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用語解説#点群処理ソフト#3Dスキャナー#リバースエンジニアリング

点群処理ソフトとは?仕組みや種類、できること、選び方までをわかりやすく解説!

点群処理ソフトとは、3Dスキャナーなどで取得した点群を、位置合わせやノイズ除去、メッシュ化で加工し、検査や設計に使える形にするソフトです。仕組みと種類、メリット・デメリット、主な機能、活用場面、費用相場、3D CADとの違いを整理しました。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
点群処理ソフトとは?仕組みや種類、できること、選び方までをわかりやすく解説!

点群処理ソフトとは、3Dスキャナーやレーザー計測で取得した無数の点のデータを、位置合わせやノイズ除去、形状の作成などで加工し、検査や設計に使える形にするソフトウェアです。製造業では、部品の形状検査やリバースエンジニアリング、工場設備の現況計測に使われます。この記事では、仕組みからメリット・デメリット、主な機能、活用場面、費用相場、3D CADとの違い、向いている企業までを整理しました。

  • 役割:スキャンで得た点群を、検査・設計・レイアウト検討に使える形へ加工する
  • 種類:CADとの比較検査向け、CADモデルを作るリバースエンジニアリング向け、工場・プラントの大規模点群向けに分かれる
  • データ形式:E57やLASなどの形式があり、読み込める形式は製品ごとに異なる
  • 費用の目安:2026年時点で、本記事で扱う20製品はいずれも価格が公開されておらず、見積もりが前提

選定では、検査・リバース・大規模点群のどれが目的かを先に整理します。そのうえで、手持ちのスキャナーのデータを読み込めるかを確認しましょう。


この記事でわかること

01

点群処理ソフトとは

点群処理ソフトは、スキャンで得た点の集まりを、使える形に整えるソフトウェアです。ここでは、点群の定義、処理の流れ、製品の種類、データ形式を順に押さえます。

点群と点群処理ソフトの定義

点群は、物体の表面を測った位置の点を、大量に集めたデータです。各点はXYZの座標を持ち、色や反射の強さを持つ場合もあります。スキャナーが出力したままでは、点が並ぶだけで、寸法や形状としては扱えません。

点群処理ソフトは、この点の集まりを加工して、検査や設計に使える形にします。位置合わせ、ノイズ除去、メッシュ化、CADとの比較などが、代表的な処理です。

取得から活用までの処理の流れ

処理は、複数の方向から測ったスキャンを、1つの座標系に合わせる位置合わせから始まります。次に、浮遊点や不要な物体を取り除き、点をつないでメッシュにします。ここまでが、多くの製品に共通する前処理です。

その後は、目的によって分かれます。CADデータと比べて寸法を検査する場合も、CADモデルを作る場合も、前処理が土台です。工場全体を測った場合は、配管や鋼材をモデル化する流れもあります。

目的で分かれる点群処理ソフトの種類

検査向けは、スキャンデータをCADと比べ、偏差や幾何公差を評価する製品です。Geomagic Control XやPolyWorks|Inspectorが例です。ZEISS INSPECT Optical 3Dも、この分類に入ります。

リバースエンジニアリング向けは、点群からCADで使えるモデルを作ります。Geomagic Design XやPolyWorks|Modelerが代表です。工場・プラント向けは、InfiPointsやTrimble RealWorksなどです。

点群データの主な形式

E57は、ASTM規格E2807で定められた形式です。3D点群のほか、色や反射の強さ、写真も格納できます。LASは、ASPRSが仕様を管理するライダー向けの形式です。最新の仕様は1.5版です。

どの形式を読み込めるかは、製品によって異なります。例えばPointShape Inspectorは、主要なCADの元データを読み込めます。ただし、形式の一覧を製品ページに載せていない製品も多い点に注意が必要です。

編集部メモ:点群処理ソフトは、検査、リバース、大規模点群のどれを得意とするかが製品ごとに異なります。導入では、スキャナーの機種と、データの出力形式を先に確認しておくとよいでしょう。


