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比較#PLCプログラミングソフト#無料#体験版

【2026年】無料で使えるPLCプログラミングソフトおすすめ7選|無償版と体験版の違い・商用利用の可否も解説

無料で使えるPLCプログラミングソフトを7種で整理。Beckhoff・WAGO・CODESYS・OpenPLC Editorの無償版と、三菱電機・シーメンス・キーエンスの体験版を、期間、商用利用、対象PLCの点から比較します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】無料で使えるPLCプログラミングソフトおすすめ7選|無償版と体験版の違い・商用利用の可否も解説

PLCプログラミングソフトには、費用をかけずに使える選択肢が複数あります。Beckhoff(ベッコフ)やWAGOのように、開発環境そのものを無償で提供する会社があります。三菱電機、シーメンス、キーエンスは、期間や回数を区切った体験版を公開しています。ただし、無料になるのは開発ソフトだけで、PLC本体や実行環境(ランタイム)の費用は別にかかります。この記事では、2026年11月6日時点で公式サイトの記載から確認できた7種を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。

期限なしで使い続けたいなら:Beckhoff TwinCAT 3 Engineering、WAGO CODESYS V3、CODESYS Development System、OpenPLC Editor

使っているPLCの純正ソフトを試したいなら:三菱電機 GX Works3(30日間)、Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル)(21日間)、キーエンス KV STUDIO(起動50回まで)の体験版

業務で使う設備に使うなら:体験版は評価用です。商用利用の可否は、各社の使用許諾で確認してください

購入後の費用を知りたいなら:PLCプログラミングソフトの価格・見積もりの記事で、ライセンス方式ごとの内訳を確認できます

無償の開発環境は、対応するPLCや制御機器の購入が別に必要です。体験版は期間や回数が決まっているため、評価に使う目的を決めてから入手しましょう。


この記事でわかること

01

無料のPLCプログラミングソフトの種類

PLCプログラミングソフトの無料は、大きく4つに分かれます。期限のない無償の開発環境、オープンソース、期間限定の体験版、回数限定の体験版です。無料になるのはソフトの範囲だけで、PLC本体の価格は含まれません。

種類

内容

費用

例

無償の開発環境

メーカーが開発ソフトのライセンス費用を求めない

開発ソフトは0円。実行環境や制御機器は別

Beckhoff TwinCAT 3 Engineering、WAGO CODESYS V3、CODESYS Development System

オープンソース

ソースが公開され、ライセンス条文に従って使う

開発ソフトは0円。サポートは別の契約

OpenPLC Editor

期間限定の体験版

インストールから一定の日数だけ、製品版に近い機能を使える

期間中は製品版の購入が不要

三菱電機 GX Works3(30日間)、Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル)(21日間)

回数限定の体験版

インストールと起動の回数に上限がある

公式ページに料金の記載なし

キーエンス KV STUDIO(起動50回まで)

無償の開発環境は、期限を決めずに学べる

Beckhoffは、TwinCAT 3 Engineeringの基本版を無償と案内しています。WAGOは、CODESYS V3を「無料のプログラミングツール」として紹介しています。いずれも、ライセンスの購入を待たずに、設計や検証を始められる環境です。

期限や起動回数の制限は、公式ページに書かれていません。ただし、実機を動かす段階では、対応する制御機器や実行環境の費用が別に発生します。

体験版は、購入前の評価に向いている

三菱電機のGX Works3は、インストール後30日間使える体験版を公開しています。シーメンスのSTEP 7は、21日間のトライアルライセンスです。キーエンスのKV STUDIOは、起動できる回数に上限があります。

体験版は、機能の確認や社内の評価を目的にした提供です。期間や回数が終わると使えなくなるため、評価の計画を立ててからインストールしましょう。

02

PLCプログラミングソフトの無料版と有料版の違い

無料版と有料版の違いは、使える期間、対象となるPLC、商用利用の扱いに表れます。各社が公式に示している範囲を、表で整理しました。公式に記載がない項目は、確認できなかったと明記しています。

