【2026年】リモートI/Oの費用・価格|カプラ・I/Oモジュール・保守の内訳と構成別の試算例を解説
リモートI/Oの費用を、カプラ、I/Oモジュールや電源、保証・保守に分けて整理。公式サイトで確認できた2026年時点の価格だけを使い、構成別の試算例と見積もりの取り方、価格が非公開の製品の比べ方も紹介します。

リモートI/Oの費用を調べると、カプラの本体価格が先に目に入ります。しかし実際の構成では、I/Oモジュールやベース、電源、コネクタが別に要る製品が多くあります。導入後には、保証の延長なども加わります。
この記事では、公式サイトで価格を確認できた範囲に絞り、本体と入出力、保守の費用を整理します。価格は2026年時点の公開情報で、税の表記は各社のままです。公開されていない製品の金額は書いていません。
本体の価格:紹介する20製品のうち、公式ページで金額を確認できたのは4製品です。コンテックのEtherCATカプラ(4スロット)は26,510円(本体価格24,100円)、パナソニックのIO-Linkマスタは標準価格119,600円(税別と表示)です。エムジーは基本価格(税の表記なし)で、R7の接点16点入力が28,400円からです。
入出力と電源の費用:カプラとは別に、I/Oモジュールや電源が必要な製品があります。コンテックのデジタル入力モジュールは6,710円から、電源は15,400円からです。
保守の費用:コンテックは、5年一括の保証延長をオプション表で10,670円と案内しています。エムジーは製品の保証を3年としています。
見積もりの取り方:接続するネットワークと入出力の点数、取り付け場所を決め、カプラ・モジュール・電源・保守に分けて依頼します。
リモートI/Oの総額は、カプラの価格よりも、入出力の点数と種類に左右されます。必要な点数を先に整理してから、製品を比べましょう。リモートI/Oの製品ページと合わせてご確認ください。
この記事でわかること
リモートI/Oの費用はどこにかかるか
リモートI/Oの費用は、導入時にかかるものと、使い続けるうちにかかるものに分かれます。見積書を読むときは、この2つを分けて確認すると整理しやすくなります。
区分 | 費用の項目 | 公式で確認できた例 |
|---|---|---|
初期費用 | カプラ本体 | コンテック、パナソニック、エムジーが価格を公開 |
初期費用 | I/Oモジュール・ベース | コンテックのモジュールは6,710円から35,640円。エムジーR30のベースは基本価格8,000円から45,800円(税の表記なし) |
初期費用 | 電源・コネクタ | コンテックの電源は15,400円と18,260円。パナソニックのe-CON(5個入り)は2,000円と2,600円(税別と表示) |
初期費用 | 設定・配線の作業 | エムジーは工場出荷時の設定費用を0円としている。そのほかは公式に金額の記載なし |
導入後 | 保証・保守 | エムジーは保証3年。コンテックは保証延長サービスを別売で用意 |
初期費用はカプラとモジュールの合計になる
初期費用の中心は、ネットワークにつなぐカプラと、信号を受けるI/Oモジュールです。盤内に組むモジュール式では、カプラを買ってから、点数に合わせてモジュールを足します。
ブロックタイプや一体形は、1台に通信と入出力がまとまっているのが特徴です。この場合は、必要な点数ぶんのユニット数が費用を左右します。どちらの形でも、点数の見積もりが先決です。
導入後の費用は保証の延長が中心になる
コンテックのオプション表には、保証延長のコースが2つ載っています。5年一括コース(ESP-F5)は10,670円となります。1年継続コース(ESP-S1)は2,970円です。
エムジーは、製品の保証期間を3年としています。破損や故障を3年間無料で救済する補償サービスも案内しています。保証の範囲は製品ごとに違うため、購入前に確認しておきましょう。
見落としやすいのは電源とコネクタ
見積もりで抜けやすいのは、電源とコネクタです。コンテックでは、電源・ACアダプタが別項目になっています。価格は15,400円と18,260円の2種類です。
パナソニックのSC-LGは、e-CONコネクタが本体に含まれません。別に購入する必要があります。センサ側の配線部品まで、見積もりの範囲を確かめておくと安心です。
リモートI/Oのカプラ・本体の価格(公式で確認できた範囲)
この章では、公式ページで金額を確認できた4製品の本体価格を示します。価格は2026年時点で、税の表記は各社のままです。構成やオプションによって変わるため、実際の金額は購入前に確認してください。
製品・型番 | 種類 | 価格(2026年時点) | 別売・備考 |
|---|---|---|---|
コンテック CONPROSYS nanoシリーズ CPSN-EOB471EC-41 | EtherCATカプラ(4スロット) | 26,510円(本体価格24,100円) | I/Oモジュールは別売 |
コンテック CONPROSYS nanoシリーズ CPSN-EOB471EC-81 | EtherCATカプラ(8スロット) | 34,650円(本体価格31,500円) | I/Oモジュールは別売 |
