建築CADのメーカー7社の特徴|シェアの実態とBIMを名乗る製品の違い
建築CAD(建築・BIM)の主要8製品を提供する7社がどんな会社なのかを1社ずつ整理した記事。メーカー別シェアを無償公開している公的機関・業界団体は確認できず、製品単位の売上を開示している会社もありません。公式にBIMを名乗っている製品とそうでない製品の違い、IFCのバージョン明記の有無を見ていきます。

建築CADを調べると、BIMと書かれた製品とそうでない製品が同じ一覧に並びます。ところが公式サイトを見ると、BIMという語を一度も使っていない製品も混ざっています。
この記事では、主要7社がどんな会社なのかを1社ずつ見ていきます。よく検索されるシェアの実態と、公式がBIMを名乗っているかどうかの違いを会社単位で整理します。
記載内容は、各社の公式サイトと公式のプレスリリース、適時開示資料と統合報告書を、編集部が2026年9月24日に確認したものです。BIMやIFCへの対応は、公式ページにその語が書かれているかどうかで区別しています。
- 建築CADのメーカー別シェアを無償で公開している公的機関・業界団体は、編集部が確認した範囲では見つからなかった(2026年9月24日時点)
- 公式にBIMを名乗っているのは主要8製品のうち4製品で、残り4製品はBIMソフトではない
- IFCの対応バージョンまで公式に明記しているのは2製品だけ
この記事でわかること
建築CADの主要メーカー7社【早見表】
建築CADは、大きく3つに分かれます。BIMを前面に出すもの、2次元と3次元の製図を軸にするもの、そして設備設計に特化したものです。まずは全体像を一覧で押さえます。
- 主要8製品のうち5製品は、日本の会社が開発している
- ArchicadとVectorworksは、どちらもドイツのNemetschekグループに属する
- Rebroは意匠設計用ではなく、建築設備に特化したCADになる
提供元 | 本社 | 製品 | 公式カテゴリ | 建築基準法への対応 |
|---|---|---|---|---|
福井コンピュータアーキテクト株式会社 | 福井県坂井市 | ARCHITREND ZERO | 3D建築CADシステム | 公式にうたっている |
福井コンピュータアーキテクト株式会社 | 福井県坂井市 | GLOOBE Architect | BIM建築設計支援システム | 公式にうたっている |
GRAPHISOFT SE | ハンガリー・ブダペスト | Archicad | BIMソフトウェア | 公式記載なし |
Vectorworks, Inc. | 米国 | Vectorworks Architect | BIM | 公式記載なし |
Autodesk, Inc. | 米国 | Autodesk Revit | BIMソフトウェア | 公式記載なし |
株式会社構造システム | 東京都文京区 | DRA-CAD | 建築設計・製図CAD | 公式にうたっている |
株式会社シーピーユー | 石川県金沢市 | A's(エース) | 総合型建築CAD | 公式にうたっている |
株式会社NYKシステムズ | 東京都千代田区 | Rebro(レブロ) | 建築設備CADソフトウェア | 公式記載なし |
意匠設計用ではない製品が1つ混ざっている
Rebroの公式カテゴリは建築設備CADソフトウェアです。空調、衛生、電気といった設備の設計を対象にしており、意匠設計用の建築CADではありません。
比較する際は、この点を分けて考えてください。同じ建築CADというくくりで並べると、用途を取り違えます。
提供元が変わった製品がある
DRA-CADは、2026年3月31日まで株式会社建築ピボットが提供していました。2026年4月1日に株式会社構造システムを存続会社とする吸収合併が行われ、建築ピボットは解散しています。
ただし製品ページのドメインは今もpivot.co.jpのままです。ページのタイトルは株式会社構造システムに更新されています。
提供元を取り違えやすい製品がある
A'sは福井コンピュータの製品ではありません。石川県金沢市の株式会社シーピーユーが開発しており、同社の株主は東証プライム上場のエクシオグループ株式会社です。
Vectorworksの国内提供元も変わりました。エーアンドエー株式会社は2024年5月1日にベクターワークスジャパン株式会社へ商号を変更しています。
建築CADのメーカー別シェアと市場規模
7社が並んだところで、どこが最も使われているのかが気になります。ただし建築CADにも、無償で確認できるメーカー別のシェアがありません。
