メインコンテンツへスキップ
比較#RFIDシステム#無料#フリーソフト

【2026年】RFIDシステムを無料で試す方法|デモ機貸出・無償ツール・オープンソースを解説

RFIDのリーダーとタグは有料ですが、導入前に無料で使える手段があります。タカヤのデモ機無料貸出、デンソーウェーブやZebraの開発ツール、Fosstrakなどのフリーソフトを、公式情報で整理します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】RFIDシステムを無料で試す方法|デモ機貸出・無償ツール・オープンソースを解説

RFIDシステムは、リーダーやタグなどの機器が費用の中心なので、システム全体が無料になることはありません。ただし、導入前に使える無料の手段はあります。デモ機の貸出、無償のユーティリティやSDK、オープンソースのミドルウェアなどです。この記事では、公式サイトで確認できた無料の範囲を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。リーダー・タグの費用は別にかかります。

まず現場で読めるか試すなら:タカヤのデモ機の無料貸出(2週間以内)

自社アプリを開発するなら:デンソーウェーブのSDK(無償)や、ZebraのRFID SDK

リーダーの設定を無料のツールで行うなら:Zebraの123RFID Desktop、タカヤのユーティリティツール

ミドルウェアをフリーソフトで試すなら:オープンソースのFosstrak(LGPL・GPL)

RFIDで無料になるのは、デモ機の貸出、設定や開発のツール、一部のフリーソフトです。リーダー・タグの費用は別なので、RFIDの費用とRFIDの比較、RFIDシステムのカテゴリページもあわせて確認しましょう。


この記事でわかること

01

RFIDで無料になるものの種類

RFIDのリーダーとタグは有料で、無料にはなりません。無料になるのは、導入前の検証に使う手段と、開発や設定のためのソフトです。種類を表に整理しました。

種類

内容

費用の扱い

例

デモ機の貸出

リーダライタを借りて、現場で交信距離や読取精度を確かめる

公式に「無料」と記載があるもの

タカヤのデモ機貸出

無償の設定・テスト用ツール

リーダーの設定や、タグの読み書きテストを行うソフト

機器の購入が前提のものが多い

Zebra 123RFID Desktop、タカヤのユーティリティツール

SDK・サンプルプログラム

自社のアプリからリーダーを制御するための開発キット

製品により無償。規約への同意が必要

デンソーウェーブのSDK、Zebra RFID SDK

ショールーム・体験スペース

展示機を操作して、導入のイメージを確認する

見学料は公式に記載なし

サトーのショールーム、タカヤのRFIDソリューションルーム

オープンソースのミドルウェア

タグデータの収集や変換を行うフリーソフト

ソフトは0円。構築と保守は自社

Fosstrak

スマホの無料アプリ

NFCタグの読み書きを、スマートフォンで試す

無料版あり。有料の機能拡張もある

NFC Tools

RFIDの基本はRFIDとはをご覧ください。

デモ機の貸出が、現場で試す最も確実な方法

RFIDの読取は、金属や水分などの現場の環境に左右されます。机の上で読めても、実際のラインで読めるとは限りません。

メーカーのデモ機を借りれば、自社のタグと設置場所で試せます。タカヤのように、無料貸出を公式に案内しているメーカーが候補です。

フリーソフトは、ミドルウェアの学習や試作向け

オープンソースのFosstrakは、EPCネットワークの仕様を実装したRFIDのミドルウェアです。リーダーの管理やタグデータの処理を行う部品を、無料で使えます。

一方で、GitHub上の更新は多くが2015年で止まっています。業務に使う場合は、保守を自社で担う前提で、フリーソフトの採否を判断しましょう。


02

RFIDの無料の手段と有料のシステムの違い

無料の手段で得られるのは、検証の結果と開発の土台です。有料のシステムは、実際に動く機器と、運用の仕組みを提供します。次の表で違いを確認してください。

観点

無料の手段

有料のシステム

得られるもの

読取の検証結果、設定ツール、開発キット

リーダー、アンテナ、タグ、運用ソフト

リーダー・タグ

デモ機は返却が必要。タグは別に用意する

購入して自社の資産になる

現場での稼働

貸出期間内の検証まで

常時の運用ができる

上位システム連携

SDKやフリーソフトで自社が構築する

パッケージやSIerの設計で連携する

サポート

フリーソフトは公式の窓口がない

メーカーや販売パートナーの窓口がある

価格

0円(ツール・SDK・貸出)

