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比較#無人搬送車#AGV#AMR

おすすめの無人搬送車を比較!基礎知識やできること、選び方までをわかりやすく解説!

無人搬送車(AGV・AMR)の主要10製品を、誘導方式・可搬重量・フリート運行管理・上位システム連携・導入のしやすさで比較。AGVとAMRの違い、自社の条件別の選定ポイント、費用の内訳、各製品の向き不向きまでを解説します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
おすすめの無人搬送車を比較!基礎知識やできること、選び方までをわかりやすく解説!

無人搬送車は、工場や倉庫で人が担ってきた運搬作業を置き換える設備です。同じ呼び名でも、磁気テープをたどるAGVと、地図を作って自走するAMRでは中身が違います。最大3t級のパレットを運ぶ無人フォークリフトも、この分野に含まれます。この記事では主要10製品を同じ軸で並べ、自社の搬送条件に合うタイプを整理しました。

  • レイアウト変更が多いなら、誘導体レスで自律走行するオムロン・MiR・LexxPluss
  • 低コストで小さく始めるなら、追従型や磁気AGVのCarriRo・サウザー・Carry Bee
  • 自動倉庫と一体の大規模物流なら、ダイフク・村田機械
  • パレット荷役ならロジスネクスト、出荷ピッキングの省人化ならギークプラス

最初の分かれ目は、運ぶ物が重量物か軽量物か、経路が固定か変動かの2点です。最終判断の前に、自社の通路幅・床の状態・運ぶ物の最大重量を実測してください。


この記事でわかること

01

無人搬送車の基礎知識

無人搬送車は、工場や倉庫の中で部品や製品を自動で運ぶ設備です。誘導の仕方と運ぶ物によって、いくつかのタイプに分かれます。比較に入る前に、それぞれの違いを押さえておきましょう。

AGVとAMRの違い

AGVは、床に貼った磁気テープなどの誘導体をたどって決まった経路を走ります。動きが安定し導入費を抑えやすい一方、経路上に人や障害物があると基本的に止まる方式です。

AMRは、レーザーで周囲を読み取って地図を作り、障害物を避けながら自走します。床工事が要らず人の中でも走れますが、地図作成や安全設計の負荷はAGVより高めです。

追従型とハイブリッド型

実際の製品は、AGVかAMRかの二択ではありません。人を追従するモードから、自律走行へ段階的に移れる製品もあります。

磁気誘導とSLAMによる自律走行を、1台で切り替えられるハイブリッド型もあります。連続した幅のある選択肢として捉えるのが、実態に近い見方です。

無人フォークリフト(AGF)

パレットをフォークで持ち上げて運ぶ、無人フォークリフト(AGF)という分類もあります。台車型のAGVやAMRでは扱えない、重量物やパレットの荷役を自動化できる機械です。

「何を運ぶか」が、そのまま製品タイプの選択を左右します。

編集部メモ:AGVは導入時の安さ、AMRは運用の柔軟さに強みがあり、両者はトレードオフの関係です。動線を引き直す頻度が高い現場ほど、テープの貼り替えが要らないAMRの利点が大きくなります。


02

無人搬送車の基本的な選び方

無人搬送車を選ぶ際には、運ぶ物と経路の条件から候補を絞ることが重要です。同じ呼び名でも、製品ごとに扱える重さや走り方がまったく違います。次の3段階で進めましょう。