- 建築CADのメーカー別シェアを無償公開している公的機関・業界団体は確認できなかった
- 製品単位の売上を開示している会社はなく、公開されているのはグループ全体の数値
- 国内各社は会社概要を公開しており、規模の比較はできる
製品単位の売上は公開されていない
福井コンピュータホールディングス株式会社は東証プライムに上場しており、証券コードは9790です。2026年3月期の連結売上高は166億5,300万円で、前期比13.2%増でした。
ただしこれはグループ全体の数値です。ARCHITREND ZEROとGLOOBE Architectそれぞれの売上は開示されていません。
会社の規模なら比較できる
福井コンピュータアーキテクトは2012年7月2日設立、資本金1,000万円、従業員192名です。株式会社シーピーユーは1984年9月17日設立、資本金2億6,300万円、従業員151名になります。
株式会社構造システムは1982年7月1日設立、資本金4,886万円で、社員数はグループ会社を含めて115名です。NYKシステムズは2006年6月設立、資本金3,000万円、従業員66名です。
従業員数の数字は基準日を確認する
福井コンピュータホールディングスの連結従業員数には注意が必要です。会社概要ページは551名を2026年3月31日現在としていますが、統合報告書2025も同じ551名を2025年3月31日現在としています。
同じ統合報告書で子会社の福井コンピュータアーキテクトは185名、会社概要では192名に増えています。子会社が増えているのに合計が2年連続で同じという状態です。
建築CADはBIMを名乗っているかどうかで分かれる
この分野で最初に押さえたいのが、公式がBIMを名乗っているかどうかです。同じ建築CADでも、製品の位置づけがまったく違います。
- 製品そのものをBIMと定義しているのは、GLOOBE Architect・Archicad・Vectorworks・Revitの4製品
- ARCHITREND ZEROは3D建築CADで、BIMは機能名として使われている
- DRA-CADとA'sは、製品サイトでBIMという語を製品の定義には使っていない
製品そのものをBIMと定義している
GLOOBE ArchitectはBIM建築設計支援システムと名乗り、公式にBIMの定義まで注記しています。三次元の形状情報に加えて室の名称や面積、材料の仕様や性能などの属性情報を併せ持つモデルを構築するもの、という説明です。
Archicadは業界をリードするBIMソフトウェア、Autodesk Revitは設計と施工のためのBIMソフトウェアと表記されています。Vectorworks Architectもビルディング・インフォメーション・モデリングと明記しています。
BIM対応という位置づけの製品
ARCHITREND ZEROの公式カテゴリは3D建築CADシステムです。BIMという語は木造住宅BIM対応という機能名や、住宅BIMモデルという表現で使われています。
つまりBIMソフトではなく、BIM対応の3D建築CADという位置づけになります。IFC出力を標準装備しているとも記載されています。
BIMという語を使っていない製品
DRA-CADの公式カテゴリは建築設計・製図CADです。BIMソフトとは名乗っておらず、同社のBIM製品はi-ARMという別製品になります。
A'sに至っては、製品サイトにBIMという語が一度も登場しません。IFCという語も同様で、公式にBIM対応をうたっていない状態です。
Nemetschekグループの建築CAD 2社
ここからは会社ごとに見ていきます。まずはドイツのNemetschekグループに属する2社です。同じグループで、どちらもBIMを名乗っています。
- 2社ともmacOSに対応しており、この8製品では例外的な存在になる
- Archicadはサブスクリプションのみ、Vectorworksは永続ライセンスも選べる
- 両製品の棲み分けについて、Nemetschek公式に説明は見当たらない
GRAPHISOFT SE(Archicad)
Archicadは1982年創立のGraphisoftが開発するBIMソフトウェアです。初代Macintosh用として発売された経緯があり、現在もmacOSに対応しています。
IFCへの対応が明確です。IFC、BCF、IDSといったbuildingSMARTが定めるオープン標準を活用すると記載され、IFC 4.3のロゴも掲出されています。
