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選び方・ノウハウ#画像処理装置#ビジョンセンサ#選び方

画像処理装置の最適な選び方を徹底解説!おすすめの製品も紹介

画像処理装置(ビジョンセンサ・マシンビジョン)の選び方を、目的別・部門別・企業規模別の3つの切り口から解説。4つの種類の違い、検査内容、形態、設定とAI判定、通信、費用の見方と、よくある失敗を整理します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
画像処理装置の最適な選び方を徹底解説!おすすめの製品も紹介

画像処理装置は、カメラで撮影した画像を処理して、製品の有無・位置・寸法・キズ・文字などを判定する装置です。判定結果は、PLCやロボットへ出力します。カメラと処理部が一体のビジョンセンサと、複数のカメラをつなぐコントローラー型があり、設定の簡単さや処理速度、通信、AI判定の有無で製品が分かれます。この記事では、種類の違いと、目的・部門・企業規模という3つの切り口から選び方を整理しました。製品を比べる前に、検査したい対象と判定の内容を書き出しましょう。

  • 検査内容:有無・位置・寸法・外観・印字のどれを判定するかを決める
  • 形態:カメラ一体型か、複数のカメラをつなぐコントローラー型かを選ぶ
  • 設定と判定:設定のしやすさと、AIによる判定が必要かを確認する
  • 接続と費用:PLC・ロボットとの通信と、見積もりの取り方を確かめる

検査内容とカメラの台数を先に整理すると、候補となる画像処理装置のタイプを絞り込みやすくなります。残りの条件まで確認すると、導入後の手戻りを抑えられます。


この記事でわかること

01

画像処理装置の基礎知識

選び方に入る前に、画像処理装置が何をする機器なのかを押さえます。役割が曖昧なままだと、産業用カメラやAIカメラとの違いが見えず、過剰な構成を選びかねません。基本的な用語は、画像処理装置とはの記事でも整理しています。

画像処理装置が担う役割

画像処理装置は、カメラで撮影した画像から、製品の状態を判定する機器です。判定の結果は、合否の信号や数値として、PLCやロボットへ渡されます。

製造現場では、製品や部品の有無・位置の確認、寸法・形状の計測、キズ・汚れ・異物の外観検査に使います。印字やコードの読み取りと照合も、主な用途です。

カメラ単体や関連製品との違い

画像処理装置につなぐカメラ単体は、産業用カメラとして扱います。AIを内蔵した単体のカメラはAIカメラ、AIの外観検査ソフトはAI外観検査です。

画像処理装置は、撮影から判定、結果の出力までをまとめて担う機器です。どこまでを1台で完結させたいかを考えると、製品を選びやすくなります。

選定でつまずきやすい理由

画像処理装置は、比較する軸が多い機器です。形態、検査ツールの種類、処理速度、カメラの種類と台数、通信、AI判定が重なります。

当サイトの20製品のうち、2026年時点で価格を公開しているのは2製品だけです。いずれもオプテックス・エフエーの製品です。残りは見積もりが前提のため、総額が見えにくい点も判断を難しくしています。

編集部コメント:問い合わせ前に、検査したい対象、見たい範囲、検査の間隔を整理すると便利です。各社の提案を比べやすくなるほか、テスト機での検証も進めやすくなります。


02

画像処理装置の種類

画像処理装置は、処理部の構成と検査の幅によって、大きく4つに分けられます。どの型を選ぶかで、設定の進め方もカメラの増やし方も変わってきます。まず全体像をつかみましょう。

  • コントローラー型の画像処理システム
  • 簡易設定の一体型ビジョンセンサ
  • 高解像度・AI対応のスマートカメラ
  • 印字・色の専用センサ

コントローラー型の画像処理システム

処理部とカメラを分け、複数のカメラを1台につなぐ型です。キーエンス CV-Xは、検査内容から選ぶツールカタログで設定できる点が特徴です。キーエンス XG-Xは、高画素・ラインスキャン・3Dカメラを複数台まとめて処理します。

キーエンス VS-Gは、AIエンジンを搭載した32コアのプロセッサが特徴です。Zebra 4Sightは、GigE VisionとUSB3 Visionのカメラを直接つなげます。Teledyne DALSA GEVAも、GigEカメラを複数台つなぐ構成です。

