流体解析ソフトの費用|並列計算の課金が製品ごとに正反対になる理由
流体解析ソフト(CFD)の主要8製品について、価格が公式にどこまで公開されているかを整理した記事。実額が出ているのは3製品で、STAR-CCM+は公式ストアに日本円の表示があります。総額を最も左右する並列計算の課金が、製品ごとに正反対である点を見ていきます。

流体解析ソフトの費用で最も効くのは、本体価格ではありません。何コアで回すかによって支払額が変わるかどうかです。ここが製品によって正反対の設計になっています。
この記事では、主要8製品の価格が公式にどこまで公開されているかを整理します。そのうえで、並列計算の課金がどう分かれるのかを公式の記述で確認していきます。
記載内容は、各社の公式サイトと公式ストア、公式PDF、法定開示を、編集部が2026年9月24日に確認したものです。想定される価格ページのURLは同日に実際にアクセスし、HTTPステータスを記録しています。
- 主要8製品のうち実額が公式に出ているのは3製品
- 並列計算の課金は、追加費用が発生する製品と固定額の製品に分かれる
- 提供元の再編が2023年から2026年にかけて4件起きている
この記事でわかること
流体解析ソフトの価格は3製品で公開されている
この分野は全面非公開ではありません。公式に金額が確認できる製品が3つあります。
- Simcenter STAR-CCM+はSiemensの公式ストアに実額がある
- CONVERGEはクラウド版の単価表を公開している
- OpenFOAMは本体が無償で、有償なのはサポートとトレーニング
価格が出ている3製品
STAR-CCM+は、Siemensが自社運営する公式ストアに米ドルと日本円の金額が掲載されています。カートからの購入も可能な作りです。
CONVERGEはクラウド版について、ノード時間あたりの単価表を公式サイトに掲載しています。OpenFOAMは本体がGPLv3で無償配布されており、金額が発生するのはサポートとトレーニングだけです。
金額が一切ない5製品
残る5製品には公式に金額の記載がありません。COMSOL Multiphysics、Ansys Fluent、scFLOW、FLOW-3D、Simcenter Acusolveです。
価格ページのURLも大半が404を返します。FLOW-3Dについてはサイトマップ配下の約150ページを通して確認しましたが、価格に関するページは1件もありませんでした。
製品ページ自体が見当たらない製品
Simcenter Acusolveは事情が特殊です。Siemensの商標一覧には正式な製品として掲載されているのに、製品ページのURLがいずれも404を返します。
Simcenterの製品一覧にも、CFD製品の一覧にも掲載がありません。旧提供元のドメインからは会社紹介のページへ転送されます。なお正式表記は小文字を含む「Simcenter Acusolve」です。
流体解析ソフトで実額が出ているSTAR-CCM+
金額がまとまって確認できる製品なので、条件まで見ておきます。
- 公式ストアの表示は税別で、税額はチェックアウト時に計算される
- Power Sessionは年56,190米ドル、日本円で6,809,539円
- ストアのページはカテゴリーからリンクされておらず見つけにくい
公開されている金額
Simcenter STAR-CCM+ Power Sessionは、年額が56,190米ドル、日本円の表示で6,809,539円です。3年契約は168,570米ドル、20,428,617円となっています。
税の扱いも明記されています。英語表示では税額がチェックアウト時に計算されるとされ、日本語表示も同じ内容です。つまり表示価格は税別です。
基本は1コア単位の課金
通常のライセンスは、1コアで動くセッション1つが単位です。公式の商品説明にも、認可されたサイトで1コアを使う単一のセッションと書かれています。
セッションにはプリ処理とポスト処理の機能、マルチフィジックスの機能一式が含まれ、対話的にもバッチでも実行できるとされています。追加セッションは別の商品として用意されています。
価格は公開されているが見つけにくい
製品ページ側は「Contact us for sales and pricing information」となっており、見積もり導線しかありません。
ストアの該当ページも、カテゴリー階層のどこからもリンクされていませんでした。商品コードを含むURLを直接開かないと到達できない状態です。公開されてはいるものの、通常の導線では見つかりません。
流体解析ソフトのクラウド課金はコア数帯で単価が上がる
CONVERGEはクラウド版の単価表を公開しています。ただしコア数が増えるほど単価が上がる設計です。
- ノード時間あたりの単価が契約階層とコア数帯で決まる
