【2026年】DNCシステムを無料で試す方法|フリーソフト・体験版・貸出機4選と商用利用の注意点を解説
DNCシステムを無料で試す方法を整理しました。NAZCA5 DNCのトライアル、CIMCOの30日間の評価版、LanTanの貸出機、オープンソースのTera Termを、商用利用の可否と別にかかる費用の観点で比べ、LanTanの価格改定にも触れます。

DNCシステムは、NC工作機械へ加工プログラムを送る仕組みです。ソフトのほかに、通信ケーブルや変換器、専用の転送装置も必要になるため、導入前に試したいと考える担当者は少なくありません。公式で確認できた無料の入口は、フリーソフト、メーカーの体験版(トライアル)、貸出機の3種類です。この記事では4つの選択肢を、ITトレンド for 製造業編集部が2026年11月6日時点で整理しました。
ただし、無料になるのは試す期間やソフトだけです。製品版の費用や、機械に接続するケーブルなどの周辺機器は別にかかります。商用利用の可否も、公式の記述で確認できたものだけを書いています。
業務の通信を試すなら:ゴードーソリューションの NAZCA5 DNC のトライアル(正規品の全機能を期限内で利用)と、CIMCO の30日間の評価版が候補です。
ファイルを送るだけなら:オープンソースの Tera Term があります。DNC運転やスケジュール運転のためのソフトではありません。
通信を実機で確認するなら:モディアシステムズ LanTan LT330とLT100BMに、最長2週間の貸出機があります。往復の送料は利用者の負担です。
有償と無償の見極め:三菱電機 NC Explorerは、公式ページで有償ツールに分類されています。
継続して使うなら:DNCシステムの価格・見積もりの記事と比較記事で費用と製品を比べ、DNCシステムのカテゴリページで製品を探しましょう。
無料の体験版や貸出機は、本番の運用に使うものではありません。製品版の費用と商用利用の条件は、各社の公式ページや問い合わせで確認してください。
この記事でわかること
無料のDNCシステムの種類
DNCシステムで無料になるのは、ソフトの一部と、試すための期間や貸出です。ここでは公式で確認できたものを、4つの種類に分けて整理します。完成した製品版が無償で提供されている例は、確認できませんでした。
種類 | 内容 | 費用 | 例 |
|---|---|---|---|
フリーソフト(オープンソース) | シリアルポートでファイルを送れる汎用の通信ソフト。DNC専用ではない | ソフトは0円。ケーブル等は自己負担 | Tera Term |
メーカーのトライアル | 製品版の全機能を、利用期限内に試せる。ダウンロードで入手する | トライアルの費用は公式ページに記載なし | NAZCA5 DNC |
海外メーカーの評価版 | ほとんどの製品を、30日間無料でダウンロードして評価できる | 無料(登録フォームへの記入が必要) | CIMCO DNC-Max、CIMCO Edit |
転送装置の貸出機 | 導入前の通信確認用に、装置を最長2週間借りられる | 貸出料の記載なし。往復の送料は利用者の負担 |
ケーブルや変換器は無料にならない
NC工作機械のRS-232Cポートにつなぐには、通信ケーブルが要ります。パソコンに内蔵のシリアルポートがなければ、USBシリアルコンバータも必要です。これらは、体験版やフリーソフトを使う場合も自分で用意する物品です。
NAZCA5 DNCの公式ページには、LANで複数台をつなぐ構成が載っています。この場合は、LAN-RS232Cコンバータが機械の台数分だけ要ります。ソフトが無料でも、周辺機器の費用は別に見積もりましょう。
体験版には期限と条件がある
NAZCA5 DNCのトライアルは、利用期限の内であれば何度でも、正規品の全機能を試せます。利用期限の長さは、公式ページに記載がありません。申し込みは、問い合わせフォームから行います。
CIMCOの評価版は、30日間という期間が公式に示されています。どちらも本番の生産に使うことを想定した提供ではなく、評価のための入口です。期限が切れた後の扱いは、事前に確認しておきましょう。