観点

無償の開発環境・オープンソース

体験版・トライアル

有料の製品版

使える期間

公式ページに期限の記載なし

30日間、21日間、起動50回までなど

ライセンスの期間は製品ごとに異なる

主な対象

CODESYS系は複数メーカーの機器、TwinCATはBeckhoffの制御システム

各社の純正PLC

各社の純正PLC

商用利用

使用許諾やライセンス条文で確認する

シーメンスはテスト・評価用と明記。他社は使用契約書で確認する

ライセンス条件に従って業務に使える

製品版との関係

有償の拡張機能や実行環境が別にある

三菱電機は体験版から製品版へバージョンアップできない

更新サービスや追加ライセンスが選べる製品もある

費用

開発ソフトは0円

期間中は購入が不要

公開価格がある製品は、数万円から十数万円台

無料の範囲は開発ソフトまでで、実機の費用は別

Beckhoffは、PLCプログラミングの機能にライセンス費用がかからないと説明しています。一方で、PLCプログラミングを超える機能(TExxxx)は有償です。実行環境(TCxxxx・TFxxxx)も有償です。

実行環境の価格は、制御用PCの性能によって決まります。ソフトの費用だけでなく、動かす機器まで含めて試算しましょう。

有料の製品版は、数万円から十数万円台の公開価格がある

2026年時点で、公式に価格を確認できた製品を挙げます。GX Works3は、サイトライセンス・ダウンロード版が税別150,000円です。税込は165,000円です。KV STUDIO Ver.12は182,000円(税抜)となります。

パナソニック Control FPWIN GR7は、日本語版が46,600円(税別)です。公式ページに体験版の記載が見当たらない製品もあります。税区分が異なる金額は合算せず、各社の表示のまま比べてください。

03

無料のPLCプログラミングソフトを選ぶときのポイント

無料のPLCプログラミングソフトを選ぶ際には、対応するPLCを最初に確認することが重要です。次に、期間と回数の制限、商用利用の扱い、動作環境を見ていきます。評価の目的が決まっていると、選択肢を比較しやすくなります。

使うPLCの機種に対応しているか

三菱電機の体験版は、MELSEC MX、iQ-R、iQ-Fシリーズ向けです。従来のMELSEC-QやLシリーズは、GX Works3の対象外になります。

キーエンスはKVシリーズ、シーメンスはSIMATICの製品が対象です。社内の設備で使うPLCのメーカーと型式を、先に書き出しておきましょう。

期間と回数の制限を確認する

三菱電機の体験版は、30日を過ぎると起動できなくなります。キーエンスの体験版は、同じパソコンに1回しかインストールできず、起動は50回までです。

シーメンスのトライアルは21日間です。検証作業の日程から逆算して、入手する時期を決めると、期間を無駄にしません。

商用利用とライセンス条件を読む

シーメンスのカタログは、トライアルライセンスをテストおよび評価用と位置づけています。三菱電機は、ダウンロード前に「ソフトウェア使用契約書」への同意を求めています。

体験版のページに商用利用の可否がない場合は、使用契約書の本文を読みましょう。実際の設備には、製品版のライセンスを用意します。

パソコンの動作環境を確認する

三菱電機のGX Works3体験版は、日本語版のWindows 11が対象です。ディスクはインストールに22GB以上、メモリは8GB以上が推奨されています。

TwinCAT 3 Engineeringは、Windows 10・11が対象です。古いパソコンでは、先に要件を照らし合わせてください。

公式ページで体験版を確認できなかった製品

次の6社の製品ページでは、体験版や無償の記載を見つけられませんでした。富士電機、パナソニック、ジェイテクト、東芝、IDEC、横河電機です。提供がないという意味ではありません。

日立産機システムは、ページが文字化けして読めませんでした。オムロンとロックウェルも、ページを読み取れませんでした。

オムロンの欧州サイトでは、Sysmac Studioのトライアルが案内されています。アカウントの作成が必要です。日本での条件は、オムロン Sysmac Studioの窓口で確認しましょう。