パナソニック SC-LG SC-LG2-CEF-P | IO-Linkマスタユニット(8ポート) | 標準価格119,600円(税別と表示) | e-CONコネクタは別売 |
エムジー R7シリーズ R7C-DA16 | CC-Link用(接点16点入力) | 基本価格28,400円(税の表記なし) | 通信・電源・入出力が一体 |
同 R7E-DA16 | Modbus/TCP用(接点16点入力) | 基本価格36,800円(税の表記なし) | 同上 |
同 R7G4HEIP-6-DA16 | EtherNet/IP用(接点16点入力) | 基本価格42,000円から(税の表記なし) | 仕様により加算あり |
エムジー R30シリーズ R30NECT1 | EtherCAT用の通信カード | 基本価格84,000円(税の表記なし) | ベース・電源・I/Oカードは別売 |
コンテックのEtherCATカプラは2万円台と3万円台
コンテックのnanoシリーズは、EtherCATカプラの4スロット版が26,510円です。本体価格は24,100円とされています。8スロット版は34,650円(本体価格31,500円)で、差は8,140円です。
どちらも、I/Oモジュールは別売です。公式の価格ページは、標準価格と本体価格を併記しています。税込や税抜の文言はないため、本記事は公式の表記のまま書いています。
IO-Linkマスタは標準価格119,600円で公開されている
SC-LG2-CEF-Pは、CC-Link IE Field対応の8ポートIO-Linkマスタです。公式ページでは、標準価格が119,600円と示され、税別と表示されています。
e-CONコネクタは、本体に含まれていません。5個入りのCN-EP2は2,000円、CN-EP3は2,600円で、いずれも税別の表示です。センサの本数に応じて、購入数を見込む必要があります。
エムジーは基本価格で公開され、ネットワークで価格が変わる
エムジーR7は、通信・電源・入出力が一体の形です。接点16点入力の基本価格は、ネットワークで変わります。CC-Link用は28,400円です。Modbus/TCP用は36,800円、EtherNet/IP用は42,000円からです。
R30は、通信カードに価格がつきます。EtherCAT用のR30NECT1は、基本価格が84,000円です。ベースと電源、I/Oカードは別になります。どちらも税の表記はなく、オプションで加算される場合があります。
価格が公開されていない製品は見積もりで確認する
20製品のうち、公式ページで金額を確認できたのは4製品です。数え方は、公式ページで金額が確認できたかどうかで統一しています。残る16製品は、本記事では金額を扱いません。
ifm、IDEC、三菱電機などは、価格の案内があるとされます。ただ、今回は金額を確認済みとして扱っていません。金額が見当たらない製品は、構成を決めてから見積もりを依頼します。
I/Oモジュール・ベース・電源の費用
リモートI/Oの総額は、点数に応じて増えるモジュールの費用で大きく変わります。この章では、単価が公式に載っているコンテックとエムジーを例に、金額を整理します。価格は2026年時点です。
区分 | 型番 | 内容 | 価格(2026年時点) |
|---|---|---|---|
I/Oモジュール | CPSN-DI-08L | デジタル入力8点 | 6,710円(本体価格6,100円) |
I/Oモジュール | CPSN-DO-08L | デジタル出力8点 | 8,250円(本体価格7,500円) |
I/Oモジュール | CPSN-DI-16BCL | デジタル入力16点 | 13,970円(本体価格12,700円) |
I/Oモジュール | CPSN-DO-16L | デジタル出力16点 | 14,410円(本体価格13,100円) |
I/Oモジュール | CPSN-AI-1208LI | アナログ入力 | 13,970円(本体価格12,700円) |
I/Oモジュール | CPSN-AO-1602LC2 | アナログ出力 | 35,640円(本体価格32,400円) |
電源 | CPS-PWD-30AW24-01 | 電源・ACアダプタ | 15,400円(本体価格14,000円) |
電源 | CPS-PWD-90AW24-01 | 電源・ACアダプタ | 18,260円(本体価格16,600円) |
ベース | エムジー R30シリーズ R30BS(8スロット) | エムジーR30のベース | 基本価格26,800円(税の表記なし) |
ベース | 同 R30BS(16スロット) | エムジーR30のベース | 基本価格45,800円(税の表記なし) |
電源 | 同 R30PS1 | エムジーR30の電源カード | 基本価格33,200円(税の表記なし) |
コンテックはモジュールの単価が1点ずつ公開されている
コンテックの価格ページには、モジュールの一覧が載っています。種類は、アナログ入出力、デジタル入出力、カウンタ、シリアル通信などです。デジタル入力8点のCPSN-DI-08Lは6,710円となります。アナログ出力のCPSN-AO-1602LC2は35,640円です。