02

点群処理ソフトのメリット

点群処理ソフトの利点は、現物の形状を丸ごと扱える点にあります。検査や設計の現場で担当者が感じやすい利点は、次の4つです。

  • 測り漏れが減り、現物の全体を確認できる
  • CADとの差を色で見て判断できる
  • 図面のない部品も3Dデータにできる
  • 現場に行かず机上でレイアウトを検討できる

測り漏れが減り、現物の全体を確認できる

点群には、測った範囲の表面がまとめて記録されています。測定点だけを見る方法と違い、後から確認したい箇所を見直せる点が利点です。

例えばspGaugeは、鋳造品の肉厚をカラーマップや等高線で表示します。エンジンブロックのような複雑な形状でも、漏れなく検査しやすくなるでしょう。

CADとの差を色で見て判断できる

スキャンデータとCADの差が、色の違いで画面に表示されます。数値の一覧を読むより、どの部分がどちらへずれているかを直感的につかめるでしょう。

ZEISS INSPECT Optical 3Dは、名目値と実測値の比較やレポート作成まで扱えます。検査結果を関係者へ説明する場面でも、画面を見せながら話せる点が便利です。

図面のない部品も3Dデータにできる

古い部品や金型で図面が残っていなくても、現物をスキャンすれば3Dデータを作れます。補修部品の設計や、金型の再製作に使えるためです。

spScanには、既存のCADデータと点群を比べ、誤差のある部分だけを作り替える機能があります。全体を作り直すより、工数を抑えやすい点が特徴です。

現場に行かず机上でレイアウトを検討できる

工場の建屋や設備を測っておけば、事務所のパソコンで寸法を確認できます。現地へ何度も足を運ぶ負担が軽くなる点が、利点です。

Galaxy-Eye Modelerは、工場内の点群と装置のCADだけで、干渉箇所を確かめられます。ライン変更の検討を机上で進められるため、現場での手戻りも減らせるでしょう。


03

点群処理ソフトのデメリット

点群処理ソフトには、導入前に知っておきたい注意点もあります。対処法とあわせて、主な3つを整理しました。

  • データが大きく、処理に時間がかかる
  • 1本で検査もリバースも完結しない場合がある
  • 価格が公開されず、費用を見積もりにくい

データが大きく、処理に時間がかかる

点群は点の数が多く、ファイルが大きくなりがちです。工場全体を測ると、数億点、数十GBに達する場合もあります。パソコンの性能が足りないと、操作が重くなりやすい点が課題です。

対処としては、大規模点群に対応した製品を選ぶ方法があります。InfiPointsは、数億点、数十GBを超える点群の描画に対応した製品です。国産のため、国内の電話やメールでサポートを受けられる点も特徴です。

1本で検査もリバースも完結しない場合がある

同じメーカーでも、検査とリバースで製品が分かれる例が多くみられます。Geomagic Design Xは、検査やレポート作成をControl Xが担う構成です。両方を行うなら、別々のライセンスが必要です。

対処としては、最初に主目的を決めておく方法があります。CreaformのScan-to-CADは、検査用のInspectionと同じ環境で運用できます。

価格が公開されず、費用を見積もりにくい

本記事で扱う20製品は、いずれも公式サイトに価格の記載がありません。比較の初期段階で、費用を把握しにくい点が課題です。

対処としては、体験版や無償のビューアを使う方法があります。ClassNK-PEERLESSには、閲覧用の無償ビューアがあります。Leica Cyclone 3DRのFree Viewerも無償です。見積もりは、早めに依頼しましょう。


04

点群処理ソフトの主な機能

製品ごとに得意分野は異なりますが、基本となる機能は共通しています。ここでは、5つの機能を取り上げます。

  • 読み込みと位置合わせ:複数のスキャンを1つの座標系にそろえる
  • ノイズ除去とメッシュ化:不要な点を消し、点をつないで面にする
  • CADとの比較検査:偏差や幾何公差を評価し、レポートにまとめる
  • CADモデルの作成:点群やメッシュから曲面やソリッドを作る
  • 大規模点群のモデル化と共有:配管や鋼材を形状化し、関係者へ見せる