カテゴリの製品で無償提供は確認できなかった
このカテゴリの製品について、公式ページで体験版や貸出の記載を探しました。無償での提供が書かれていたのは、確認した範囲ではありませんでした。貸出機を案内していたのは、LanTanの2製品です。三菱電機 NC Explorerは、公式ページで有償ツールに分類されています。
他の製品の公式ページには、体験版や貸出の記載を確認できませんでした。記載がないことは、提供していないことを意味しません。試したい製品があれば、メーカーへ問い合わせて、可否と条件を聞きましょう。
DNCシステムの無料版と有料版の違い
無料の入口と製品版では、使える機能と期間、サポートが異なります。違いを一覧にしたうえで、確認すべき点を3つに分けて見ていきます。表の内容は、公式ページで確認できた範囲です。
観点 | 無料・試用の入口 | 有料の製品版 |
|---|---|---|
機能 | NAZCA5 DNCのトライアルは全機能。Tera Termはファイル送信が中心 | スケジュール送信、DNC運転、メール通知など。製品ごとに異なる |
期間 | NAZCA5 DNCは利用期限内、CIMCOは30日、LanTanの貸出機は最長2週間 | ライセンスの契約期間の間。NAZCA5 DNCのサブスクリプションは年間契約 |
費用 | ソフトの試用は0円。ケーブル、変換器、送料は別 | NAZCA5 DNCは年間29,400円(税込32,340円)から。価格を公開する製品は一部 |
商用利用 | Tera TermはBSDライセンス。体験版・評価版は条件を確認できず | 契約したライセンスの範囲で利用 |
保守・サポート | Tera Termは公式の保守窓口の記載なし。他は問い合わせで確認 | NAZCA5 DNCのサブスクリプションは保守サービス費を含む |
機能の違い
NAZCA5 DNCは、スケジュール送信やDNC運転、メール通知などを備えています。サブプログラム展開やリモートコマンドも含まれ、トライアルでは正規品の全機能を試せます。
Tera Termの公式マニュアルで確認できたのは、ファイル送信の機能です。DNC運転やスケジュール運転は、公式の説明で確認できませんでした。大容量のプログラムを連続して送る運用には、別の手段が要ります。
期間と台数の違い
トライアルや評価版は、期間が区切られています。貸出機は、最長2週間で返却する決まりです。この間に、機械の通信方式や転送速度、プログラムの容量を確認しておきましょう。
同時に通信できる台数は、製品ごとに異なります。NAZCA5 DNCは、1台のパソコンで最大32台と通信できます。CIMCO Editは、最大16台までです。
サポートと更新の違い
NAZCA5 DNCのサブスクリプションは、年間29,400円(税込32,340円)です。保守サービス費も含まれます。パッケージのソフトは、84,000円(税込92,400円)になります。
パッケージの保守サービスは、年間8,400円(税込9,240円)で、初年度の加入が必要です。価格は1対1接続時の金額で、2026年時点の公式ページの記載です。
無料のDNCシステムを選ぶときのポイント
無料の入口は4つしかないため、機械側の条件に合うかどうかが選ぶ基準になります。特に確認したいのは、接続方式、商用利用、パソコンの条件、周辺機器の4点です。試す前に表で整理しておくと、無駄な申し込みを減らせます。
機械の接続方式と台数を確認する
NC工作機械がRS-232Cだけか、Ethernetにも対応するかで、使える入口が変わります。NAZCA5 DNCはRS232Cに加え、LAN(FTP・FOCAS)に対応しています。CIMCO DNC-Maxは、RS-232とFTPに対応する製品です。
Tera Termはシリアルポートでファイルを送れますが、LANの機械には使えません。台数が多い場合は、1台のパソコンで同時に通信できる数も確認します。
商用利用の可否を公式で確かめる
業務で使うなら、商用利用の可否が最初の確認事項です。Tera Termは3条項BSDライセンスで配布されています。ただし、商用利用についての記述は見つかりませんでした。