同じオプション表の価格列は、見出しが「最低価格」と表示されています。実際の購入価格は、購入先で変わる可能性があります。金額は公式の表示として読み、購入時に確認してください。
電源は型番の違う2種類がオプション表にある
電源・ACアダプタは、モジュールとは別の項目です。型番は2種類あります。CPS-PWD-30AW24-01は15,400円となります。CPS-PWD-90AW24-01は18,260円です。
モジュールの枚数が増えるほど、必要な電源の容量も変わります。電源の選び方で、総額が数千円変わる点を見込んでおきましょう。容量の判断は、仕様書で確認してください。
エムジーR30はベースのスロット数で価格が変わる
R30のベースR30BSは、スロット数ごとに基本価格が決まっています。0スロットが8,000円、8スロットが26,800円、16スロットが45,800円です。
電源カードのR30PS1は基本価格33,200円で、通信カードとは別に必要です。仕様書の基本価格は、オプションで加算される場合があります。税の表記は、仕様書にありません。
他社のモジュールやベースは見積もりで確認する
上記以外のI/Oモジュールやベース、増設ユニットは、本記事では金額を扱いません。モジュールの点数と種類で総額が変わる点は、どのメーカーでも共通です。
見積もりの依頼では、必要な点数と信号の種類を伝えます。ベースのスロット数や増設の上限も、あわせて確認しましょう。
保証・保守とコネクタ・設定の費用
リモートI/Oは、導入後に保証の延長やコネクタの追加購入が発生することがあります。この章では、公式に書かれている範囲で、保証、コネクタ、設定にかかる費用を整理します。
保証は期間と延長の方法が製品ごとに違う
エムジーは、製品の保証期間を3年の長期保証としています。一般の保証の対象外となる破損や故障も、3年間は無料で救済する補償サービスがあります。
コンテックの保証延長サービスは、別売です。5年一括コースのESP-F5は10,670円となります。1年継続コースのESP-S1は2,970円です。製品ごとに保証ランクがあり、型番の末尾が変わります。
コネクタや電源は別売になることがある
パナソニックのSC-LGは、注文ガイドでe-CONが付属しないと示しています。別売のCN-EP2は5個入りで2,000円、CN-EP3は5個入りで2,600円です。いずれも税別の表示となっています。
コンテックでは、電源・ACアダプタがオプション表の別項目です。カプラ本体の価格だけで見積もると、これらの費用が抜けます。見積もりの依頼では、電源とコネクタを明記しておきましょう。
設定作業と設定ソフトの金額は公式に出ていない
エムジーは、工場出荷時の設定にかかる費用を無料としています。発注時に依頼があれば、設定してから出荷します。ただし、エンジニアリングが必要な製品や、出荷後の再設定は対象外です。
パナソニックのSC-LGには、専用の設定ツールがあります。ただし、今回確認した公式ページに金額の記載はありませんでした。設定ソフトや現地調整の作業は、有償か無償かを見積もりで確認しましょう。
タイプ別の価格帯と費用の考え方
リモートI/Oは、構成の組み方によって費用の増え方が変わります。ここでは、タイプごとに費用が増えやすい点を整理します。金額は、確認できたタイプだけを2026年時点の公式表示で載せました。
タイプ | 主な製品例 | 価格帯(2026年時点) | 費用が増えやすい点 |
|---|---|---|---|
盤内のモジュール式 | コンテックのカプラは26,510円から34,650円。R30の通信カードは基本価格84,000円(税の表記なし) | I/Oモジュールの点数、ベース、電源、保証の延長 | |
一体形 | 接点16点入力は基本価格28,400円から。ネットワークで変わる(税の表記なし) | 入出力の点数に応じたユニット数、増設 | |
ブロックタイプ | 本記事では金額を扱わない(見積もりで確認) | 入出力の点数に応じたユニット数 | |
IO-Linkマスタ | 標準価格119,600円(税別と表示) | e-CONコネクタ、接続するセンサ側の費用 |
モジュール式は点数が増えた分だけ足し算になる
盤内のモジュール式は、カプラとベース、電源を土台に、必要な点数のモジュールを足します。コンテックの4スロット版と8スロット版は、カプラだけで8,140円の差があります。
点数が増えると、モジュールの数だけでなく、電源の容量を見直す必要が出るかもしれません。将来の増設を見込んでスロットに余裕を持たせるかどうかが、初期費用に影響します。
ブロックと一体形は点数ごとにユニットを選ぶ
三菱電機のブロックタイプやエムジーR7は、1台に通信と入出力が入った形です。ユニット単位で買えるため、点数が少ない設備に向いています。
一方で、入出力の種類を混在させるには、ユニットを複数台並べる必要があります。台数が増えるほど、ネットワークの接続数も増える点に注意が必要です。金額は、見積もりで確かめてください。
