3D CAMのメーカー7社の特徴|シェアの実態と価格を公開している3社
3D CAM(3次元加工・5軸対応)の主要メーカー7社がどんな会社なのかを1社ずつ整理した記事。メーカー別シェアを無償公開している公的機関・業界団体は確認できず、判断材料になるのは買収時に開示された数値と各社の価格公開状況です。工具メーカーによる集約の流れと、価格を公開している3社の違いを見ていきます。

3D CAMを調べると、工具メーカーの傘下に入った会社と、設計ソフトを本業とする会社、そしてCAM専業の会社が混ざって出てきます。同じ一覧に並んでいても、母体となる事業が違います。
この記事では、主要7社がどんな会社なのかを1社ずつ見ていきます。よく検索されるシェアの実態と、この分野で意外に差が出る価格の公開状況を会社単位で整理します。
記載内容は、各社の公式サイトと公式のプレスリリース、米国証券取引委員会への提出書類、年次報告書を、編集部が2026年9月24日に確認したものです。金額は公式の表記と通貨をそのまま記載しています。
- 3D CAMのメーカー別シェアを無償で公開している公的機関・業界団体は、編集部が確認した範囲では見つからなかった(2026年9月24日時点)
- 主要7社のうち、公式サイトに価格を掲載しているのは3社
- Sandvikは3D CAMと加工シミュレーションで複数の会社を傘下に持っている
この記事でわかること
3D CAMの主要メーカー7社【早見表】
3D CAMを手がけているのは、CAM専業のメーカーだけではありません。工具メーカーや計測機器のメーカー、設計ソフトの大手も、買収を通じてこの分野に入っています。まずは全体像を一覧で押さえます。
- 主要7社のうち、日本に本社を置く会社はない
- 主要7社のうち2社は、工具や計測を本業とする大手グループの傘下にある
- Hexagonは同じ分野にESPRIT EDGEとESPRITの2つを製品一覧で並記している
メーカー | 本社 | 製品 | 資本関係 | 価格の公開 |
|---|---|---|---|---|
CNC Software, LLC | 米コネチカット州トーランド | Mastercam | Sandvik AB 100%(2021年完了) | 記載なし |
Hexagon AB | スウェーデン | ESPRIT EDGE/ESPRIT | 独立(2020年にDP Technologyを取得) | 記載なし |
Siemens AG | ドイツ | NX CAM | 独立 | 公式ストアに米ドル建てで掲載 |
Autodesk, Inc. | 米カリフォルニア州 | Autodesk Fusion | 独立(Nasdaq上場) | 日本円で公開 |
OPEN MIND Technologies AG | ドイツ・ヴェスリング | hyperMILL | Mensch und Maschine のグループ会社 | 記載なし |
SolidCAM | 公式サイトで特定できず | SolidCAM | 公式サイトに記載なし | 記載なし |
Tebis Technische Informationssysteme AG | ドイツ・マルティンスリート | Tebis | 非上場の同族企業 | ユーロ建てでパッケージ価格を掲載 |
提供元の法人を1社に特定できない会社
SolidCAMは、公式サイトの法的記載事項が閲覧している言語によって切り替わります。米国版と日本語版ではSolidCAM Inc.、ドイツ語版ではSolidCAM GmbHが表示されます。
使用許諾契約の著作権表記はSolidCAM Ltd.です。本社の所在国を明記した公式記述は、編集部が確認した範囲では見つかりませんでした。
1社で2つの製品名が並んでいる会社
HexagonのCAD/CAM製品一覧には、ESPRIT EDGEとESPRITが別々のエントリとして載っています。ESPRIT側のリンク先は、独立したドメインのサイトです。
ただしそのサイトは2023年4月を最後に記事の更新が止まっており、ESPRIT EDGEという製品名も1度も出てきません。関係については後の見出しで整理します。
親会社を間違えやすい会社
OPEN MIND Technologies AGは、公式にMensch und Maschineのグループ会社と記載しています。監査役会の会長は、Mensch und Maschineの創業者であるAdi Drotleff氏です。
名前が似た別会社と混同されることがありますが、資本関係を示す記述は両社のサイトを横断しても見つかりませんでした。持株比率も公表されていません。
3D CAMのメーカー別シェアと市場規模
7社が並んだところで、どこが最も使われているのかが気になります。ただし3D CAMには、無償で確認できるメーカー別のシェアがありません。
- 3D CAMのメーカー別シェアを無償公開している公的機関・業界団体は確認できなかった
- 各社とも3D CAM単独の売上を開示しておらず、セグメント単位の数値にとどまる
- 買収時に開示された売上と従業員数なら、いくつかの会社で確認できる
シェアの数値は公開されていない
SiemensとAutodesk、Hexagonはいずれも上場企業ですが、決算で示すのはセグメント単位の数値です。3D CAMだけを切り出した売上は開示されていません。