04

【比較表】無料で使えるPLCプログラミングソフト7選

無料の種類、期間、商用利用、主な対象、動作環境を7製品で並べました。上の5製品は製品ページがあるソフトで、下の2製品は製品ページがない無償ソフトです。条件は2026年11月6日時点の公式情報に基づきます。

製品名

無料の種類

期間・回数

商用利用

主な対象

動作OS

Beckhoff TwinCAT 3 Engineering

基本版が無償。有償機能の7日間トライアルもある

基本版は期限の記載なし

確認できなかった

TwinCAT 3の開発環境

Windows 10・11

WAGO CODESYS V3

IDEとライセンスの初期費用なし

期限の記載なし

確認できなかった

CODESYS V3のIDE

確認できなかった

三菱電機 GX Works3

体験版(製品版と同じ機能)

インストール後30日間

使用契約書で確認

MELSEC MX・iQ-R・iQ-F

日本語版Windows 11

Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル)

トライアルライセンス

21日間

テスト・評価用と明記

STEP 7 Basic・Professional

64ビットOS

キーエンス KV STUDIO

体験版(日本語版・Global版)

同じPCに1回だけインストール、起動50回まで

確認できなかった

KVシリーズ

製品版はWindows 11・10

CODESYS Development System

ストアの価格が0,00ユーロ(付加価値税別)

期限の記載なし

確認できなかった

CODESYS対応のコントローラ

確認できなかった

OpenPLC Editor

オープンソース(GPLv3)

期限の記載なし

ライセンス条文で確認

OpenPLC Runtime

Windows・macOS・Linux

05

【無料版】PLCプログラミングソフトおすすめ7選

ここでは、製品ページがあるソフトを先に紹介します。続いて、製品ページがない無償ソフト2種を紹介します。各製品の冒頭に、無料の範囲と商用利用の扱い、注意点をまとめました。

Beckhoff TwinCAT 3 Engineering

  • 無料の範囲:TwinCAT 3 Engineeringの基本版(必要ライセンスはTC1000)
  • 商用利用:ページに直接の記載はなく、使用許諾の参照が案内されている
  • 向いている企業:PLCプログラミングを費用なしで始めたい開発・保全部門
  • 注意点:C++の開発には、製品版のVisual Studioが別に必要
  • 公式:TE1000 TwinCAT 3 Engineering

Beckhoffは、基本版が無償であると公式に記載しています。PLCプログラミングだけなら、同梱の無償のVisual Studio Shellで使えます。IL・ST・LD・FBD・SFCの各言語とCFCが対象です。

PLCプログラミングを超える機能(TExxxx)と実行環境(TCxxxx・TFxxxx)は有償です。多くの機能に7日間のトライアルがあり、何度でも更新できます。

編集部コメント:開発環境を無償で試せる範囲が明確です。実機の運転には有償の実行環境が要るため、制御用PCの費用も見積もりましょう。

WAGO CODESYS V3

  • 無料の範囲:CODESYS V3のIDEとライセンスの初期費用
  • 商用利用:公式ページに記載がなく、確認できなかった
  • 向いている企業:複数メーカーの機器を、共通のIDEで扱いたい設備設計部門
  • 注意点:PFC200G2では、CODESYS V3の利用にファームウェアの更新が必要
  • 公式:WAGO CODESYS V3

WAGOは、CODESYS V3を無料のプログラミングツールとして紹介しています。IDEソフトウェアやライセンスなどの初期費用なしで始められる、と公式ページにあります。

Modbus、EtherCAT、EtherNet/IPの接続が可能です。e!COCKPITのプロジェクトは、移行ガイドに沿った作業が必要です。対応OSと登録の要否は、ページに記載がありませんでした。

編集部コメント:初期費用なしで始められる点が特徴です。ハードウェアは別に購入するため、機器の選定と合わせて検討しましょう。

三菱電機 GX Works3

  • 無料の範囲:日本語・英語の体験版(製品版と同じ機能を30日間)
  • 商用利用:ページに記載なし。ソフトウェア使用契約書への同意が必要
  • 向いている企業:MELSEC iQ-RやiQ-Fの導入を検討し、操作感を確かめたい企業
  • 注意点:体験版から製品版へのバージョンアップはできない
  • 公式:MELSEC ソフトウェアのダウンロード