簡易設定の一体型ビジョンセンサ

カメラ・照明・処理部を1台にまとめ、手軽に設定できる型です。Banner iVuは、内蔵のタッチ画面でPCなしに設定や監視ができます。ifm O2Uは、コード読み取りと物体検出を1台で行えます。

InspectorP61xは、50×40.3×29.6mmの超小型です。ロボットの先端にも取り付けられます。Pepperl+Fuchs VOSは、検出・位置決め・計測・コード・OCRを1台で行います。

高解像度・AI対応のスマートカメラ

高い画素数やAI判定を備えた一体型の型です。SICK Inspector83xは、5件程度のサンプル学習でAI検査を始められます。Zebra Iris GTXは、2〜16MPのセンサから選べます。

InspectorP64x/P65xは、最大4.2MPのセンサを備えた機種です。Banner VEは、無償のVision Managerで設定できます。Zebra VS40は、ライセンスで機能を足せます。オムロン FHV7は、0.4MPから12MPまでのセンサを選べる製品です。

印字・色の専用センサ

印字検査や色判別に絞り、設定を簡単にした型です。オプテックス・エフエー MVS-OCR2は、賞味期限などの印字を高解像度で読み取ります。GVS-OCRは、タッチパネルのモニタで3ステップの設定ができる点が特徴です。

CVSE1-RAは、カメラ・照明・コントローラ・モニタを一体化した色判別センサです。いずれも、寸法計測やキズの検査には使えません。


03

【目的別】画像処理装置の選び方

同じ画像処理装置でも、何を判定したいかで優先すべき条件は変わります。製造現場でよくある3つの目的を取り上げました。目的が複数ある場合は、最も条件の厳しいものに合わせます。

有無・位置・寸法を確認し、ロボットを補正したい

有無や位置の確認は、一体型のビジョンセンサで足りる場合があります。ifm O2Uは、コード・OCR・輪郭・計測・位置検出を1台で行えます。Banner iVuは、種類・サイズ・向き・位置・色の確認が中心の用途です。

ロボットの位置補正では、ロボット座標系で位置を渡せるかが条件です。O2Uはロボットとのキャリブレーションに対応します。CV-Xは、外観検査と位置補正を同じ装置で行えます。

キズ・汚れ・異物の外観検査をしたい

外観検査では、解像度と照明の組み合わせが結果を左右します。CV-Xは、LumiTrax照明などの高機能照明を使い、光沢や色差のある対象も検査できます。

良品にばらつきがある対象では、AI判定が選択肢の一つです。VS-Gは、AI検査とルールベース検査を1台で使い分けられます。Inspector83xは、少ないサンプルで学習を始められます。

印字・ラベル・コードを読み取り、照合したい

印字検査は、専用センサから検討すると設定が簡単です。MVS-OCR2は、一列に長い印字や通過位置が一定しないラインでも検査できます。GVS-OCRは、偏光フィルタを内蔵し、光沢のある包装のハレーションを抑えます。

コード読み取りと外観検査を1台で行うなら、Zebra VS40やBanner VEが候補です。O2Uは、コードとOCRを同じ機器で扱えます。


04

【部門別】画像処理装置の選び方

画像処理装置は、組み込む人、検査の基準を決める人、毎日使う人がそれぞれ異なります。導入に関わる3つの部門で整理しました。複数の部門で共有するときは、条件の厳しい部門に合わせます。

生産技術・設備設計部門

装置やラインに組み込む部門では、PLCやロボットとの通信が条件です。対応する産業用Ethernetと、設定の自由度も確認しましょう。

CV-Xは、EtherNet/IP用のEDSとPROFINET用のGSDMLを公式に提供しています。B&R スマートカメラは、B&Rの制御システムに統合された製品です。照明やモーションとは、マイクロ秒単位で同期します。

品質管理・検査部門

検査の根拠を残す部門では、検査画像をどこまで保存できるかが条件です。不良の流出時に、画像で原因を追えるかを確認します。

VS-Gは専用ストレージを標準搭載し、良品を含む全数の検査画像を1台で長期間保存できます。パナソニック SVは、検査と並行してJPEG圧縮を行い、全数保存を構成しやすい一体型です。