運ぶ物の重さと形で絞る

最初に確認するのは、運ぶ物の最大重量と、パレットを持ち上げる必要があるかです。数十kg級か、数百kg級か、パレット込みでt級かで選べる製品群が変わります。

カタログの最大可搬重量は理想条件での値です。勾配や加減速を考えると、実運用での余裕は小さくなると考えてください。

経路が固定か変動かで方式を決める

次に、搬送の経路が今後どれだけ変わるかを見ます。動線がほぼ固定なら、磁気テープをたどるAGVで安定して運べます。

多品種少量で頻繁にラインを組み替える現場では、テープの貼り替え工事が重荷です。経路変更をソフトの設定で済ませられる、誘導体レスの自律走行型が候補になります。

優先する軸と妥協する軸を決める

比較の軸は独立しているようで、実際には連動します。運行管理や上位連携を作り込むほど、導入の手軽さは下がり費用は上がります。

逆に追従型を手動で小さく入れれば、台数を増やしたときの全体最適は望めません。どの軸を優先し、どの軸を当面妥協するかを決めることが選定の実質です。


03

無人搬送車の比較項目

製品を並べるときは、同じ物差しを当てる必要があります。無人搬送車で見るべき項目は次の5つです。まず一覧で全体像をつかみましょう。

比較項目

見るべきポイント

誘導方式

磁気テープ、SLAMによる自律走行、人の追従のどれか。床工事の有無が決まる

可搬重量

運ぶ物の最大重量に対応するか。パレットを持ち上げる荷役が要るか

フリート運行管理

複数台の交通整理・充電・タスク割り当てをまとめて制御できるか

上位システム連携

WMS・WCS・MES・生産管理から搬送指示を自動で受け取れるか

導入のしやすさ・価格

専用工事や要件定義の重さ。1台から小さく始められるか

誘導方式

磁気テープなどの誘導体をたどるか、SLAMで自律走行するか、人を追従するかを見ます。床工事の有無、レイアウト変更への強さ、人混在への対応を左右する項目です。

誘導方式を複数から選べる製品や、1台で切り替えられる製品もあります。

可搬重量

数十kg級の小物搬送か、数百kg級か、パレット込みのt級かを見ます。重量帯によって、選べる製品群はまったく別物です。

パレットを持ち上げる荷役が必要なら、台車型ではなくフォーク型の検討が要ります。

フリート運行管理

複数台を同時に動かすときの交通整理、充電、タスク割り当てを統合制御できるかを見ます。台数を増やす将来構想がある現場では、外せない項目です。

充電の時間を運用に織り込まないと、ピーク時に台数が足りなくなります。自動充電や充電の分散に対応するかは、台数の設計に直結します。

上位システム連携

WMS(倉庫管理)やWCS(倉庫制御)、MES、生産管理システムとの連携を見ます。搬送指示を自動で受け取れるかが判断の分かれ目です。

自動倉庫と一体で運用する大規模物流では、特に重い項目になります。作り込むほど要件定義が膨らみ、投資の規模も大きくなる点に注意してください。

導入のしやすさ・価格

専用工事や要件定義に、どれだけ時間と費用がかかるかを見ます。1台から小さく始められるかも、この項目に含まれます。

主要10製品のうち9製品は、台数や構成による個別見積もりです。見積もりの内訳は、後述の費用相場の章で整理しました。


04

自社に合った無人搬送車の選定ポイント

同じ無人搬送車でも、運ぶ物や現場の条件によって最適な選択は変わります。自社の現場に当てはめて、比較項目の優先順位を付け直しましょう。よくある5つの型で整理します。

レイアウト変更が多い工場

誘導方式を最優先にし、誘導体レスで自律走行する製品を第一候補にしてください。地図を作り直せば経路を変えられ、テープの貼り替えから解放されます。

半面、初期の地図作成と安全エリアの設計には手間がかかります。本格運用では、上位制御の作り込みも必要になると見込んでおきましょう。

重量物やパレットの搬送が多い工場

まず確かめたいのは、搬送物の可搬重量です。パレットをフォークで動かす作業なら、無人フォークリフトが軸になります。有人フォークリフトで回している現場ほど、運用ノウハウを生かしやすい型です。

重量物の比率が高いなら、最初からフォークリフト系で設計してください。軽量機を無理に使うより、結果的に手戻りが少なくなります。保管と一体で大量のパレットを動かすなら、自動倉庫と組むシステム型も候補です。