- 最も安い階層でも1から8コアが18.00米ドル、216コア超は56.45米ドル以上
- 公式に価格は変更される可能性があると明記されている
2軸で決まる単価
単価はサブスクリプションの階層と、ジョブに割り当てたコア数で決まります。階層はBronzeからDiamondまで5段階で、過去12カ月の支出額を基準に区分されます。
Bronzeの場合、1から8コアがノード時間あたり18.00米ドルです。25から72コアでは27.90米ドルから42.00米ドル、216コアを超えると56.45米ドル以上になります。
コアを増やすと単価も上がる
ここが重要な点です。コア数を増やせば計算は速くなりますが、ノード時間あたりの単価そのものが上がります。総額は使用時間と単価の積になるため、単純に速くなった分だけ安くなるわけではありません。
ハードウェア側の料金は階層によらず同じとされています。ストレージは1テラバイトあたり月40.50米ドルです。
価格の変更が明記されている
公式サイトには、掲載されている価格は変更される可能性があると書かれています。営業担当へ問い合わせるよう案内されています。
引用する際は確認日を添える必要があります。この記事の金額も2026年9月24日時点のものです。
流体解析ソフトの並列課金は製品ごとに正反対
ここがこの分野で最も費用に効く論点です。同じ「並列で回す」でも、支払いの発生の仕方がまったく違います。
- Ansys Fluentは無償枠を超えた並列に別ライセンスが必要
- STAR-CCM+のPower Sessionはコア数が増えても費用が変わらない
- OpenFOAMはライセンス上コア数の制限も課金もない
追加ライセンスが必要な製品
Ansys Fluentは追加課金が公式に明記されています。ソルバーライセンス1本につきHPCの増分が4つ無償で内蔵されており、それを超える並列は別ライセンスの購入が必要です。
選択肢は3種類あります。必要な並列プロセス数だけライセンスするエントリーレベル、多数のコアへ拡張するHPC Pack、複数ジョブや複数ユーザー向けのHPC Workgroupです。ただし1本あたりのコア数といった数値は公開されていません。
コア数によらず固定の製品
STAR-CCM+のPower Sessionは逆です。公式PDFに、10,000コアで実行してもソフトウェアのコストは100コアや20コアの場合と同じだと明記されています。
ただし通常のライセンスは1コア単位の課金です。同じ資料に、12コア以上で回すならPower Sessionが最適という記述があります。どちらを選ぶかで費用構造が変わります。
そもそも課金対象にならない製品
OpenFOAMはGPLv3で配布されているため、コア数やノード数による制限も課金もありません。ライセンス側に規定が存在しない構造です。
FLOW-3Dについては、日本語の公式ページに16から32を超えるコアを使う場合はHPCバージョンの利用を検討すべきと書かれています。別区分が存在することは確認できますが、追加費用の有無は公開されていません。
流体解析ソフトのOpenFOAMは本体が無償
OpenFOAMは他の7製品と費用の考え方が根本的に違います。ただし誤解されやすい点もあります。
- 3系統あるが、いずれも本体はGPLv3で無償
- 有償なのはサポート、トレーニング、受託開発、クラウド実行環境
- スポンサーシップの金額はライセンス価格ではない
有償版という製品は存在しない
OpenFOAMには配布元が複数あります。財団が配布するもの、OpenCFDが配布するもの、そして開発を担う会社が関わるものです。
いずれもソフトウェア本体はGPLv3で無償です。有償版のOpenFOAMという製品は存在しません。費用が発生するのはサポート契約、トレーニング、受託開発、クラウドでの実行環境です。
スポンサーシップと価格を混同しない
財団のサイトには、Silverが年5,000ユーロ、Goldが25,000ユーロ、Platinumが100,000ユーロという金額が掲載されています。
ただしこれは3段階のスポンサーシップです。OpenFOAMの維持管理に必要な作業を支えるために、組織が拠出する枠組みと説明されています。ライセンス価格として引用するのは誤りになります。
トレーニングの費用
開発を担う会社のトレーニングは、1コースがイギリスポンドで1,250、ユーロで1,450、米ドルで1,600です。いずれも1人あたりで税別と明記されています。
OpenCFD側のトレーニングは参考価格が1,400ユーロまたは1,600米ドルで、1人1セッションあたりです。地域によって価格が変わるため正式な見積もりを依頼するよう案内されています。サポートは年間契約で、年間の上限時間が決まる形です。金額は公開されていません。