OPEN MIND、SolidCAM、Tebisは非上場で、売上そのものが公開されていません。Tebisは公式に非上場の同族企業と記載しています。
買収時の数値なら確認できる
CNC Softwareについては、Sandvikが2021年8月25日の発表で数値を開示しました。1983年創業の同族企業で、従業員220名、2020年の売上が約6,000万米ドルという内容です。
DP Technologyについては、Hexagonが2020年10月29日の発表で従業員約260名、2019年の売上3,500万ユーロと開示しています。ただしこれは署名の発表で、完了日は公表されていません。
自社が公表する数値は年次を確認する
Mastercamのインストール数は、2021年8月の時点で27万超と公表されていました。現行の会社概要では45万超に変わっています。
基準となる時点が違うため、そのまま比べられません。数値を引用する場合は、いつ時点のものかを併記してください。
3D CAMは1つのグループへの集約が進んでいる
この分野で押さえておきたいのが、工具メーカーによる集約です。Sandvikは2020年から2021年にかけて、CAMと加工シミュレーションの会社を続けて取得しました。
- Sandvikは2020年12月31日にCGTech、2021年9月30日にCNC Softwareの取得を完了している
- 同じ2021年にCAMBRIOも取得しており、GibbsCAM、Cimatron、SigmaNESTがグループに入った
- Hexagonは2020年10月29日にDP Technologyの買収契約への署名を発表している
Sandvikが取得した会社
CNC Softwareの買収は2021年8月25日に発表され、2021年9月30日に完了しました。買収価格は公表しないと両社が合意しています。
同じ2021年には、Battery VenturesからCAMBRIOも取得しました。この取得によって、GibbsCAMとCimatron、板金向けのSigmaNESTがグループに入っています。
Sandvikの2025年次報告書のグループ会社一覧には、CNC Software, LLCが持分100%の米国法人として記載されています。買収以降、投資ファンドへの売却や出資の公式発表はありません。
Hexagonが取得した会社
HexagonがDP Technologyの買収契約への署名を発表したのは2020年10月29日です。同社はMSC Softwareに続いて、CAMの分野にも手を広げました。
ただし完了日は公表されていません。発表文には規制当局の承認が条件と書かれていますが、完了を告知するリリースは確認できませんでした。
所属部門の名前は変わり続けている
Mastercamの所属部門は、Sandvikの発表のたびに呼び方が変わっています。2021年9月は設計・計画自動化部門、2025年1月はSandvik Manufacturing Solutionsのポートフォリオという表現でした。
2025年11月の発表では、事業ユニットMastercamとされました。事業エリアはMachining and Intelligent Manufacturingです。古い記事の部門名をそのまま引用しないでください。
工具・計測の大手グループに入った3D CAMメーカー2社
ここからは会社ごとに見ていきます。まずは工具や計測を本業とする大手の傘下に入った2社です。
- 2社とも公式サイトに価格の記載がない
- 2社とも日本に販売の窓口があるが、どちらも総代理店という公式表記はない
- Hexagonは同じ分野に2つの製品名を並べたままにしている
CNC Software, LLC(Mastercam)
Mastercamは1983年創業の会社が開発したCAMです。現在の法人名はCNC Software, LLCで、公式サイトのフッターにもこの表記が使われています。
ライセンスはサブスクリプションと永久の両方が公式に示されています。サブスクリプションは初期費用を抑える方式、永久ライセンスは長期では安くなる方式と説明されています。
同時5軸はMastercam Multiaxisという別のアドオンです。日本語サイトでもMill 3Dのオプションと案内されているため、標準で5軸が使えるわけではありません。
無償のLearning Editionには決定的な制限があります。公式に、Gコードの出力以外はすべてできると書かれており、実際の生産には使えません。
Hexagon AB(ESPRIT EDGE/ESPRIT)
ESPRIT EDGEは、AIとデジタルツインを前面に出したCAMです。Hexagonの製品ページでは、Hexagon Esprit Edgeという見出し表記が使われています。
開発元はカリフォルニア州カマリロのD.P. Technology Corp.です。1982年にDan Frayssinet氏とPaul Ricard氏が設立し、2020年にHexagonが買収契約への署名を発表しました。
ブランドの経緯はESPRIT 20XXからESPRIT TNG、そしてESPRIT EDGEへと変わっています。ただし改称をアナウンスした公式のプレスリリースは確認できませんでした。