体験版は、インストール後30日間、製品版と同じ機能を使えます。30日を過ぎると起動できません。対象はMELSEC MX、iQ-R、iQ-Fで、日本語版のWindows 11が必要です。

製品版が入っているパソコンでは、先に製品版のアンインストールが求められます。ディスクは22GB以上が必要です。製品版のサイトライセンス・ダウンロード版は、税別150,000円(税込165,000円)です。

編集部コメント:製品版と同じ機能を試せるため、評価に向いています。製品版の導入時は、体験版を削除する手順が要ります。

Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル)

  • 無料の範囲:STEP 7 Basic・Professionalの21日間トライアル(インストーラーに同梱)
  • 商用利用:カタログがテストおよび評価用と明記しており、本番には使えない
  • 向いている企業:S7-1200やS7-1500の導入前に、環境を確かめたい企業
  • 注意点:BasicはS7-1200専用で、S7-1500にはProfessionalが必要
  • 公式:STEP 7 日本語カタログ(PDF、2025年9月)

日本語カタログによると、トライアル版は21日間有効で、Webからダウンロードできます。対応OSは64ビットのみです。

S7-1500向けのシミュレータにも、90日間の評価用ライセンスの型式があります。対象はSiemens SIMATIC S7-PLCSIM Advancedです。無償かどうかは確認できませんでした。

編集部コメント:21日間は短めです。評価する項目を決めてからインストールすると、期間を使い切れます。

キーエンス KV STUDIO

  • 無料の範囲:日本語版・Global版の体験版(公式サイトで公開)
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:KVシリーズの設定画面や操作性を、購入前に確かめたい企業
  • 注意点:同じパソコンへのインストールは1回だけで、起動は50回まで
  • 公式:KV シリーズ 体験版

キーエンスは、サポートページで体験版を公開しています。容量が大きいため、ファイルは分割されています。全ファイルを入手して、実行ファイルで結合する手順です。

インストールは同じパソコンに1回しかできず、起動は50回までです。期間や機能の制限は、ページに書かれていません。製品版Ver.12は182,000円(税抜)です。

編集部コメント:期間ではなく回数で区切られています。起動の回数を数えながら、確認する項目を絞りましょう。

CODESYS Development System

  • 無料の範囲:CODESYS Storeで0,00ユーロ(付加価値税別)。ライセンスは不要と記載
  • 商用利用:確認できなかった
  • 向いている企業:CODESYS対応のコントローラを使う、または検討している企業
  • 注意点:ストアの規約には、Demo・Full・Timeなど別のライセンス種別がある
  • 公式:CODESYS Store

ストアの製品ページでは、価格が0,00ユーロで、ライセンスは不要と記載されています。規約では、無料と表示されたソフトは自動のライセンス確認がなく、無償で使えるとされています。

対応OSと商用利用の可否は、読み取れた範囲で確認できませんでした。日立産機システム HX-CODESYSのように、CODESYSをベースにしたメーカー版もあります。

編集部コメント:複数メーカーの機器に共通する開発環境です。使うコントローラ側のランタイムの費用は、機器メーカーに確認しましょう。

OpenPLC Editor

  • 無料の範囲:オープンソースのIDE。エディタはGPLv3
  • 商用利用:ライセンス条文で確認する。マイコン向けランタイムは、GPLv3または商用ライセンス
  • 向いている企業:OpenPLC Runtimeで、教育や試作の環境を作りたい企業
  • 注意点:企業向けのサポートは、運営元が別途の相談として案内している
  • 公式:Autonomy-Logic/openplc-editor(GitHub)

OpenPLC Editorは、OpenPLC Runtime向けのプログラムを作るIDEです。READMEには、エディタがGPLv3であると記載されています。Windows、macOS、Linux向けにビルドされます。

