【2026年】無料で使える点群処理ソフトおすすめ8選|スキャナーは別費用・商用利用の可否も解説
無料で使える点群処理ソフトを8種で整理。CloudCompare・MeshLabのオープンソース、PolyWorks|ReviewerやCyclone 3DR Free Viewerの無償ビューア、ZEISS INSPECTの無償ライセンス、InfiPointsなどの体験版を、無料の範囲と商用利用、スキャナーは別費用という点から比較します。

点群処理ソフトには、無償で使えるオープンソースのほか、有償製品の無償ビューアや体験版があります。ただし、無料になるのはソフトだけで、点群を取得する3Dスキャナーやレーザースキャナーの本体は別に購入が必要です。この記事では、公式で確認できた無料の選択肢8つを、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。
費用をかけずに処理したいなら:オープンソースのCloudCompare、MeshLab
検査結果を見るだけなら:PolyWorks|Inspectorの無償ビューアPolyWorks|Reviewer、Leica Cyclone 3DRの無償ビューア、ZEISS INSPECT Optical 3Dの無償ライセンス
有償版を試したいなら:Geomagic Design Xの無料トライアル、InfiPointsの1か月体験版、QUICKSURFACEの30日間無料体験
継続して使うなら:点群処理ソフトのカテゴリページと点群処理ソフトの価格・見積もりで、有償ソフトの構成を確認
無料の範囲でできることは、製品によって大きく異なります。業務で使う前に、機能の制限と使用許諾を確かめましょう。
この記事でわかること
無料の点群処理ソフトの種類
点群処理ソフトで無料になるのは、ソフトの利用であり、スキャナーなどのハードは含まれません。オープンソース、無償ビューア、機能を限定した無償ライセンス、期間限定の体験版の4つに整理できます。点群を取得するスキャナー本体は、いずれの場合も別に購入が必要です。
種類 | 内容 | 費用 | 例 |
|---|---|---|---|
オープンソース | 点群やメッシュの表示・編集・処理ができる。ソースコードが公開されている | 無償 | CloudCompare、MeshLab |
無償ビューア | 有償ソフトで作った結果を、閲覧や簡易な確認に使う。編集や解析は有償版の役割 | 無償 | PolyWorks|InspectorのPolyWorks|Reviewer、Leica Cyclone 3DRのFree Viewer |
機能を限定した無償ライセンス | 一般的な評価の機能を、期間を決めずに使える。高度な機能は有償のPro版 | 無償 | |
期間限定の体験版 | 有償版の機能を、決まった期間だけ試せる。期間後は購入が必要 | 期間中は無料 |
オープンソースと無償ビューアは、期間の制限がなく、継続して使えます。体験版は、購入前の検証用として使う位置づけです。
点群処理ソフトの無料版と有料版の違い
無料版と有料版では、処理できる範囲、検査やCAD変換の機能、サポートが異なります。無料の範囲で点群の確認や基本的な処理を進め、足りない機能を有料版で補う使い分けが基本です。次の表で全体像を確認してください。
観点 | 無料(オープンソース・無償ビューア・無償ライセンス) | 有料版・体験版 |
|---|---|---|
点群の処理 | CloudCompareは点群やメッシュの表示・編集・処理に使える。無償ビューアは閲覧と簡易な確認が中心 | 合成、ノイズ除去、メッシュ化、モデル化などを製品ごとに備える |
検査・レポート | PolyWorks|Reviewerは、作成済みの検査結果の確認と共有が中心。ZEISS INSPECTの無償ライセンスは、一般的な評価の機能に限る | CADとの比較、幾何公差、検査レポートの作成までを有償版で扱う製品がある |
CADへの変換 | オープンソースの公式ページでは、CADデータへの変換機能を確認できなかった | QUICKSURFACEのように、STEPやIGESで出力できる製品がある |
サポート | オープンソースは、公式サイトがGitHubの課題報告ページを案内している | 国内の窓口を持つ製品がある。InfiPointsは国内の電話・メールサポートを案内している |
費用 | 無償 | 公式ページに価格がない製品が多く、見積もりで確認する |
利用期間 | 期間の制限は確認できなかった | 体験版は14日間から1か月間など、製品ごとに決まっている |