NAZCA5 DNCとCIMCOの体験版は、商用利用の条件が公式ページに書かれていません。評価の範囲を超えて業務に使う場合は、事前にメーカーへ問い合わせて、書面で確認しましょう。
パソコンの動作環境を見る
NAZCA5 DNCの動作環境は、Windows 11です。タブレットモードには対応していません。インストール時と年1回のライセンス認証には、インターネット接続が要ります。
製品版は、動作OSの記載が製品ごとに異なる点に注意が必要です。例えばテイクソフト NC LinkerはWindows 11 Proまで記載があります。ソフトウイング IP-DNCは、Windows 10までの記載です。
周辺機器の費用も見積もる
RS232Cで接続するときは、ケーブルや変換器が必要です。NAZCA5 DNCでRS232Cを使うなら、同社が指定する結線のケーブルを使います。トライアル用の貸出ケーブルがあり、詳細は問い合わせが必要です。
LanTanのように、転送装置そのものが周辺機器にあたる製品もあります。貸出機は装置の購入前に使えますが、往復の送料は利用者が負担します。
【比較表】無料で使えるDNCシステム4選
ここまでに確認した4つの入口を、1つの表にまとめます。無料の範囲と商用利用の可否は、2026年11月6日時点で公式ページから確認できた内容です。確認できなかった項目は、その旨を書いています。
名称 | 提供元 | 無料の範囲 | 商用利用の可否 | 別にかかる費用 |
|---|---|---|---|---|
モディアシステムズ | 貸出機を最長2週間 | 貸出条件の記載は確認できなかった | 往復の送料。購入時は本体価格 | |
NAZCA5 DNC | ゴードーソリューション | トライアル版の全機能を、利用期限内で何度でも | 確認できなかった | ケーブル、変換器。製品版はライセンス費 |
CIMCO DNC-Max/CIMCO Edit | CIMCO | 30日間の評価版 | 確認できなかった | ケーブル、変換器。製品版は価格非掲載 |
Tera Term | TeraTerm Project | ソフト全体が無償(オープンソース) | 3条項BSDライセンス。商用利用の記述は確認できなかった | ケーブル、変換器 |
DNCシステムとして案内されているのは、NAZCA5 DNCとCIMCO DNC-Maxです。LanTanは転送装置で、Tera Termは汎用の通信ソフトです。
【無料版】DNCシステムおすすめ4選
ここでは、製品ページがあるLanTanを先に紹介します。続いて、NAZCA5 DNC、CIMCO、Tera Termの順に整理します。各項目の冒頭に、無料の範囲と商用利用の可否をまとめました。
モディアシステムズ LanTan LT330/LT100BM
- 無料の種類:導入前の通信確認用の貸出機(最長2週間)
- 商用利用:貸出機の利用条件は、公式ページで確認できなかった
- 向いている企業:購入前に、自社の機械との通信を実機で確かめたい工場
- 注意点:往復の送料は利用者の負担。2026年11月9日受注分から価格改定
LanTanは、NCデータ転送装置です。LT330はRS232Cを2ポートとUSB、LANを備えた装置です。LT100BMは、NCの操作パネルから入出力を指示できます。貸出機は、公式のQ&Aで案内された内容です。
公式の製品ページは、「試用」ではなく「貸出機」と書いています。貸出料の記載は確認できませんでした。申し込みの方法や台数の条件は、問い合わせで確かめましょう。
編集部コメント:ソフトだけでなく、装置ごと実機で試せる点が特徴です。送料と返却の期限を、借りる前に決めておくと安心です。
LanTanの価格改定(2026年11月9日受注分から)
2026年11月6日時点の製品ページでは、LT330の標準価格は196,000円(税別)です。LT100BMは125,000円(税別)で、税込価格の記載はありません。
モディアシステムズは2026年10月9日付で、価格改定を案内しました。2026年11月9日の受注分から、メーカー希望小売価格が上がります。価格は税別です。
