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比較#シングルボードコンピュータ#無料#フリーソフト

【2026年】シングルボードコンピュータの無料OS・開発ツール7選|商用利用の可否とボード費用の目安

シングルボードコンピュータで無料になる無償のOS、SDK・開発ツール、評価機の貸出、OSSを7つ比較します。ボード本体は有料である点を踏まえ、商用利用の可否と、動作温度・供給と保守の期間などの産業用途の条件を、2026年時点の公式情報で整理します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】シングルボードコンピュータの無料OS・開発ツール7選|商用利用の可否とボード費用の目安

シングルボードコンピュータ(SBC)は、ボード本体が有料の製品です。ただし、OSや開発ツールなどのソフトには、無償で使えるフリーソフトが数多くあります。メーカーによっては、評価機の貸出も案内しています。この記事では、無償のOS・SDK・OSS・評価の案内を、ITトレンド for 製造業編集部が公式情報で整理しました。産業用途で使えるかの観点も合わせて紹介します。

業務で商用利用するなら:OSSのOSは、各ライセンスの条件を守れば商用利用できます。Armadilloのように、長期の保守期間を公表する製品が候補です

個人・学習で使うなら:Raspberry Pi 5のRaspberry Pi OSと、NVIDIA Jetson Orin NanoのJetPackで、費用はボード代だけに抑えられます

評価機を試したいなら:Armadilloは、量産を予定する法人向けに評価機貸出を案内しています

継続して使うなら:SBCの比較記事とSBCのカテゴリページで、産業用のボードを比べましょう

無償のソフトでも、ボード本体の費用と、産業用途の条件確認は欠かせません。開発キットは試作用で、量産機にはそのまま使えない製品もあります。


この記事でわかること

01

SBCで無料になるものの種類

SBCで無料になるのは、ボードではなくソフトとサービスです。無償のOS、SDK・開発ツール、評価機の貸出、OSSの産業用ソフトの4つです。条件は2026年時点の公式情報に基づきます。

種類

内容

商用利用

例

無償のOS

メーカー配布のLinuxや、OSSのLinuxディストリビューション

OSSライセンスの条件に従って可。非公開部品を含む場合は個別に確認

Raspberry Pi OS、Armadillo Base OS、Ubuntu Core

SDK・開発ツール

AI推論ライブラリやフラッシュツールなどをまとめた開発環境

ライセンス契約への同意が前提

NVIDIA JetPack、AIM-Linuxの無償BSP

評価機の貸出

量産前の評価のために、ボードを期間限定で借りられる

評価用。常用は不可

Armadilloの評価機貸出

OSSの産業用ソフト

フリーソフトの組込みLinuxを、自社仕様で作るビルド基盤など

可。ライセンス条件に従う

Yocto Project

SBCそのものの定義はSBCとはをご覧ください。

OSはLinux系が中心になる

SBC向けの無償OSは、Linux系が中心です。Raspberry Pi OSはDebianを元にしています。ArmadilloはDebian GNU/Linuxも選べる仕様です。

ただし、無償のOSにも非公開の部品が含まれます。公式文書では、Raspberry Pi OSに非公開のファームウェアが含まれます。

SDKや評価機は条件を読んでから使う

NVIDIAのJetPackは、ダウンロード時にソフトウェアライセンス契約への同意が求められます。開発キットは、試作用であり、量産機には使えない点にも注意が必要です。

評価機の貸出も、使える相手が決まっています。Armadilloは、量産を予定する法人に限り、個人や学生の申込を受け付けていません。


02

無料のソフトと有料のボード・サービスの違い

無料なのはソフトの入手費用で、ボード代や保守の費用は別に発生します。産業用のボードは、保守や供給の条件が整っている分、価格が高めです。次の表で違いを確認してください。

