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比較#トレーサビリティシステム#無料#フリーソフト

【2026年】無料で使えるトレーサビリティシステムおすすめ5選|無料プラン・OSS・Excel代用の限界も解説

無料で使えるトレーサビリティシステムを5製品で整理。OdooやERPNextの無料プラン・オープンソース、FutureStageやキーエンスの無料相談・テスト、QRコードの使用料まで、商用利用の可否とExcel代用の限界、有料版への切り替え目安を解説します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】無料で使えるトレーサビリティシステムおすすめ5選|無料プラン・OSS・Excel代用の限界も解説

トレーサビリティシステムには、フリーで使えるオープンソースの業務ソフトや、無料プランを持つクラウドERPがあります。一方で、専用の有料製品は、無料デモや無料相談が中心です。無料の範囲は製品ごとに大きく異なります。この記事では、無料で使える5つの選択肢とExcelでの代用の限界を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。業務で使う前に、商用利用の可否を必ず確認しましょう。

業務で商用利用するなら:オープンソースのOdoo CommunityやERPNextが候補です。ロット・シリアル管理を備えます

有料製品を試すなら:FutureStageの無料相談会、キーエンス トレーサビリティソリューションの無料テスト印字サービスを活用します

まず小さく始めるなら:OdooのOne App Freeと、規格内のQRコードによるロット表示を組み合わせます

継続して使うなら:有料のトレーサビリティシステムの比較やトレーサビリティシステムのカテゴリページで検討します

無料のトレーサビリティは、小規模な運用の入口として使えます。双方向の追跡や監査への対応が必要になった段階で、有料版と比べましょう。


この記事でわかること

01

無料のトレーサビリティシステムの種類

無料のトレーサビリティシステムは、専用の完成品が少ない分野です。無料の中身は、無料プラン、オープンソース、無料デモ・相談、Excelでの代用の4つに分かれます。トレーサビリティの定義はトレーサビリティとはで解説しています。

種類

内容

商用利用

例

無料プラン(フリーミアム)

クラウドERPの一部の機能を、ユーザー数の制限なしで使える

可(プランの範囲内)

Odoo One App Free

オープンソース(ERP系)

ソースコードが公開され、ロット・シリアル管理を含む在庫機能を備える

可(ライセンス条件に従う)

Odoo Community、ERPNext

無料デモ・無料相談・テスト

有料製品の導入前に、機能や運用を確認できる

評価用。本番の運用は有料版

FutureStageの無料相談会、キーエンスの無料テスト印字サービス

Excelでのロット台帳

ロット番号や入出荷を、表計算ソフトで記録する

自社のライセンスの範囲

Excel

無料プランとフリーソフトの違い

無料プランは、クラウドで提供され、利用できるアプリや機能に上限があります。OdooのOne App Freeは、アプリを1つ選べば、ユーザー数に制限なく使える無料プランです。

オープンソースのフリーソフトは、自社で環境を用意して動かします。ライセンス費用はかからない代わりに、構築や保守の工数が必要になります。

Excelでロット台帳を代用する方法と限界

Excelでも、ロット番号ごとに入荷、使用、出荷を記録する台帳を作れます。製品の種類やロット数が少ない現場では、最初の整理に役立つ手段です。

ただし、記録の入力は手作業です。入力漏れや誤記があると、追跡の途中で線が切れます。改ざんの履歴を残しにくく、担当者に作業が集中して属人化しやすい点も課題です。

バーコード・QRコードと組み合わせる

ロット番号を手入力する代わりに、バーコードやQRコードで読み取れば、入力の誤りを減らせます。QRコードは、JIS・ISOの規格に従えば、使用料が不要です。商用・非商用を問いません(デンソーウェーブ公式)。

ただし、コードを読み取る機器と、記録を結びつける仕組みは別に必要です。Excelに読み取った値を貼るだけでは、追跡の網羅性は上がりません。


02

トレーサビリティシステムの無料版と有料版の違い

無料版と有料版の違いは、記録できる件数よりも、追跡の確実さと運用の支えにあります。双方向のトレース、基幹システムとの連携、導入支援が主な差です。次の表で全体像を確認してください。

観点

無料版(無料プラン・OSS・Excel)

