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比較#OPCサーバー#無料#体験版

【2026年】無料で使えるOPCサーバーおすすめ8選|体験版・シミュレータ・OSSの条件と商用利用を解説

無料で使えるOPCサーバーを、体験版・無償のシミュレータ・オープンソースに分けて整理。公式サイトで確認できた8つの選択肢の期間や制限、商用利用の可否と、本番運用が有料になる点、有料版へ切り替える目安を解説します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】無料で使えるOPCサーバーおすすめ8選|体験版・シミュレータ・OSSの条件と商用利用を解説

OPCサーバーは、メーカーの違うPLCのデータをOPC UAなどの共通規格で上位システムへ渡すソフトです。製品として使い続けられる無償のOPCサーバーは、公式サイトでは確認できませんでした。無料で使えるのは、時間に限りのある体験版、テスト用のシミュレータ、開発者向けのオープンソースの3種類です。

この記事では、公式サイトで確認できた8つの選択肢を、ITトレンド for 製造業編集部が2026年11月6日時点で整理しました。商用利用の可否は、ライセンスや公式ページに記述があるものだけを書いています。

実機のPLCにつないで試したいなら:Kepware Serverは、1回2時間の体験版を再起動で繰り返せ、タグ数の上限もありません。Softing dataFEED OPC Suite Extendedは72時間、たけびし デバイスエクスプローラ OPCサーバーは連続3時間のデモ版です。OPC Routerにも、全機能の入ったデモ版があります。

動作確認だけなら:Matrikon OPC Simulation Serverは、非本番の用途に限り無償です。OPCクライアントの接続テストに使えます。

自作・組み込みで試したいなら:open62541、Eclipse Milo、node-opcuaは、無償のオープンソースです。ただし、完成したOPCサーバーではなく、サーバーを作るための部品です。

継続して使うなら:OPCサーバーの価格・見積もりの記事と比較記事で費用と製品を比べ、OPCサーバーのカテゴリページで製品を探しましょう。

無料になるのは、体験版・テスト用ツール・オープンソースの部品です。本番の運用に使う製品のライセンス、保守、導入作業の費用は、2026年時点でも別にかかります。


この記事でわかること

01

無料のOPCサーバーの種類

OPCサーバーで「無料」と呼べるものは、大きく4つに分かれます。体験版、テンポラリライセンス、無償のシミュレータ、オープンソースの部品です。ここでは、公式で確認できた範囲を種類ごとに整理します。

種類

内容

費用

例

体験版・デモ版

製品の全機能を、時間を区切って試す。実機のPLCにもつなげる

評価の範囲は無料。本番運用にはライセンスの購入が必要

Kepware Server、Softing dataFEED、OPC Router、デバイスエクスプローラ

テンポラリライセンス

デモ版より長い期間、製品版相当の評価ができる仮のライセンス

評価用。申請にはユーザー情報の入力が必要

たけびし デバイスエクスプローラ OPCサーバー(1か月)

無償のシミュレータ・テスト用ツール

模擬データを出すOPCサーバー。クライアントの接続確認や教育に使う

無償。商用利用の条件は製品ごとに異なる

Matrikon OPC Simulation Server、Prosys OPC UA Simulation Serverの無償版

オープンソースの部品

OPC UAのサーバーやクライアントを自作するためのライブラリ

ソフトは無償。開発・運用・保守は自己負担

open62541、Eclipse Milo、node-opcua

体験版は実機につないで評価できる

体験版の利点は、自社のPLCに実際につなぎ、タグの読み書きを確かめられる点です。接続できる機種やドライバの範囲を、購入前に確認できます。

一方で、動かせる時間に上限があります。Kepware Serverは1回2時間、デバイスエクスプローラは連続3時間です。長期間の運用試験には向きません。

シミュレータは機器がなくても試せる

シミュレータは、模擬のデータを出すOPCサーバーです。PLCが手元になくても、SCADAやデータ収集ソフトの接続確認を進められます。

Matrikonは公式ページで、本番のデータを失わずにOPCの接続を試せる環境と説明しています。製品のPLCドライバの評価には使えません。

オープンソースは自作が前提になる

オープンソースのライブラリは、OPC UAの通信部分を提供します。PLCごとの通信ドライバは含まれず、読み書きするデータの定義とプログラムは自社で作ります。

ライセンス料は要りません。その代わり、PLCとの接続、更新、不具合の切り分けは自社の仕事になります。メーカー製のOPCサーバーとは性格が異なります。


02

OPCサーバーの無料版と有料版の違い

無料の方法と有料の導入では、使える期間・接続先・責任の範囲が変わります。違いを下の表にまとめました。比較の軸は、本番利用、PLCドライバ、期間、サポートの4つです。