商品名 | 従来価格(税別) | 改定後メーカー希望小売価格(税別) |
|---|---|---|
LT330 | 196,000円 | 214,000円 |
LT330 SMB2.0対応版 | 246,000円 | 264,000円 |
LT100BM | 125,000円 | 135,000円 |
LT100BM SMB2.0対応版 | 175,000円 | 185,000円 |
改定の理由として、公式の案内はメモリとストレージを含む部品コストの上昇を挙げています。購入を検討する場合は、発注の日が2026年11月9日の前か後かで、金額が変わります。
NAZCA5 DNC(ゴードーソリューション)
- 無料の種類:トライアル版(ダウンロード。正規品の全機能を、利用期限内なら何度でも)
- 商用利用:公式ページに記載がなく、確認できなかった
- 向いている企業:RS232CとLANの機械が混在し、スケジュール送信やDNC運転まで試したい工場
- 注意点:利用期限の長さは記載なし。Windows 11のみ。結線指定のケーブルが必要
NAZCA5 DNCは、RS232CとLAN(FTP・FOCAS)に対応した送受信ソフトです。1台のパソコンから、最大32台の機械と同時に通信できます。ナスカ・プロ マルチ通信の後継製品です。
トライアルは、問い合わせフォームから申し込みます。RS232Cで機械に接続するときは、同社推奨の結線のケーブルが必要です。貸出用のケーブルは、問い合わせで案内されます。
編集部コメント:全機能を試せるため、自社の機械との通信を本番に近い形で確認できます。日機電装製のコントローラはRS232Cポートがあっても通信できないため、対象機を先に伝えましょう。
CIMCO DNC-Max/CIMCO Edit(CIMCO)
- 無料の種類:30日間の評価版(登録フォームへの記入が必要)
- 商用利用:評価版の利用条件は、公式ページで確認できなかった
- 向いている企業:英語のサイトとマニュアルを読み、海外製のDNCソフトも比べたい企業
- 注意点:価格は非掲載。購入はオンラインショップか販売代理店
CIMCO DNC-Maxは、CNCやロボット、PLCとの通信を一元管理するソフトです。RS-232、イーサネットやワイヤレスのシリアルデバイスサーバー、FTPに対応しています。クライアント/サーバー構成です。
CIMCO Editは、NCプログラムの編集とシミュレーションのソフトです。機械との通信機能として、RS-232とFTPクライアントを備え、最大16台と同時に通信できます。評価版の対象は、製品ごとに確認が必要です。
編集部コメント:トップページは「すべての製品」、フッターは「ほとんどの製品」と表記が異なります。目的のソフトが対象かどうかは、ダウンロードページで確かめましょう。
Tera Term(TeraTerm Project)
- 無料の種類:オープンソースのターミナルエミュレータ(ソフトは無償)
- 商用利用:3条項BSDライセンス。商用利用についての記述は確認できなかった
- 向いている企業:1台の機械とのファイル送信を、費用をかけずに確かめたい工場
- 注意点:DNC運転やスケジュール運転は、公式の説明で確認できなかった
Tera TermはDNC専用のソフトではなく、汎用のターミナルエミュレータです。公式マニュアルには、メニューからファイルを送信する方法が載っています。シリアルポートでの送信も対象です。
マニュアルには、高いビットレートで送ると、送信データが欠ける場合があると書かれています。原因として相手側の機器の性能が挙げられており、実機での確認は欠かせません。
編集部コメント:ライセンスは「as is」で、無保証と明記されています。業務で使うなら、社内の責任範囲を決めたうえで、試用から始めましょう。
無料で使えるDNCシステムのメリットとデメリット・注意点
無料の入口は、導入前の判断材料を増やすために役立ちます。一方で、試せる範囲や期間、商用利用の条件には限りがあります。確認できた事実に沿って、メリットとデメリットを整理しました。
メリット
- 費用をかけずに通信を確認できる:ソフトの試用は0円です。機械との通信ができるかを、購入前に確かめられます。