価格はサブスクリプションのみです。Archicad Studioが1年前払いで月額29,750円と消費税、年額357,000円と税になります。Collaborateは月額35,000円と消費税です。
日本法人はグラフィソフトジャパン株式会社で、GRAPHISOFT SEの100%子会社です。創立1996年6月、資本金2億6,500万円、代表取締役はトロム・ペーテル氏になります。
Vectorworks, Inc.(Vectorworks Architect)
Vectorworks Architectは、ビルディング・インフォメーション・モデリングと公式に明記された製品です。openBIMとIFCに対応しますが、IFCのバージョンは書かれていません。
ライセンスは永続とサブスクリプションの両方があります。Vectorworks Architect 2026のスタンドアロン版の永続ライセンスは523,600円です。
学生と教職員向けのライセンスは無償です。プロフェッショナル版の全機能が使え、教育機関向けのライセンスも無償で提供されています。
日本法人は2024年5月1日にベクターワークスジャパン株式会社へ商号を変更しました。公式のお知らせでは、従来のディストリビューターからメーカーへと立ち位置を変えると説明されています。
国産の建築CADメーカー4社
次は日本の4社です。いずれも建築基準法や確認申請への対応を公式にうたっている点が共通します。
- 4社とも建築基準法や確認申請への対応を公式に明記している
- 福井コンピュータアーキテクトは、戸建住宅向けと非住宅BIM向けの2製品を持つ
- DRA-CADとA'sは買い切りで価格が公開されている
福井コンピュータアーキテクト株式会社(ARCHITREND ZERO/GLOOBE Architect)
同社は2つの建築CADを持ち、棲み分けが公式に示されています。製品ナビゲーションが戸建住宅とBIM・一般建築物に二分され、ARCHITREND ZEROが前者、GLOOBE Architectが後者です。
ARCHITREND ZEROは木造住宅と戸建住宅が対象で、最新はVer.12です。2025年10月15日にリリースされ、価格はZERO基本が税抜90万円の買い切りになります。
GLOOBE Architectは一般建築物と特殊建築物が対象で、全建物用途と全構造に対応すると明記されています。最新はGLOOBE 2026で、2026年7月8日に発売されました。
GLOOBEは買い切りとサブスクリプションの両方を選べます。基本が購入78万円、使用期限付きが年18万円で、いずれも税抜です。
株式会社構造システム(DRA-CAD)
DRA-CADは建築設計・製図CADです。2次元と3次元の両方を扱えますが、BIMソフトとは名乗っていません。
法規まわりの機能が充実しています。日影計算、天空率計算、平均地盤面と平均天井高さの算定、木造壁量計算とN値計算、柱と壁の直下率計算を備えます。
2025年4月の法改正への対応も公式に掲げています。壁量判定や四分割法判定、柱頭柱脚金物判定も4号特例縮小に対応すると記載されています。
価格は買い切りです。dracad 2026が税込264,000円、三次元機能を除いたdracad LE 2026が税込132,000円になります。購入後は一切費用が不要とFAQに明記されています。
株式会社シーピーユー(A's)
A'sは総合型建築CADを掲げる製品です。対象は木造住宅で、実施設計パックは木造軸組工法の専用と明記されています。
確認申請への対応が具体的です。申請用の図面だけでなく、確認申請書や計画通知書の雛形に入力するだけで書類が完成すると記載されています。
斜線制限の3D確認、筋違と金物、壁量計算、直下率チェック、法規チェック、シックハウス、日影図も搭載します。最新はA's 2026で、2025年10月29日のリリースです。
基本システムの価格は税込550,000円です。ただし買い切りかサブスクリプションかの明示はなく、リースやクレジットも利用できるという記載にとどまります。
株式会社NYKシステムズ(Rebro)
Rebroは建築設備CADソフトウェアです。空調、衛生、電気の設備設計を対象とし、意匠設計用の建築CADとは性格が異なります。
IFCへの対応が具体的です。IFC4.0と設備IFCデータ利用標準Ver.2.1への対応を明記し、buildingSMART JapanのIFC検定に合格していると記載しています。