2026年時点で、紹介した製品は個別見積もり

リーダー・タグの費用は無料にならない

無償のツールやSDKがあっても、それを動かすリーダーとタグは、別に購入しなければなりません。ツールの多くは、特定メーカーの機器に対応したものです。

デモ機の貸出も、返却を前提にした検証用の位置づけです。本番の運用に必要な台数は、見積もりで確認する流れになります。

電波を出す機器は、制度面の確認が必要になる

総務省の案内では、920MHz帯のRFIDは設備により免許局か登録局の申請が必要です。特定小電力の機器は、申請が不要とされています。

申請が必要な機器では、手数料がかかります。電子申請の免許申請は、1局あたり2,100円です。機器の区分は、メーカーや納入業者に確認しましょう。

価格差の目安

2026年時点で、紹介した製品に公式の価格表はありません。製品マスタでも、各社とも個別見積もりの扱いです。

無料の手段の0円と、システム導入の見積もり額は、別の比較になります。タグ単価や導入総額はRFIDの費用で整理しています。


03

RFIDの無料の手段を選ぶときのポイント

無料の手段は、目的によって選ぶものが変わります。現場の検証ならデモ機、開発ならSDK、学習ならフリーソフトが候補です。確認する項目は5つあります。選び方の全体像はRFIDの選び方も参考になります。

商用利用とライセンス条件

フリーソフトは、ライセンスの条件に従えば、業務で使えるものがあります。Fosstrakは、EPCIS、TDT、ALEがLGPL v2.1です。LLRP CommanderはGPL v3です。

SDKやツールは、メーカーの使用許諾に従います。ダウンロード時に規約への同意を求められる製品があるので、業務での利用範囲を確認しましょう。

対応するリーダーとタグ

無償のツールやSDKは、同じメーカーの機器でしか動かないのが一般的です。Zebraの123RFID Desktopは、FX7500やRFD40などの自社製リーダー向けです。

先にツールを触りたい場合も、対応機種の確認が欠かせません。周波数帯の違いは、RFIDの比較で確認できます。

電波の利用に必要な手続き

920MHz帯のRFIDは、機器によって免許局、登録局、申請不要に分かれます。区分は、機器の技術基準適合証明番号から調べられます。

デモ機を借りる段階でも、設置場所の条件は確認しておきましょう。手続きの要否は、メーカーに問い合わせると確実です。

在庫・基幹システムとの連携

RFIDで読んだデータは、在庫管理や基幹システムに渡して初めて価値が出ます。SDKを使う場合は、連携の部分を自社で開発しなければなりません。

連携の仕組みまで任せたい場合は、パッケージやSIerの提案が候補です。無料の手段で試す範囲を、先に決めておきましょう。

サポート・日本語対応・更新頻度

メーカーのツールやSDKは、日本語のマニュアルや問い合わせ窓口が付く場合があります。デンソーウェーブでは、技術的な問い合わせがQBdirect会員向けです。

フリーソフトは、公式の窓口がありません。Fosstrakは英語の資料が中心で、更新も止まっているので、社内に開発できる人材が必要です。


04

【比較表】RFIDを無料で試せる手段6選

無料の種類、商用利用、制限、提供形態を6項目で並べました。上の4項目は、サイトに製品ページがあるメーカーの手段です。下の2項目は、フリーソフトとスマホアプリです。内容は2026年時点の公式情報に基づきます。

名称

無料の種類

商用利用

主な制限・条件

提供形態

タカヤ

デモ機の無料貸出、ユーティリティツール(無償)

業務の検証に利用できる

貸出は2週間以内。在庫と日程の調整あり

申込フォーム、販売パートナー

デンソーウェーブ

SDK・サンプルプログラム(無償)、デモ機貸出の依頼窓口

製品の使用許諾に従う

デモ機貸出の料金・期間は公式に記載なし

Android・iOS・Windows用SDK

Zebra

123RFID Desktop(無料)、RFID SDK

製品の使用許諾に従う

Zebra製リーダーが対象。SDKは規約への同意が必要

Windows用ツール、Android用SDK

サトー

ショールームでの機器体験

体験・見学のみ

事前予約制。見学料は公式に記載なし

東京・大阪・京都のショールーム

Fosstrak

オープンソースのミドルウェア

LGPL・GPLの条件に従えば可

GitHub上の更新は多くが2015年。公式の窓口なし

Javaのライブラリ、自社で構築

NFC Tools

スマホアプリ(無料版)