観点

無償のソフト・サービス

有料のボード・サービス

OS・SDK

公式サイトから入手でき、ライセンスの条件に従う

Windows 10 IoT Enterpriseなど、有償のOSを選べるボードもある

ボード本体

対象外。別に購入が必要

Raspberry Pi 5は45ドルから。Armadilloの開発セットは約4.9万円から

評価機

貸出は期間限定で、法人の量産予定が前提

購入して検証する

保守・サポート

公式文書とコミュニティが中心

メーカーの保守期間や、保証サービスがある製品もある

産業用途の条件

開発キットは試作用の製品がある

動作温度や供給期間を公表する産業用ボード

ボード本体の費用は別にかかる

無償のOSを使っても、ボードは購入が必要です。Raspberry Pi 5は1GBが45ドル、16GBが305ドルです。2026年4月の値上げ後の価格になります。

Jetson Orin Nano Superの開発者キットは399ドルです。Armadilloの開発セットは約4.9万〜8.3万円で、最新の価格はSBCの費用で整理しています。

保守とサポートの有無が分かれる

無償のソフトでは、不具合や更新の対応を自社で進める前提です。Armadilloは、G4向けOSの保守を2035年6月までとしています。

Ubuntu Core 26は、10年間のセキュリティ更新が特徴です。Ubuntu Proを加えると最大15年ですが、商用の利用は有償です。

価格差の目安

Raspberry Pi 5は45ドルから、Armadilloの開発セットは約4.9万円からです。RSB-3720は公式に価格の表示がなく、見積もりが前提となります。

UP Squared Pro 7000も、国内ではオープン価格です。産業用のボードは、価格を先に確認しにくい点に注意しましょう。


03

無料のOS・開発ツールを選ぶときのポイント

無償のソフトを選ぶときは、価格よりも、産業用途で使い続けられるかを確認します。確認する項目は、商用利用、耐環境性、供給と保守の期間、ボードとの対応、サポートの5つです。選び方の全体像はSBCの選び方も参考になります。

OSのライセンスと商用利用

フリーソフトのOSは、ライセンスの条件を守れば商用利用が可能です。Debianの公式ページは、フリーソフトの販売も認められると説明しています。

改変して配布する場合は、ソースの開示などの義務が生じます。製品に組み込むなら、含まれる部品のライセンスを一覧で管理しましょう。

動作温度などの耐環境性

産業用途では、設置場所の温度に耐えられるかが重要です。Raspberry Pi 5の動作温度は、製品概要で0〜70℃と公表されています。

RSB-3720は、型番によって0〜60℃と-40〜85℃を選べます。Armadillo-IoT G4のLANモデルは、-20〜+70℃です。設置場所の温度に合う仕様を選びましょう。

供給と保守の期間

長く使う設備では、ボードの供給期間と、OSの保守期間を確認します。Raspberry Pi 5は2036年1月まで製造すると、公式に案内されています。

Jetson Orin Nanoのモジュールは、2032年1月まで入手できる予定です。なお、開発キットは試作用で、供給期間は公表されていません。

ボードとOS・SDKの対応

無償のOSやSDKは、対応するボードが決まっています。JetPackはJetson OrinとThor向けです。Raspberry Pi OSは、同社のボードが対象です。

RSB-3720は、公式の対応OSにYocto Linuxが挙がります。ボードを選ぶ前に、使いたいOSが対応するかを確認しましょう。

サポート・日本語・更新頻度

Armadilloは、日本語の技術文書と、無料のハンズオンセミナーを案内しています。海外製のSDKは、英語の文書が中心になる傾向です。

更新の周期も確認しましょう。Yocto ProjectのLTSは4年間の支援で、2年ごとに新しいLTSが出ます。


04

【比較表】無料で使えるOS・開発ツール7選

フリーソフトを含む無償の中身、商用利用、主な制限、産業用途の公式情報を、7つで並べました。上の5製品は製品ページがあるボードのソフトです。下の2つは、OSSです。条件は2026年時点の公式情報に基づきます。

製品名

無償の中身

商用利用

主な制限

産業用途の公式情報

ボード費用の目安

Raspberry Pi 5

Raspberry Pi OS、Raspberry Pi Imager

OSSの条件に従う。非公開部品を含む

対象は同社のボード

動作温度0〜70℃。2036年1月まで製造

1GB 45ドル〜16GB 305ドル

NVIDIA Jetson Orin Nano

JetPack(CUDA、TensorRTなど)