合格したのは2021年度の設備基本IFC検定で、出力検定と入力検定の両方にRebro2021が合格しています。エディションは統合版、電気版、海外使用許諾版、英語版の4つです。
本体の価格は公開されていません。保守サービスが年66,000円、月額レンタルプランが月16,500円で、いずれも税込です。
建築CADのIFC対応はバージョンまで確認する
BIMを扱うなら避けて通れないのがIFCです。ただし対応を公式にうたっていても、バージョンまで書いている製品は限られます。
- IFCのバージョンまで公式に明記しているのは、ArchicadのIFC 4.3とRebroのIFC4.0だけ
- ARCHITREND ZERO、GLOOBE Architect、Vectorworks ArchitectはIFC対応を書いているがバージョンの記載がない
- DRA-CADとA'sは、公式サイトにIFCという語が登場しない
バージョンを明記している製品
ArchicadはIFC 4.3のロゴを掲出しています。IFCに加えてBCFとIDSというbuildingSMARTのオープン標準にも触れています。
RebroはIFC4.0と、設備IFCデータ利用標準Ver.2.1への対応を明記しています。さらにIFC検定の合格という第三者の裏づけまで示しています。
対応は書いているがバージョンがない製品
GLOOBE Architectは、IFCとBCF、RevitのRVT・RFA、日本の構造規格のSTBに対応すると記載しています。ただしIFCのバージョンは書かれていません。
ARCHITREND ZEROはIFC出力を標準装備、Vectorworks ArchitectはopenBIMとIFCに対応という表現です。どちらもバージョンの記載はありませんでした。
IFCの記載自体がない製品
DRA-CADの機能一覧には、IFCという語が一切登場しません。記載されているのはBIMデータの読み込みという表現だけです。
A'sも同様で、製品サイトにIFCの語がありません。Autodesk Revitについても、日本語の製品概要ページでIFC対応の明記を確認できませんでした。
建築CADのメーカーが想定している企業規模
同じ建築CADでも、想定している使い手は会社ごとに違います。扱う建物と、法規対応をどこまで求めるかで候補が変わります。
- 木造住宅が中心ならARCHITREND ZEROとA'sが法規機能を備えている
- 非住宅のBIMならGLOOBE Architect、Archicad、Vectorworks、Revitが候補になる
- 設備設計まで含めるならRebroが専門になる
木造住宅を扱う会社
ARCHITREND ZEROとA'sは、どちらも木造住宅を対象にしています。壁量計算やN値計算、確認申請書類の作成まで備える点が共通します。
DRA-CADも2025年4月の法改正対応を掲げており、4号特例縮小への対応を明記しています。法規の計算を重視するならこの3つが候補です。
非住宅のBIMを扱う会社
GLOOBE Architectは、日本の建築基準法に基づく情報を標準装備すると明記しています。申請面積の自動計算や有効採光、換気、排煙の計算、防火・防煙区画のチェックを備えます。
ArchicadとVectorworks、Revitは国際的なBIMソフトです。ただし日本の建築基準法への対応をうたう記述は、編集部が確認した範囲では見つかりませんでした。
macOSで使いたい会社
macOSに対応しているのはArchicadとVectorworksの2つだけです。どちらもmacOS 26 Tahoe、15 Sequoia、14 Sonomaに対応し、Apple Siliconも対象です。
残る6製品はいずれもWindows専用です。ARCHITREND ZEROとGLOOBEはARMプロセッサのWindowsも非対応と明記しています。
建築CADを調べるときの注意点
最後に、調べる過程で引っかかりやすい点を整理します。この分野は社名変更と合併が続いており、公式サイトの記述も追いついていない箇所があります。
- 旧社名のドメインが残っており、転送先で情報が失われている場合がある
- 合併が完了しているのに、告知が将来形のまま掲出されている
- 体験版が最新バージョンに追いついていない製品がある
旧ドメインから辿ると情報が失われる
エーアンドエーの旧ドメインであるaanda.co.jpは、最終的にVectorworksの日本語トップページへ集約されます。会社概要などの個別ページは、すべて情報が失われた状態です。