公式の利用条件を確認

Pro版は有料。産業用UHFタグの一括読取は、公式の機能説明に記載なし

iPhone・Android

表の内容は2026年時点です。貸出の条件や在庫は変わるため、申し込み時に最新の情報を確認してください。


05

【無料の手段】RFIDおすすめ6選

製品ページがあるメーカーを先に紹介し、その後にフリーソフトとスマホアプリを紹介します。どの手段も、リーダー・タグの費用は別です。

タカヤ RFIDリーダライタ(デモ機の無料貸出・無償ユーティリティ)

  • 無料の種類:デモ機の貸出、ユーティリティツール、エンコード用ソフト(いずれも無償)
  • 商用利用:貸出は購入前の検証が目的。ソフトの使用許諾は公式で確認
  • 向いている企業:購入前に、自社の現場で交信距離と読取精度を確かめたい企業
  • 注意点:貸出は2週間以内で、在庫により日程が変わる。リーダー・タグは別途購入

タカヤは、RFIDリーダライタを無料で貸し出すと公式に案内しています。貸出は2週間以内で、申し込みはフォームか販売パートナー経由です。到着後は、無償のユーティリティソフトで交信距離や読取精度を試せます。

ユーティリティツールは、タグの読み書きテストと設定のソフトで、HF帯、UHF帯、LF帯が対象です。SDKはDLLとサンプルプログラムの形で、HF帯とUHF帯に対応しています。東京支店のRFIDソリューションルームでは、機器の操作も体験できるのが特徴です。

編集部コメント:貸出の返却時にテスト結果を伝えると、改善案の助言が受けられると案内されています。まず借りて読めるかを確かめる手順に向いています。

デンソーウェーブ UHF RFIDスキャナ(SPシリーズのSDK)

  • 無料の種類:SDKとサンプルプログラム(無償ダウンロード)、デモ機貸出の依頼窓口
  • 商用利用:製品の使用許諾に従う。詳細は公式で確認
  • 向いている企業:ハンディ型のRFIDスキャナを、自社のアプリから制御したい企業
  • 注意点:SDKはSP1・SP2が対象。デモ機貸出の料金は公式に記載なし

SP2のSDKは、Android、Windows、iOS用がQBdirectから無償で入手できます。サンプルプログラムも公開されており、スマートデバイスと連携するアプリの開発に使えるのが特徴です。

お問い合わせの窓口には、デモ機貸し出しの依頼ページがあります。ただし、料金や期間は公式ページに記載がなく、問い合わせでの確認が必要です。技術的な問い合わせは、QBdirect会員のログインが前提になっています。

編集部コメント:SDKが無償なので、アプリ開発の可否を、機器の購入前に調べやすい点が特徴です。ただし、動作確認にはSP1かSP2の実機が要るため、デモ機の相談とセットで進めましょう。

Zebra RFID(123RFID Desktop・RFID SDK)

  • 無料の種類:123RFID Desktop(無料のWindowsツール)、RFID SDK for Android
  • 商用利用:ダウンロード時の規約に従う。詳細は公式で確認
  • 向いている企業:Zebra製リーダーの設定を、無料のツールで効率化したい企業
  • 注意点:Zebra製リーダーが対象。SDKの料金は公式ページに記載なし

123RFID Desktopは、Zebraが無料と案内するWindows向けのツールです。リーダーの検出、設定、ファームウェアの更新、タグの読み書きができます。対象機種は、FX7500、FX9600、RFD40、RFD90などのZebra製リーダーです。

RFID SDK for Androidは、リーダーの機能を使うAPIで、参照用のアプリも含みます。RFD8500はAndroid 8.0以降、RFD40などはAndroid 10以降が必要です。ダウンロード時には、規約への同意が必要になります。

編集部コメント:ツールを使うには、Zebra製リーダーが手元に必要です。購入後の立ち上げを速める道具と考え、検証の段階では別の手段でデモ機を借りましょう。

サトー RFID(ショールームでの機器体験)