製造現場・保全部門

現場のライン担当や保全担当は、品種替えや機器の交換のたびに設定へ触れます。専門家がいなくても扱えるかが条件です。

GVS-OCRは、囲む・選ぶ・ティーチングの3ステップで設定します。ifm O2Uは、機器の交換時に基準画像を新しい機器へ移せます。Banner iVuは、内蔵のタッチ画面で設定できる点が特徴です。


05

【企業規模別】画像処理装置の選び方

規模そのものより、規模から来る制約が選定を左右します。専任の担当者がいるか、拠点が何カ所か、予算をどう通すかを軸に、3つに分けました。

中小企業

専任の画像処理担当を置きにくく、予算の上限も明確なため、設定の簡単さと導入費用の見通しが条件です。小規模な有無・色・印字の検査から始める選択肢があります。

価格が公開されているCVSE1-RAは、各タイプとも税別116,000円です。MVS-OCR2は本体が税別330,000円で、レンズやコントローラも別に要ります。Banner VEの設定ソフトは無償です。

中堅企業

複数のラインや品種を持つ規模では、設定の引き継ぎとAI判定の扱いやすさが条件です。担当者が替わっても運用が続くかどうかも重要です。

CV-Xは、使っている機能だけをまとめた運用マニュアルを16言語で自動作成できます。Inspector83xは、仕様変更や段取り替えを、ライン作業者が同じ方法で行えます。

大企業

複数の拠点やライン全体へ展開するため、カメラ台数の多さと、仕組みの標準化が条件です。専任のエンジニアがいる前提の製品も選べます。

XG-Xは、複数台のカメラを1台のコントローラで処理できる製品です。Zebra 4Sightは、3種類のAuroraソフトを用意しています。SDK・フローチャート・ノーコードから、開発体制に合わせて選べます。


06

自社に合った画像処理装置の選定ポイント

前の3章を踏まえ、自社の条件に当てはめる手順を示します。上から順に確認すると、手戻りを減らせます。

  • 検査内容とカメラの条件を決める
  • 一体型かコントローラー型かを決める
  • 設定のしやすさとAI判定を確認する
  • PLC・ロボットとの通信を確認する
  • 総額と検証の方法を確認する

検査内容とカメラの条件を決める

判定する内容と、見たい範囲、検査の間隔を書き出します。必要な画素数は、見つけたい最小のキズや、視野の広さから決まります。

画素数の幅は、Inspector83xの最大5.1MP、Iris GTXの2〜16MPなどです。O2UやP61xは1.2MP前後で、微細な欠陥の検査には向きません。

一体型かコントローラー型かを決める

カメラが1台で足りるなら一体型、複数台を1台でまとめるならコントローラー型が候補です。一体型は処理部を別に置かずに済みます。

コントローラー型は、XG-Xのようにカメラ・照明・レンズ・モニタを別に選ぶ手間があります。一方で、カメラを増やしやすい点が利点です。

設定のしやすさとAI判定を確認する

設定の方式は、製品ごとに違いがあります。CV-Xは対話形式、Banner iVuはタッチ画面が特徴です。Iris GTXと4Sightは、フローチャートなどでアプリケーションを組む方式です。

AI判定は、標準で使えるものと、追加が必要なものがあります。P61xは別売のツールセット、P64x/P65xはアップグレードライセンスで追加します。

PLC・ロボットとの通信を確認する

判定結果を渡すPLCやロボットと、通信方式が合うかが条件です。CV-Xは、EtherNet/IP用とPROFINET用の設定ファイルを提供しています。Inspector83xは、両方のデュアルポートを備えます。

CVSE1-RAの公式仕様は、NPN/PNPのオープンコレクタ出力です。パナソニック SVは、産業用ネットワークの記載がEtherNet/IPのみです。

総額と検証の方法を確認する

価格を公開しているのは、20製品のうち2製品です。CVSE1-RAとMVS-OCR2で、いずれも税別表示になります。ほかの製品は、見積もりを取って比べる流れです。

CV-X・XG-X・VS-Gは、無料テスト機を借りられます。自社のワークで検証すると、判定の安定性を確かめられます。費用の見方は、画像処理装置の費用の記事も参考にしてください。