有料版

商用利用

無料プランは範囲内で可。OSSはライセンス条件に従う

契約の範囲で本番に利用できる

ユーザー数・データ量の上限

無料プランは利用できるアプリが1つに限られる。Excelはファイルの管理に依存する

規模に合わせて契約できる

双方向のトレース

OSSの在庫機能で、ロット・シリアルの追跡を設定できる

製品ロットと材料ロットを双方向にたどる機能を備える製品がある

基幹システム・設備との連携

自社で設定や開発を行う

連携の機能や導入支援を提供する製品がある

導入支援・サポート

公式の窓口は限られ、コミュニティや資料が中心

メーカーや販売店の導入支援・保守を受けられる

価格

0円。ただし構築や保守の工数は自社が負担する

SmartFは初期30万円から、月額5万円から。多くは見積もり制

双方向トレースを設定で作るか、機能として持つか

リコールでは、材料から製品へ、製品から出荷先へと、双方向にたどる必要があります。Odooの在庫アプリは、ロットとシリアル番号を管理できます。仕入先から顧客までの追跡レポートも備えるのが特徴です。

FutureStageは、出荷、製品、使用材料の各ロットを、順方向と逆方向の両方でトレースできます。無料版では、この追跡の設計を自社で行います。

現場の記録と連携の違い

トレーサビリティの精度は、現場で記録が漏れなく残るかに左右されます。有料の専用製品は、ラベル印字や読み取り機器と組み合わせ、記録を自動化する提案もしています。

無料版は、機器の接続と記録のルールを、自社で整えます。まずは対象を絞った製品や工程で試し、運用の負担を確かめましょう。

価格差の目安

SmartFは、初期費用30万円から、月額5万円からの料金です(2026年時点)。IT導入補助金に対応しています。

FutureStageやキーエンスなど、多くの専用製品は見積もり制です。公開されている費用の読み方はトレーサビリティシステムの費用で整理しています。


03

無料のトレーサビリティシステムを選ぶときのポイント

選ぶときは、機能の数よりも、自社の追跡に必要な範囲を満たすかを先に確認します。確認する項目は、商用利用、無料の範囲、追跡の方向、運用の体制、サポートの5つです。選び方の全体像はトレーサビリティシステムの選び方も参考になります。

商用利用の可否とライセンス

業務で使う場合は、ライセンスが商用利用を認めているかを最初に確認します。Odoo CommunityはLGPL、ERPNextはGPL-3.0で公開されているのが特徴です。

ライセンスごとに、改変や再配布の条件が異なります。自社のシステムへ組み込む場合は、条件を公式の文書で確認しましょう。

無料の範囲と上限

無料プランは、使えるアプリや機能に上限があります。OdooのOne App Freeは、アプリを1つに限った無料プランです。

在庫管理と購買、製造を組み合わせたい場合は、複数のアプリが必要になります。自社の運用に必要なアプリの数を、先に洗い出しましょう。

追跡の方向と粒度

追跡には、材料から製品へたどる方向と、製品から材料へさかのぼる方向があります。両方向で追えるかを確認しましょう。

管理の単位も重要です。ロット単位で足りるのか、製品1個ずつのシリアル単位が必要なのかで、選ぶ製品が変わります。

データ連携と運用の体制

オープンソースを使うなら、環境の構築や更新を担う人員が必要です。担当者が替わっても運用できるよう、設定の内容を文書にしておきましょう。

既存の生産管理システムや、読み取り機器との連携も確認します。連携が難しい場合は、有料の専用製品を比較対象に加えるのが現実的です。

サポート・日本語・更新頻度

無料のOSSは、公式の窓口がなく、コミュニティや資料で調べる場面が増えます。日本語の情報の量は、製品によって差があります。

更新の頻度や、開発が継続しているかも確認しましょう。更新が止まったソフトを、業務の記録に使い続けるのは避けたいところです。


04

【比較表】無料で使えるトレーサビリティシステム5選

無料の種類、商用利用、無料の上限や制限、有料版の価格目安を5製品で並べました。上の3製品は製品ページがある専用製品の入口です。下の2製品は、ERP系の無料プランとオープンソースです。条件は2026年時点の公式情報に基づきます。

製品名

無料の種類

商用利用

無料の上限・制限

提供形態

有料版の価格目安

FutureStage

無料相談会・オンラインデモ

評価用

製品の利用は有料契約が前提

クラウド型ERP

見積もり制

キーエンス トレーサビリティソリューション

無料テスト印字サービス

評価用

印字の確認が中心。製品の利用はハード購入が前提

レーザマーカ+コードリーダ

見積もり制(ハード+ソフト)

デンソーウェーブ QRコードソリューション

QRコード規格の使用料が無料

可(規格内の利用)

コードの読み取りや記録の仕組みは別に必要

ハード+クラウド

見積もり制

Odoo

One App Free/Community(OSS)