旧リポジトリは、2026年8月3日に読み取り専用になりました。マイコンに組み込むbaremetal runtimeは、GPLv3か商用ライセンスの二択です。

編集部コメント:学習や試作に向く反面、量産設備の保守体制は自社で作る必要があります。サポートの要否を先に決めましょう。


06

無料で使えるPLCプログラミングソフトのメリットとデメリット・注意点

無料のソフトは、購入前に操作や機能を確かめられる点が最大の利点です。一方で、期間や回数の制限、商用利用の扱い、実機の費用に注意が必要です。メリットと注意点を順に見ていきます。

ソフトの費用をかけずに評価や学習を始められる

無償の開発環境なら、購入前に、プログラムの作り方や画面の使い勝手を確かめられます。三菱電機の体験版は、製品版と同じ機能を30日間使えます。

購入の稟議を通す前に、社内で評価を進めることも可能です。

デメリット:無料なのは開発ソフトだけで、実機は別費用

PLCプログラミングソフトで無料になるのは、プログラムを作る部分です。PLC本体、入出力ユニット、実行環境は別の購入になります。Beckhoffは、実行環境のライセンスを有償としています。

導入の総額を知りたい場合は、ソフトだけでなく、機器と保守まで含めて見積もりを取りましょう。

期間や回数の制限で、評価が途中で終わる

体験版は、期間や回数を過ぎると使えなくなります。三菱電機は30日、シーメンスは21日、キーエンスは起動50回までです。キーエンスは、同じパソコンへの再インストールもできません。

評価する項目を決めて、期間内に確認し終える計画が要ります。

体験版を業務に使うと、ライセンス違反になるおそれ

シーメンスのカタログでは、トライアルライセンスはテストおよび評価用の扱いです。評価用のソフトで稼働中の設備を保守すると、使用許諾に反する場合があります。

無償ソフトでも、商用利用の扱いは製品ごとに異なります。実際の設備に使う前に、使用許諾の本文を確認してください。

サポートや移行は自社で対応する場面が多い

オープンソースのソフトは、メーカーのサポート窓口がありません。OpenPLC Editorは、企業向けの有償サポートを別に案内しています。

体験版から製品版への移行にも注意が必要です。三菱電機の体験版は、製品版へのバージョンアップができず、先にアンインストールする必要があります。

07

無料のPLCプログラミングソフトから有料版に切り替える目安

評価や学習が終わり、実際の設備を動かす段階になったら、有料版の検討に移ります。切り替えの判断は、商用利用、サポート、対象機種の3点で整理できます。下の表で目安を確認しましょう。

観点

無料のソフトで足りるケース

有料版を検討するケース

目的

操作性の確認、社内の評価、学習

稼働する設備のプログラム作成と保守

期間

数週間の検証

設備の寿命にわたる改造と保守

ライセンス

評価用や個人の学習用

業務での利用を認めるライセンスが必要

サポート

自社で調べて解決できる

メーカーの問い合わせ窓口や更新サービスが必要

機種

対応機種を試す段階

機種を決め、純正の機能をそろえる段階

切り替えのサイン

  • 体験版の期間や起動回数を使い切り、評価の続きができなくなった
  • 評価の結果をもとに、稼働中の設備のプログラムを作る段階になった
  • メーカーのサポートや、更新サービスが必要になった
  • チームでの分担開発や、バージョン管理を始めたい
  • 無償ソフトでは足りない機能(シミュレータやオプション)が出てきた

有料版の価格の見方

2026年時点で、公式に価格を確認できた製品版があります。GX Works3は税別150,000円です。KV STUDIOは182,000円(税抜)で、FPWIN GR7は46,600円(税別)です。

税区分が異なる金額は、合計せずに各社の表示のまま比べてください。

シーメンス、オムロン、ロックウェルなどは、公式に価格の掲載がなく、問い合わせが前提です。ライセンス方式ごとの内訳は、PLCプログラミングソフトの価格・見積もりの記事にまとめています。

次に読む記事

製品版を比べるには、PLCプログラミングソフトの比較の記事が役立ちます。選び方の手順は、PLCプログラミングソフトの選び方で確認できます。

基礎から押さえたい場合は、PLCプログラミングソフトとはの記事をご覧ください。製品の一覧は、PLCプログラミングソフトのカテゴリページにあります。


08

無料のPLCプログラミングソフトに関してよくある質問

PLCプログラミングソフトは無料で使えますか?

