【2026年】AGV・AMRを無料で試す方法|レンタル・実証・補助金・無料シミュレーションを解説
AGV・AMRを導入前に無料または低い負担で試す手段を整理。実機デモ・見学、ROS 2やGazeboなどのフリーソフト、省力化投資補助金の内訳を、公式で確認できた範囲で解説します。本体は有料です。

AGV・AMRの本体は有料で、無料のレンタルや貸出が公式に案内されている製品は確認できませんでした。ただし、実機デモや見学、フリーソフトによるシミュレーション、補助金など、導入前に費用を抑えて試す手段はあります。この記事では、公式で確認できた手段をITトレンド for 製造業編集部が整理しました。本体の費用は別にかかる点が前提です。
実機を見て試すなら:ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGVのデモセンター、MiR AMRのオンサイトデモ、オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズのオートメーションセンタ
ソフトだけ先に試すなら:フリーソフトのROS 2、Nav2、Gazebo、Open-RMF
導入費を抑えるなら:中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型・一般型)を確認
継続して検討するなら:AGV・AMRの費用の記事とAGV・AMRのカテゴリページで比較
AGV・AMRで無料になるのは、デモの相談や、フリーソフトの利用が中心です。デモの費用は公式に記載がない場合が多いため、申し込み前に確認しましょう。
この記事でわかること
AGV・AMRで無料になるものの種類
AGV・AMRの本体を、無料で借りて使い続けることはできません。無料または低い負担で試せるのは、実機デモ、見学、フリーソフト、補助金の4つです。レンタルは、公式で制度を確認できた製品がありませんでした。
種類 | 内容 | 費用の扱い | 例 |
|---|---|---|---|
実機デモ・見学 | メーカーのデモセンターで実機を見る。現場に実機を持ち込む形式もある | 公式に無料の記載があるものは確認できず。事前に確認が必要 | ロジスネクストジャパンのデモセンター、MiRのオンサイトデモ |
フリーソフト(オープンソース) | ナビゲーションや運行管理、シミュレーションを自社で構築する | ソフトは無料。ロボット本体とセンサーは別 | ROS 2、Nav2、Gazebo、Open-RMF |
補助金 | 導入費の一部を公的機関が補助する | 自己負担あり。申請と審査が必要 | 中小企業省力化投資補助金 |
レンタル・リース | 期間を区切って借りる、または分割で導入する | 有料 | カタログ注文型ではファイナンス・リースの利用が可能 |
レンタルは公式の制度を確認できなかった
今回調べた製品の公式ページでは、AGV・AMRを短期間で借りられる制度は確認できませんでした。実証用に借りたい場合は、メーカーや販売店へ個別に相談する形になります。
なお、省力化投資補助金のカタログ注文型は、ファイナンス・リース取引での導入も対象です。借りて試すのではなく、分割で導入する手段として押さえておきましょう。
デモと実証は別のものとして考える
デモは、メーカーが用意した実機やルートで動作を見せるものです。実証は、自社の現場で自社の搬送物を使い、効果を測るものを指します。
デモで分かるのは、動きや操作性までです。投資対効果の判断には、自社の通路幅や段差で走行できるかを確かめる実証が必要になります。
無料でできることとできないこと
本体を買わずに確認できる範囲は、動作の理解と机上の検討までです。現場での稼働や、荷物を載せた搬送の確認には、実機が必要になります。次の表で、できることとできないことを整理しました。
観点 | 無料または低い負担でできること | できないこと |
|---|---|---|
動作の確認 | デモセンターやオンサイトデモで、走行や停止の様子を見る | 自社の通路や荷物での連続稼働を確認する |
経路や台数の検討 | フリーソフトのGazeboなどで、仮想の環境を動かす | 実際の床面や電波環境での挙動を再現する |
費用の把握 | メーカーや販売店に見積もりを依頼する | 公式に価格が非公開の製品の金額を事前に知る |
導入費の軽減 | 補助金の対象や条件を、公的機関のページで確認する | 採択や交付の見込みを確定させる |