IO-Linkマスタはセンサ側の費用が別に残る
IO-Linkマスタは、IO-Link対応のセンサやデバイスをまとめてネットワークにつなぎます。パナソニックのSC-LG2-CEF-Pは、8ポートで標準価格119,600円(税別と表示)です。
マスタの価格には、接続するIO-Link対応センサや配線部品が入りません。e-CONコネクタも別売です。センサを含めた総額は、使うセンサの種類と本数によって決まります。
導入費用の試算例
ここでは、公式に価格がある製品だけで構成を作り、単純合計を出します。台数を掛けて別売品を足すだけで、値引きや工事費は含めません。メーカーごとに税の表記が異なるため、構成同士の金額は並べて比べないでください。
構成 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
コンテック 4スロットの小さな構成 | カプラ26,510円+デジタル入力8点6,710円×2+デジタル出力8点8,250円+電源15,400円 | 63,580円(公式の表記のまま) |
コンテック 8スロットの中規模構成 | カプラ34,650円+デジタル入力16点13,970円×2+デジタル出力16点14,410円×2+アナログ入力13,970円+電源18,260円 | 123,640円(公式の表記のまま) |
パナソニック SC-LGの1台構成 | IO-Linkマスタ119,600円+e-CON(5個入り)2,000円 | 121,600円(税別と表示) |
エムジー R30のEtherCAT構成(I/Oカードを除く) | ベース8スロット26,800円+電源カード33,200円+通信カード84,000円 | 基本価格の合計144,000円(税の表記なし) |
エムジー R7のModbus/TCP構成 | 接点16点入力36,800円+接点16点出力(R7E-DC16A)36,800円 | 基本価格の合計73,600円(税の表記なし) |
4スロットの小さな構成は6万円台から組める
コンテックの4スロット構成の例です。カプラ26,510円に、入力8点を2枚、出力8点を1枚、電源を加えます。内訳は6,710円×2、8,250円、15,400円で、合計は63,580円です。
入力16点と出力8点を扱う、小さな設備向けの想定です。電源を別に用意する場合は、その分を引いて考えます。金額は公式の表記を足したもので、税の区分は公式の表記に従います。
8スロットの構成は点数とモジュールの種類で増える
8スロットのカプラ34,650円に、モジュールを5枚載せた例です。入力16点を2枚、出力16点を2枚、アナログ入力を1枚です。電源は18,260円の型番を選び、合計は123,640円になります。
4スロットの例より、約6万円増えます。差の大半は、モジュールの枚数と電源の型番によるものです。点数が増えるほど、総額も大きくなる点がモジュール式の特徴です。
IO-Linkマスタは本体とコネクタで組む
パナソニックの構成は、IO-Linkマスタとe-CONで、税別と表示された121,600円です。内訳は、本体の119,600円と、5個入りコネクタの2,000円です。
コンテックの金額とは、含まれる範囲も税の表記も違います。金額の大小ではなく、自社の構成に必要な項目が入っているかを確かめてください。
エムジーは基本価格の単純合計で組む
エムジーR30のEtherCAT構成は、合計144,000円です。ベース8スロット、電源カード、通信カードの合計です。I/Oカードの費用は入っていません。
R7のModbus/TCP構成は、接点16点入力と接点16点出力のユニットで73,600円です。いずれも基本価格で、税の表記はありません。他社の金額とは足さず、並べても比べないでください。
計算に入っていないものを書き出す
どの試算にも、現地への設置や配線の工事費は入っていません。ケーブル、DINレール、盤内の端子台、予備の機器も含みません。PLC側のネットワークカードや、設定ソフトの費用も別です。
IO-Linkマスタの例には、接続するセンサの費用が入りません。保証の延長サービスも、含めていません。これらは公式の価格表に金額がないものが多く、見積もりで確認する項目として扱ってください。
リモートI/Oの見積もりの取り方
リモートI/Oは、接続先のPLCや入出力の点数で、構成が大きく変わります。見積もりを依頼する前の準備と、依頼するときの伝え方を整理します。
依頼前に決める3つのこと
1つ目は、接続するPLCのネットワークの種類です。EtherCATやCC-Link IE TSNなどによって、選べる製品が変わります。2つ目は、入出力の種類と点数です。
3つ目は、取り付け場所です。制御盤の中に組むのか、設備に直接取り付けるのかで、必要な製品の種類が違います。この3点が決まっていないと、各社の見積もりの前提がずれて、比べられなくなります。
内訳を分けて出してもらう
見積書は、カプラ、I/Oモジュール、ベース、電源、コネクタ、保証に分けてもらいましょう。一式でまとめられると、金額が増えた理由が分かりません。