可(プラン・ライセンスの範囲)

無料プランはアプリ1つ。Communityは自社で運用

クラウド/自社運用

有料プランはユーザー数単位

ERPNext

OSS(GPL-3.0)/無料トライアル

可(ライセンス条件に従う)

永続の無料クラウドは案内なし。自社運用は無料

クラウド/自社運用

ユーザー数でなくホスティング規模で課金

各製品の無料の範囲や条件は、導入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。条件は提供元の都合で変更されることがあります。


05

【無料版】トレーサビリティシステムおすすめ5選

ここでは、製品ページがあるFutureStage、キーエンス、デンソーウェーブを先に紹介します。続いて、フリーで使えるOdooとERPNextを紹介します。各製品の冒頭に、無料の種類、商用利用、向いている企業、注意点をまとめました。

FutureStage

  • 無料の種類:無料のシステム相談会、オンラインデモ
  • 商用利用:評価用
  • 向いている企業:生産管理とロット管理をまとめて検討したい中堅・中小の製造業
  • 注意点:製品の利用は有料契約が前提

FutureStageは、日立システムズが提供する販売・生産管理の基幹業務ソリューションです。ロット・トレース管理では、出荷、製品、使用材料の各ロットを、順方向と逆方向の両方でたどれます。

システム相談会は、参加費が無料です。東京、大阪、福岡の会場とオンラインで相談できます。公式サイトにはオンラインデモのページもあります。価格は見積もり制です。

編集部コメント:無料の相談会で、自社のロット管理の要件を整理する使い方に向きます。本番の導入費用は別に見積もりが必要です。

キーエンス トレーサビリティソリューション

  • 無料の種類:無料テスト印字サービス
  • 商用利用:評価用
  • 向いている企業:製品や部品へ直接コードを印字し、読み取りまで自動化したい企業
  • 注意点:ハード+ソフトの構成で、導入は有料

キーエンスは、レーザマーカとコードリーダを組み合わせたトレーサビリティを提案しています。MD-Xシリーズは、ヘッドに2次元コードリーダを内蔵し、印字と読み取りを一体で行える構成です。

無料テスト印字サービスでは、技術スタッフが実際のワークに印字し、設定とレポートを提供します。無料テスト機サービスも別に用意されています。対象製品は、問い合わせて確認する形です。

編集部コメント:現物への印字品質を、導入前に確かめられる点が利点です。ソフトの無料利用ではない点に注意しましょう。

デンソーウェーブ QRコードソリューション

  • 無料の種類:QRコード規格の使用料が無料
  • 商用利用:可(JIS・ISO規格内の利用)
  • 向いている企業:低コストで、ロットの識別にQRコードを使い始めたい企業
  • 注意点:製品の利用は有料。無料なのは規格内のQRコードの使用

デンソーウェーブは、QRコードを開発した企業です。公式では、JIS・ISOの規格に従うQRコードは、申請が不要と案内されています。商用・非商用を問わず、使用料もかかりません。

無料なのは、規格内のQRコードの作成と読み取りです。同社のハードやクラウドのQ-revoなどの製品は有料で、価格は見積もり制です。登録商標「QRコード」を使う際は、商標の案内も確認しましょう。

編集部コメント:QRコードの利用が無料でも、追跡の記録を管理する仕組みは別に要ります。Excelやフリーの業務ソフトと組み合わせて使う形が想定されます。

Odoo

  • 無料の種類:One App Free(無料プラン)、Community(OSS)
  • 商用利用:可(プラン・ライセンスの範囲)
  • 向いている企業:在庫を中心に、ロット・シリアルの管理を小さく始めたい企業
  • 注意点:無料プランはアプリ1つ。複数アプリは有料

Odooは、ERPの機能をアプリ単位で提供するソフトです。One App Freeは、1つのアプリを、ユーザー数の制限なしで使える無料プランです。クレジットカードの登録は不要と案内されています。

Odoo Communityは、LGPLで公開されるオープンソース版です。在庫アプリのロット・シリアル番号の管理と追跡レポートを使えます。ただし、CommunityはEnterpriseより機能が限られます。製造のショップフロア制御などは、Enterpriseの機能です。

編集部コメント:在庫のロット管理から始めるなら現実的な入口です。製造工程まで広げる場合は、有料プランの範囲を確認しましょう。

ERPNext

  • 無料の種類:オープンソース(GPL-3.0)、クラウドの無料トライアル
  • 商用利用:可(ライセンス条件に従う)
  • 向いている企業:自社でサーバーを運用でき、フリーのERPで管理したい企業
  • 注意点:永続の無料クラウドは案内されていない