学生ライセンスの制度があります。学校のメールアドレスが必要で、それがない場合は指導教員の確認メールによる承認が必要と公式に記載されています。
設計ソフトを本業とする3D CAMメーカー2社
次は、CADを本業としながらCAMも提供する2社です。この2社だけが価格を公式に出しています。
- 2社とも価格を公式に公開しているが、公開の仕方は大きく違う
- Autodeskはサブスクリプションのみ、Siemensは永久とトークンの記述もある
- 2社とも無償の学生版を用意している
Siemens AG(NX CAM)
NX CAMは、Siemensの設計環境と組み合わせて使うCAMです。クラウド版のNX X Manufacturingは、Essentials、Standard、Advanced、Premiumの4段階に分かれます。
価格は公式オンラインストアに掲載されています。1シートあたりの年額はEssentialsが2,640.00米ドル、Standardが7,434.00米ドルです。Advancedが9,954.00米ドル、Premiumが12,474.00米ドルになります。
ただし製品ページ側は価格を出さず、営業への問い合わせを促す構成になっています。日本円建ての価格とオンプレミス版の価格は公開されていません。
同時5軸が使えるのはPremiumです。Standardは2.5軸、Advancedは2.5軸と3軸までなので、エディションを確認せずに5軸対応とは書けません。
Autodesk, Inc.(Autodesk Fusion)
Autodesk Fusionは、2024年1月にFusion 360から名称が変更された製品です。公式サイトのURLは今もfusion-360のままですが、正式名はAutodesk Fusionになります。
本体の価格は月額14,300円、年額116,600円、3年350,900円です。いずれも消費税込みで、3年契約は一括前払いではなく年払いを3回行う形になります。
加工機能を広げるには、Autodesk Fusion Manufacturing Extensionが必要です。年額251,900円で、4軸と5軸の同時加工やネスティングはこの拡張機能に含まれます。
無償の個人用Fusionもありますが、CAMの制限が明確です。2軸と3軸のフライスや旋盤は使える一方、3+2軸フライスやミルターン、自動工具変更は使えません。
CAM専業を続ける3D CAMメーカー3社
最後は、CAMを主軸に据えたまま事業を続けている3社です。価格の出し方に、それぞれの考え方が出ています。
- Tebisだけがパッケージ価格をユーロ建てで公式に掲載している
- OPEN MINDはネットワークライセンスとドングル方式を公式に明示している
- SolidCAMは無償版を用意しているが、商用利用は明確に禁じられている
OPEN MIND Technologies AG(hyperMILL)
hyperMILLは、傾けた工具でのミーリングを土台にした同時5軸加工を特徴とします。インペラやブリスク、タービンブレード、タイヤ金型といった専用パッケージも用意されています。
ライセンスはネットワーク方式が公式に示されています。専用のライセンスサーバーを立て、hyperMILLが自動で探しに行く構成です。
ライセンスの媒体はドングルです。有効化の際にドングルへライセンスが書き込まれると公式に記載されています。
会社は1994年設立、従業員400名超で、うち研究開発が90名超です。日本にはOPEN MIND Technologies Japan K.K.があり、東京都武蔵野市と神戸市の2拠点で展開しています。
SolidCAM(SolidCAM)
SolidCAMは、CADに統合して使うCAMです。対応するのはSOLIDWORKS、Solid Edge、Autodesk Inventorの3系統になります。
創業は1984年で、Dr. Emil Somekh氏が立ち上げました。開発とサポート、営業を合わせて250名超という規模が公式に記載されています。
無償のMaker Versionがあります。ただし対象はメイカーと愛好家、学生に限られ、商用利用は明確に禁じられています。SOLIDWORKSが前提で、5軸はGコードを出力できません。
サブスクリプションという名前の契約もありますが、これはソフト本体の利用権ではなく保守サポートの契約です。使用許諾契約では年単位の自動更新と定められています。
Tebis Technische Informationssysteme AG(Tebis)
Tebisは、デジタルツインを前提に計画とプログラミングを行うCAMです。同時5軸の回避ミーリングでは、機械ヘッドとの衝突を自動で防ぐと公式に記載されています。
この分野で珍しいのは、パッケージ価格を公式に掲載している点です。Production Machining Packageが18,150ユーロ、Turn-Mill Packageが23,500ユーロからです。Deep Hole Drilling Packageは29,980ユーロになります。
ただし掲載は英語版のみで、日本語版には価格の情報がありません。買い切りか年額か、税込みか税別かも明示されていないため、日本での金額は販売代理店に確認してください。
会社は1984年に組合として始まり、1991年に株式会社へ移行しました。非上場の同族企業で、従業員は約400名、17か国に拠点を持ちます。