無償の開発環境と、期間限定の体験版があります。BeckhoffのTwinCAT 3 Engineering基本版は、ソフトの費用がかかりません。WAGOのCODESYS V3も同様です。

三菱電機、シーメンス、キーエンスは体験版を公開しています。無料になるのはソフトだけで、PLC本体や実行環境は別に購入します。

無料版や体験版を業務で使ってよいですか?

製品ごとに異なります。シーメンスのトライアルライセンスは、テストおよび評価用と明記されています。稼働中の設備には使えません。

三菱電機やキーエンスの体験版は、商用利用の記載を確認できませんでした。使用契約書や使用許諾を読み、不明な点はメーカーに問い合わせましょう。

体験版の期間はどれくらいですか?

三菱電機 GX Works3は、インストール後30日間です。シーメンスのSTEP 7は21日間です。キーエンスのKV STUDIOは、期間ではなく起動50回までの制限となります。

Beckhoffの有償機能のトライアルは7日間で、何度でも更新できます。いずれも、2026年11月6日時点の公式の記載です。

無料のソフトで、他社のPLCもプログラミングできますか?

CODESYSをもとにした環境なら、複数のメーカーの機器を同じIDEで扱えます。WAGO CODESYS V3は、異なるメーカーの機器を同じIDEで扱える開発環境です。

三菱電機、シーメンス、キーエンスの体験版は、各社のPLCが対象です。使う機種に対応しているかを、先に確認してください。


09

まとめ

PLCプログラミングソフトの無料は、無償の開発環境と体験版に分かれます。Beckhoff、WAGO、CODESYS、OpenPLC Editorは期限の記載がありません。三菱電機は30日、シーメンスは21日、キーエンスは起動50回までです。無料になるのはソフトだけで、PLC本体や実行環境は別費用です。シーメンスのトライアルはテスト・評価用で、稼働中の設備には使えません。商用利用の可否を確認できなかったソフトは、使用許諾を読んでから使います。実際の設備に使う段階では、製品版の費用を価格・見積もりの記事で確認しましょう。製品の比較はカテゴリページから進められます。