ライセンス契約に従う

開発キットは試作用

モジュールは2032年1月まで入手可

開発者キット 399ドル

Armadillo

Armadillo Base OS、評価機貸出

OSSの条件に従う

貸出は法人の量産予定が条件

G4は-20〜+70℃(LANモデル)。OS保守は2035年6月まで

開発セット 約4.9万〜8.3万円

RSB-3720

AIM-Linuxの無償BSP・イメージ

公式で確認できず

対応OSはYocto中心

0〜60℃/-40〜85℃を型番で選べる

見積もり

UP Squared Pro 7000

公式の対応OS(Ubuntu 22.04 LTS、Yocto 4.0)

公式で確認できず

BSPの配布条件は未確認

0〜60℃(WiTAS1は-20〜70℃)

オープン価格

Yocto Project

組込みLinuxのビルド基盤

可。ライセンス条件に従う

ビルドと保守は自社で担う

LTSは4年間支援

対象外(ボードは別)

Ubuntu Core

組込み向けLinux OS

OSSの条件に従う。Ubuntu Proは商用有償

サポートは別契約

10年の更新(Pro追加で最大15年)

対象外(ボードは別)

各ソフトの条件は、導入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。無償の範囲は、提供元の都合で変更されることがあります。


05

【無料版】SBCのOS・開発ツールおすすめ7選

製品ページがあるボードの無償ソフトを先に、続いてOSSを紹介します。各項目の冒頭に、無償の中身、商用利用、向いている企業、注意点をまとめました。産業用途で使えるかの判断材料にしてください。

Raspberry Pi 5

  • 無償の中身:Raspberry Pi OS、Raspberry Pi Imager
  • 商用利用:OSSの各ライセンスに従う
  • 向いている企業:安価なボードで、設備の見える化を試したい現場
  • 注意点:動作温度は0〜70℃で、産業用の保証は確認できない

Raspberry Pi OSは、Debianをもとにした公式OSです。Raspberry Pi Imagerとともに、無償でダウンロードできます。Desktop、Full、Liteの3つの版があります。

Raspberry Pi 5は2036年1月まで製造される予定です。ボードは1GBが45ドル、16GBが305ドルです(2026年4月の値上げ後)。公式文書は、OSに非公開のファームウェアが含まれると案内しています。

編集部コメント:費用を抑えて試作するなら、有力な選択肢です。産業用の保証や広い温度範囲は公式に確認できなかったため、常設する場合は設置環境の確認が要ります。

NVIDIA Jetson Orin Nano

  • 無償の中身:JetPack(CUDA、TensorRT、Jetson Linuxなど)
  • 商用利用:NVIDIAソフトウェアライセンス契約に従う
  • 向いている企業:AI外観検査などの試作を進める開発部門
  • 注意点:開発キットは試作用で、量産には使えない

JetPack 7は、Ubuntu 24.04 LTSとカーネル6.8をもとにしています。CUDA、cuDNN、TensorRTのほか、PyTorchなどのフレームワークも含みます。ダウンロード時は、ライセンス契約への同意が必要です。

NVIDIAは、開発キットを試作用とし、量産には使えないと案内しています。量産では、モジュールを使います。Orin Nanoのモジュールは、2032年1月まで入手できる予定です。

編集部コメント:SDKは無償で、AI開発の環境を整えやすい製品です。ただし量産は、開発キットではなくモジュールを前提に検討してください。

Armadillo

  • 無償の中身:Armadillo Base OS、評価機貸出、無料のハンズオンセミナー
  • 商用利用:OSSの各ライセンスに従う
  • 向いている企業:長期の保守が必要な量産機器を、国内で開発する企業
  • 注意点:貸出は法人の量産予定が条件で、期間は2週間

Armadillo Base OSは、コンテナでアプリを動かすIoT機器向けのLinux OSです。Armadillo-IoT G4向けの保守は、2035年6月までと案内されています。LANモデルの動作温度は、-20〜+70℃です。