シミュレーションで確認できる範囲
Gazeboは、ロボットの動きを仮想の空間で再現するフリーソフトです。Nav2と組み合わせると、経路計画や障害物の回避を、実機なしで試せます。
一方で、市販のAGV・AMRの制御ソフトは、メーカーごとに異なります。フリーソフトで動かした結果は、製品の挙動をそのまま示すわけではありません。
実機でしか分からないこと
床の材質や傾き、通路の幅、人や台車との交差は、実機で走らせないと判断できません。自社の現場で走らせて、初めて分かる点が多くあります。
デモの場で、自社の現場写真や図面を共有しておくと、確認の精度が上がります。可能なら、自社の現場での実証に進めるか相談しましょう。
費用は見積もりで確認する
今回調べた製品の価格は、いずれも要見積もりです。省力化投資補助金のカタログに、導入費の目安が載っています。数百万円から1,000万円程度とされています(2026年10月8日版)。
この目安は製品の規模で大きく変わります。実際の金額は、台数や周辺機器を含めた見積もりで確認してください。
無料の手段を選ぶときのポイント
無料の手段は、目的によって選ぶべきものが変わります。実機の感触を知りたいのか、費用の見通しを立てたいのかを、先に決めておきましょう。選ぶときの観点を5つに分けて解説します。
目的を「動作確認」「台数検討」「費用」に分ける
動作確認には、デモセンターや見学が向いています。台数や経路の検討には、フリーソフトのシミュレーションが使えます。
費用の検討には、見積もりと補助金の確認が必要です。目的が混ざると、どの手段も中途半端になるため、1つずつ区切って進めましょう。
デモの場所と形式を確認する
デモには、メーカーの施設へ行く形式と、現場に実機を持ち込む形式があります。MiRのオンサイトデモは、パートナーが実機を持って訪問する形式で、所要時間は約1時間です。
見学は、事前の予約が必要な施設が多くあります。法人向けに限られる場合もあるため、申し込み前に対象を確認しましょう。
フリーソフトのライセンスを確認する
ROS 2の主要なパッケージやGazeboはApache-2.0で、業務でも使えます。ただしNav2は、パッケージごとにLGPLやApache、BSDが混在しています。
製品に組み込む場合は、使うパッケージのpackage.xmlでライセンスを確認しましょう。LGPLは、再配布の条件がApacheと異なる点にも注意が必要です。
補助金の対象と時期を確認する
補助金には、申請の時期と、対象製品の条件があります。カタログ注文型は、登録された製品が対象で、販売事業者と共同で申請する形です。
一般型は公募回制で、締切が決まっています。導入を決める前に、公式ページで最新の日程を確認しましょう。
日本語の資料とサポートを確認する
フリーソフトの公式ドキュメントは、英語が中心です。現場の担当者だけで構築する場合は、設定や不具合の対応に時間がかかります。
メーカー製品は、販売店や技術窓口に相談できます。自社で保守できる体制があるかを、先に確認しておくと安心です。
【比較表】AGV・AMRを無料で試せる手段
公式で確認できた手段を、1つの表にまとめました。費用は、公式に記載がないものを「記載なし」としています。条件は2026年10月時点の情報です。
手段 | 種類 | 費用 | 条件・制限 |
|---|---|---|---|
デモセンターでの実機確認(京都・埼玉) | 記載なし | 実機デモと現地検証は問い合わせフォームで相談 | |
オンサイトデモ(約1時間) | 記載なし | パートナーが実機を持って訪問。インフラ変更は不要 | |
オートメーションセンタのデモ機・テスト機 | 記載なし | 法人向け。営業担当窓口への問い合わせが必要 | |
インテグレータが保有するデモ機 | 記載なし | インテグレータ経由の提案が前提(2024年7月の選定ガイド) | |
ROS 2・Nav2 | フリーソフト(ナビゲーション) | 0円 | パッケージごとにライセンスが異なる。ロボットは別途必要 |
Gazebo | フリーソフト(シミュレーター) | 0円 | Apache-2.0。実機の挙動とは差がある |
Open-RMF | フリーソフト(複数台の運行管理) | 0円 | Apache-2.0。ROS 2が前提 |
中小企業省力化投資補助金 | 補助金 | 補助率1/2以下(カタログ注文型) | 従業員数ごとに上限あり。カタログ登録製品が対象 |