人と動線が混在する工場

誘導方式のうち、人を認識して止まる・避ける協調性能を見てください。既存工場では、人とロボットの動線を完全には分けられないことが多いためです。

人が経路上にいると停止するだけの磁気AGVは、人通りの多い通路で止まりがちです。安全規格への適合とリスクアセスメント、共存の運用ルールづくりも欠かせません。

低予算でまず小さく始めたい中小工場

導入のしやすさを最優先にし、追従型か磁気テープ式のAGVから検討してください。誘導体工事が最小限で済み、現場の合意を得ながら範囲を広げられます。

動線がほぼ固定なら磁気テープ式、状況に合わせて柔軟に運ぶなら追従型が向きます。置き換えられる運搬工数を先に数え、投資を回収できるかを見極めましょう。

出荷ピッキングの負担が大きい倉庫

上位システム連携と、棚ごと作業者の所へ運ぶGTP方式への対応を見てください。作業者は定位置にとどまり、歩行距離を大幅に減らせます。

ただし一定の物量とWMS連携の設計が前提です。自社の出荷点数が投資に見合うかを先に確かめましょう。工程内の搬送が主な課題なら、自律走行型や追従型のほうが適します。


05

無人搬送車の費用相場

無人搬送車は、主要10製品のうち9製品が個別見積もりです。台数や周辺機器、システム連携の範囲で金額が大きく動くため、相場の金額は示せません。見積もりを動かす内訳と、公開されている目安を整理しました。

費用の内訳

費用を左右する要因

公開されている目安(2026年時点)

搬送車本体

台数、可搬重量、機種のタイプ(追従型・磁気AGV・AMR・無人フォークリフト)

5年リース 月額34,000円〜/月額定額 98,000円〜(価格を公開する唯一の製品)

誘導体の敷設・地図作成

磁気テープを敷設するか、地図作成と安全エリアの設計を行うか

公開なし

運行管理ソフト

同時に動かす台数、充電の分散、交通整理の範囲

公開なし

上位システム連携

WMS・MES・生産管理と搬送指示をつなぐ範囲

公開なし

周辺設備・システム構築

自動倉庫・コンベヤ・棚・作業ステーションと一体で組むか

公開なし

導入支援・保守

安全対策、現場のトレーニング、国内の販売・保守体制

公開なし

連携の範囲を広げるほど要件定義が膨らみ、費用も期間も増えます。充電の時間を運用に織り込み、ピーク時に足りる台数で見積もってください。


06

【比較表】無人搬送車のランキング

製品データとして数値化できる5項目を、製造業適合性スコアで横並びにしました。工程管理・在庫管理・現場操作性・中小適合・生産管理を5段階で評価しています。並びは中小適合の高い順です。下へ向かうほど、想定する企業規模と導入の重さが上がります。評価が設定されていない項目は「-」としています。

順位

製品

提供元

工程管理

在庫管理

現場操作性

中小適合

生産管理

価格の目安

1

CarriRo(キャリロ)

ミラボット(旧ZMP事業)

3

3

4

4

5年リース 月額34,000円〜/月額定額 98,000円〜

2

Doog サウザー(Thouzer)

株式会社Doog

3

3

4

4

構成により見積。誘導体工事不要で低コスト導入が可能

3

愛知機械テクノシステム Carry Bee

愛知機械テクノシステム株式会社

3

3

4

4

型・台数により見積。磁気誘導で比較的低コスト

4

オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ

オムロン株式会社

4

3

4

3

4

台数・周辺機器・システム連携により要見積

5

LexxPluss 搬送ロボット

株式会社LexxPluss

4

3

4

3

4

台数・運行管理構成により要見積

6

MiR(Mobile Industrial Robots)AMR

Mobile Industrial Robots(MiR)

4

3

4

3

機種・モジュール・台数により要見積

7

ダイフク 無人搬送車(AGV・AMR)