評価機貸出は、量産を予定する法人が対象で、貸出期間は2週間です。個人や学生の申込は受け付けていません。開発セットは約4.9万〜8.3万円で、量産時の価格は見積もりです。

編集部コメント:無償のOSに加えて、保守期間を公表している点が、産業用途で判断しやすい材料です。貸出の費用は申込フォームに記載がなく、条件は申込時に確認しましょう。

RSB-3720

  • 無償の中身:AIM-Linuxの無償BSP・イメージ
  • 商用利用:公式で確認できず
  • 向いている企業:高温・低温の環境に、組込み用のボードを常設する企業
  • 注意点:価格は見積もりで、供給年数の明記がない

アドバンテックの開発者向けサイトAIM-Linuxでは、BSPとイメージが無償です。RSB-3720の公式ページには、Yocto Linuxが対応OSとして載っています。

動作温度は、0〜60℃と-40〜85℃のモデルがあります。価格は公式に表示がなく、見積もりが前提です。EOLは6か月前に通知される運用で、供給年数は個別に確認が必要となります。

編集部コメント:温度範囲が広い点は、常設用途で判断しやすい条件です。BSPのライセンスと、供給年数は、購入前に問い合わせて確認しましょう。

UP Squared Pro 7000

  • 無償の中身:公式の対応OS(Ubuntu 22.04 LTS、Yocto 4.0)
  • 商用利用:公式で確認できず
  • 向いている企業:x86のソフト資産を、小型のボードで動かしたい企業
  • 注意点:無償BSPの条件は、公式で確認できなかった

UP Squared Pro 7000は、AAEONのx86系ボードです。公式の仕様ページの対応OSは、Ubuntu 22.04 LTSとYocto 4.0です。Windows 10 IoT Enterpriseも挙がります。

動作温度は0〜60℃で、WiTAS1の構成は-20〜70℃です。国内の商品ページに金額の表示はなく、オープン価格です。OSのライセンスと入手の条件は、購入先に確認してください。

編集部コメント:Ubuntuのように無償で使えるOSが選べる点は、x86系の強みです。Windows版を選ぶ場合は、別にライセンス費用が要るかを確認しましょう。

Yocto Project

  • 無償の中身:組込みLinuxのビルド基盤(OSS)
  • 商用利用:可(生成物は各部品のライセンスに従う)
  • 向いている企業:自社仕様のLinuxを、長期に保守したい開発部門
  • 注意点:ビルドと保守は自社が担う

Yocto Projectは、組込み機器のLinuxイメージを自作するための基盤で、OSSです。ライセンスの一覧を出す機能があり、法務の確認に使えます。

LTSは4年間支援され、2年ごとに新しいLTSが出ます。2026年時点では、6.0が2030年4月まで、5.0が2028年4月までの支援です。

編集部コメント:産業用途の長期運用に向く一方、技術者の工数がかかります。ボードのメーカーがYoctoのBSPを提供しているか、先に確認しましょう。

Ubuntu Core

  • 無償の中身:組込み向けLinux OS
  • 商用利用:OSSの各ライセンスに従う。Ubuntu Proの商用利用は有償
  • 向いている企業:アプリを分離し、OTAで更新したい機器の開発企業
  • 注意点:対応ボードは個別に確認が必要