ERPNextは、GPL-3.0で公開されるオープンソースのERPです。在庫の機能には、シリアル番号とバッチの追跡が含まれます。経理、受注、製造、資産管理も、同じシステムで扱えるのが特徴です。

Frappeのクラウドでは、無料トライアルを始められます。永続の無料プランの記載は、公式サイトにはありません。料金は、ユーザー数ではなく、ホスティングの規模に応じた方式です。

編集部コメント:自社で運用できる体制があれば、ライセンス費用を抑えられます。日本語の情報や導入の支援は、事前に確認しておきましょう。


06

無料で使えるトレーサビリティシステムのメリットとデメリット・注意点

無料の選択肢は、費用をかけずに始められる点が利点です。一方で、追跡の確実さや運用の責任は、自社で負うことになります。注意点を5つに整理しました。

費用をかけずに小さく始められる

無料プランやフリーのオープンソースなら、ライセンス費用をかけずに、ロット管理の運用を試せます。対象を1つの製品や工程に絞れば、効果と負担の確認が容易です。

試した結果は、有料版を選ぶ要件にも活用できます。何を記録し、どこで漏れたかが分かれば、比較の軸が見えてきます。

非商用・個人向けの無償版を業務で使うライセンス違反のリスク

非商用や個人向けの無償版を、業務の記録に使うのはライセンス違反になるおそれがあります。体験版や評価版も、評価用として使います。本番の運用には使えません。

オープンソースでも、GPLなどの条件に従う必要があります。業務で使う前に、ライセンスの条件を確認しましょう。

上限を超えたときの課金

無料プランには、アプリ数や機能の上限があります。上限を超えると、有料プランへの切り替えが必要です。

切り替え後の費用は、ユーザー数や利用するアプリの数で変わります。無料で始める前に、有料プランの料金体系も見ておきましょう。

無料から有料へのデータ移行の難しさ

無料のツールで蓄積したロットの記録は、別の製品へ移すときに、形式の違いが障害になります。項目名やコード体系がそろっていないと、追跡の連続性が途切れます。

ロット番号の付け方は、早い段階で社内のルールとして決めておきましょう。移行の手間を減らせます。

Excelの属人化と記録の信頼性

Excelの台帳は、入力する人の習慣に左右されがちです。担当者が替わると、記録の形式がそろわなくなる場面があります。

監査や顧客への説明で信頼性を示すなら、変更履歴を残せる仕組みが望ましいです。

編集部コメント:無料のトレーサビリティは、入口として使い、本番の追跡は有料版と比べるのが基本です。リコールの対応は、追跡の抜けが大きな損失につながります。無料で始める場合も、記録の範囲と責任の所在を決めておきましょう。


07

無料のトレーサビリティシステムから有料版に切り替える目安

無料版で足りるかは、追跡の対象と、求められる確実さで分かれます。次の表を目安に、切り替えの時期を考えましょう。

無料版で足りるケース

有料版を検討すべきケース

対象

単一の製品や工程で、ロット数が少ない

複数の製品・工場で、ロットが多い

追跡

入荷と出荷のロットを記録できれば足りる

材料から出荷先まで、双方向に追跡したい

要求

社内の管理が目的

顧客や規制への対応、監査が必要

体制

システムを運用できる担当者がいる

運用や保守を外部に任せたい

切り替えのサイン

  • ユーザー数や拠点が増え、無料プランの上限に近づいた
  • リコールの想定訓練で、追跡に時間がかかった
  • 顧客や監査から、追跡の記録の提出を求められた
  • Excelの台帳で、入力漏れや誤記が繰り返し起きた
  • 読み取り機器や設備と、記録を連携したくなった

有料版の価格帯

SmartFは、初期費用30万円から、月額5万円からです(2026年時点)。FutureStage、キーエンス、デンソーウェーブは見積もり制で、構成によって費用が変わります。

費用の全体像はトレーサビリティシステムの費用で確認できます。

次に読む記事

有料製品を並べて比べるならトレーサビリティシステムの比較が役立ちます。提供元の違いはメーカーの記事、選び方は選び方の記事に整理しました。製品の一覧はトレーサビリティシステムのカテゴリページから確認できます。


08

無料のトレーサビリティシステムに関してよくある質問

無料のトレーサビリティを検討するときは、Excelとの違いや、上限、データの移行が気になります。ここでは、よくある4つの質問にお答えします。

Excelでロットを管理するのと、何が違いますか?