無料版は、機能の制限と使用許諾を守る範囲で使います。有料版との差は、製品ごとに公式の機能表で確認しましょう。
無料の点群処理ソフトを選ぶときのポイント
無料の点群処理ソフトは、やりたい作業から逆算して選びます。確認する項目は、作業の種類、商用利用、読み込める形式とデータ規模、無償の範囲、体験期間の5つです。
やりたい作業が点群の確認か、検査か、CAD化かを決める
点群の処理は、確認、検査、CADモデルの作成に大きく分かれます。確認だけならオープンソースや無償ビューアで足ります。
検査やCAD化は、有償版の機能が中心です。体験版で自社のデータを試し、必要な機能が揃うかを見極めてください。
商用利用の可否を使用許諾で確かめる
業務で使うなら、商用利用の可否が最初の確認事項です。CloudCompareの公式サイトは、ビジネスを含むあらゆる目的で使えると案内しています。
MeshLabはGPL 3.0で配布されています。商用利用の明記は、公式トップページでは確認できませんでした。無償ビューアや体験版は、使用許諾の全文を読んで判断しましょう。
読み込める形式とデータの規模を確認する
点群は大規模になりやすく、扱える規模は製品で異なります。公式のGitHubは、CloudCompareが大きな点群を扱う前提で作られたと説明しています。
形式は、スキャナーの出力に合わせて確認してください。MeshLabは、2021.07版からE57形式に対応したと公式に記載があります。
無償の範囲で何ができ、何ができないかを調べる
無償ビューアや無償ライセンスは、機能が限られています。無償ライセンスで使えるのは、一般的な評価の機能です。
Pro版には、すべての機能やPythonによる自動化が含まれる仕組みです。無償版で足りない機能を、導入前に書き出しておくと比較しやすくなります。
体験期間の長さと、社内の検証計画を合わせる
体験版の期間は、製品によって異なります。InfiPointsは1か月間です。QUICKSURFACEとZEISS INSPECT Proは30日間と記載されています。PointShape Inspectorは14日間です。
期間が短いと、検証が終わらない場合があります。試すデータと評価項目を決めてから、体験版を申し込むと進めやすくなります。
【比較表】無料で使える点群処理ソフト8選
無料の種類、商用利用、主な制限、対応OSを8製品で並べました。上の6製品は製品ページがあるソフトで、下の2製品はオープンソースです。条件は、2026年11月時点の公式情報が根拠です。
製品名 | 無料の種類 | 商用利用 | 主な制限 | 提供形態・OS | 有償版の位置づけ |
|---|---|---|---|---|---|
機能限定の無償ライセンス。Pro版は30日間試用 | 使用許諾の全文は確認できなかった | 無償ライセンスは機能が限られる | PC用ソフト | Pro版は見積もりで購入 | |
無償ビューアPolyWorks|Reviewer | 使用許諾の全文は確認できなかった | Inspectorで作ったプロジェクトの閲覧用 | Windows用インストーラー | Inspectorは問い合わせ・デモ依頼 | |
無償ビューアFree Viewer | 使用許諾の全文は確認できなかった | 編集や解析は有償ライセンスが必要 | PC用ソフト | Cyclone 3DRは価格の掲載なし | |
無料トライアル(14日間) | 体験版のため、使用許諾で確認 | トライアルは期間限定 | PC用ソフト | 購入は販売店に問い合わせ | |
1か月の体験版(正式版と同じ機能) | 体験版のため、使用許諾で確認 | 申込みフォームから依頼 | PC用ソフト | 契約後にライセンスを発行 | |
30日間の無料体験(Pro) | 体験版のため、使用許諾で確認 | Lite版の体験は確認できなかった | PC用ソフト | 永久ライセンスと1年サブスクリプション | |
CloudCompare | オープンソース(GPL) | 公式サイトが、ビジネスを含む目的での利用を案内 | 開発者向けの注意はGPLの条件 | Windows、macOS、Linux | なし(無償) |
MeshLab | オープンソース(GPL 3.0) | 商用利用の明記は確認できなかった | 三角形メッシュの処理が中心 | Windows、macOS、Linux | なし(無償) |