注記:ロジスネクスト・MiR・オムロン・Doogの費用は、公式ページに記載がありませんでした。申し込み時に確認してください。
【実機デモ・見学】公式で確認できたAGV・AMR4製品
製品ページがあるメーカーのうち、公式で実機に触れられる手段を確認できた4製品を紹介します。いずれも費用は公式に記載がなく、見積もりや問い合わせが前提です。
ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV
- 確認できた手段:デモセンターでの実機確認
- 費用の記載:デモの費用は記載なし。問い合わせフォームで相談
- 向いている企業:無人フォークリフトや牽引AGVを検討する企業
- 注意点:無料かどうかは、申し込み時に確認が必要
ロジスネクストジャパンは、京都府と埼玉県にデモセンターを置いています。所在地は、京都府長岡京市と春日部市です。施設名は、オートメーションデモセンターと、同東京です。
2026年5月13日の発表では、自動フォークリフトの搬送動作や操作性を確認できるとされています。実機デモと現地検証は、問い合わせフォームで相談を受け付けています。デモの費用や条件は、発表文に記載がありません。
編集部コメント:パレット搬送を自動化したい場合は、実機で操作性を見られる点が判断材料になります。見学の費用と所要時間は、問い合わせ時に確認しましょう。
MiR AMR
- 確認できた手段:オンサイトAMRデモ(約1時間)
- 費用の記載:デモの費用は記載なし
- 向いている企業:既存の現場にそのまま持ち込んで試したい企業
- 注意点:パートナーとの日程調整が必要
MiRの公式サイトでは、オンサイトAMRデモを予約できます。パートナーが実機を持って御社の施設を訪問し、マッピングと簡単な任務の設定まで行います。
所要時間は約1時間です。AMRはインフラの変更が不要なため、事前の準備は不要とされています。デモの費用は、予約ページに記載がありません。
編集部コメント:自社の通路や床で走らせられるため、デモとして現場に近い確認ができます。台車のけん引や棚搬送など、試したい搬送物を事前に伝えておきましょう。
オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ
- 確認できた手段:オートメーションセンタのデモ機・テスト機
- 費用の記載:費用の記載なし
- 向いている企業:複数台の運行管理や安全設計まで相談したい企業
- 注意点:法人向け。営業担当窓口への問い合わせが必要
オムロンは、2017年2月の発表で、世界8か所の拠点にデモ機を設置すると案内しました。テスト機も常設し、評価検証から安全設計、立ち上げまで支援するとしています。
2020年8月には、ATC-TOKYOのバーチャル見学を開始しました。施設は法人向けで、利用には営業担当窓口への問い合わせが必要です。現在の設置状況は、問い合わせて確認しましょう。
編集部コメント:評価検証から安全設計まで相談できる点が特徴です。発表は2017年と2020年のものなので、現在のデモ機の有無は、問い合わせ時に確認してください。
Doog サウザー
- 確認できた手段:インテグレータが保有するデモ機
- 費用の記載:記載なし
- 向いている企業:人に追従する搬送から試したい企業
- 注意点:提案はインテグレータ経由が前提
Doogの協働運搬ロボット選定ガイド(2024年7月30日版)には、導入の流れが載っています。カスタマイズが必要な場合は、デモ機を持つインテグレータが現場の要件を聞き、提案する形です。
Eシリーズは、オンライン技術サポートが付く構成です。ベーシックとライトは、機器販売のみとなります。現場で動く様子は、YouTube動画でも確認できます。
編集部コメント:予算が限られる場合は、動画での確認とインテグレータへの相談を併用しましょう。実機を見られる場所は、問い合わせて確認する形です。
【フリーソフト】ナビゲーションとシミュレーションの3種
製品ページがないフリーソフトも紹介します。いずれもロボット本体は含まれません。ライセンスは、公式リポジトリで確認しました。
ROS 2とNav2
- 無料の種類:フリーソフト(オープンソース)
- 商用利用:Nav2は、パッケージごとにLGPL、Apache-2.0、BSDが混在
- 向いている企業:自社で走行制御を開発できる技術者がいる企業
- 注意点:市販のAGV・AMRと同じ品質は、自社で作り込む必要がある