Excelは手軽に始められますが、入力は手作業です。変更履歴や追跡の網羅性は、自分で担保する必要があります。専用のシステムは、材料、製品、出荷のロットを結びつけ、双方向にたどれる点が違いです。ロット数が少なければ、Excelで足りる場合もあります。

無料プランの上限は?

OdooのOne App Freeは、アプリを1つ選んで、ユーザー数の制限なしで使えます。複数のアプリを組み合わせる場合は、有料プランが必要です。条件は2026年時点の公式情報で、変更される場合があります。

無料で始めて、あとでデータを移せますか?

移せる場合もありますが、製品ごとにデータの形式が異なります。ロット番号の付け方やコード体系を早めに決めておけば、移行の手間を減らせます。移行の可否と方法は、移行先の製品の提供元に確認しましょう。

QRコードは無料で業務に使えますか?

JIS・ISOの規格に従うQRコードは、使用料が不要です。商用・非商用を問わないと、デンソーウェーブが案内しています。ただし、読み取り機器や、記録を管理する仕組みは別に必要です。商標「QRコード」の表記も確認しましょう。


09

まとめ

無料のトレーサビリティは、完成品が少ない分野です。中心は、無料プラン、オープンソース、無料デモと相談です。OdooとERPNextは、フリーのERPとして、ロット・シリアル管理を小さく始める入口になります。専用製品のFutureStageやキーエンスは、無料の相談やテストで導入前の確認ができます。Excelの台帳は手軽ですが、記録の漏れと属人化が課題です。業務で使う前に、商用利用の可否と無料の上限を、公式で確認しましょう。双方向の追跡や監査への対応が必要になったら、有料製品の比較で検討を進めてください。

トレーサビリティシステム比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
FutureStage ロゴ
FutureStage株式会社日立システムズハイブリッド日立の統合基幹パッケージ。双方向ロットトレース詳細を見る
Smart Craft ロゴ
Smart Craft株式会社Smart Craftサブスクリプション国産初SaaS型MES。ロットトレース標準搭載詳細を見る
SmartF ロゴ
SmartF株式会社ネクスタサブスクリプションITトレンド生産管理レビューNo.1。初期30万円〜詳細を見る
デンソーウェーブ QRコードソリューション ロゴ
デンソーウェーブ QRコードソリューション株式会社デンソーウェーブハイブリッドQRコード発明企業。SQRC/rMQR等の独自技術詳細を見る
コグネックス DataManシリーズ ロゴ
コグネックス DataManシリーズコグネックス株式会社オンプレミス産業用画像ベースバーコードリーダのグローバルリーダー詳細を見る
Trace eye Material-Pro ロゴ
Trace eye Material-Pro株式会社サトー要見積もり化学・素材・鉄鋼向けプロセス型トレーサビリティ詳細を見る
キーエンス トレーサビリティソリューション ロゴ
キーエンス トレーサビリティソリューション株式会社キーエンスオンプレミスレーザマーカ+コードリーダのハード統合トレース詳細を見る
Trace eye FOOD-Pro ロゴ
Trace eye FOOD-Pro株式会社サトー要見積もり食品製造業向けトレーサビリティ。HACCP対応詳細を見る

よくある質問

QExcelでロットを管理するのと、何が違いますか?
A

Excelは手軽に始められますが、入力は手作業です。変更履歴や追跡の網羅性は、自分で担保する必要があります。専用のシステムは、材料、製品、出荷のロットを結びつけ、双方向にたどれる点が違いです。ロット数が少なければ、Excelで足りる場合もあります。

Q無料プランの上限は?
A

OdooのOne App Freeは、アプリを1つ選んで、ユーザー数の制限なしで使えます。複数のアプリを組み合わせる場合は、有料プランが必要です。条件は2026年時点の公式情報で、変更される場合があります。

Q無料で始めて、あとでデータを移せますか?
A

移せる場合もありますが、製品ごとにデータの形式が異なります。ロット番号の付け方やコード体系を早めに決めておけば、移行の手間を減らせます。移行の可否と方法は、移行先の製品の提供元に、事前に確認しましょう。

QQRコードは無料で業務に使えますか?
A

JIS・ISOの規格に従うQRコードは、使用料が不要です。商用・非商用を問わないと、デンソーウェーブが案内しています。ただし、読み取り機器や、記録を管理する仕組みは別に必要です。商標「QRコード」の表記も確認しましょう。

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