このほか、体験を案内している製品もあります。Geomagic Control Xは、無料トライアルを案内しています。ZEISS REVERSE ENGINEERINGも同様です。FARO SCENEとSHINING3D Inspectにも案内があります。PointShape Inspectorは、公式の申込みページに14日間と記載があります。期間と条件は、各社の公式ページで確認しましょう。
有償版の価格は、公式ページに掲載がない製品がほとんどです。費用は見積もりで確認します。
【無料版】点群処理ソフトおすすめ8選
ここでは、製品ページがある6製品を先に紹介し、続いてオープンソースの2製品を紹介します。各製品の冒頭に、無料の種類、商用利用、向いている企業、注意点をまとめました。
ZEISS INSPECT Optical 3D
- 無料の種類:機能を限定した無償ライセンス。Pro版は30日間の無料トライアル
- 商用利用:使用許諾の全文は確認できなかった
- 向いている企業:光学3D測定のデータを、まず費用をかけずに評価したい企業
- 注意点:無償ライセンスは機能が限られる。Python自動化などはPro版
- 公式サイト:ZEISS INSPECT Optical 3D(公式)
ZEISSは、ZEISS INSPECTの無償ライセンスを案内しています。一般的な評価の機能を使え、解約の手続きは不要です。後からPro版へ移行できます。
Pro版は、すべての機能と100を超えるアプリを使えます。30日間の無料トライアルがあり、終了後は無償ライセンスへ切り替えることも可能です。
編集部コメント:評価を始めやすい無償ライセンスが特徴です。無償ライセンスで足りるかを、Proのトライアル期間に見極めましょう。
PolyWorks|Inspector
- 無料の種類:無償ビューアPolyWorks|Reviewer
- 商用利用:使用許諾の全文は確認できなかった
- 向いている企業:検査結果を、顧客や協力会社と3Dで共有したい企業
- 注意点:Inspectorで作ったプロジェクトの確認用。新しい検査の作成は有償
- 公式サイト:PolyWorks|Reviewer(公式)
Reviewerは、Inspectorのプロジェクトを確認する無償の製品です。寸法、カラーマップ、初品検査レポートを3Dで見られます。
公式サイトには、Windows用のインストーラーがあります。Inspectorにはデモの依頼窓口があり、価格は公式ページに掲載がありません。
編集部コメント:検査の結果を、ソフトを持たない相手に見せたい場合に向きます。検査の作成まで行うなら、Inspectorの構成を問い合わせて確認しましょう。
Leica Cyclone 3DR
- 無料の種類:無償ビューアCyclone 3DR Free Viewer
- 商用利用:使用許諾の全文は確認できなかった
- 向いている企業:点群やメッシュの検査結果を、ライセンスなしで共有したい企業
- 注意点:編集や解析は有償ライセンスが必要。登録の要否は確認できなかった
- 公式サイト:Leica Cyclone 3DR Viewer Download(公式)
ライカジオシステムズは、Cyclone 3DRの無償ビューアを公式サイトで案内しています。フルライセンスを使わずに、データの閲覧や簡単な確認ができる製品です。
点群、3Dメッシュ、ポリライン、CADやBIMのファイルを取り込めます。ダウンロードページに、動作環境などの詳細は記載がありません。
編集部コメント:現場で取得した点群を、関係者に見てもらう場面で使いやすい構成です。製造の寸法検査に使うなら、別の検査ソフトとの比較も必要です。
Geomagic Design X
- 無料の種類:無料トライアル(国内販売店の案内では14日間)
- 商用利用:体験版のため、使用許諾で確認
- 向いている企業:既存部品から、編集できるCADモデルを作りたい企業
- 注意点:トライアルは期間限定。購入後の価格は販売店への問い合わせ
- 公式サイト:Geomagic Design X(Hexagon 公式)
Hexagonの公式ページには、Design Xの無料トライアルをダウンロードするボタンがあります。無料の個別デモを申し込めるフォームもあります。
Design Xは、スキャンデータから、履歴を持つソリッドやサーフェスのモデルを作るソフトです。公式ページには、トライアルの期間は記載がありませんでした。
編集部コメント:リバースエンジニアリングを試したい場合の入口になります。トライアルの期間と条件は、申し込み時に販売店へ確認してください。
InfiPoints
- 無料の種類:1か月の体験版(正式版と同じ機能)
- 商用利用:体験版のため、使用許諾で確認