観点

無料の方法(体験版・シミュレータ・OSS)

有料の導入(ライセンス購入・契約)

本番利用

体験版は評価用。Matrikonは非本番に限る。OSSはライセンス条件に従う

購入したライセンスの範囲で運用できる

PLCとの接続

体験版は製品のドライバを試せる。シミュレータとOSSには、PLCドライバが含まれない

製品のドライバで、対応するPLCにつなげる

期間・時間

2時間、3時間、72時間など。テンポラリライセンスは1か月

時間の制限なしで稼働できる

サポート

OSSやProsysの無償版は、公開資料やフォーラムが中心

保守契約の範囲で、問い合わせ窓口を使える

費用

体験・テストは0円。OSSの開発と運用の工数は自社負担

ライセンス料と保守費用がかかる(公開価格のある製品は一部)

体験版に機能の制限は少ない

Kepware Serverの体験版は、公式ページで「他の制限はない」とされています。チャネル・デバイス・タグの数も無制限です。OPC Routerのデモ版も、全機能を含むと案内されています。

デバイスエクスプローラも、デモ版は連続3時間に限り全機能を評価できます。制限の中心は、機能ではなく動作時間です。

本番では時間制限のない契約が要る

体験版は、動作時間が過ぎると止まります。再起動すれば再び動く製品もありますが、毎日の稼働データを集める本番には使えません。

本番の設備に使う場合は、ライセンスの購入が必要です。台数やタグ数、ドライバの構成によって費用が変わるため、見積もりで確認します。


03

無料のOPCサーバーを選ぶときのポイント

無料のOPCサーバーを選ぶ際には、何を確かめたいのかを最初に決めることが重要です。接続の確認なのか、製品の評価なのか、自作の開発なのかで、選ぶ手段が変わります。

確かめたい目的から手段を選ぶ

自社のPLCにつながるかを確かめるなら、PLCドライバを持つ製品の体験版が向いています。上位のSCADAやMESの接続だけを確かめるなら、シミュレータで足ります。

OPC UAの機能を自社のソフトに組み込みたい場合は、オープンソースのライブラリが候補です。目的が違えば、見るべき条件も変わってきます。

時間・タグ数・機能の制限を確認する

体験版の制限は、製品ごとに異なります。Kepware Serverは1回2時間ですが、タグ数に上限はありません。Softing dataFEEDは72時間です。

試したい設備のタグ数と、検証にかかる時間を先に見積もりましょう。時間が足りない場合は、テンポラリライセンスの有無を問い合わせます。

商用利用とライセンスの条件を読む

体験版は評価が目的で、本番の運用は購入が前提です。Matrikonのシミュレータは、非本番の用途に限り無償と明記されています。

オープンソースは、ライセンスごとに条件が違います。node-opcuaはMITです。open62541はMPL 2.0、Eclipse MiloはEPL-2.0です。配布を伴う場合は、特に条件を確認しましょう。

サポートと自作の工数を見込む

体験版は、メーカーや販売店に問い合わせながら評価を進められます。オープンソースは公開資料やコミュニティが中心で、不具合の対応は自社の役割です。

open62541とnode-opcuaには、有償のサポートを案内する運営元があります。導入後の保守を誰が担うかも、選ぶ前に決めておきましょう。


04

【比較表】無料で使えるOPCサーバー8選

公式サイトで確認できた8つの選択肢を、無料の範囲と条件で比べます。順番は、製品ページがあるものが先で、続いてシミュレータ、オープンソースの順です。

製品

無料の種類

期間・制限

商用利用

入手の条件

Kepware Server

体験版

1回2時間。再起動で繰り返し可。タグ数は無制限

評価用。本番の可否はページに記載なし

申請後、メールでリンクが届く

Softing dataFEED OPC Suite Extended

ランタイムのデモ

72時間

評価用。本番は購入

アカウントでのログインが必要

OPC Router

デモ版

全機能。ライセンスなしは2時間のデモモード

評価用。本番はライセンスが必要

公式サイトからダウンロード

たけびし デバイスエクスプローラ OPCサーバー

デモ版、テンポラリライセンス

デモ版は連続3時間。テンポラリは1か月

評価用。本番は購入

テンポラリはユーザー情報を入力して申請

Matrikon OPC Simulation Server

無償のシミュレータ

機能の制限なし。期限の記載なし

非本番の用途に限り無償

ダウンロードページから入手

open62541

オープンソース(MPL 2.0)