- 全機能を試せる場合がある:NAZCA5 DNCのトライアルは、正規品の全機能が対象です。
- 実機で確認できる:LanTanの貸出機は、装置ごと借りて通信を確認できます。
- ライセンスの条件が明確なものもある:Tera Termは、BSDライセンスで配布されています。
デメリット
- 周辺機器の費用が別にかかる:ケーブル、変換器、往復の送料は、利用者の負担です。
- 期限がある:CIMCOは30日間、LanTanの貸出機は最長2週間です。
- DNC運転を試せないものがある:Tera Termの公式説明では、DNC運転は確認できませんでした。
- 商用利用の条件が不明なものがある:体験版や評価版は、条件が公式ページに見つかりませんでした。
注意点
無料の入口で通信ができても、本番の運用で問題がないとは限りません。本番では、機械の台数やプログラムの容量、夜間の連続運転などの条件が加わります。小さなプログラムで確かめたら、実際の運用に近い条件で試しましょう。
機械の制御装置によっては、通信できない場合があります。NAZCA5 DNCの公式ページには、日機電装製のコントローラが通信できないと書かれています。RS232Cポートがあっても同じです。対象の機械は、試す前に伝えておきましょう。貸出や体験版の条件は、メールで残しておくと安心です。
無料のDNCシステムから有料版に切り替える目安
無料の入口は、通信の確認までに向く場合が多くあります。台数が増えたときや、プログラムの版を残したいときが、製品版を検討するタイミングです。次の表で目安を確認しましょう。
観点 | 無料の入口で足りるケース | 製品版を検討するケース |
|---|---|---|
台数 | 1台の機械でファイル送信を確かめる | 複数台の機械へ同時に送る |
運用 | 必要なときに、手作業で送受信する | スケジュール運転や、夜間の連続運転を組む |
プログラム管理 | パソコンのフォルダで管理する | 過去の版を残し、機械側で修正した内容も回収する |
稼働の把握 | 必要としない | 転送履歴や稼働状況を、記録として残す |
サポート | 自社で調べて対応できる | メーカーの保守窓口や、更新の提供が必要 |
切り替えのサイン
- 機械の台数が増え、手作業の送受信が負担になった
- 大きなプログラムを、機械のメモリに載せずに送りたい
- 現場で修正したプログラムを、取りこぼさず回収したい
- 転送の履歴や稼働状況を、記録として残したい
- LAN接続の機械とRS-232C接続の機械が混在している
製品版で確認したい機能
プログラムの過去の版を残したいなら、CNC-Managerが候補になります。データを10世代まで保持する機能があります。最大32回線の同時通信も特徴です。現場で修正した内容を回収したいなら、タクテックス TNET-Managerが候補です。
転送の履歴を稼働の把握にも使うなら、JBM RunDNCがあり、最大64台と同時に通信できます。機種の違いを吸収したいなら、リバース・データシステム R-DNCが選べます。いずれも価格は、公式サイトに掲載がありません。
製品版の価格帯
公式ページで金額を確認できた製品は、このカテゴリでは一部です。NAZCA5 DNCのサブスクリプションは、年間29,400円(税込32,340円)です。LanTan LT330は、2026年11月9日受注分から214,000円(税別)になります。JBM smartぴ〜太郎は、メーカー直営のオンラインショップで税込132,000円です。
他の製品は、公式サイトに価格の掲載がなく、問い合わせが必要です。見積もりを依頼するときは、機械の台数と制御装置のメーカー、接続方式を伝えましょう。
次に読む記事
費用の内訳は、DNCシステムの価格・見積もりの記事で扱っています。製品の違いは比較記事、選ぶ手順は選び方の記事が参考になります。
仕組みから知りたい場合はDNCシステムとは、メーカーの違いはメーカーの記事を読んでください。製品を探すなら、DNCシステムのカテゴリページから確認できます。
無料のDNCシステムに関してよくある質問
DNCシステムは無料で使えますか?