- 向いている企業:工場や設備の大規模な点群を、設計に使いたい企業
- 注意点:申込みフォームから依頼する。動作環境と価格は製品ページに記載がない
- 公式サイト:InfiPoints(公式)
エリジオンは、InfiPointsの体験版を案内しています。公式ページでは、まず1か月、正式版と同じ機能を無料で試せる内容です。
体験には、サンプルデータも自社の現場のデータも使えます。対応スキャナーは、Trimble、Faro、Leica、NavVis、XGRIDSなどです。
編集部コメント:正式版と同じ機能を試せる点が特徴です。自社の現場の点群で、動作と処理の速さを確かめましょう。
QUICKSURFACE
- 無料の種類:30日間の無料体験(QUICKSURFACE Pro、QUICKSURFACE for SOLIDWORKS)
- 商用利用:体験版のため、使用許諾で確認
- 向いている企業:スキャナーを問わず、メッシュからCADデータを作りたい企業
- 注意点:体験の対象はProとSOLIDWORKS用。Lite版の体験は確認できなかった
- 公式サイト:QUICKSURFACE(公式)
KVSの公式サイトは、QUICKSURFACE Proの30日間の無料体験を案内しています。体験に購入の義務はありません。
ProとSOLIDWORKS用は永久ライセンスで、1年間の保守が付きます。2026年1月から、1年間のサブスクリプションも選べます。具体的な価格は、公式ページに掲載がありません。
編集部コメント:スキャナーのメーカーを問わず試せます。体験の期間に、STEPなどでCADに渡す流れまで確認しましょう。
CloudCompare
- 無料の種類:オープンソース(GPL)
- 商用利用:公式サイトが、ビジネスや教育を含むあらゆる目的での利用を案内
- 向いている企業:点群同士、点群とメッシュの差を、費用をかけずに確かめたい企業
- 注意点:製品としての問い合わせ窓口は確認できなかった。配布や改変はGPLの条件に従う
- 公式サイト:CloudCompare(公式)
CloudCompareは、3次元の点群と三角形メッシュを処理するソフトです。2つの点群、または点群とメッシュを比べる目的で作られました。
対応OSは、Windows、macOS、Linuxです。公式サイトは、無料のプロジェクトで、ビジネスを含むあらゆる目的で使えると説明しています。軽量なビューアccViewerもあります。
編集部コメント:無償で点群の比較を始められる点が特徴です。サポート窓口がないため、社内に操作を調べられる担当者がいると進めやすくなります。
MeshLab
- 無料の種類:オープンソース(GPL 3.0)
- 商用利用:公式トップページでは、商用利用の明記を確認できなかった
- 向いている企業:スキャンで得たメッシュを、修正して3Dプリントなどに使いたい企業
- 注意点:三角形メッシュの処理が中心。点群の検査やCADへの変換は主な用途ではない
- 公式サイト:MeshLab(公式)
MeshLabは、三角形メッシュの処理と編集のためのオープンソースのシステムです。編集、修復、検査、変換などが主な用途です。
Windows、macOS、Linuxの版が公式サイトに用意されています。E57形式への対応と、点群から表面を作る機能も、公式に記載があります。
編集部コメント:メッシュの修復や変換に向く点が特徴です。業務で使う際は、GPL 3.0の条件を確認しましょう。
無料で使える点群処理ソフトのメリットとデメリット・注意点
無料の点群処理ソフトには、費用をかけずに始められる利点があります。一方で、機能の制限、ハードの費用、データの扱いには注意が必要です。製造業の実務に即して整理します。
費用をかけずに点群の扱いを試せる
オープンソースや無償ビューアを使えば、ソフトの購入前に点群の扱いに慣れられます。購入費用がかからないため、小さな検証から始めやすい点が利点です。
社内でスキャンの業務を始める際の、最初の練習にも向きます。点群の規模や必要な機能を把握してから、有償版を検討できる点も魅力です。
有償版の機能を購入前に確かめられる
体験版には、正式版に近い機能を試せるものがあります。InfiPointsは正式版と同じ機能を1か月間試せます。QUICKSURFACE Proの体験は30日間です。
自社の部品や設備の点群を取り込み、処理の速さや操作性を確認できます。購入後に合わなかった、という事態を減らせます。
無償版は機能や期間が限られる
無償ビューアは、閲覧と簡易な確認が中心です。ZEISS INSPECTの無償ライセンスも、一般的な評価の機能に限られます。