流体解析ソフトの無償版とアカデミック版
金額が非公開の製品でも、試せる範囲や学術利用の条件は公開されている場合があります。
- Ansys Fluentは30日間の無償トライアルがある
- FLOW-3Dは研究提案を出せば4カ月の無償ライセンスを得られる
- STAR-CCM+には学生版がない
体験版の提供状況
Ansys Fluentは、現在の顧客でない人向けに30日間の無償トライアルを提供すると公式に記載しています。STAR-CCM+にも30日間の無償トライアルがあり、延長はできないとされています。
COMSOLは自由にダウンロードできる体験版がありません。アカウントに登録されたライセンスか、営業担当者から提供されたトライアルライセンスが必要と明記されています。
学術利用の条件
FLOW-3Dは学術研究向けに4カ月の無償ライセンスを提供しています。申請には研究提案が必要で、1つの研究グループにつき1ライセンスまでという条件があります。延長は有償のアカデミックライセンスになります。
CONVERGEにも学術プログラムがありますが、無償と明記されているのはアメリカとヨーロッパのみです。日本を含むアジアの条件は公式に記載がありません。
学生版の有無
Ansys Studentは無償で、流体解析は100万セル・節点まで、HPCは4コアまでという制限があります。この4コアという上限は、商用側の無償内蔵枠と一致します。
scFLOWにも学生向けの無償エディションがあります。一方でSTAR-CCM+は、Siemensの学生向けソフトウェア一覧に含まれていません。学生版があるとは書けない状態です。
流体解析ソフトは提供元の再編が続いている
この分野は資本関係の動きが特に大きく、古い提供元で調べると行き止まりになります。
- 2023年から2026年にかけて4件の再編が完了している
- 2つのドメインがまるごと別サイトへ転送される
- 証明書が失効して接続できないドメインもある
完了している再編
AnsysはSynopsysによる買収が2025年7月17日に完了しました。AltairはSiemensによる買収が2025年3月26日に完了し、企業価値は約100億米ドルとされています。
scFLOWは、CadenceによるHexagonの設計・エンジニアリング事業の買収が2026年2月23日に完了したことでCadence傘下になりました。OpenCFDについては、Keysightが2023年11月3日にESI Groupの株式50.6%を取得しています。
ドメインが転送される
旧Ansysのドメインは、全URLがSynopsys配下へ転送されます。旧Altairのドメインも同様にSiemens配下へ転送されますが、製品ページではなく会社紹介のページに着地します。
そのため旧AcuSolveの製品情報へ到達する手段が失われています。別ドメインの一部は証明書が失効しており、接続そのものができません。
公式サイトの表記が追いついていない
OpenCFDのサイトは、親会社の表記が3種類混在しています。ページによってKeysightの子会社、ESI Groupの子会社、Keysightの関連会社と書かれています。
scFLOWの日本側サイトも、買収完了のニュースの日付が一覧と詳細で食い違っており、どちらも実際の完了日と一致しません。問い合わせページのタイトルには旧提供元の名前が残っています。
流体解析ソフト主要製品と費用面での位置づけ
ここまでの内容を製品単位で整理します。金額の有無と並列課金の設計で分かれます。
- 予算を組めるのはSTAR-CCM+とCONVERGEクラウド版
- 並列の条件が読めるのはAnsys FluentとOpenFOAM
- 公式情報が最も少ないのはSimcenter AcusolveとscFLOW
金額から検討できる製品
STAR-CCM+は公式ストアに日本円の表示があり、この分野で唯一まとまった予算の桁を把握できます。大規模に回すならPower Sessionという選択肢も明確です。
CONVERGEのクラウド版は、想定するコア数と計算時間から費用を試算できます。初期投資なしで始められる点も公式に説明されています。
条件から検討できる製品
Ansys Fluentは金額が非公開ですが、並列の課金構造が最も詳しく公開されています。無償内蔵枠とその先の選択肢が分かるため、必要な規模から構成を組み立てられます。
OpenFOAMは本体が無償なので、費用はサポートとトレーニング、計算資源だけです。社内に技術者がいるかどうかで総額が大きく変わります。
公式情報が限られる製品
Simcenter Acusolveは製品ページ自体が見当たらず、価格もライセンス形態も体験版も確認できませんでした。現時点では問い合わせ先すら特定しにくい状態です。