07

【比較表】画像処理装置の主要製品

製品データとして数値化できる4項目を、評価スコアで横並びにしました。品質管理・工程管理・現場での使いやすさ・中小適合の4つを5段階で評価しています。並びは中小適合の高い順です。同点の場合は残りの3項目の順に、最後は製品名で並べました。価格は2026年時点の公式ページの記載で、公開されていない場合はその旨を記しました。製品ごとの詳しい比較は、画像処理装置の比較記事で扱います。

順位

製品

提供元

品質管理

工程管理

現場での使いやすさ

中小適合

価格の目安

1

オプテックス・エフエー CVSE1-RAシリーズ

オプテックス・エフエー株式会社

3

3

5

5

標準価格は各タイプとも税別116,000円(公式は税別表示のみ)

2

オプテックス・エフエー GVS-OCRシリーズ

オプテックス・エフエー株式会社

4

3

5

4

公式の型式一覧(GVS-OCR-S/-W/-N、モニタGVS-MNなど)に標準価格の表示なし。見積は問い合わせ

3

オプテックス・エフエー MVS-OCR2シリーズ

オプテックス・エフエー株式会社

4

3

4

4

標準価格(税別)。本体330,000円(レンズ含まず)、コントローラMVS-DN-Eは128,000円、カメラケーブルは19,000円から

4

Banner iVuシリーズ

Banner Engineering Corp.(バナーエンジニアリング)

3

4

5

4

日本語の公式製品ページに価格表示なし。設定ソフトVision Managerは無償。日本の問い合わせ窓口は日本語カタログに記載(www.bannerengineering.co.jp)

5

キーエンス CV-Xシリーズ

株式会社キーエンス

5

4

5

3

公式製品ページに価格表示なし(価格・見積は問い合わせ)。無料テスト機の貸し出しあり

6

Banner VEシリーズ

Banner Engineering Corp.(バナーエンジニアリング)

4

4

4

3

日本語の公式製品ページに価格表示なし。設定ソフトVision Managerは無償。日本の問い合わせ窓口は日本語カタログに記載(www.bannerengineering.co.jp)

7

ifm O2Uシリーズ

ifm efector株式会社

4

4

4

3

日本語の製品ページ(O2U530)に価格表示なし。日本ではifm efector株式会社が販売窓口

8

SICK Inspector83xシリーズ

ジック株式会社

4

4

4

3

公式サイトに価格表示なし。日本ではジック株式会社が販売・サポート窓口

9

Zebra VS40シリーズ

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

4

4

4

3

公式サイトに日本向けの価格の掲載なし(要問い合わせ)。購入は正規Zebraリセラー経由。保証は出荷日から2年間

10

オムロン FHV7シリーズ

オムロン株式会社(ビジョンシステム)

4

4

4

3

製品ページに価格の掲載なし。標準価格は公式の在庫・価格照会で確認

11

パナソニック SVシリーズ

パナソニック インダストリー株式会社

4

4

4

3

公式製品ページの「種類・価格」に価格の数値表示なし(見積は問い合わせ)

12

Pepperl+Fuchs VOSシリーズ

Pepperl+Fuchs K.K.