株式会社ダイフク

4

4

3

2

4

システム構築前提で個別見積。投資規模は大きい

8

村田機械 無人搬送車(AGV)

村田機械株式会社

4

4

3

2

システム構成により個別見積

9

ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV

株式会社ロジスネクスト

4

3

3

2

機種・誘導方式・台数により要見積

10

ギークプラス(Geek+)搬送ロボット

ギークプラス株式会社

4

4

3

2

台数・棚・WMS連携により要見積

CarriRoは、提供元が変わっている点に注意してください。もとは株式会社ZMPの製品で、2024年3月にコラボット株式会社へ事業譲渡されました。コラボットは、現在のミラボット株式会社(三浦工業グループ)です。ZMP社自体も、2025年4月にROBO-HI株式会社へ社名を変えています(2026年7月時点)。旧社名で調べると現行の窓口にたどり着きにくいため、問い合わせ先を確かめておくと確実です。

生産管理の「-」は、機能がないという意味ではなく評価の登録がない項目です。該当する製品は、個別のデモや導入事例で確かめてください。


07

無人搬送車の主要製品の詳細

ここからは表に挙げた10製品を、順位の並びのまま見ていきます。強みだけでなく、向かないケースもあわせて示しました。自社の搬送条件と照らしながら読み進めてください。

CarriRo(キャリロ)

ミラボットの物流支援ロボットで、3つの走行モードを備えます。人や台車の追従、床のシールをたどる経路走行、地図による自律走行です。

追従から始めて段階的に自動化を広げられ、現場の抵抗感が小さいのが利点です。5年リースと月額定額の価格を公開しています。

注意点:数百kgを超える重量搬送や、多数台を回す高度な統合フリート運用には向きません。

Doog サウザー(Thouzer)

Doogの搬送ロボットで、人や対象を追従する搬送と、一度走ったルートを記憶する自律走行に対応します。誘導体工事が要らず、導入が速く低コストで済みます。

ルートを人が一度走って覚えさせる方式で、現場主導で立ち上げやすい製品です。

注意点:大規模フリートの統合制御は限定的で、重量物や高速搬送には向きません。

愛知機械テクノシステム Carry Bee

日産系の愛知機械テクノシステムが提供する、磁気テープを貼るだけで経路を設定できるAGVです。低床型や台車けん引型など、用途別の型を比較的安価に導入できます。

決まったルートを往復する定常搬送なら、費用対効果が高くなります。

注意点:経路を変えるたびにテープの貼り替えが要り、障害物回避や自律性では自律型に及びません。

オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ

オムロンのAMRで、レーザーSLAMによる誘導体レスの自律走行が基本です。フリート管理ソフトで、最大100台を統合制御できる点が際立ちます。

可搬重量は数十kg級のLDから数百kg級のHDまで揃い、動線が変わりやすい現場に向きます。FA機器大手としてのサポート網も強みです。

注意点:本格運用には上位制御や安全設計の検討が要り、1経路だけの単純搬送には過剰です。

LexxPluss 搬送ロボット

LexxPlussの国産ハイブリッドAMRで、磁気誘導とSLAM自律を1台で切り替えられます。既存のAGV運用を残したまま、段階的に自律化を進められます。

人と動線が混在する自動車・物流の現場での協調搬送に強く、国産ならではのカスタマイズにも対応可能です。

注意点:新興メーカーのため、超大規模での実績は発展途上です。本格運用には運行設計が要ります。

MiR(Mobile Industrial Robots)AMR

デンマーク発のMiRのAMRで、Webベースの画面で地図作成やミッション設定ができます。現場主導で導入しやすく、1台から段階的に広げられます。

棚・コンベヤ・牽引などのトップモジュールを付け替え、多用途に使える点も強みです。

注意点:重量物は機種ごとの可搬重量の上限に注意が要ります。自動倉庫と一体の保管運用には向きません。

ダイフク 無人搬送車(AGV・AMR)

