをもっと詳しく探す

資料請求リスト 0件

リストを読み込み中です。

選択中の製品 0 件