4

4

3

3

公式サイトに価格表示なし。日本ではPepperl+Fuchs K.K.(横浜)が窓口

13

SICK InspectorP64x/P65xシリーズ

ジック株式会社

4

4

3

3

公式サイトに価格表示なし。日本ではジック株式会社が販売・サポート窓口

14

SICK InspectorP61xシリーズ

ジック株式会社

4

3

4

3

公式サイトに価格表示なし。日本ではジック株式会社が販売・サポート窓口

15

キーエンス VS-Gシリーズ

株式会社キーエンス

5

4

4

2

公式製品ページに価格表示なし(価格・見積は問い合わせ)。無料テスト機の貸し出しあり

16

キーエンス XG-Xシリーズ

株式会社キーエンス

5

4

3

2

公式製品ページに価格表示なし(価格・見積は問い合わせ)。無料テスト機の貸し出しあり

17

B&R スマートカメラ

B&R Industrial Automation GmbH

4

5

3

2

公式サイトに価格の掲載なし(要問い合わせ)。日本の拠点は横浜市西区

18

Teledyne DALSA GEVAシリーズ

テレダイン・ジャパン株式会社

4

4

3

2

公式製品ページに価格表示なし(Request Infoから問い合わせ)。日本ではTeledyne DALSAの日本の営業拠点(テレダイン・ジャパン)が窓口

19

Zebra Iris GTXシリーズ

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

4

4

3

2

公式サイトに日本向けの価格の掲載なし(要問い合わせ)。2MP・5MPのスターターキットあり

20

Zebra 4Sightシリーズ

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

4

4

2

2

公式サイトに日本向けの価格の掲載なし(要問い合わせ)。保証は出荷日から2年間


08

画像処理装置の選び方で失敗しないための注意点

導入でつまずく例には、共通した型があります。事前に知っておけば、仕様確認の段階で対策を取れるでしょう。よくある4つを、回避策とあわせて挙げます。

専用センサと汎用機を取り違える

印字や色の専用センサは、キズや寸法の検査には使えません。MVS-OCR2は印字、CVSE1-RAは色の判別に特化しています。逆に汎用機を印字だけの検査に使うと、機能も費用も過剰です。

回避策:判定する内容を書き出し、将来加えたい検査も含めて、対応する範囲を確認します。

解像度・視野・照明を確認せずに選ぶ

画素数が足りないと、微細なキズを見逃します。InspectorP64x/P65xは、Cマウントモデルの照明が別売です。パナソニック SVも、照明電源のみを内蔵し、照明は別に用意します。

回避策:テスト機やサンプルの撮影で、実際のワークの画像を確認します。照明やレンズの構成まで含めて検証しましょう。

通信方式と設置環境の確認が漏れる

Inspector83xの保護等級はIP65で、使用周囲温度は0〜50℃です。Banner VEのIP67は、オプションのレンズカバーを付けた状態の等級です。通信も、製品ごとに異なります。

回避策:設置場所の温度、水や粉じんの有無と、PLCの通信方式を先に書き出します。仕様書の条件と照らし合わせましょう。

日本語の資料や国内の窓口を確認しない

Teledyne DALSA GEVAの製品ページは、日本語サイト上でも英語表記です。Zebra VS40などZebraの製品は、購入が正規リセラーへの見積もり依頼になります。

回避策:候補の段階で、日本語の資料と国内の窓口、保守の体制を確かめます。価格が非公開の製品は、見積もりの前提条件も聞いておきましょう。


09

まとめ

画像処理装置の選定は、検査したい対象と判定の内容を書き出すことから始まります。種類は4つに分けられます。コントローラー型、簡易設定の一体型、高解像度・AI対応のスマートカメラ、印字・色の専用センサです。目的・部門・規模のどこから見ても、最初に確認するのはカメラの台数と通信方式です。

方向が定まったら、5つの条件を順に確認します。検査内容、形態、設定とAI判定、PLC・ロボットとの通信、総額と検証の方法です。製品の一覧は、画像処理装置(ビジョンセンサ・マシンビジョン)のカテゴリページから確認できます。