scFLOWも価格、ライセンス形態、保守費用、並列課金のいずれも公式記載がありません。COMSOLとFLOW-3Dは金額こそ非公開ですが、前者は永久と期間の選択や保守20%という条件、後者は日本の窓口と学術利用の条件が公開されています。
まとめ|流体解析ソフトの費用の見極め方
流体解析ソフトは、8製品のうち3製品で実額が公開されています。特にSTAR-CCM+は「価格非公開」と書かれることが多い製品ですが、Siemensの公式ストアに日本円の表示があります。カテゴリーからリンクされていないため見つけにくいだけです。
この分野で総額を最も左右するのは並列計算の課金です。Ansys Fluentは無償内蔵枠を超えると別ライセンスが必要になります。STAR-CCM+のPower Sessionはコア数が増えても費用が変わらず、OpenFOAMはそもそも課金対象になりません。何コアで回すかを先に決めなければ、製品間の比較は成り立ちません。
誤解されやすい点も残ります。CONVERGEのクラウド版はコア数帯で単価が上がる段階課金で、無制限ではありません。OpenFOAMのスポンサーシップ金額はライセンス価格ではありません。金額を引用する際は、それが何の対価なのかを確認する必要があります。
製品ごとの違いを機能面から整理したい場合は流体解析ソフトの比較記事を、提供元の会社から見たい場合は流体解析ソフトのメーカー記事をご覧ください。製品の一覧は流体解析ソフト(CFD)のカテゴリページにまとめています。
流体解析ソフト(CFD)のおすすめ製品
scFLOW
Cadence Design Systems(日本: エムエスシーソフトウェア株式会社/株式会社ソフトウェアクレイドル)
任意ポリヘドラル自動メッシュと日本語サポート
COMSOL Multiphysics
COMSOL
電磁・音響・熱・構造を強連成できる汎用マルチフィジクス
OpenFOAM
The OpenFOAM Foundation / OpenCFD
ライセンスフリーのオープンソースCFD
FLOW-3D
Flow Science, Inc.(日本総代理店: 株式会社フローサイエンスジャパン)
自由表面と充填の挙動を高速高精度に解く汎用熱流体解析ソフト
CONVERGE
Convergent Science(日本総代理店: 株式会社IDAJ)
計算中にメッシュを自動生成するオートノマスメッシングCFD
Simcenter STAR-CCM+
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
単一GUIでマルチフィジクスを完結
流体解析ソフト(CFD)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| scFLOW | Cadence Design Systems(日本: エムエスシーソフトウェア株式会社/株式会社ソフトウェアクレイドル) | 要見積もり | 任意ポリヘドラル自動メッシュと日本語サポート | 詳細を見る | |
| COMSOL Multiphysics | COMSOL | 要見積もり | 電磁・音響・熱・構造を強連成できる汎用マルチフィジクス | 詳細を見る | |
| OpenFOAM | The OpenFOAM Foundation / OpenCFD | オンプレミス | ライセンスフリーのオープンソースCFD | 詳細を見る | |
| FLOW-3D | Flow Science, Inc.(日本総代理店: 株式会社フローサイエンスジャパン) | 要見積もり | 自由表面と充填の挙動を高速高精度に解く汎用熱流体解析ソフト | 詳細を見る | |
| CONVERGE | Convergent Science(日本総代理店: 株式会社IDAJ) | 要見積もり | 計算中にメッシュを自動生成するオートノマスメッシングCFD | 詳細を見る | |
| Simcenter STAR-CCM+ | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 要見積もり | 単一GUIでマルチフィジクスを完結 | 詳細を見る | |
| Ansys Fluent | Ansys, Inc.(Synopsys傘下) | 要見積もり | 物理モデルの網羅性が強みの商用CFD | 詳細を見る | |
| Simcenter AcuSolve(旧 Altair CFD / AcuSolve) | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 要見積もり | 複数手法を束ねたCFD製品群 | 詳細を見る |
よくある質問
Q流体解析ソフトの価格は公式に分かりますか?