グラフィソフトの旧ドメインも残っています。wwwなしのgraphisoft.co.jpは転送用のスタブページで、最終更新は2022年1月28日のままです。
さらに注意したいのがNemetschekの日本語URLです。nemetschek.com/jp/は無限にリダイレクトを繰り返し、開くことができません。
合併の告知が将来形のまま残っている
構造システムと建築ピボットの合併は2026年4月1日に完了しています。ところが両社のサイトの共通ヘッダには、今も将来形の告知が掲出されたままです。
福井コンピュータグループにも変化が控えています。福井コンピュータシステム株式会社が2026年10月1日にホールディングスへ吸収合併されるため、グループ会社の数が変わります。
体験版と製品版のバージョンがずれる
GLOOBE Architectの最新版は2026年7月8日発売のGLOOBE 2026です。ところが配布されている体験版はGLOOBE 2025 Architectのままになっています。
公式には2026年10月頃に2026版の体験版を提供開始すると注記されています。試す段階では、どのバージョンを触っているかを確認してください。
まとめ|建築CADメーカーの全体像
建築CADのメーカー別シェアは、無償で確認できる公的な数値がありません。製品単位の売上を開示している会社もなく、公開されているのはグループ全体の数値です。
公式にBIMを名乗っているのは4製品です。GLOOBE Architect、Archicad、Vectorworks Architect、Autodesk Revitになります。残る4製品はBIMソフトとは名乗っていません。
IFCのバージョンまで明記しているのは、ArchicadのIFC 4.3とRebroのIFC4.0だけでした。DRA-CADとA'sは、そもそもIFCという語が公式サイトに登場しません。
日本の建築基準法への対応をうたっているのは国産4製品です。海外3製品については、対応を示す公式の記述が見つかりませんでした。
建築CAD(建築・BIM)のおすすめ製品
GLOOBE Architect
福井コンピュータアーキテクト株式会社
申請面積の自動計算まで備えた建築基準法対応の国産BIM
Archicad
グラフィソフトジャパン株式会社
意匠BIMのパイオニア的建築CAD
ARCHITREND ZERO
福井コンピュータアーキテクト株式会社
木造住宅設計に強い国産建築CAD
Vectorworks Architect
ベクターワークスジャパン株式会社(旧エーアンドエー)
2D・3D・BIMを柔軟に扱える汎用建築CAD
DRA-CAD
株式会社構造システム
日影・天空率まで標準搭載した買い切り型の国産建築CAD
Rebro(レブロ)
株式会社NYKシステムズ
空調・衛生・電気を1モデルで扱う設備専用の3次元CAD/BIM
建築CAD(建築・BIM)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| GLOOBE Architect | 福井コンピュータアーキテクト株式会社 | ハイブリッド | 申請面積の自動計算まで備えた建築基準法対応の国産BIM | 詳細を見る | |
| Archicad | グラフィソフトジャパン株式会社 | サブスクリプション | 意匠BIMのパイオニア的建築CAD | 詳細を見る | |
| ARCHITREND ZERO | 福井コンピュータアーキテクト株式会社 | 要見積もり | 木造住宅設計に強い国産建築CAD | 詳細を見る | |
| Vectorworks Architect | ベクターワークスジャパン株式会社(旧エーアンドエー) | ハイブリッド | 2D・3D・BIMを柔軟に扱える汎用建築CAD | 詳細を見る | |
| DRA-CAD | 株式会社構造システム | オンプレミス | 日影・天空率まで標準搭載した買い切り型の国産建築CAD | 詳細を見る | |
| Rebro(レブロ) | 株式会社NYKシステムズ | 要見積もり | 空調・衛生・電気を1モデルで扱う設備専用の3次元CAD/BIM | 詳細を見る | |
| Autodesk Revit | オートデスク株式会社(Autodesk) | サブスクリプション | 意匠・構造・設備を統合するBIM標準 | 詳細を見る | |
| A's(エース) | 株式会社シーピーユー | オンプレミス | プラン入力から積算まで1データで連動する総合型建築CAD | 詳細を見る |
よくある質問
Q建築CADの主要メーカーはどこですか?