読み込みと位置合わせ

複数のスキャンを1つの座標系に合わせる機能です。これを合成や位置合わせと呼びます。重なりを使って自動で合わせる製品もあるのが特徴です。

FARO SCENEは、合成の過程を見ながら、誤った接続を直せます。他社のレーザースキャナーのスキャンも処理できるよう設計されています。

ノイズ除去とメッシュ化

測定時に混ざる浮遊点や、人や車などの不要な点を取り除く機能です。そのうえで、点をつないで面にする処理を行い、メッシュを作る流れが一般的です。

Galaxy-Eye Modelerは、浮遊点や移動物の自動削除を備えます。Leica Cyclone 3DRは、メッシュ作成やAI分類も扱えます。

CADとの比較検査

スキャンデータをCADや別のスキャンと比べ、偏差を調べる機能です。幾何公差の評価や、検査レポートの作成まで進められる製品もある点が特徴です。

SHINING3D Inspectは、位置合わせから偏差解析、レポートまでを一連で進めます。PointShape Inspectorは、主要なCADの元データを読み込めます。

CADモデルの作成

点群やメッシュから、CADで使える曲面やソリッドを作る機能です。操作が案内される製品や、設計履歴ごとCADへ渡せる製品があります。

ZEISS REVERSE ENGINEERINGは、ガイドに沿って進める方式です。QUICKSURFACEは、スキャナーを選ばずにメッシュを読み込めます。

大規模点群のモデル化と共有

工場やプラントの点群から、配管や鋼材を形状化する機能です。作ったモデルは、設備CADや関係者との共有に使われます。

ClassNK-PEERLESSは、点群を塗る操作で配管をモデル化します。AVEVA Point Cloud Managerは、設備資産の点群を登録して管理する製品です。


05

点群処理ソフトの主な活用場面

利用者は、品質保証、設計、生産技術、設備保全の担当者です。ここでは、役割ごとに4つの場面を紹介します。

品質保証担当者による試作品・部品の形状検査

品質保証の担当者は、試作品や量産品が図面どおりかを確かめる役割です。スキャンデータとCADを比べると、全体のずれを一度に確認できます。

CreaformのInspectionは、板金向けの追加機能を備えます。複数部品の繰り返し検査にも対応した製品です。spGaugeは、プレス製品の穴や溶接打点を自動で抽出できます。

設計者によるリバースエンジニアリング

設計者は、図面のない部品や金型を、現物から3Dデータ化します。補修部品の設計や、製品改良の元データとして使う場面が典型的です。

PolyWorks|Modelerは、主要なCADへ取り込めるスケッチを作れます。spScanは、後工程で扱いやすい自由曲面を作る製品です。

生産技術担当者による工場のレイアウト検討

生産技術の担当者は、新しい設備を置く前に、建屋や既存設備の状態を確認する立場です。点群があれば、配置や通路の寸法を机上で調べられます。

Galaxy-Eye Modelerは、配管や鋼材をCAD化し、干渉をチェックできます。Trimble RealWorksの配管・鉄骨のモデル化は、Performance以上が対象です。

設備保全担当者による金型・治具・設備の変形確認

保全の担当者は、金型や治具の摩耗、大型設備の変形を確認する立場です。初期のスキャンと現在のスキャンを比べると、変化した箇所が分かります。

Leica Cyclone 3DRは、タンク点検も想定用途の一つです。ZEISS INSPECT Optical 3Dには無償ライセンスがあり、評価から始められます。


06

点群処理ソフトの費用相場

点群処理ソフトの費用は、2026年時点で公開されていません。本記事で扱う20製品は、いずれも公式サイトに価格の記載がなく、見積もりが前提です。Trimble RealWorksは、4つのプランを1年単位のサブスクリプションで提供します。プランは、Starter、Core、Performance、Storage Tankです。金額は、販売代理店への問い合わせが必要です。