期限なし

独自のソフトと組み合わせて配布できると明記

GitHubで公開

Eclipse Milo

オープンソース(EPL-2.0)

期限なし。Java 17以降

READMEに記載なし。EPL-2.0に従う

GitHubで公開

node-opcua

オープンソース(MIT)

期限なし。Node.js 22.13以降

商用アプリでも自由に使えると明記

GitHubで公開


05

【無料版】OPCサーバーおすすめ8選

ここでは、無料の範囲・商用利用・制限・有料版との差を、製品ごとに説明します。各社の公式URLは、本文の「公式ページ」のリンクから確認できます。順番は、製品ページがあるメーカーが先です。

Kepware Server

  • 無料の種類:体験版(1回2時間、再起動で繰り返し可)
  • 商用利用:体験版の本番利用は、ページに記載なし
  • 向いている企業:複数メーカーのPLCのデータを1台にまとめたい企業
  • 注意点:Windows向け。価格は公式サイトに掲載なし

公式ページに、「1回2時間」「チャネル・デバイス・タグの数は無制限」「他の制限はない」とあります。アプリを止めて再起動すると、再び2時間の利用が可能です。

申請すると、ダウンロードリンクの作成後にメールで連絡が届きます。本番に移す際は、ライセンスの見積もりが必要です。

編集部コメント:Linuxのコンテナで動かす場合は、別製品のKepware Edgeです。他のKepware製品の体験は、問い合わせが案内されています。公式ページも参照してください。

Softing dataFEED OPC Suite Extended

  • 無料の種類:72時間のランタイムデモ
  • 商用利用:デモは評価用。本番はランタイムライセンスを購入
  • 向いている企業:OPC UAとOPC Classic、MQTT、データベース連携を1本で試したい企業
  • 注意点:ダウンロードにアカウントでのログインが必要

公式ブログに、ログインすると72時間のランタイムデモを使えるとあります。ダウンロードは製品ページから行います。

ライセンスは、1台ごとのランタイムライセンスです。公式サイトに価格の掲載はなく、国内の販売店は株式会社シェルパです。

編集部コメント:72時間あれば、連続稼働でのデータの取りこぼしも確かめやすくなります。試用の前に、接続先と送信先を決めておきましょう。公式ページも参照してください。

OPC Router

  • 無料の種類:デモ版(全機能を含む)
  • 商用利用:デモは評価用。本番はライセンスが必要
  • 向いている企業:OPC UA、MQTT、データベース、SAPをつないで試したい企業
  • 注意点:ライセンスなしでは2時間のデモモード

公式のFAQに、全機能を備えた無料のデモ版があると書かれています。公式サイトからダウンロードでき、Dockerコンテナへのインストールも可能です。

ライセンスがない間は、2時間のデモモードで動きます。ライセンスは、買い切りとサブスクリプションの2種類です。価格は掲載がありません。

編集部コメント:フロー画面でデータの流れを組む製品です。デモ版で、変換や送信の処理を組んでから見積もりを依頼できます。公式ページも参照してください。

たけびし デバイスエクスプローラ OPCサーバー

  • 無料の種類:デモ版(連続3時間)、1か月のテンポラリライセンス
  • 商用利用:製品版相当の評価用。本番は購入
  • 向いている企業:国内外の多数の制御機器につないで評価したい企業
  • 注意点:64ビット版のデモは、一部の通信機能が使えない

公式のダウンロードページに、デモ版は連続3時間のみ全機能を評価できるとのことです。

デモ版をインストールした後に、テンポラリライセンスを申請できます。ユーザー情報を入力すると、1か月間の評価用ライセンスが、登録したメールアドレスに届きます。

編集部コメント:Wonderware環境向けのDAサーバーのデモ版は、連続1時間です。DxpSERVER V7の買い切りは、シングルが税別90,000円です。公式ページも参照してください。

Matrikon OPC Simulation Server

  • 無料の種類:無償のシミュレータ(OPCクライアントのテスト用)
  • 商用利用:非本番の用途に限り無償。本番利用は対象外
  • 向いている企業:OPCクライアントの接続を、機器なしで確かめたい企業
  • 注意点:PLCのドライバは含まれない