3D CAMの価格を公開しているメーカー
この分野を調べていて最も差が出たのが、価格の公開状況です。7社のうち3社だけが金額を出しており、その出し方も揃っていません。
- 価格を公開しているのはAutodesk、Siemens、Tebisの3社
- Autodeskは日本円、Siemensは米ドル、Tebisはユーロで、通貨がそれぞれ違う
- Siemensは製品ページでは非公開なのに、公式オンラインストアでは公開している
日本円で分かるのはAutodeskだけ
Autodesk Fusionは、日本語の公式サイトに消費税込みの金額が掲載されています。本体が年額116,600円、Manufacturing Extensionが年額251,900円です。
注意したいのが金額の取り違えです。本体の3年契約額350,900円と、上位プランのAutodesk Fusion for Manufacturingの年額350,900円が同じ数字になります。期間を必ず確認してください。
通貨と掲載場所がばらつく
SiemensのNX X Manufacturingは米ドル建てで、掲載場所は公式のオンラインストアです。製品ページ側は価格を出しておらず、同じ公式サイト内で扱いが分かれています。
Tebisはユーロ建てで、英語版の製品ページに載っています。日本語版には一切の金額情報がありません。
非公開の4社は構成を決めてから問い合わせる
Mastercam、ESPRIT EDGE、hyperMILL、SolidCAMはいずれも価格を公開していません。必要な軸数とアドオン、ライセンス方式を決めてから見積もりを取る流れになります。
検索すると金額が出てくることがありますが、その多くは販売代理店の掲載です。構成によって変わるため、自社の条件で確認してください。
3D CAMを調べるときの注意点
最後に、調べる過程で引っかかりやすい点を整理します。この分野は買収とブランド変更が重なり、公式サイトの記述も過渡的な状態にあります。
- 公式サイトが同じ系譜の製品を2つ並記しており、旧ブランドのサイトも生きている
- 日本の窓口を総代理店と書ける会社は7社の中に1社もない
- 5軸対応はアドオンやエディションの条件付きで、無条件に対応とは書けない
ESPRITとESPRIT EDGEの関係
HexagonのCAM製品一覧には、ESPRIT EDGEとESPRITが別のエントリとして載っています。ESPRIT側はスイス型の旋盤と複合旋盤向けという説明です。
ところがESPRIT EDGEの製品ページも、スイス型加工への対応を主要な機能として挙げています。説明の範囲が重なっており、公式の表示だけでは切り分けられません。
ESPRIT側のサイトは2023年4月を最後に更新が止まり、ESPRIT EDGEという名前も出てきません。著作権表記だけが2026年に更新されている状態です。
総代理店と書ける会社はない
Mastercamについては、日本の輸入元が2社あることを代理店自身が公式に開示しています。ゼネテックとジェービーエムエンジニアリングで、契約は非独占と明記されています。
他の6社は日本法人か販売代理店という立場です。Tebisの丸紅情報システムズは公式に国内販売代理店と表記され、総代理店という語は使われていません。
5軸対応は条件を確認する
Mastercamの同時5軸は別アドオン、NX CAMの同時5軸はPremiumのエディションです。Autodesk Fusionの4軸と5軸の同時加工は、Manufacturing Extensionに含まれます。
SolidCAMの無償版では、5軸のツールパスは作れてもGコードを出力できません。5軸という語だけを見て判断しないでください。
まとめ|3D CAMメーカーの全体像
3D CAMのメーカー別シェアは、無償で確認できる公的な数値がありません。判断材料になるのは、買収時に開示された売上や従業員数と、各社が公開している価格です。
この分野では工具メーカーによる集約が進みました。SandvikはVERICUTのCGTechとMastercamのCNC Softwareを取得しています。GibbsCAMなどを持つCAMBRIOも、2021年に傘下に入りました。
価格を公開しているのはAutodesk、Siemens、Tebisの3社です。通貨も掲載場所も揃っていないため、横並びで比べるにはそれぞれの条件を確認する必要があります。
日本での窓口を総代理店と書ける会社は1社もありません。Mastercamに至っては、輸入元が2社あり契約は非独占であることが公式に開示されています。
3D CAM(3次元加工・5軸対応)のおすすめ製品
SolidCAM
SolidCAM Japan株式会社
SolidWorks完全統合のCAM。iMachiningで切削条件を自動最適化
ESPRIT CAM
ヘキサゴン製造インテリジェンス(ESPRIT)
旋盤・複合加工機に強いナレッジベース型CAMシステム
Mastercam
CNCソフトウェア(Mastercam代理店網)
世界シェアNo.1のCAMソフト。旋盤・マシニングから5軸加工まで対応
hyperMILL
OPEN MIND Technologies AG
5軸・高速加工に特化した欧州発のハイエンドCAMシステム