画像処理装置(ビジョンセンサ・マシンビジョン)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
キーエンス CV-Xシリーズ ロゴ
キーエンス CV-Xシリーズ株式会社キーエンス要見積もりツールカタログで設定できる画像処理システム詳細を見る
オプテックス・エフエー GVS-OCRシリーズ ロゴ
オプテックス・エフエー GVS-OCRシリーズオプテックス・エフエー株式会社要見積もり印字検査専用の画像センサ詳細を見る
オプテックス・エフエー CVSE1-RAシリーズ ロゴ
オプテックス・エフエー CVSE1-RAシリーズオプテックス・エフエー株式会社オンプレミス色判別画像センサ詳細を見る
Banner iVuシリーズ ロゴ
Banner iVuシリーズBanner Engineering Corp.(バナーエンジニアリング)要見積もりタッチ画面で設定できるビジョンセンサ詳細を見る
オプテックス・エフエー MVS-OCR2シリーズ ロゴ
オプテックス・エフエー MVS-OCR2シリーズオプテックス・エフエー株式会社オンプレミス印字検査カメラ詳細を見る
パナソニック SVシリーズ ロゴ
パナソニック SVシリーズパナソニック インダストリー株式会社要見積もり全数画像保存向けの一体型画像センサ詳細を見る
キーエンス VS-Gシリーズ ロゴ
キーエンス VS-Gシリーズ株式会社キーエンス要見積もりAIエンジン搭載の画像処理システム詳細を見る
SICK Inspector83xシリーズ ロゴ
SICK Inspector83xシリーズジック株式会社要見積もりサンプル学習でAI検査を始められるセンサ詳細を見る
Banner VEシリーズ ロゴ
Banner VEシリーズBanner Engineering Corp.(バナーエンジニアリング)要見積もり無償ソフトで設定できる堅牢なスマートカメラ詳細を見る
オムロン FHV7シリーズ ロゴ
オムロン FHV7シリーズオムロン株式会社(ビジョンシステム)要見積もり照明・レンズ一体のスマートカメラ詳細を見る
Zebra VS40シリーズ ロゴ
Zebra VS40シリーズゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社要見積もりライセンスで機能を足せるスマートカメラ詳細を見る
ifm O2Uシリーズ ロゴ
ifm O2Uシリーズifm efector株式会社要見積もりIO-Link対応のビジョンセンサ詳細を見る
SICK InspectorP61xシリーズ ロゴ
SICK InspectorP61xシリーズジック株式会社要見積もり超小型の2Dビジョンセンサ詳細を見る
キーエンス XG-Xシリーズ ロゴ
キーエンス XG-Xシリーズ株式会社キーエンス要見積もり複数台のカメラをまとめて処理する画像処理詳細を見る
SICK InspectorP64x/P65xシリーズ ロゴ
SICK InspectorP64x/P65xシリーズジック株式会社要見積もり高速の2Dビジョンセンサ詳細を見る
B&R スマートカメラ ロゴ
B&R スマートカメラB&R Industrial Automation GmbH要見積もり制御システムと同期するスマートカメラ詳細を見る
Pepperl+Fuchs VOSシリーズ ロゴ
Pepperl+Fuchs VOSシリーズPepperl+Fuchs K.K.要見積もり2Dユニバーサルビジョンセンサ詳細を見る
Teledyne DALSA GEVAシリーズ ロゴ
Teledyne DALSA GEVAシリーズテレダイン・ジャパン株式会社要見積もり複数カメラで検査するビジョンシステム詳細を見る
Zebra Iris GTXシリーズ ロゴ
Zebra Iris GTXシリーズゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社要見積もり深層学習推論に対応するスマートカメラ詳細を見る
Zebra 4Sightシリーズ ロゴ
Zebra 4Sightシリーズゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社要見積もりマルチカメラ向けビジョンコントローラー詳細を見る

よくある質問

Q画像処理装置は何から決めればよいですか?
A

最初に、検査したい対象と判定の内容を決めます。有無・位置・寸法・外観・印字のどれを見るか、カメラが何台必要か、検査の間隔はどれくらいかを書き出します。あわせてPLCやロボットとの通信方式を整理すると、候補となる種類を絞り込みやすくなります。

Qビジョンセンサとコントローラー型は何が違いますか?
A

ビジョンセンサは、カメラ・照明・処理部を1台にまとめた一体型で、手軽に導入できます。コントローラー型は、複数のカメラを1台の処理部につなぐ構成で、カメラの追加や高画素のカメラに対応しやすい一方、構成品の選定が必要です。カメラが1台で足りるかが分かれ目になります。

QAIによる判定は必ず必要ですか?
A

必須ではありません。有無や位置の確認、印字の読み取りなどは、ルールベースのツールで足りる場合があります。良品のばらつきが大きい外観検査では、AI判定が選択肢になります。AI判定が標準で使える製品と、別売のツールセットやライセンスが必要な製品があるため、確認が要ります。

Q価格はどう確認すればよいですか?
A

2026年時点で、当サイトの20製品のうち価格を公開しているのはオプテックス・エフエーのCVSE1-RAとMVS-OCR2の2製品で、いずれも税別表示です。そのほかは見積もりが前提です。キーエンスのCV-X・XG-X・VS-Gのように、無料テスト機を借りられる製品もあります。

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