公式のダウンロードページに、非本番の用途に限り無償で、自由に配布できると書かれています。機能の制限はなく、完全な機能で動くとのことです。

ダウンロードすると、OPCクライアントのMatrikonOPC Explorerも付属します。本番のデータを失わずに、接続のテストを進められます。

編集部コメント:期限や登録の要否は、確認したページからは読み取れませんでした。配布前に、公式の条件を確認しましょう。公式ページも参照してください。

open62541

  • 無料の種類:オープンソース(Mozilla Public License 2.0)
  • 商用利用:独自のソフトと組み合わせて配布できると明記
  • 向いている企業:C言語で、組み込み機器にOPC UAを載せたい企業
  • 注意点:ライブラリ自体を変更した場合は、MPL 2.0で公開する

C言語で書かれた、OPC UAの実装です。サーバーとクライアントを作れ、既存のアプリにOPC UA通信を加える用途にも使えます。

コアの開発者が所属するo6 Automation GmbHが、有償のサポートを提供しています。

編集部コメント:v1.4で作ったサンプルのサーバーが、認証を受けたとのことです。対象は、OPC FoundationのStandard Server 2017 Profileです。公式ページも参照してください。

Eclipse Milo

  • 無料の種類:オープンソース(EPL-2.0)
  • 商用利用:READMEに記載なし。EPL-2.0の条件に従う
  • 向いている企業:Javaでサーバーやクライアントを作りたい企業
  • 注意点:Java 17以降が必要

OPC UA(1.05を対象)のオープンソース実装です。通信のスタックに加えて、その上に作られたクライアントとサーバーのSDKを含みます。

READMEは、Java 17でのビルドを勧めています。JDK 21やJDK 24でも動くとの記載です。リリース一覧は、確認した時点で空でした。

編集部コメント:Java資産のある企業が、自社システムにOPC UAサーバーを組み込めます。ライセンス全文は、リポジトリのLICENSE.mdで確認できます。公式ページも参照してください。

node-opcua

  • 無料の種類:オープンソース(MIT)
  • 商用利用:商用アプリでも自由に使えると明記
  • 向いている企業:Node.jsやTypeScriptで、OPC UAの連携を作りたい企業
  • 注意点:著作権表示を、コピーのすべてに含める

Node.jsとブラウザ向けの、OPC UAスタックです。クライアント、サーバー、ディスカバリー、アグリゲーションを1つのツールキットで扱えます。

運営元のSterfiveは、有償のサポートとメンバーシップを案内しています。Node.js 22.13以降が必要で、保証は付きません。

編集部コメント:Windows、Linux、macOSで動き、暗号化通信や証明書の管理も含みます。試作と社内ツールに取り入れやすい部品です。公式ページも参照してください。

その他:補足で押さえたい無償の選択肢

次の3つも、公式で確認できた無償の選択肢です。

名称

無料の範囲

条件・制限

Prosys OPC UA Simulation Server

無償版あり。Windows、Linux、macOS

サポートはフォーラム。商用利用の可否は、ページに記載なし

opcua-asyncio

Python 3.10以降。サーバーとクライアント

LGPL-3.0。一部の機能は未実装

UA-.NETStandard

OPC Foundation公式の.NET向け参照実装

OPC Foundation MIT Licenseで公開


06

無料で使えるOPCサーバーのメリットとデメリット・注意点

無料の方法は、導入前の判断材料を増やせる手段です。一方で、そのまま本番に使えるとは限りません。メリットと注意点を整理します。

メリットは導入前に接続と性能を確かめられること

体験版を使うと、自社のPLCにつながるか、必要なタグを読み書きできるかを確かめられます。上位のSCADAやMESとの接続も、本番の前に試すことが可能です。

見積もりの前に条件を絞れるため、ドライバの不足による手戻りを減らせます。シミュレータなら、機器の手配前に接続の手順を固めることが可能です。

評価用のものを本番で使うと契約違反になるおそれ

体験版は評価が目的です。Matrikonのシミュレータは、非本番の用途に限り無償と明記されています。本番の設備につなぐ使い方は、対象外です。

評価用のまま本番の設備につなぐと、契約違反になるおそれがあります。本番へ移す時期と条件を、申し込みの際に聞いておきましょう。

時間制限で長期の試験ができない

Kepware Serverは1回2時間、デバイスエクスプローラは連続3時間です。OPC Routerのデモモードは2時間です。数日にわたる連続稼働の試験は、そのままではできません。