  • 無料の種類:ショールームでの見学と機器の体験(費用の記載なし)
  • 商用利用:見学・体験が目的で、該当せず
  • 向いている企業:ラベルの発行から読取までの運用を、実機で確認したい企業
  • 注意点:事前予約制。デモ機の貸出は公式で確認できず

サトーは、東京の田町と八王子、大阪、京都にショールームを設けています。RFIDや位置測位の展示があり、製品を手に取って体験できると案内されています。学生の見学も受け付けているのが特徴です。

田町のS-cubeには、RFIDのプリンター、タグ・ラベル、スキャナーの展示スペースがあります。滅菌や水分、NFCに対応したRFIDの展示も別にあります。見学は事前予約制で、費用の記載は公式ページにありません。

編集部コメント:ラベルの発行とエンコードを含めて、運用を確かめたい場合に向いています。デモ機の貸出や読取テストの条件は確認できなかったため、問い合わせで確認してください。

Fosstrak(オープンソースのRFIDミドルウェア)

  • 無料の種類:オープンソース(EPCIS、TDT、ALE、LLRP Commanderなど)
  • 商用利用:LGPL v2.1、GPL v3の条件に従えば可(モジュールにより異なる)
  • 向いている企業:ミドルウェアの仕組みを学びたい、Javaで開発できる企業
  • 注意点:GitHub上の更新は多くが2015年。公式のサポート窓口なし

Fosstrakは、EPCネットワークの仕様を実装した、オープンソースのRFIDソフトウェアです。構成は、EPCIS、TDT、ALE、LLRP Commanderの4つが中心になります。

ライセンスは、EPCIS、TDT、ALEがLGPL v2.1、LLRPがGPL v3です。GitHubの最終更新は多くが2015年で、EPCISのみ2019年という点に注意が必要です。現在のリーダーに合うかは、自社での検証が欠かせません。

編集部コメント:導入の手段というより、ミドルウェアの役割を学ぶ教材として向いています。業務で使う場合は、保守と対応機種の検証を自社で担うことになります。

NFC Tools(スマホのNFCアプリ)

  • 無料の種類:無料のスマホアプリ(Pro版は有料)
  • 商用利用:公式の利用条件を確認
  • 向いている企業:NFCタグの読み書きを、手元のスマートフォンで試したい企業
  • 注意点:NFCタグの読み書き用。産業用リーダーの代わりにはならない

NFC Toolsは、NFCタグの読み書きができるスマートフォン向けのアプリです。NTAGやMIFAREなどのタグを読み、URLやテキストを書き込めます。iPhone版は無料ですが、アプリ内課金のPro Editionもあるという点です。

AndroidにもPro Editionがあり、無料版にない機能が使えます。資産管理の札や点検記録のタグを試作する用途に向くでしょう。UHF帯の産業用タグの一括読取に関する機能は、公式の説明に見当たりません。