PLCプログラミングソフト比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
キーエンス KV STUDIO ロゴ
キーエンス KV STUDIO株式会社キーエンスオンプレミス機器設定・プログラム生成・試運転を1本で完結詳細を見る
パナソニック Control FPWIN GR7 ロゴ
パナソニック Control FPWIN GR7パナソニック インダストリー株式会社オンプレミスFPシリーズのラダー作成の手間を減らす詳細を見る
三菱電機 GX Works3 ロゴ
三菱電機 GX Works3三菱電機株式会社オンプレミスシミュレータまで1本でこなすMELSEC用ツール詳細を見る
オムロン Sysmac Studio ロゴ
オムロン Sysmac Studioオムロン株式会社要見積もりロジックからHMIまで1つにまとめた統合開発環境詳細を見る
Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル) ロゴ
Siemens SIMATIC STEP 7(TIAポータル)シーメンス株式会社要見積もりHMIと変数を共有するPLCツール詳細を見る
Beckhoff TwinCAT 3 Engineering ロゴ
Beckhoff TwinCAT 3 Engineeringベッコフオートメーション株式会社オンプレミスIEC 61131-3とC++を同じ環境で書ける詳細を見る
IDEC WindLDR ロゴ
IDEC WindLDRIDEC株式会社要見積もりアイコン中心の操作でラダーを組めるIDEC PLC用ソフト詳細を見る
パナソニック FPWIN Pro7 ロゴ
パナソニック FPWIN Pro7パナソニック インダストリー株式会社オンプレミスIEC 61131-3準拠・PLCopen認定のソフト詳細を見る
WAGO CODESYS V3 ロゴ
WAGO CODESYS V3ワゴジャパン株式会社オンプレミス初期費用なしで始められるマルチベンダー対応の開発環境詳細を見る
富士電機 SX-Programmer Standard ロゴ
富士電機 SX-Programmer Standard富士電機株式会社オンプレミスMICREX-F・FLEX-PCの資産も使える詳細を見る
富士電機 SX-Programmer Expert(D300win) ロゴ
富士電機 SX-Programmer Expert(D300win)富士電機株式会社オンプレミス5言語を組み合わせて書ける詳細を見る
日立産機システム HX-CODESYS ロゴ
日立産機システム HX-CODESYS株式会社日立産機システム要見積もりCODESYS V3.5に日立専用ライブラリを加えた詳細を見る
ジェイテクト PCwin ロゴ
ジェイテクト PCwin株式会社ジェイテクト要見積もりSFCで工程の進み具合を見える化するTOYOPUC用ツール詳細を見る
横河電機 WideField3 ロゴ
横河電機 WideField3横河電機株式会社要見積もりスクリプトをラダーに自動展開するFA-M3用ツール詳細を見る
オムロン CX-One ロゴ
オムロン CX-Oneオムロン株式会社要見積もりPLC・HMIなどの設定ツールを1ライセンスでそろえる詳細を見る
Studio 5000 Logix Designer ロゴ
Studio 5000 Logix Designerロックウェル オートメーション ジャパン株式会社要見積もり統合・プログラミング・保守を1つの環境で詳細を見る
横河電機 Virtual-M3 ロゴ
横河電機 Virtual-M3横河電機株式会社要見積もりFA-M3のCPU動作をPC上で再現するシミュレータ詳細を見る
東芝 nV-Tool ロゴ
東芝 nV-Tool株式会社東芝要見積もりLD・FBD・SFC・STを書き、nv・Vシリーズで共通に使えるツール詳細を見る
Siemens SIMATIC S7-PLCSIM Advanced ロゴ
Siemens SIMATIC S7-PLCSIM Advancedシーメンス株式会社要見積もりS7-1500をPC上で再現して検証詳細を見る
FactoryTalk Logix Echo ロゴ
FactoryTalk Logix Echoロックウェル オートメーション ジャパン株式会社要見積もりControlLogix 5580をPC上でエミュレーション詳細を見る

よくある質問

QPLCプログラミングソフトは無料で使えますか?
A

無償の開発環境と、期間限定の体験版があります。BeckhoffのTwinCAT 3 Engineering基本版は、ソフトの費用がかかりません。WAGOのCODESYS V3も同様です。三菱電機、シーメンス、キーエンスは体験版を公開しています。無料になるのはソフトだけで、PLC本体や実行環境は別に購入します。

Q無料版や体験版を業務で使ってよいですか?
A

製品ごとに異なります。シーメンスのトライアルライセンスは、テストおよび評価用と明記されています。稼働中の設備には使えません。三菱電機やキーエンスの体験版は、商用利用の記載を確認できませんでした。使用契約書や使用許諾を読み、不明な点はメーカーに問い合わせましょう。

Q体験版の期間はどれくらいですか?
A

三菱電機 GX Works3は、インストール後30日間です。シーメンスのSTEP 7は21日間です。キーエンスのKV STUDIOは、期間ではなく起動50回までの制限となります。Beckhoffの有償機能のトライアルは7日間で、何度でも更新できます。いずれも2026年11月6日時点の公式の記載です。

Q無料のソフトで、他社のPLCもプログラミングできますか?
A

CODESYSをもとにした環境なら、複数のメーカーの機器を同じIDEで扱えます。WAGO CODESYS V3は、異なるメーカーの機器を同じIDEで扱える開発環境です。三菱電機、シーメンス、キーエンスの体験版は、各社のPLCが対象です。使う機種に対応しているかを、先に確認してください。

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