体験版や無償のビューアがある製品は、費用をかけずに確認できます。Geomagic Design Xには、14日間の無料体験があります。ZEISS INSPECT Optical 3Dは、Pro版の30日間試用が可能です。

製品の一覧は、点群処理ソフトのカテゴリページで確認できます。費用の詳しい整理は、点群処理ソフトの費用相場の記事も参照してください。


07

点群処理ソフトと3D CADの違い

どちらも3Dの形状を扱いますが、元になるデータが異なる点が最大の違いです。3D CADは設計者が形状を定義し、点群処理ソフトは測定した現物のデータを加工します。次の表で相違点を整理しました。

観点

点群処理ソフト

3D CAD

主な役割

測定した点群を加工し、検査やモデル化に使える形にする

設計者が部品や設備の形状を定義し、図面やデータを作る

元になるデータ

3Dスキャナーやレーザー計測で得た点の集まり

設計者が入力した寸法や形状の定義

得意な作業

位置合わせ、ノイズ除去、メッシュ化、CADとの比較検査

形状のモデリング、設計変更、図面の作成

主な検討軸

読み込める点群の形式と規模、位置合わせとメッシュ化、CADとの比較、CADへの変換

モデリング機能、データ形式の互換性、設計履歴の扱い

両者は、組み合わせて使う場面も少なくありません。Geomagic Design Xは、設計履歴ごとCADへ渡せる点が特徴です。

CreaformのScan-to-CADは、IGESやSTEP、DXFで出力できます。最終的なソリッドの作成は、CAD側で行う製品もあります。


08

点群処理ソフトの導入が向いている企業・向いていない企業

導入効果は、目的と体制で変わります。ここでは、向いている企業と向いていない企業を、理由とあわせて整理します。

点群処理ソフトの導入が向いている企業

3Dスキャナーや測定機を持ち、試作品や部品の形状検査を行う企業です。全体のずれを可視化できるため、検査の漏れを減らせるからです。図面のない部品を扱う企業にも向いています。

工場のレイアウト変更や設備の改修が多い企業も、向いています。現況の点群があれば、机上で検討を進められるためです。体験版を試せる製品も多いので、試用から始めてもよいでしょう。

点群処理ソフトの導入が向いていない企業

スキャナーなどの測定手段を持たず、導入の予定もない企業では、ソフトだけでは活用できません。点群は、測定機器で取得して初めて価値が生まれます。まず、測定の方法から整理しましょう。

操作や運用を担う担当者を確保できない企業も、運用が難しくなります。データが大きく、処理に慣れが必要なためです。単発の小規模な計測だけが目的なら、測定機のメーカーが提供する付属ソフトで足りる場合もあるでしょう。


09

まとめ

点群処理ソフトは、スキャンで得た点群を、検査や設計に使える形へ加工するソフトウェアです。CADとの比較検査、CADモデルの作成、工場・プラントの大規模点群の扱いに分かれます。主な機能は、次の5つです。

  • 読み込みと位置合わせ
  • ノイズ除去とメッシュ化
  • CADとの比較検査
  • CADモデルの作成
  • 大規模点群のモデル化と共有

選定では、検査・リバース・大規模点群のうち主目的と、手持ちのスキャナーのデータ形式を確認します。価格は公開されていないため、早い段階で見積もりを依頼しましょう。選び方の記事や比較の記事も参考にしてください。