製品版が無償で提供されている例は、確認できませんでした。無料なのは、NAZCA5 DNCのトライアルとCIMCOの30日間の評価版です。LanTanの貸出機と、オープンソースのTera Termもあります。
ケーブルや変換器、往復の送料は別にかかります。機械の制御装置と接続方式を調べたうえで、対象の入口を選びましょう。
無料のソフトを業務で使ってよいですか?
Tera Termは3条項BSDライセンスですが、商用利用についての記述は確認できませんでした。NAZCA5 DNCとCIMCOの体験版も、商用利用の条件が公式ページに見つかりませんでした。
業務で使う場合は、メーカーや提供元に問い合わせて、条件を書面で確認してください。無保証である点も、社内で共有しておきましょう。
貸出機や体験版を試す前に、何を準備しますか?
機械の制御装置のメーカーと型式、接続方式、通信したい台数を整理します。接続方式は、RS-232CかEthernetかです。RS-232Cで接続するなら、ケーブルが要ります。シリアルポートのないパソコンでは、USBシリアルコンバータも必要です。
NAZCA5 DNCは、推奨結線のケーブルが必要です。貸出用のケーブルがあるため、トライアルの申し込み時に聞いておきましょう。
LanTanの価格改定は、いつから適用されますか?
モディアシステムズの案内では、2026年11月9日の受注分から改定されます。LT330は196,000円が214,000円に変わります。LT100BMは125,000円が135,000円です。価格はいずれも税別です。
2026年11月6日時点の製品ページには、改定前の価格が載っています。購入を検討する場合は、発注の日付で金額が変わる点を確認しましょう。
まとめ
DNCシステムで無料になるのは、トライアル、評価版、貸出機、Tera Termの4つです。製品版の無償提供は、公式で確認できませんでした。ケーブルや変換器、送料は別にかかります。商用利用の条件は、Tera Term以外は公式ページに見つかりません。業務で使う前に、問い合わせが必要です。LanTanは、2026年11月9日の受注分から価格が改定されます。台数が増えたり、版管理や稼働の把握が必要になったりしたら、製品版を検討しましょう。まずはDNCシステムのカテゴリページで、製品を比較してください。
DNCシステムのおすすめ製品
CNC-Manager
株式会社テクノソリューションズ
最大32回線の同時通信と10世代の履歴を持つマルチDNCシステム
タクテックス TNET-Manager
タクテックス株式会社
LAN機とRS-232C機を混在のまま一元管理
モディアシステムズ LanTan LT330
モディアシステムズ株式会社
USBメモリとLANを使えるDNCデータサーバ
リバース・データシステム R-DNC
株式会社リバース・データシステム
NCデータ変換と簡易POSTで機種の違いを吸収
協立システムマシン DS-21
協立システムマシン株式会社
最大128台と通信し段取り情報を一括管理
JBM RunDNC
ジェービーエムエンジニアリング株式会社
マルチポートで最大64台と同時通信し稼働履歴も残すDNCソフト
DNCシステム比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| CNC-Manager | 株式会社テクノソリューションズ | 要見積もり | 最大32回線の同時通信と10世代の履歴を持つマルチDNCシステム | 詳細を見る | |
| タクテックス TNET-Manager | タクテックス株式会社 | 要見積もり | LAN機とRS-232C機を混在のまま一元管理 | 詳細を見る | |
| モディアシステムズ LanTan LT330 | モディアシステムズ株式会社 | オンプレミス | USBメモリとLANを使えるDNCデータサーバ | 詳細を見る | |
| リバース・データシステム R-DNC | 株式会社リバース・データシステム | 要見積もり | NCデータ変換と簡易POSTで機種の違いを吸収 | 詳細を見る | |