特に、電源とコネクタは抜けやすい項目です。設定や立ち上げの作業費も、別の行にしてもらうと、メーカー間の比較がしやすくなります。数量は、予備を含めるかどうかも伝えます。
将来の増設と型式の継続性を確認する
設備の増設や変更が見込まれる場合は、スロットの空きや増設の上限を確認します。エムジーR7の増設は1台までとされるため、点数が増える見込みなら、構成の選び方に注意が必要です。
エムジーは、電子部品が廃止になっても設計変更で対応する方針を、カタログで示しています。ただし、代替部品を入手できない場合などは、廃形にすることがあると記載しています。型式の継続についても、長く使う前提なら確認しておきましょう。
リモートI/Oの主要製品と費用面での位置づけ
リモートI/Oの価格は構成で変わるため、金額だけで製品を比べることはできません。編集部では、4つの軸で各製品を5段階で評価しており、その1つが中堅・中小企業との相性です。
費用の観点では、この相性の点数が手がかりになります。
製品 | 中堅/中小との相性 | 価格の公開状況 |
|---|---|---|
5点 | 公式ページで金額を確認 | |
4点 | 公式ページで金額を確認 | |
4点 | 公式ページで金額を確認 | |
3点 | 公式ページで金額を確認 | |
5点 | 価格の案内があるとされるが、本記事では金額を扱わない | |
5点 | 価格の案内があるとされるが、本記事では金額を扱わない | |
3点 | 価格の案内があるとされるが、本記事では金額を扱わない | |
4点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
4点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
4点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
3点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
3点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
3点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
3点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
3点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
2点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
2点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
2点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
2点 | 公式に金額の記載を確認できず | |
2点 | 公式に金額の記載を確認できず |
小さく始めるなら金額が分かる製品から探す
金額を確認できた4製品は、構成を決める前に、おおよその予算を見積もれます。コンテックのカプラは26,510円からです。エムジーR7の接点16点入力は、基本価格28,400円からです。
この4製品は、価格を比べる材料がそろっています。税の表記が違うため、金額は並べず、構成ごとに確かめてください。ただし、金額の公開と、自社のPLCに接続できるかは別の問題です。接続できるネットワークを先に確認してください。
見積もりを前提にする製品は構成を固めてから依頼する
金額を確認できなかった製品には、相性の点数が2点から5点のものがあります。点数が低めの理由は、製品が劣るからではありません。公式に価格がなく、構成を見積もりで固める必要があるためです。
PLCのメーカーが決まっている場合は、候補になります。防水が必要な場所に取り付ける場合も同様です。ネットワーク、点数、取り付け場所をそろえて、複数社に見積もりを依頼しましょう。
評価と総額の関係
評価の点数が高い製品が、総額も安いとは限りません。点数は、価格の公開状況や選びやすさを含めた評価です。総額は、入出力の点数やモジュールの種類、保証で変わります。
評価の内訳や、各製品の詳しい特徴は、リモートI/Oの製品ページで確認できます。評価の点数を入口に、実際の構成と見積もりで総額を確かめる順序が、無理のない進め方です。
リモートI/Oのおすすめ製品
ifm DataLine IO-Linkマスタ
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16チャネルの盤内型IO-Linkマスタ
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コンテック CONPROSYS nanoシリーズ
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スロット式I/O。標準価格を公開