長めの評価が必要なら、Softing dataFEEDの72時間を検討します。デバイスエクスプローラの1か月のテンポラリライセンスも、選択肢です。

オープンソースは部品であり保守は自社にある

オープンソースのライブラリは、完成したOPCサーバーではありません。PLCとの接続、タグの定義、監視、更新の仕組みは、自社で用意します。

ライセンスには無保証の旨が書かれ、node-opcuaも保証が付かないと明記しています。配布を伴う場合は、ライセンスの要件も確認しましょう。

セキュリティ設定は自社で責任を持つ

OPC UAは暗号化や認証の仕組みを持ちますが、証明書の管理や接続先の制限は運用側で設定します。無料で試す環境でも、社内ネットワークの設定は欠かせません。

シミュレータや試作のサーバーを、生産ネットワークに無断でつなぐのは避けましょう。情報システム部門や設備の管理者と、事前に調整します。


07

無料のOPCサーバーから有料版に切り替える目安

無料の範囲で足りるのは、検証や学習の段階までです。本番の設備に使うかどうかで、判断が分かれます。次の表で整理しました。

無料の方法で足りるケース

購入や契約を検討するケース

PLCにつながるかの確認や、社内学習が目的

毎日の稼働データの収集に使う

1台の設備での短時間の試験

複数の設備や拠点へ広げる

担当者がオープンソースの保守を続けられる

止められない設備で、保守の窓口が必要

データが欠けても、現場の業務に影響しない

データの欠落が、品質管理や保全の判断に影響する

切り替えのサイン

  • 試作を、本番の設備につなぎたくなった
  • 体験版の時間制限で、連続稼働の試験ができない
  • つなぐPLCのメーカーや台数が増えた
  • 自作した担当者が異動し、保守が続かなくなった
  • 冗長化や上位システムへの転送など、製品の機能が必要になった

有料版の価格帯

2026年時点で、公式に価格を確認できたのは一部の製品です。例えば、たけびしのDxpSERVER V7は、買い切りのシングルが90,000円(税別)です。サブスクリプション(1年)は、シングルが44,000円(税別)から用意されています。

Kepware ServerやSoftingなど、価格の掲載がない製品も多くあります。無償と明記された製品はありませんでした。詳しくはOPCサーバーの価格・見積もりの記事をご覧ください。

次に読む記事

仕組みの基本は基礎知識の記事、選び方は選び方の記事が参考になります。製品の比較は比較記事、メーカーの特徴はメーカーの記事で確認できます。製品の一覧はOPCサーバーのカテゴリページをご覧ください。


08

無料のOPCサーバーに関するよくある質問

OPCサーバーに無料で使える製品はありますか。

本番の運用に使い続けられる無償の製品は、公式サイトでは確認できませんでした。無料なのは、体験版、非本番用のシミュレータ、オープンソースの部品です。体験版は、Kepware ServerやSofting dataFEEDなどが案内しています。

体験版にはどのような制限がありますか。

制限の中心は動作時間です。Kepware Serverは1回2時間で、再起動すると繰り返せます。デバイスエクスプローラは連続3時間、Softing dataFEEDは72時間です。Kepware Serverは、タグ数の上限がないと案内されています。

オープンソースのOPC UAを業務で使えますか。

ライセンスの条件に従えば使えます。node-opcuaはMITで、商用アプリでも自由に使えると明記されています。open62541はMPL 2.0で、独自のソフトとの組み合わせも可能です。Eclipse MiloはEPL-2.0で、READMEには商用利用の記載がありません。

無料で試した構成は、そのまま本番に使えますか。

そのまま使えない場合が多くあります。体験版は評価用で、時間の制限があります。Matrikonのシミュレータは、非本番の用途に限り無償です。台数やタグ数、保守の範囲は、見積もりで確認しましょう。


09

まとめ

OPCサーバーで継続して使える無償の製品は、公式では確認できませんでした。無料になるのは、体験版、非本番用のシミュレータ、オープンソースの部品です。目的によって、選ぶ手段は変わります。PLCにつながるかを確かめるなら体験版です。機器なしで接続を確かめるならシミュレータ、自社のソフトに組み込むならオープンソースが向いています。体験版は、時間の制限と評価用という条件を、申し込みの際に確かめておきましょう。本番の運用には、ライセンスと保守の契約が要ります。費用はOPCサーバーの価格・見積もりの記事で、製品の比較は比較記事で確認できます。一覧はOPCサーバーのカテゴリページをご覧ください。