主要8製品のうち3製品で確認できます。Simcenter STAR-CCM+はSiemensが自社運営する公式ストアに米ドルと日本円の実額が掲載され、Power Sessionが年56,190米ドル、日本円の表示で6,809,539円です。CONVERGEはクラウド版のノード時間あたりの単価表を公開しています。OpenFOAMは本体が無償です。COMSOL Multiphysics、Ansys Fluent、scFLOW、FLOW-3D、Simcenter Acusolveには公式に金額の記載がなく、価格ページのURLも大半が404を返します。
Qコア数を増やすと費用は上がりますか?
製品によって正反対です。Ansys Fluentは追加課金が公式に明記されており、ソルバーライセンス1本につきHPCの増分が4つ無償で内蔵され、それを超える並列は別ライセンスの購入が必要です。一方STAR-CCM+のPower Sessionは、公式PDFに10,000コアで実行してもソフトウェアのコストは100コアや20コアの場合と同じだと明記されています。OpenFOAMはGPLv3で配布されているため、コア数による制限も課金もありません。FLOW-3Dは16から32を超えるコアでHPCバージョンの検討が必要とされていますが、追加費用の有無は公開されていません。
QCONVERGEはコア数無制限ですか?
一般化できません。コア数無制限と公式に書かれているのはCONVERGE Liteの並列ライセンスで、定額で無制限のコア数で実行できるとされています。一方クラウド版のCONVERGE Horizonは逆に、コア数帯で単価が上がる段階課金です。最も安いBronze階層でも1から8コアがノード時間あたり18.00米ドル、216コアを超えると56.45米ドル以上になります。なお公式に価格は変更される可能性があると明記されているため、引用する際は確認日を添える必要があります。
QOpenFOAMに有償版はありますか?
ありません。配布元は複数ありますが、いずれもソフトウェア本体はGPLv3で無償です。金額が発生するのはサポート契約、トレーニング、受託開発、クラウドでの実行環境だけです。なお財団のサイトにSilverが年5,000ユーロ、Goldが25,000ユーロ、Platinumが100,000ユーロという金額が掲載されていますが、これは3段階のスポンサーシップで、OpenFOAMの維持管理を支えるために組織が拠出する枠組みです。ライセンス価格として引用するのは誤りになります。
Q提供元が変わった製品はありますか?
4件あります。AnsysはSynopsysによる買収が2025年7月17日に完了しました。AltairはSiemensによる買収が2025年3月26日に完了し、AcuSolveはSimcenter Acusolveへ改称されています。scFLOWは、CadenceによるHexagonの設計・エンジニアリング事業の買収が2026年2月23日に完了したことでCadence傘下になりました。OpenCFDについてはKeysightが2023年11月3日にESI Groupの株式50.6%を取得しています。旧Ansysと旧Altairのドメインはいずれも転送されるため、古いURLは出典として使えません。