Autodesk Fusion(製造機能)
オートデスク株式会社(Autodesk)
低コストで導入しやすいCAD一体型CAM
Siemens NX CAM
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
CADと統合されたハイエンドCAM
3D CAM(3次元加工・5軸対応)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| SolidCAM | SolidCAM Japan株式会社 | 要見積もり | SolidWorks完全統合のCAM。iMachiningで切削条件を自動最適化 | 詳細を見る | |
| ESPRIT CAM | ヘキサゴン製造インテリジェンス(ESPRIT) | 要見積もり | 旋盤・複合加工機に強いナレッジベース型CAMシステム | 詳細を見る | |
| Mastercam | CNCソフトウェア(Mastercam代理店網) | 要見積もり | 世界シェアNo.1のCAMソフト。旋盤・マシニングから5軸加工まで対応 | 詳細を見る | |
| hyperMILL | OPEN MIND Technologies AG | 要見積もり | 5軸・高速加工に特化した欧州発のハイエンドCAMシステム | 詳細を見る | |
| Autodesk Fusion(製造機能) | オートデスク株式会社(Autodesk) | サブスクリプション | 低コストで導入しやすいCAD一体型CAM | 詳細を見る | |
| Siemens NX CAM | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 要見積もり | CADと統合されたハイエンドCAM | 詳細を見る | |
| ESPRIT EDGE | Hexagon AB(Manufacturing Intelligence) | 要見積もり | 5軸・複合加工に強い次世代CAM | 詳細を見る | |
| Tebis | Tebis Technische Informationssysteme | 要見積もり | 金型・多軸加工の高機能CAD/CAM | 詳細を見る |
よくある質問
Q3D CAMの主要メーカーはどこですか?
工具・計測の大手グループに入っているのがCNC Software, LLC(Mastercam)とHexagon AB(ESPRIT EDGE/ESPRIT)の2社です。設計ソフトを本業とするのがSiemens AG(NX CAM)とAutodesk, Inc.(Autodesk Fusion)になります。CAM専業を続けているのがOPEN MIND Technologies AG(hyperMILL)、SolidCAM、Tebis Technische Informationssysteme AG(Tebis)の3社です。
Q3D CAMで価格を公開しているメーカーはどこですか?
3社です。Autodesk Fusionは日本円で本体が年額116,600円(税込)、Manufacturing Extensionが年額251,900円(税込)。SiemensのNX X Manufacturingは公式オンラインストアに米ドル建てで、1シートあたり年額がEssentials 2,640.00ドルからPremium 12,474.00ドルまで掲載されています。Tebisは英語版にユーロ建てでパッケージ価格を出しており、Production Machining Packageが18,150ユーロです。
QMastercamはPEファンドの傘下ですか?
違います。Sandvik ABが2021年8月25日に買収を発表し、2021年9月30日に完了しました。買収価格は公表しないと両社が合意しています。Sandvikの2025年次報告書のグループ会社一覧にも、CNC Software, LLCが持分100%の米国法人として記載されています。買収以降、投資ファンドへの売却や出資の公式発表はありません。なお法人名は2021年時点ではCNC Software Inc.でしたが、現在はCNC Software, LLCです。
QESPRIT CAMとESPRIT EDGEは同じものですか?
同じ系譜ですが、単純に旧称と新称とは言い切れません。HexagonのCAD/CAM製品一覧には両者が別のエントリとして掲載されており、ESPRIT側はスイス型旋盤と複合旋盤向けという説明です。ただしESPRIT EDGEの製品ページもスイス型加工への対応を挙げており、説明の範囲が重なっています。ESPRIT側のサイトは2023年4月を最後に更新が止まり、ESPRIT EDGEという名前も出てきません。
Q3D CAMは標準で5軸加工に対応していますか?
製品ごとに条件が付きます。Mastercamの同時5軸はMastercam Multiaxisという別アドオンです。NX CAMの同時5軸はPremiumのエディションで、Standardは2.5軸、Advancedは2.5軸と3軸までになります。Autodesk Fusionの4軸・5軸同時加工はManufacturing Extensionに含まれる機能です。SolidCAMの無償版では5軸のツールパスは作れてもGコードを出力できません。