体験版は期間が決まっています。期間が過ぎるとデータを開けなくなる可能性があるため、結果の書き出し方法を先に確かめておきましょう。
スキャナーとPCの費用は別にかかる
点群を取得するには、3Dスキャナーやレーザースキャナーが必要です。ソフトが無料でも、これらの機器の費用は変わりません。
大きな点群を扱うには、処理能力の高いPCも要ります。InfiPointsは、PCの初期設定が必要と案内しています。機器とPCの費用は、見積もりの段階で合わせて確認しましょう。
使用許諾とデータの扱いを確認する
オープンソースにも、GPLの条件があります。公式のGitHubは、組み込んだコードを非公開にできないと説明しています。
体験版に顧客の図面や点群を入れる場合は、社内の情報管理のルールに従ってください。契約上の秘密保持の条件も、確認が必要です。
無料の点群処理ソフトから有料版に切り替える目安
無料のソフトは、確認や評価には十分な場面が多くあります。一方で、検査の自動化やCAD化が必要になると、有料版が検討対象になります。次の表で目安を確認しましょう。
状況 | 目安 | 確認先 |
|---|---|---|
検査結果を共有する | 無償ビューアで足りる。検査の作成が必要になれば、有償版を検討 | |
CADモデルを作りたい | オープンソースの公式ページでは、CAD変換の機能を確認できなかった。体験版で出力形式まで確認 | |
大きな点群を設計に使う | 体験版で自社のデータの処理を確認 | |
検査を繰り返し行う | 幾何公差や検査レポートの機能を比較 | |
費用の全体像を知りたい | ライセンスの形態と、スキャナー・PCの費用を分けて確認 |
有料版を比べる際は、点群処理ソフトの比較記事で製品ごとの違いを確認できます。判断の軸は点群処理ソフトの選び方にまとめています。費用の内訳は点群処理ソフトの価格・見積もりをご覧ください。
製品を一覧で探す場合は、点群処理ソフトのカテゴリページが便利です。無料で試した結果を踏まえて、必要な機能を満たす製品を比較しましょう。
無料の点群処理ソフトに関してよくある質問
点群処理ソフトは無料で使えますか?
CloudCompareやMeshLabのようなオープンソースは、無償で使えます。有償製品にも、無償ビューアや無償ライセンスがあります。例えば、PolyWorks|ReviewerやZEISS INSPECTです。
ただし、スキャナー本体は別に購入が必要です。無償の範囲では、検査やCAD化の機能が足りない場合があります。
無料の点群処理ソフトは業務で使ってよいですか?
CloudCompareは、公式サイトがビジネスを含む目的での利用を案内しています。MeshLabはGPL 3.0で配布されていますが、商用利用の明記は確認できませんでした。
無償ビューアや体験版は、使用許諾の全文を読んでください。不明な点は、提供元や販売店に確認してから使いましょう。
体験版はどのくらいの期間、試せますか?
製品ごとに異なります。InfiPointsは1か月です。QUICKSURFACEとZEISS INSPECTのPro版は30日間です。
PointShape Inspectorは14日間と、公式に記載があります。Geomagic Design Xは14日間です。期間内に検証を終えられるよう、試すデータと評価項目を先に決めておきましょう。
無料のソフトから有料のソフトに乗り換えるときの注意点は?
データの形式を確認してください。標準的な形式で保存しておくと、有償ソフトに引き継ぎやすくなります。
有償版の価格は、公式ページに掲載がない製品が多くあります。スキャナーやPCの費用と合わせて、見積もりで確認しましょう。
まとめ
点群処理ソフトの無料は、ソフトの無料であり、スキャナー本体は別費用です。費用をかけずに使えるのは、オープンソースの2製品になります。無償ビューアと、ZEISS INSPECTの無償ライセンスも選択肢です。InfiPointsやQUICKSURFACEの体験版は、購入前の検証に使えます。商用利用の案内があるのは、CloudCompareだけです。他の製品は使用許諾の確認が必要です。検査やCAD化を続けるなら、有償版の検討に進みます。候補は点群処理ソフトのカテゴリページで確認できます。費用は点群処理ソフトの価格・見積もりで確かめましょう。
点群処理ソフトのおすすめ製品
ZEISS INSPECT Optical 3D
カールツァイス株式会社
光学3D測定データの検査ソフト
PointShape Inspector
DREAMTNS Co., Ltd.