マテリアルハンドリング世界最大手のダイフクが提供する無人搬送車です。自動倉庫やコンベヤ、WMS・WCSと一体の物流システムとして設計・構築できます。

保管・搬送・仕分けまでを含めて物流全体を最適化する発想で、大規模現場の連続運用に強みを持ちます。

注意点:小規模・単機の導入にはコストが過大です。要件定義から構築まで、相応の時間と専門性が要ります。

村田機械 無人搬送車(AGV)

村田機械のAGVで、自動倉庫やクリーン搬送システムと連携した構内物流を得意とします。医薬品・食品・精密機械など、品質や清浄度の要求が高い現場での実績が強みです。

繊維機械由来の搬送ノウハウを背景に、移載機構付きやパレット搬送など用途に応じた構成を組めます。

注意点:小規模の単機運用には割高で、システム設計を前提とした導入になります。

ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV

ロジスネクストが、フォークリフトの知見を生かして提供する無人フォークリフト(AGF)とAGVです。最大3t級の低床型や牽引型があり、レーザー誘導・磁気誘導・ガイドレスなどの方式を選べます。

有人フォークリフトの現場から移行しやすく、パレット荷役を伴う搬送の自動化に向きます。

注意点:小型・軽量の部品搬送が中心の現場には過剰です。段差の多い狭小レイアウトにも向きません。

ギークプラス(Geek+)搬送ロボット

ギークプラスの搬送ロボットで、棚ごと作業者の所へ運ぶGTP方式の「EVE」やシャトル型を擁します。作業者が歩き回るピッキングを置き換え、歩行距離を大きく減らせます。

WMSと連携し、EC・倉庫・製造の出荷物流を省人化する仕組みです。物量に応じて台数を拡張できます。

注意点:一定の物量と投資規模、庫内設計とWMS連携の設計が前提です。工程内の重量物搬送には合いません。


08

無人搬送車の無料・有料でできることの違い

無人搬送車は機器を伴う設備で、本記事の10製品に無料で使い続けられるものはありません。費用をかけずにできるのは、自社の搬送条件を洗い出す準備までと考えてください。有料の導入に進む前後で、何ができるかを整理しました。

項目

費用をかけずにできる準備

有料の導入(購入・リース・月額定額)

搬送条件の把握

運ぶ物の最大重量、通路幅、段差や床の状態を実測する

実機を走らせ、段差やスロープで止まらないかを確かめられる

経路と台数

搬送ルートと物量を洗い出し、必要な台数を試算する

充電の時間を含めて、ピーク時の稼働率を検証できる

運行管理

将来の台数の構想を整理する

複数台の交通整理と充電を統合制御できる

上位システム連携

搬送指示をどのシステムから出すかを決める

WMSや生産管理から搬送指示を自動で受け取れる

安全と運用

人と動線が交わる区間を洗い出す

リスクアセスメントや、現場のトレーニングを受けられる

リースや月額定額の価格を公開している製品もあり、購入より小さく始める選択肢になります。効果の確実な工程に絞って入れ、実績を積んでから広げると失敗を避けやすくなります。


09

まとめ

無人搬送車は、同じ呼び名でも製品ごとに性格が大きく異なります。迷ったら、運ぶ物が重量物か軽量物か、経路が固定か変動かの2点で方向性を絞りましょう。軽量物で経路が変わるなら自律走行型、固定で低コスト重視なら追従型や磁気AGVが出発点です。パレット荷役なら無人フォークリフト、自動倉庫と一体の物流ならシステム型が軸になります。

候補を2〜3社に絞ったら、自社の通路幅・床条件・物量と照らして最終判断してください。全面導入を狙わず、効果の確実な工程から小さく始めるのが堅実です。製品は無人搬送車(AGV・AMR)カテゴリで比較できます。