ROS 2は、ロボット開発のためのフリーソフトの基盤です。ROS 2のrclcppは、Apache License 2.0で公開されています。Nav2は、ROS 2向けのナビゲーションのフレームワークです。
Nav2のリポジトリには、LGPL、Apache、BSDのパッケージが含まれます。ライセンスはパッケージごとに異なります。使う範囲ごとに確認しましょう。
編集部コメント:業務の搬送に使うなら、安全機能は自社の責任で設計する必要があります。まずはシミュレーションで経路計画を学ぶ用途が現実的です。
Gazebo
- 無料の種類:フリーソフト(ロボットシミュレーター)
- 商用利用:Apache-2.0のため可(ライセンス条件に従う)
- 向いている企業:レイアウトの検討を机上で行いたい企業
- 注意点:メーカー製品の制御ソフトは再現されない
Gazeboは、オープンソースのロボットシミュレーターです。gz-simのリポジトリは、Apache License 2.0で公開されているのが特徴です。
仮想の倉庫やラインにロボットを走らせ、通路での干渉を確認できます。実機を用意する前の机上検討に向いています。
編集部コメント:台数や通路幅の検討を、実機なしで試せる点が利点です。結果は目安にとどまるため、最終判断はメーカーのデモや実証で行いましょう。
Open-RMF
- 無料の種類:フリーソフト(複数メーカーのロボットの運行管理)
- 商用利用:Apache-2.0のため可(ライセンス条件に従う)
- 向いている企業:複数台のロボットの交通整理を検討する企業
- 注意点:ROS 2の知識が前提
Open-RMFは、複数のロボットを管理するためのプラットフォームです。公式リポジトリでは、複数フリートのロボット管理用と説明されています。
ライセンスはApache-2.0となっています。ROS 2とともに、Ubuntu向けのDebianパッケージなどで配布されているのが特徴です。
編集部コメント:運行管理の考え方を学ぶには向いています。業務で使う場合は、対応するロボットとの接続を自社で作る必要があります。
AGV・AMRの導入に使える補助金
導入費の負担を下げる手段として、補助金があります。ここでは、公的機関の公式ページで確認できた内容を、取得日つきで整理します。金額や締切は変わるため、申請前に最新の公式ページを確認してください。
省力化投資補助金のカタログ注文型
カタログ注文型は、カタログに登録された製品を導入する補助金です。2026年10月8日付のカタログに、無人搬送車(AGV・AMR)が43件登録されています。基準日は、10月2日時点という点が前提です。
従業員数 | 補助上限額(賃上げ要件を達成した場合) | 補助率 |
|---|---|---|
5名以下 | 200万円(300万円) | 1/2以下 |
6〜20名 | 500万円(750万円) | 1/2以下 |
21名以上 | 1,000万円(1,500万円) | 1/2以下 |
上の表は、2026年3月19日以降の内容です。公式ページを2026年10月26日に確認しました。随時公募で、販売事業者が申請をサポートする仕組みです。
省力化投資補助金の一般型
一般型は、個別の現場に合わせた設備導入やシステム構築が対象です。補助上限額は従業員数ごとに異なり、5人以下は750万円、101人以上は8,000万円です。大幅賃上げ特例の適用時は、上限が引き上げられます。
補助率は中小企業が1/2、小規模企業者・小規模事業者が2/3です。第8回は10月16日に締め切られ、第9回は11月上旬の公募開始が予定されています。申請にはGビズIDプライムが必要です。
ものづくり補助金の現状
ものづくり補助金の公式ページを、2026年10月26日に確認しました。公募は終了と案内されています。新規の受付は、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」とされています。
新しい制度の対象や条件は、この記事では確認できていません。使える可能性を調べる場合は、公式ページで最新の公募要領を確認しましょう。
AGV・AMRを無料で試すメリットとデメリット・注意点
無料の手段は、導入前の判断材料を増やせる一方で、条件を見落とすと負担が増えます。ここでは、特に確認したい注意点を5つ挙げます。
メリット:導入前に失敗の可能性を減らせる
デモや見学で、走行の様子や大きさを事前に確認できます。導入後に通路へ入らない、荷物が載らないといった失敗を減らせる点が利点です。
フリーソフトで経路を試せば、台数の目安も立てられます。社内で説明する資料づくりにも役立つでしょう。