Ubuntu Core 26は、組込み機器向けの、変更しにくい構成のLinux OSです。無償でダウンロードでき、10年間のセキュリティ更新が案内されています。

Ubuntu Proを加えると、保守は最大15年に延びます。Ubuntu Proは、個人利用で5台まで無償ですが、商用利用は有償です。

編集部コメント:保守期間が長い点は、設備に組み込む用途で判断しやすい材料です。企業が保守を延ばす場合は、有償の契約を前提にしましょう。


06

無料のOS・開発ツールのメリットとデメリット・注意点

無償のソフトは、導入の費用を抑えられる反面、保守や責任の範囲が自社に寄ります。産業用途では、ライセンスと保守の条件を先に整理しておきましょう。

メリット:ソフトの費用を抑えて試せる

OSやSDKが無償なら、費用はボード代が中心です。Raspberry Pi 5は45ドルからで、JetPackはダウンロードして使えます。

試作の段階で、複数のボードとOSの組み合わせを試せる点は、無償のソフトの利点です。

デメリット:保守とサポートは自社が担う

フリーソフトは、不具合対応の窓口がない場合が多くなります。更新の適用や検証は、自社の技術者が担う前提です。

保守期間を公表するArmadilloのような製品でも、アプリ側の保守は自社の仕事です。

注意:非商用・学生向けの無償版を業務で使うリスク

非商用や個人向けの無償版を、業務に使うとライセンス違反になるおそれがあります。例えば、Ubuntu Proの無償枠は個人利用向けで、商用利用は有償です。

評価機の貸出も、評価用です。個人や学生は対象外で、常用はできません。違反すると、取引先の信頼にも影響します。

注意:開発キットは量産に使えない

NVIDIAは、Jetsonの開発キットを試作用とし、量産には使えないと案内しています。供給期間も、開発キットでは公表されていません。

試作で使ったボードがそのまま量産に使えるとは限りません。量産用のモジュールや、保守の条件を先に確認しましょう。

注意:非公開部品のライセンス確認

無償のOSにも、非公開の部品が含まれます。Raspberry Pi OSは、VideoCoreのファームウェアなどを含む仕様です。

製品に組み込んで出荷するなら、含まれる部品のライセンスを一覧で管理しておく必要があります。この一覧は、出荷後の問い合わせへの回答にも役立つ資料です。

編集部コメント:無償のOSや開発ツールは、試作や社内の検証に向いています。量産や常設の設備では、温度範囲と供給期間、OSの保守期間を公式情報で確認してから決めましょう。


07

無料から有料のボード・サービスに切り替える目安

無償のソフトと民生向けのボードで始めても、設備に常設する段階で見直しが必要になります。切り替えのサインを見逃さないことが、手戻りの防止につながります。以下に目安をまとめました。

無償のソフトで足りるケース

有料のボード・サービスを検討すべきケース

設備の見える化や、AI推論の試作

量産機器に組み込み、長期の保守が必要になった

空調のある場所での、短期の検証

高温・低温など、広い温度範囲が要る設置環境

技術者が自社で更新と検証を行える

保守の窓口や、保証サービスが必要になった

切り替えを考えるサイン

切り替えを検討する主なサインは、次の4つです。

  • 設置環境の温度が、ボードの動作温度に近づいた
  • 供給期間や、OSの保守期間を、顧客に示す必要が出た
  • 評価機の貸出や、メーカーの技術相談が必要になった
  • ライセンスの管理を、SBOMなどで説明する必要が出た

ボードの価格帯

民生向けのRaspberry Pi 5は45ドルからです。国産の産業向けでは、Armadilloの開発セットが約4.9万円からで、量産時は見積もりです。

詳しい試算はSBCの費用で解説しています。見積もりは、台数と必要な保守期間をそろえて依頼すると、比べやすくなります。

次に読む記事

有料のボードを比べるなら、SBCの比較記事が役立ちます。選び方はSBCの選び方、メーカーの特徴はSBCのメーカーが参考になります。

製品の一覧から探したい場合は、SBCのカテゴリページをご覧ください。


08

無料のOS・開発ツールに関してよくある質問

SBCの無償のソフトについて、よくある疑問に答えます。ボード本体の費用、産業用途の可否、評価機の貸出、ライセンスなどです。

SBCのボード本体は無料で手に入りますか?

ボード本体を無料で入手できる仕組みは、公式では確認できませんでした。無料になるのは、OSやSDKなどのソフトです。

Raspberry Pi 5は45ドルから、Armadilloの開発セットは約4.9万円からです。ボード代は別に見込みましょう。

Raspberry Piは産業用途で使えますか?