国産は福井コンピュータアーキテクト株式会社(ARCHITREND ZEROとGLOOBE Architectの2製品)、株式会社構造システム(DRA-CAD)、株式会社シーピーユー(A's)、株式会社NYKシステムズ(Rebro)の4社です。海外はGRAPHISOFT SE(Archicad)、Vectorworks, Inc.(Vectorworks Architect)、Autodesk, Inc.(Autodesk Revit)の3社になります。ArchicadとVectorworksはどちらもドイツのNemetschekグループに属します。
Qどの製品が公式にBIMを名乗っていますか?
4製品です。GLOOBE ArchitectはBIM建築設計支援システム、Archicadは業界をリードするBIMソフトウェア、Autodesk Revitは設計と施工のためのBIMソフトウェア、Vectorworks Architectはビルディング・インフォメーション・モデリングと明記しています。一方ARCHITREND ZEROは3D建築CADシステムで、BIMは機能名として使われています。DRA-CADは建築設計・製図CADでBIM製品は別のi-ARMです。A'sに至っては製品サイトにBIMという語が一度も登場しません。
QIFCのバージョンまで公式に書いている製品はどれですか?
2製品だけです。ArchicadはIFC 4.3のロゴを掲出し、IFCに加えてBCFとIDSというbuildingSMARTのオープン標準にも触れています。RebroはIFC4.0と設備IFCデータ利用標準Ver.2.1への対応を明記し、buildingSMART JapanのIFC検定への合格も記載しています。GLOOBE Architect、ARCHITREND ZERO、Vectorworks ArchitectはIFC対応を書いていますがバージョンの記載がありません。DRA-CADとA'sは公式サイトにIFCという語自体がありません。
Q日本の建築基準法に対応しているのはどの製品ですか?
編集部が公式ページで確認できたのは国産4製品です。GLOOBE Architectは申請面積の自動計算や有効採光・換気・排煙計算、防火・防煙区画のチェックを標準装備と記載しています。ARCHITREND ZEROは確認申請や性能表示、長期優良住宅、省エネの法改正への対応、DRA-CADは日影計算や天空率計算、木造壁量計算とN値計算、A'sは確認申請書や計画通知書の作成支援を挙げています。Archicad、Vectorworks、Revitについては該当する記述が見つかりませんでした。
QVectorworksの国内提供元はエーアンドエーですか?
現在は違います。エーアンドエー株式会社は2024年5月1日付でベクターワークスジャパン株式会社(英文 Vectorworks Japan Co., Ltd.)へ商号を変更しました。公式のお知らせでは「従来のディストリビューターからメーカーへと立ち位置を変える」と説明されており、ディストリビューターと書くと現状と逆になります。なおA'sも福井コンピュータの製品ではなく、株式会社シーピーユー(株主は東証プライム上場のエクシオグループ株式会社)の製品です。