手頃な構成の3D検査ソフト
Geomagic Control X
Hexagon AB(Manufacturing Intelligence)
スキャンデータをCADと比べる3D検査ソフト
spGauge
株式会社アルモニコス
測定点群とCADを比べる国産検査ソフト
Creaform Metrology Suite Inspection
Creaform Inc.(クレアフォーム)
寸法検査モジュール
SHINING3D Inspect
SHINING 3D(日本法人: Shining3D Technology Japan株式会社)
モジュール化した3D検査ソフト
点群処理ソフト比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ZEISS INSPECT Optical 3D | カールツァイス株式会社 | 要見積もり | 光学3D測定データの検査ソフト | 詳細を見る | |
| PointShape Inspector | DREAMTNS Co., Ltd. | 要見積もり | 手頃な構成の3D検査ソフト | 詳細を見る | |
| Geomagic Control X | Hexagon AB(Manufacturing Intelligence) | 要見積もり | スキャンデータをCADと比べる3D検査ソフト | 詳細を見る | |
| spGauge | 株式会社アルモニコス | 要見積もり | 測定点群とCADを比べる国産検査ソフト | 詳細を見る | |
| Creaform Metrology Suite Inspection | Creaform Inc.(クレアフォーム) | 要見積もり | 寸法検査モジュール | 詳細を見る | |
| SHINING3D Inspect | SHINING 3D(日本法人: Shining3D Technology Japan株式会社) | 要見積もり | モジュール化した3D検査ソフト | 詳細を見る | |
| PolyWorks|Inspector | InnovMetric Software Inc.(PolyWorks Japan) | 要見積もり | 測定機に依存しない3D寸法解析ソフト | 詳細を見る | |
| ClassNK-PEERLESS | 株式会社アルモニコス | 要見積もり | 工場設備・プラント向け点群モデリング | 詳細を見る | |
| Trimble RealWorks | Trimble Inc.(トリンブル) | 要見積もり | 配管・鉄骨のモデル化まで扱う点群ソフト | 詳細を見る | |
| Galaxy-Eye Modeler | 株式会社富士テクニカルリサーチ | 要見積もり | 大規模点群から配管・鋼材をCAD化 | 詳細を見る | |
| InfiPoints | 株式会社エリジオン | 要見積もり | 数億点を扱う国産の大規模点群処理ソフト | 詳細を見る | |
| Leica Cyclone 3DR | ライカジオシステムズ株式会社(Leica Geosystems) | 要見積もり | AI分類を備えた点群活用ソフト | 詳細を見る | |
| Geomagic Design X | Hexagon AB(Manufacturing Intelligence) | 要見積もり | スキャンデータからCADを作るソフト | 詳細を見る | |
| QUICKSURFACE | KVS Ltd. | 要見積もり | メッシュからCADデータを作るソフト | 詳細を見る | |
| spScan | 株式会社アルモニコス | 要見積もり | 点群から自由曲面を作る国産ソフト | 詳細を見る | |
| ZEISS REVERSE ENGINEERING | カールツァイス株式会社 | 要見積もり | 点群からCADモデルを作るソフト | 詳細を見る | |
| FARO SCENE | FARO Technologies, Inc.(ファロー) | 要見積もり | レーザースキャナーの点群処理ソフト | 詳細を見る | |
| Creaform Metrology Suite Scan-to-CAD | Creaform Inc.(クレアフォーム) | 要見積もり | リバースエンジニアリング用 | 詳細を見る | |
| AVEVA Point Cloud Manager | AVEVA Group Limited(Schneider Electric傘下) | 要見積もり | プラント向け点群管理ソフト | 詳細を見る | |
| PolyWorks|Modeler | InnovMetric Software Inc.(PolyWorks Japan) | 要見積もり | リバースエンジニアリングソフト | 詳細を見る |
よくある質問
Q点群処理ソフトは無料で使えますか?
オープンソースのCloudCompareやMeshLabは、無償で使えます。有償製品にも、無償ビューアや無償ライセンスがあります。ただし、スキャナー本体は別に購入が必要です。無償の範囲では、検査やCAD化の機能が足りない場合があります。
Q無料の点群処理ソフトは業務で使ってよいですか?
CloudCompareは、公式サイトがビジネスを含む目的での利用を案内しています。MeshLabはGPL 3.0で配布されていますが、商用利用の明記は確認できませんでした。無償ビューアや体験版は、使用許諾の全文を読み、不明な点は提供元や販売店に確認してから使ってください。
Q体験版はどのくらいの期間、試せますか?
製品ごとに異なります。InfiPointsは1か月、QUICKSURFACEとZEISS INSPECTのPro版は30日間です。PointShape Inspectorは14日間と、公式に記載があります。Geomagic Design Xは国内販売店の案内で14日間とされています。期間内に検証を終えられるよう、試すデータと評価項目を先に決めておきましょう。
Q無料のソフトから有料のソフトに乗り換えるときの注意点は?
データの形式を確認してください。オープンソースで処理したメッシュや点群は、E57やPLYなどの標準的な形式で保存しておくと、有償ソフトに引き継ぎやすくなります。有償版の価格は公式ページに掲載がない製品が多いため、スキャナーやPCの費用と合わせて見積もりで確認しましょう。