OPCサーバー比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
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Litmus Edgeリトマス・オートメーション・ジャパン株式会社要見積もり約146種のドライバで設備データを集めるエッジのデータ基盤詳細を見る
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デンソーウェーブ IoT Data Share株式会社デンソーウェーブ要見積もり270以上の接続先からデータを集めるソフト詳細を見る
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AVEVA Communication DriversAVEVA Group Limited(Schneider Electric傘下)要見積もりOPC UA・MQTTに対応した通信ドライバ基盤詳細を見る
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三菱電機 MELSEC iQ-R OPC UAサーバユニット RD81OPC96三菱電機株式会社オンプレミスPCなしでOPC UA詳細を見る
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OPC Routerinray Industriesoftware GmbH - 日本取扱い 株式会社関東エルエンジニアリング要見積もりOPC UA・MQTT・SAPをフロー画面でつなぐデータ連携ミドルウェア詳細を見る
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FactoryTalk Linx Gatewayロックウェル オートメーション ジャパン株式会社要見積もりLogix 5000のデータを外部のOPCクライアントへ詳細を見る
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Moxa MX-AOPC UA SuiteMoxa Japan合同会社要見積もりModbus機器とMoxaのI/OのデータをOPC UAへ集める詳細を見る
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Softing uaGateシリーズSofting Industrial Automation GmbH - 日本取扱い 株式会社シェルパ要見積もりPLCの横に置きOPC UAとMQTTを足す小型ゲートウェイ詳細を見る
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Kepware EdgeVelotic要見積もり設備の近くでOPC UAサーバーを立てられる通信サーバー詳細を見る
Beckhoff TwinCAT 3 OPC UA ロゴ
Beckhoff TwinCAT 3 OPC UAベッコフオートメーション株式会社要見積もりTwinCATのPLC変数をOPC UAで公開する3点セット詳細を見る
たけびし OPC Spider ロゴ
たけびし OPC Spider株式会社たけびしオンプレミス設備データをノーコードで基幹システムへつなぐ詳細を見る
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横河電機 Exaopc横河電機株式会社要見積もりCENTUMのデータを外部へ渡す二重化対応のDCS用OPCサーバー詳細を見る
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たけびし DAサーバー株式会社たけびしオンプレミスWonderware環境向けにMELSECなどとつなぐ通信ドライバ詳細を見る
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三菱電機 MELSEC iQ-F OPC UAユニット FX5-OPC三菱電機株式会社オンプレミスFX5Uに増設しOPC UAで公開詳細を見る
Siemens SIMATIC NET PC Software ロゴ
Siemens SIMATIC NET PC Softwareシーメンス株式会社要見積もりS7のデータをOPC UAサーバーで上位へ詳細を見る
マイクロネット mnOPC UA ロゴ
マイクロネット mnOPC UA株式会社マイクロネット要見積もりINtimeやINplcのデータをOPC UAで公開するサーバー詳細を見る

よくある質問

QOPCサーバーに無料で使える製品はありますか。
A

本番の運用に使い続けられる無償の製品は、公式サイトでは確認できませんでした。無料なのは、体験版、非本番用のシミュレータ、オープンソースの部品です。体験版は、Kepware ServerやSofting dataFEEDなどが案内しています。

Q体験版にはどのような制限がありますか。
A

制限の中心は動作時間です。Kepware Serverは1回2時間で、再起動すると繰り返せます。デバイスエクスプローラは連続3時間、Softing dataFEEDは72時間です。Kepware Serverは、タグ数の上限がないと案内されています。

QオープンソースのOPC UAを業務で使えますか。
A

ライセンスの条件に従えば使えます。node-opcuaはMITで、商用アプリでも自由に使えると明記されています。open62541はMPL 2.0で、独自のソフトとの組み合わせも可能です。Eclipse MiloはEPL-2.0で、READMEには商用利用の記載がありません。

Q無料で試した構成は、そのまま本番に使えますか。
A

そのまま使えない場合が多くあります。体験版は評価用で、時間の制限があります。Matrikonのシミュレータは、非本番の用途に限り無償です。台数やタグ数、保守の範囲は、見積もりで確認しましょう。

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