| 協立システムマシン DS-21 | 協立システムマシン株式会社 | 要見積もり | 最大128台と通信し段取り情報を一括管理 | 詳細を見る | |
| JBM RunDNC | ジェービーエムエンジニアリング株式会社 | 要見積もり | マルチポートで最大64台と同時通信し稼働履歴も残すDNCソフト | 詳細を見る | |
| 三栄商事 CastStar-SX | 三栄商事株式会社 | 要見積もり | 最大32回線の同時DNC運転と夜間の連続送信に対応 | 詳細を見る | |
| テイクソフト NC Linker | 株式会社テイクソフト | 要見積もり | Windows 11対応のNCデータ送受信ソフト | 詳細を見る | |
| ソフトウイング IP-DNC | 株式会社ソフトウイング | 要見積もり | LANとDNCモデムで最大32台へ送受信するDNCソフト | 詳細を見る | |
| モディアシステムズ LanTan LT100BM | モディアシステムズ株式会社 | オンプレミス | NCの操作パネルから入出力を指示 | 詳細を見る | |
| FANUC PC Handy File for CNC | ファナック株式会社 | 要見積もり | パソコンをHandy File代わりにするソフト | 詳細を見る | |
| JBM smartぴ〜太郎 | ジェービーエムエンジニアリング株式会社 | オンプレミス | 軌跡シミュレーションで送る前に確認できる入出力装置 | 詳細を見る | |
| 三菱電機 NC Explorer | 三菱電機株式会社 | 要見積もり | エクスプローラーからCNCへドラッグ&ドロップで転送 | 詳細を見る | |
| システムクリエイト NC Friendy-USB | 株式会社システムクリエイト | 要見積もり | USBメモリからDNC運転するコンパクト機 | 詳細を見る | |
| タクテックス ポータブルUSB P-530 | タクテックス株式会社 | 要見積もり | 手袋のまま操作できる大型ボタン | 詳細を見る | |
| JBM USBぴ〜太郎 | ジェービーエムエンジニアリング株式会社 | 要見積もり | データサーバのない機械に大容量プログラムをDNC転送 | 詳細を見る | |
| 日本マイクロシステム NCSend | 株式会社日本マイクロシステム | 要見積もり | NCデータをLAN経由で工作機械へ送る送信ソフト | 詳細を見る | |
| テクトレージ USB⇔RS232C for NC | 株式会社テクトレージ | 要見積もり | パソコンと古いNC工作機械をつなぐ変換器 | 詳細を見る |
よくある質問
QDNCシステムは無料で使えますか?
製品版が無償で提供されている例は、確認できませんでした。無料なのは、NAZCA5 DNCのトライアルとCIMCOの30日間の評価版です。LanTanの貸出機と、オープンソースのTera Termもあります。ケーブルや変換器、往復の送料は別にかかります。
Q無料のソフトを業務で使ってよいですか?
Tera Termは3条項BSDライセンスですが、商用利用についての記述は確認できませんでした。NAZCA5 DNCとCIMCOの体験版も、商用利用の条件が公式ページに見つかりませんでした。業務で使う場合は、提供元に問い合わせて条件を書面で確認してください。
Q貸出機や体験版を試す前に、何を準備しますか?
機械の制御装置のメーカーと型式、接続方式、通信したい台数を整理します。RS-232Cで接続するならケーブルが要り、シリアルポートのないパソコンではUSBシリアルコンバータも必要です。NAZCA5 DNCは推奨結線のケーブルが必要で、貸出用は問い合わせで案内されます。
QLanTanの価格改定は、いつから適用されますか?
モディアシステムズの案内では、2026年11月9日の受注分から改定されます。LT330は196,000円が214,000円に変わり、LT100BMは125,000円が135,000円です。価格はいずれも税別です。2026年11月6日時点の製品ページには、改定前の価格が載っています。