リモートI/O比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ifm DataLine IO-Linkマスタ | ifm efector株式会社 | オンプレミス | 価格を公開するIP67マスタ | 詳細を見る | |
| オプテックス・エフエー URシリーズ | オプテックス・エフエー株式会社 | 要見積もり | 16チャネルの盤内型IO-Linkマスタ | 詳細を見る | |
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| キーエンス NQシリーズ | 株式会社キーエンス | 要見積もり | IP67のIO-Linkマスタ | 詳細を見る | |
| IDEC SX8R形 | IDEC株式会社 | オンプレミス | FC6A形のI/Oをつなぐバスカプラ | 詳細を見る | |
| コンテック CONPROSYS nanoシリーズ | 株式会社コンテック | オンプレミス | スロット式I/O。標準価格を公開 | 詳細を見る | |
| 三菱電機 CC-Link IE TSN ブロックタイプリモートI/O | 三菱電機株式会社 | 要見積もり | ブロック型 | 詳細を見る | |
| Siemens SIMATIC ET 200SP | シーメンス株式会社 | 要見積もり | コンパクトな盤内型分散I/O | 詳細を見る | |
| SMC EX600シリーズ | SMC株式会社 | 要見積もり | バルブとI/Oをまとめるシリアル伝送 | 詳細を見る | |
| オムロン NXシリーズ EtherCATカプラユニット | オムロン株式会社 | 要見積もり | リモートI/O | 詳細を見る | |
| パナソニック SC-LG | パナソニック インダストリー株式会社 | オンプレミス | 8ポートのIO-Linkマスタユニット | 詳細を見る | |
| WAGO I/O System 750/753 | ワゴジャパン株式会社 | 要見積もり | 500種類以上のモジュールの盤内型I/O | 詳細を見る | |
| Allen-Bradley PointMax I/O | ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 | 要見積もり | EtherNet/IP用の新世代I/O | 詳細を見る | |
| Moxa ioLogik E1200シリーズ | Moxa Japan合同会社 | 要見積もり | イーサネットリモートI/O | 詳細を見る | |
| Siemens SIMATIC ET 200AL | シーメンス株式会社 | 要見積もり | IP65/67の分散I/O | 詳細を見る | |
| エムジー R7シリーズ | 株式会社エムジー | 要見積もり | 手のひらサイズの一体型リモートI/O | 詳細を見る | |
| Allen-Bradley ArmorBlock 5000 I/Oブロック | ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 | 要見積もり | IP69KのI/O | 詳細を見る | |
| ベッコフ EtherCAT Box | ベッコフオートメーション株式会社 | 要見積もり | 設備に直付けするIP67のI/O | 詳細を見る | |
| ベッコフ EtherCAT端子 | ベッコフオートメーション株式会社 | 要見積もり | EtherCATを組み込んだ盤内型I/O | 詳細を見る | |
| エムジー R30シリーズ | 株式会社エムジー | 要見積もり | 小形多点数リモートI/O | 詳細を見る |
よくある質問
QリモートI/Oのカプラの価格はいくらですか?
公式ページで金額を確認できた範囲では、コンテックのEtherCATカプラ(4スロット)が26,510円(本体価格24,100円)です。パナソニックのIO-Linkマスタは標準価格119,600円(税別と表示)、エムジーR7の接点16点入力は基本価格28,400円からです(2026年時点)。
Qカプラ以外にどんな費用がかかりますか?
I/Oモジュールや電源が別に要る製品があります。コンテックのデジタル入力8点モジュールは6,710円、電源は15,400円と18,260円です。パナソニックのe-CONコネクタは5個入りで2,000円と2,600円です。見積もりでは、これらを分けて出してもらいましょう。
Q保証や保守の費用はどのくらいですか?
コンテックはオプション表で、5年一括の保証延長ESP-F5を10,670円、1年継続のESP-S1を2,970円としています。エムジーは製品の保証を3年としています。保証の範囲や延長の条件は製品ごとに違うため、購入前に確認してください。
Q価格が公開されていない製品はどう比較すればよいですか?
接続するネットワーク、入出力の種類と点数、取り付け場所を同じ条件にそろえ、各社に見積もりを依頼します。カプラ、モジュール、電源、コネクタ、保証に分けて出してもらうと、金額の差の理由を比較できます。見積もりの有効期限も確認しておきましょう。