編集部コメント:RFIDの入口として、タグを読む感覚をつかむには手軽です。業務で使う場合は、公式の利用条件と、端末の管理方法を確認しましょう。


06

RFIDを無料で試すメリットとデメリット・注意点

無料の手段は、導入前の不確実さを減らす道具です。ただし、無料で全体を代替できるわけではありません。メリットと、注意すべき点を整理します。

メリット:購入前に、自社の現場で読めるかを確認できる

RFIDは、タグの種類や貼る場所で読取の結果が変わります。デモ機の貸出なら、購入前に自社の環境で確かめられるのが利点です。

失敗の多くは、環境の確認不足から起きます。無料の検証で課題を見つけておくと、機器を選び直す手間を減らせるでしょう。

メリット:ツールとSDKで、開発や設定の負担を下げられる

メーカーの設定ツールは、リーダーの設定や更新を、画面の操作で行えます。SDKがあれば、自社のアプリに読取の機能を組み込めるでしょう。

どちらも無償で提供されるため、検証の費用を抑えられます。ただし、対象は自社の機器に限られる点に注意が必要です。

デメリット:リーダー・タグの費用は別にかかる

無料なのは、ツールや貸出などの周辺です。リーダー、アンテナ、タグ、構築の費用は、見積もりが必要になります。

総額の見通しは、無料の検証だけでは立ちません。費用の全体像はRFIDの費用で確認しておきましょう。

注意点:個人・学習・評価用の版を、業務で使うとライセンス違反になるおそれ

非商用、個人、学生向けの無償版は、業務で使えないことがあります。体験版や評価用のソフトは、検証が目的で、本番の運用には使えません。

フリーソフトも、LGPLやGPLの条件を守らなければなりません。自社の製品に組み込む場合は、ソースコードの公開義務の有無を確認しましょう。

注意点:電波法の手続きと、繁忙期のサポート

デモ機でも、電波を出す以上は、機器の区分の確認が必要です。免許局や登録局の機器は、申請と手数料が発生します。

フリーソフトには、問い合わせ窓口がありません。出荷の繁忙期に不具合が出ても、自社で対応する体制が必要です。

編集部コメント:RFIDの無料の手段は、デモ機の貸出と、メーカーの無償ツールが中心です。まず借りて読めるかを確かめ、結果をもとに見積もりを依頼する流れが無駄を減らします。フリーソフトは、学習や試作に限って使うのが無難でしょう。


07

RFIDの無料の手段から、本導入に切り替える目安

無料の手段は、検証と学習の段階までです。運用を始める段階では、有料の機器とサポートが必要になります。判断の目安を表にしました。

無料の手段で足りるケース

有料の導入を検討すべきケース

目的

読取の可否の検証、仕組みの学習

日々の入出荷、棚卸、工程管理に使う

規模

数台のデモ機での確認

複数の拠点、複数の読取ポイント

連携

SDKやフリーソフトで試作する

基幹システムや在庫管理と連携する

サポート

自社で調べて解決できる

不具合の際に、窓口へ相談したい

タグ

サンプルのタグで確認する

数量を確保して継続的に調達する

切り替えのサイン

  • デモ機の検証で、読取の結果が安定した
  • 現場の運用で、毎日使う台数と場所が決まった
  • 在庫や基幹システムへ、自動でデータを渡したい
  • 不具合時の問い合わせ窓口と、保守の契約が必要になった
  • 電波法の手続きを、メーカーと進める段階に入った

有料版の価格帯

2026年時点で、紹介した製品に公式の価格表はなく、構成に応じた個別見積もりです。製品マスタでも、リーダー、タグ、運用構成により見積もりとされています。

タグ1枚の単価や、数量別の導入総額はRFIDの費用を参考にしてください。メーカーごとの得意分野はRFIDメーカーの特徴で整理しています。

次に読む記事


08

RFIDの無料に関するよくある質問

RFIDの無料の手段について、よくある質問をまとめました。貸出、フリーソフト、業務での利用、電波法の4点です。

RFIDのリーダーを無料で借りられますか。

メーカーにより、デモ機の貸出があります。タカヤは、公式ページで無料貸出を案内しており、期間は2週間以内です。

デンソーウェーブにも、デモ機貸し出しの依頼窓口があります。料金や期間は公式に記載がないため、問い合わせで確認しましょう。

RFIDのオープンソースのフリーソフトはありますか。

Fosstrakが代表的です。EPCISやALEなど、ミドルウェアの部品を、LGPLやGPLの条件で使えます。

ただし、GitHub上の更新は多くが2015年です。学習や試作には向きますが、業務では保守を自社で担う前提で検討してください。

RFIDの無償のSDKやツールは業務で使えますか。

製品の使用許諾に従う限り、業務で使えるものが多くあります。ただし、ダウンロード時に規約への同意を求められる製品があります。

学習用や評価用と明記された版は、業務に使えません。迷う場合は、提供元に書面で確認すると、後のトラブルを避けられます。

RFIDを使うのに、電波の免許は必要ですか。

総務省の案内では、920MHz帯のRFIDは、機器により免許局か登録局の申請が要ります。特定小電力の機器は、申請が不要です。

どの区分かは、機器の技術基準適合証明番号で調べられます。購入前に、メーカーや納入業者へ確認しておきましょう。


09

まとめ

RFIDのリーダーとタグは有料で、無料にはなりません。無料で使えるのは、デモ機の貸出、設定や開発のツール、SDK、フリーソフトなどです。タカヤの無料貸出や、デンソーウェーブとZebraの開発ツールが、公式で確認できた主な手段でした。非商用の無償版や評価用のソフトは、業務に使えません。フリーソフトは、保守を自社で担う前提で使いましょう。電波法の手続きは、メーカーに確認しておくと安心です。まず無料で読取を確かめましょう。結果をもとに、RFIDの比較やカテゴリページで製品を検討すると、導入後の手戻りを減らせます。