点群処理ソフト比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
ZEISS INSPECT Optical 3D ロゴ
ZEISS INSPECT Optical 3Dカールツァイス株式会社要見積もり光学3D測定データの検査ソフト詳細を見る
PointShape Inspector ロゴ
PointShape InspectorDREAMTNS Co., Ltd.要見積もり手頃な構成の3D検査ソフト詳細を見る
Geomagic Control X ロゴ
Geomagic Control XHexagon AB(Manufacturing Intelligence)要見積もりスキャンデータをCADと比べる3D検査ソフト詳細を見る
spGauge ロゴ
spGauge株式会社アルモニコス要見積もり測定点群とCADを比べる国産検査ソフト詳細を見る
Creaform Metrology Suite Inspection ロゴ
Creaform Metrology Suite InspectionCreaform Inc.(クレアフォーム)要見積もり寸法検査モジュール詳細を見る
PolyWorks|Inspector ロゴ
PolyWorks|InspectorInnovMetric Software Inc.(PolyWorks Japan)要見積もり測定機に依存しない3D寸法解析ソフト詳細を見る
SHINING3D Inspect ロゴ
SHINING3D InspectSHINING 3D(日本法人: Shining3D Technology Japan株式会社)要見積もりモジュール化した3D検査ソフト詳細を見る
ClassNK-PEERLESS ロゴ
ClassNK-PEERLESS株式会社アルモニコス要見積もり工場設備・プラント向け点群モデリング詳細を見る
Trimble RealWorks ロゴ
Trimble RealWorksTrimble Inc.(トリンブル)要見積もり配管・鉄骨のモデル化まで扱う点群ソフト詳細を見る
Galaxy-Eye Modeler ロゴ
Galaxy-Eye Modeler株式会社富士テクニカルリサーチ要見積もり大規模点群から配管・鋼材をCAD化詳細を見る
InfiPoints ロゴ
InfiPoints株式会社エリジオン要見積もり数億点を扱う国産の大規模点群処理ソフト詳細を見る
Leica Cyclone 3DR ロゴ
Leica Cyclone 3DRライカジオシステムズ株式会社(Leica Geosystems)要見積もりAI分類を備えた点群活用ソフト詳細を見る
Geomagic Design X ロゴ
Geomagic Design XHexagon AB(Manufacturing Intelligence)要見積もりスキャンデータからCADを作るソフト詳細を見る
QUICKSURFACE ロゴ
QUICKSURFACEKVS Ltd.要見積もりメッシュからCADデータを作るソフト詳細を見る
Creaform Metrology Suite Scan-to-CAD ロゴ
Creaform Metrology Suite Scan-to-CADCreaform Inc.(クレアフォーム)要見積もりリバースエンジニアリング用詳細を見る
spScan ロゴ
spScan株式会社アルモニコス要見積もり点群から自由曲面を作る国産ソフト詳細を見る
ZEISS REVERSE ENGINEERING ロゴ
ZEISS REVERSE ENGINEERINGカールツァイス株式会社要見積もり点群からCADモデルを作るソフト詳細を見る
FARO SCENE ロゴ
FARO SCENEFARO Technologies, Inc.(ファロー)要見積もりレーザースキャナーの点群処理ソフト詳細を見る
AVEVA Point Cloud Manager ロゴ
AVEVA Point Cloud ManagerAVEVA Group Limited(Schneider Electric傘下)要見積もりプラント向け点群管理ソフト詳細を見る
PolyWorks|Modeler ロゴ
PolyWorks|ModelerInnovMetric Software Inc.(PolyWorks Japan)要見積もりリバースエンジニアリングソフト詳細を見る

よくある質問

Q点群処理ソフトとは何ですか?
A

3Dスキャナーやレーザー計測で取得した点群を、位置合わせやノイズ除去、メッシュ化などで加工し、検査や設計に使える形にするソフトウェアです。CADとの比較検査、リバースエンジニアリング、工場設備の現況計測に使われます。

Q点群処理ソフトと3D CADは何が違いますか?
A

3D CADは設計者が形状を定義するソフトで、点群処理ソフトは測定した現物のデータを加工するソフトです。両者は組み合わせて使われ、点群から作った曲面やスケッチをCADへ渡す製品もあります。

Q点群処理ソフトの費用はどのくらいですか?
A

2026年時点で、本記事で扱う20製品はいずれも公式サイトに価格の記載がなく、見積もりが前提です。無償のビューアや無償ライセンス、体験版を用意した製品があり、費用をかけずに確認できます。

Q点群データにはどのような形式がありますか?
A

ASTM規格E2807で定められたE57や、ASPRSが仕様を管理するLAS(最新仕様は1.5版)などがあります。読み込める形式は製品によって異なるため、手持ちのスキャナーが出力する形式に対応しているかを確認してください。

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