公式では、Raspberry Pi 5の動作温度は0〜70℃です。製造は2036年1月まで続く予定です。

産業用の保証に関する記載は確認できませんでした。設置場所の温度や粉じんの条件を確かめてから判断してください。

評価機を無料で借りられますか?

Armadilloは、量産を予定する法人に、評価機を2週間貸し出しています。個人や学生は対象外です。

申込フォームに費用の記載はありません。条件は申込時に確認し、期間内に検証を終えましょう。

OSSのOSを製品に組み込んで販売してよいですか?

フリーソフトのライセンスは、販売を妨げないものが一般的です。Debianの公式ページも、販売を認める旨を説明しています。

ただし、改変して配布するとソースの開示などの義務が生じます。Ubuntu Proのように、商用が有償のサービスもあるため、条件を確認してください。


09

まとめ

SBCで無料になるのはボードではなく、OSやSDKなどのソフトです。Raspberry Pi 5のOSやJetsonのJetPackは、ダウンロードして使えます。Armadilloは、評価機貸出と保守期間の公表があります。

選ぶ軸は、商用利用の条件、動作温度、供給と保守の期間です。フリーソフトのOSは試作に向き、量産では保守の条件を確認する流れが目安です。開発キットは試作用で、量産には使えない製品もあります。価格や条件は2026年時点の情報のため、導入前に公式サイトで確認してください。有料のボードを比べるなら、SBCの比較記事やカテゴリページも参考になります。

シングルボードコンピュータ(SBC)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
Armadillo(アルマジロ) ロゴ
Armadillo(アルマジロ)株式会社アットマークテクノ要見積もり長期供給に対応した産業用組込みボード詳細を見る
iW-RainboW-G56S(RZ/G2L シングルボードコンピュータ) ロゴ
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RSB-3720アドバンテック株式会社要見積もり-40〜85℃の広温度モデルを選べる2.5インチ産業用SBC詳細を見る
UP Squared Pro 7000 ロゴ
UP Squared Pro 7000AAEON Technology株式会社要見積もりWindows資産をそのまま動かせる4インチ角のx86 SBC詳細を見る
Raspberry Pi 5 ロゴ
Raspberry Pi 5Raspberry Pi Holdings plcオンプレミス圧倒的な情報量で扱いやすい定番SBC詳細を見る
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PICO338Axiomtekジャパン株式会社要見積もり100×72mmに2.5GbE×2とDIOを詰めたPico-ITX SBC詳細を見る
NVIDIA Jetson Orin Nano ロゴ
NVIDIA Jetson Orin NanoNVIDIA CorporationオンプレミスエッジAI推論に強い小型ボード詳細を見る
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ASUS Tinker Board 3/3Sシリーズ(初代・Sは2025年3月EOL)ASUSTeK ComputerオンプレミスPC大手が手掛ける高性能SBC詳細を見る

よくある質問

QSBCのボード本体は無料で手に入りますか?
A

ボード本体を無料で入手できる仕組みは、公式では確認できませんでした。無料になるのはOSやSDKなどのソフトです。Raspberry Pi 5は1GBが45ドルから、Armadilloの開発セットは約4.9万円からで、ボード代は別に見込む必要があります。

QRaspberry Piは産業用途で使えますか?
A

公式では、Raspberry Pi 5の動作温度は0〜70℃、製造は2036年1月までと案内されています。産業用の保証に関する記載は確認できませんでした。常設する場合は、設置場所の温度や粉じんなどの条件を確かめてから判断してください。

Q評価機を無料で借りられますか?
A

Armadilloは、量産を予定する法人を対象に、評価機を2週間貸し出しています。個人や学生は対象外です。申込フォームに費用の記載はなく、条件は申込時に確認が必要です。貸出は評価用のため、期間内に検証を終える計画で進めましょう。

QOSSのOSを製品に組み込んで販売してよいですか?
A

フリーソフトのライセンスは、販売を妨げないものが一般的で、Debianの公式ページも販売を認める旨を説明しています。ただし、改変して配布するとソース開示などの義務が生じます。Ubuntu Proのように商用が有償のサービスもあるため、条件を確認してください。

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