RFIDシステム(リーダー・ゲート)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
オムロン RFID V680Sシリーズ ロゴ
オムロン RFID V680Sシリーズオムロン株式会社要見積もり金属・過酷環境に強い産業用RFID(HF)でFA工程管理詳細を見る
マーストーケンソリューション RFID(UHF/HF・ハンディ) ロゴ
マーストーケンソリューション RFID(UHF/HF・ハンディ)株式会社マーストーケンソリューション要見積もりRFIDハンディ端末とアプリを組み合わせた国産の現場ソリューション詳細を見る
デンソーウェーブ UHF RFID(SPシリーズ) ロゴ
デンソーウェーブ UHF RFID(SPシリーズ)株式会社デンソーウェーブ要見積もりQR開発元による高精度UHF RFID。ハンディ・固定・ゲートを国内最大級の実績で詳細を見る
IDEC AUTO-ID RFIDソリューション ロゴ
IDEC AUTO-ID RFIDソリューションIDEC株式会社要見積もりFA制御機器大手のRFID/自動認識で生産ラインに組み込み詳細を見る
タカヤ RFIDリーダライタ(HF/UHF/LF) ロゴ
タカヤ RFIDリーダライタ(HF/UHF/LF)タカヤ株式会社要見積もりHF/UHF/LF全周波数帯を揃える国産RFID専業のリーダライタ詳細を見る
サトー RFID(プリンタ・ラベル一体) ロゴ
サトー RFID(プリンタ・ラベル一体)株式会社サトー要見積もりRFIDラベルの発行・エンコードから読取・トレーサまで一体運用詳細を見る
NECプラットフォームズ UHF RFIDリーダライタ(固定型) ロゴ
NECプラットフォームズ UHF RFIDリーダライタ(固定型)NECプラットフォームズ株式会社要見積もり高出力・多アンテナの固定型UHFで大規模な一括読取を構築詳細を見る
Zebra RFID(FX固定・RFDハンディ・プリンタ) ロゴ
Zebra RFID(FX固定・RFDハンディ・プリンタ)ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社要見積もり固定リーダFX・ハンディRFD・RFIDプリンタを揃えるグローバル定番詳細を見る
フェニックスソリューション 金属対応UHF RFID ロゴ
フェニックスソリューション 金属対応UHF RFID株式会社フェニックスソリューション要見積もりアンテナ設計と金属対応タグに強い国産UHF RFID専業詳細を見る
富士通フロンテック RFID(リーダ・タグ) ロゴ
富士通フロンテック RFID(リーダ・タグ)富士通フロンテック株式会社要見積もり国産で基幹システム連携に強いRFIDリーダ・タグ詳細を見る

よくある質問

QRFIDのリーダーを無料で借りられますか。
A

メーカーにより、デモ機の貸出があります。タカヤは公式ページで無料貸出を案内しており、期間は2週間以内です。デンソーウェーブにもデモ機貸し出しの依頼窓口がありますが、料金や期間は公式に記載がないため、問い合わせで確認してください。

QRFIDのオープンソースのフリーソフトはありますか。
A

Fosstrakが代表的で、EPCISやALEなどのミドルウェアをLGPLやGPLの条件で使えます。ただしGitHub上の更新は多くが2015年です。学習や試作には向きますが、業務で使う場合は保守を自社で担う前提で検討してください。

QRFIDの無償のSDKやツールは業務で使えますか。
A

製品の使用許諾に従う限り、業務で使えるものが多くあります。ただしダウンロード時に規約への同意を求められる製品があります。学習用や評価用と明記された版は業務に使えないため、迷う場合は提供元に書面で確認すると安心です。

QRFIDを使うのに、電波の免許は必要ですか。
A

総務省の関東総合通信局の案内では、920MHz帯のRFIDは機器によって免許局か登録局の申請が必要です。特定小電力の機器は申請が不要です。どの区分かは機器の技術基準適合証明番号で調べられるため、購入前にメーカーへ確認しましょう。

RFIDをもっと詳しく探す

資料請求リスト 0件

リストを読み込み中です。

選択中の製品 0 件