デメリット:本体の費用は別にかかる
無料になるのは、デモの相談やソフトの利用などに限られます。ロボット本体、センサー、運行管理ソフト、設置工事の費用は別です。
今回調べた製品の価格は、いずれも要見積もりでした。無料の範囲だけで、導入の総額は判断できません。
注意点:デモの費用と条件は事前に確認する
今回確認した公式ページには、デモの費用の記載がありませんでした。無料と思って申し込み、費用が発生する事態を避けましょう。申し込み時の確認が欠かせません。
オムロンの施設は、法人のお客様が対象です。見学の対象や人数の条件も、あわせて確認しましょう。
注意点:非商用・学習用の無償版を業務で使うリスク
フリーソフトの中には、学習用や非商用に限る条件のものがあります。業務の搬送に使うと、ライセンス違反になるおそれがあるため注意しましょう。
今回のROS 2、Gazebo、Open-RMFは、Apache-2.0などで公開されています。それでも、パッケージごとの確認が欠かせません。体験版や評価版は、評価用という位置づけです。
注意点:補助金は条件を公式で確認する
補助金は、対象となる経費や時期、申請の要件が制度ごとに決まっています。公式の公募要領で、自社が当てはまるかを確認しましょう。
採択や交付が決まる前に、補助を前提に購入を決めるのは避けたいところです。販売事業者や支援機関にも相談してください。
編集部コメント:デモで動きを確認し、実証で自社の現場に合うかを確かめる流れが基本です。無料の手段は入口と考え、費用は見積もりで確かめましょう。
無料の手段から本格導入へ進む目安
無料の手段で足りる段階と、実証や導入に進む段階があります。次の表で、状況ごとの目安を確認してください。
段階 | 無料の手段で足りるケース | 実証・導入に進むケース |
|---|---|---|
情報収集 | 搬送のどこを自動化するか、社内で検討中 | 対象の搬送ルートと荷物が決まった |
動作の確認 | デモや動画で、おおよその動きを知りたい | 自社の通路や床で走行を確認したい |
費用の検討 | 補助金や費用の目安を調べたい | 台数と仕様を決めて見積もりを取りたい |
技術の検討 | フリーソフトで経路を学びたい | 安全機能や上位システムとの連携を決めたい |
実証や見積もりに進むサイン
- 対象の搬送ルートと、荷物の寸法・重量が決まった
- 通路の幅、段差、人との交差が確認できた
- 導入の予算と時期の目安が立った
- 補助金の申請を検討する時期になった
本体の価格帯の目安
省力化投資補助金のカタログ(2026年10月8日版)に、目安が載っています。数百万円から1,000万円程度とされ、製品の規模で大きく変わる点が特徴です。
各製品の価格は非公開のものが多く、台数や周辺機器でも変わるものです。詳しくはAGV・AMRの費用の記事が参考になります。
次に読む記事
基礎知識は無人搬送車とはの記事がお勧めです。製品の違いはAGV・AMRの比較、選び方は無人搬送車の選び方で確認できます。メーカーの概要はAGV・AMRのメーカーの記事が参考になります。製品の一覧はAGV・AMRのカテゴリページをご覧ください。
AGV・AMRを無料で試す方法に関するよくある質問
無料で試す方法については、レンタルの有無や、デモの費用に関する質問が多く寄せられます。ここでは、公式で確認できた範囲で4つに回答します。
AGV・AMRを無料で借りてお試しできますか?
今回調べた公式ページでは、無料のレンタルや貸出を案内する製品は確認できませんでした。ロジスネクストジャパンのデモセンターやMiRのオンサイトデモなど、実機を見る手段はあります。レンタルの可否と費用は、メーカーや販売店への個別の相談が必要です。
実機デモは無料ですか?
今回確認した4社の公式ページには、デモの費用が載っていませんでした。無料かどうかは、申し込み時にメーカーや販売店へ確認してください。MiRのオンサイトデモは、約1時間で、インフラの変更が不要と案内されています。
AGV・AMRの導入に使える補助金はありますか?
中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型と一般型があります。カタログには、無人搬送車(AGV・AMR)が43件登録されています(2026年10月2日時点)。上限額や締切は変わるため、申請前に公式ページで最新の内容を確認してください。
無料のフリーソフトで、工場のAGVを動かせますか?