無人搬送車(AGV・AMR)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
LexxPluss 搬送ロボット ロゴ
LexxPluss 搬送ロボット株式会社LexxPluss要見積もり磁気誘導とSLAM自律を1台で切り替える国産ハイブリッドAMR詳細を見る
オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズ ロゴ
オムロン モバイルロボット LD/HDシリーズオムロン株式会社要見積もりレーザーSLAMで誘導体レス自律走行、最大100台を統合制御するAMR詳細を見る
MiR(Mobile Industrial Robots)AMR ロゴ
MiR(Mobile Industrial Robots)AMRMobile Industrial Robots(MiR)要見積もり直感的な設定と豊富なモジュールで内部搬送を段階導入できる自律搬送ロボット詳細を見る
ZMP CarriRo(キャリロ) ロゴ
ZMP CarriRo(キャリロ)株式会社ZMP要見積もり追従搬送から自律走行まで段階導入できる物流支援ロボット詳細を見る
Doog サウザー(Thouzer) ロゴ
Doog サウザー(Thouzer)株式会社Doog要見積もり誘導体レスの追従・簡易自律で低コストに省人化する搬送ロボット詳細を見る
愛知機械テクノシステム Carry Bee ロゴ
愛知機械テクノシステム Carry Bee愛知機械テクノシステム株式会社要見積もり磁気テープを貼るだけで導入できる低コストAGV詳細を見る
ダイフク 無人搬送車(AGV・AMR) ロゴ
ダイフク 無人搬送車(AGV・AMR)株式会社ダイフク要見積もり自動倉庫・搬送システムと一体で構築できる物流最大手のAGV/AMR詳細を見る
村田機械 無人搬送車(AGV) ロゴ
村田機械 無人搬送車(AGV)村田機械株式会社要見積もり自動倉庫・クリーン搬送と連携、医薬・食品・精密分野に実績詳細を見る
ギークプラス(Geek+)搬送ロボット ロゴ
ギークプラス(Geek+)搬送ロボットギークプラス株式会社要見積もり棚ごと運ぶGTP方式で出荷物流を自動化する世界シェア上位の搬送ロボット詳細を見る
ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV ロゴ
ロジスネクスト 無人フォークリフト・AGV株式会社ロジスネクスト要見積もり有人フォークの知見を生かした無人フォークリフト(AGF)と牽引/低床AGV詳細を見る

よくある質問

QAGVとAMRはどちらを選ぶべきですか?
A

経路が固定で動線がほとんど変わらない定常搬送なら、安定して低コストなAGV(磁気誘導型)が向きます。レイアウト変更が頻繁、または床に工事を入れたくない、人と動線が混在するといった条件があるなら、誘導体レスで自走するAMRが適します。LexxPlussのように磁気とSLAMを1台で切り替えられるハイブリッド型を選べば、磁気AGVから段階的に自律化する移行パスも取れます。

Q無人搬送車の導入費用はどのくらいかかりますか?
A

本記事の製品はいずれも台数・周辺機器・システム連携により要見積で、公開価格はありません。水準感としては、追従型や磁気AGVを手動運用で小さく始める場合は1台あたり数百万円規模から検討でき、立ち上げも数週間〜数カ月です。一方、自動倉庫やWMSと一体の大規模物流システムを構築する場合は、連携設計込みで数千万円規模・半年以上のプロジェクトになることも珍しくありません。スモールスタートで効果を確認してから連携範囲を広げるのが費用面でも安全です。

Qパレットや重量物を運びたい場合はどの製品が向きますか?
A

パレットをフォークで持ち上げて運ぶ用途には、ロジスネクストの無人フォークリフト(AGF)が向きます。最大3t級の低床型や牽引型を擁し、有人フォークリフトの運用ノウハウを生かせます。台車型の軽量AGV/AMR(ZMP・Doog・愛知機械など)では物理的に扱えない領域なので、運ぶ対象の最大重量を最初に確認し、重量物であればフォークリフト系を軸に検討してください。

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