ROS 2やNav2を使えば、自社でAGV・AMRの走行制御を開発できます。ただし、安全機能や保守は自社の責任になります。市販の製品と同等の品質にするには、相応の開発が必要です。まずはGazeboでのシミュレーションから試すのが現実的です。
まとめ
AGV・AMRの本体は有料で、無料のレンタルは公式で確認できませんでした。無料または低い負担で試せるのは、実機デモ、見学、フリーソフト、補助金の確認です。デモの費用は公式に記載がないため、申し込み時に確認しましょう。ROS 2やGazeboを使えば、経路や配置を机上で検討できます。補助金は、省力化投資補助金のカタログ注文型と一般型が候補です。最新の条件は公式ページで確認しましょう。製品の比較や費用は、関連記事とカテゴリページで調べられます。まずは気になる製品のデモについて、問い合わせてみましょう。
無人搬送車(AGV・AMR)のおすすめ製品
LexxPluss 搬送ロボット
株式会社LexxPluss
磁気誘導とSLAM自律を1台で切り替える国産ハイブリッドAMR
オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ
オムロン株式会社
レーザーSLAMで誘導体レス自律走行、最大100台を統合制御するAMR
MiR(Mobile Industrial Robots)AMR
Mobile Industrial Robots(MiR)
直感的な設定と豊富なモジュールで内部搬送を段階導入できる自律搬送ロボット
愛知機械テクノシステム Carry Bee
愛知機械テクノシステム株式会社
磁気テープを貼るだけで導入できる低コストAGV
Doog サウザー(Thouzer)
株式会社Doog
誘導体レスの追従・簡易自律で低コストに省人化する搬送ロボット
ZMP CarriRo(キャリロ)
株式会社ZMP
追従搬送から自律走行まで段階導入できる物流支援ロボット
無人搬送車(AGV・AMR)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| LexxPluss 搬送ロボット | 株式会社LexxPluss | 要見積もり | 磁気誘導とSLAM自律を1台で切り替える国産ハイブリッドAMR | 詳細を見る | |
| オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ | オムロン株式会社 | 要見積もり | レーザーSLAMで誘導体レス自律走行、最大100台を統合制御するAMR | 詳細を見る | |
| MiR(Mobile Industrial Robots)AMR | Mobile Industrial Robots(MiR) | 要見積もり | 直感的な設定と豊富なモジュールで内部搬送を段階導入できる自律搬送ロボット | 詳細を見る | |
| 愛知機械テクノシステム Carry Bee | 愛知機械テクノシステム株式会社 | 要見積もり | 磁気テープを貼るだけで導入できる低コストAGV | 詳細を見る | |
| Doog サウザー(Thouzer) | 株式会社Doog | 要見積もり | 誘導体レスの追従・簡易自律で低コストに省人化する搬送ロボット | 詳細を見る | |
| ZMP CarriRo(キャリロ) | 株式会社ZMP | 要見積もり | 追従搬送から自律走行まで段階導入できる物流支援ロボット | 詳細を見る | |
| ダイフク 無人搬送車(AGV・AMR) | 株式会社ダイフク | 要見積もり | 自動倉庫・搬送システムと一体で構築できる物流最大手のAGV/AMR | 詳細を見る | |
| ギークプラス(Geek+)搬送ロボット | ギークプラス株式会社 | 要見積もり | 棚ごと運ぶGTP方式で出荷物流を自動化する世界シェア上位の搬送ロボット | 詳細を見る | |
| 村田機械 無人搬送車(AGV) | 村田機械株式会社 | 要見積もり | 自動倉庫・クリーン搬送と連携、医薬・食品・精密分野に実績 | 詳細を見る | |
| ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV | 株式会社ロジスネクスト | 要見積もり | 有人フォークの知見を生かした無人フォークリフト(AGF)と牽引/低床AGV | 詳細を見る |
よくある質問
QAGV・AMRを無料で借りてお試しできますか?
今回調べた公式ページでは、無料のレンタルや貸出を案内する製品は確認できませんでした。ロジスネクストジャパンのデモセンターやMiRのオンサイトデモなど、実機を見る手段はあります。レンタルの可否と費用は、メーカーや販売店への個別の相談が必要です。
Q実機デモは無料ですか?
今回確認した4社の公式ページには、デモの費用が載っていませんでした。無料かどうかは、申し込み時にメーカーや販売店へ確認してください。MiRのオンサイトデモは、約1時間で、インフラの変更が不要と案内されています。
QAGV・AMRの導入に使える補助金はありますか?
中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型と一般型があります。カタログには、無人搬送車(AGV・AMR)が43件登録されています(2026年10月2日時点)。上限額や締切は変わるため、申請前に公式ページで最新の内容を確認してください。
Q無料のフリーソフトで、工場のAGVを動かせますか?
ROS 2やNav2を使えば、自社でAGV・AMRの走行制御を開発できます。ただし、安全機能や保守は自社の責任になります。市販の製品と同等の品質にするには、相応の開発が必要です。まずはGazeboでのシミュレーションから試すのが現実的です。
