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比較#ハンディターミナル#無料#フリーソフト

【2026年】ハンディターミナルを無料で試す方法おすすめ7選|無料デモ機・開発ツール・スマホ代替アプリを解説

ハンディターミナルで無料になる手段を、デモ機の無料貸出、メーカーの開発ツール、スマホの在庫管理アプリ、フリーソフトに分けて7種を比較します。商用利用の条件、貸出の期間、端末本体の費用は別という点を、2026年時点の公式情報で整理します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】ハンディターミナルを無料で試す方法おすすめ7選|無料デモ機・開発ツール・スマホ代替アプリを解説

ハンディターミナル本体は有料の業務用端末で、端末そのものを無料で使える形は、公式では確認できませんでした。一方で、無料のデモ機貸出、メーカーの開発ツール、スマートフォンで使える在庫管理アプリなど、無料で試せる手段はあります。ただし、貸出機は評価用で、ソフトの業務利用にはライセンス条件の確認が必要です。この記事では、公式で確認できた7種を、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。

端末を買う前に試すなら:キーエンス BTシリーズの無料テスト機、ユニテック HT730 ほかAndroidハンディとアイメックス ハンディターミナルの無料貸出

アプリを自社で作るなら:Zebra TCシリーズのDataWedge、デンソーウェーブ BHTシリーズの開発ツール・SDK

スマホで代用するなら:フリーソフトのInvenTree(MITライセンス)、無料お試しのあるzaico

継続して使うなら:ハンディターミナルの比較記事とハンディターミナルのカテゴリページで端末を比較

ハンディターミナルの無料は、端末の購入前に試す手段と、周辺のソフトの無料が中心です。端末本体の費用は別にかかるため、貸出で使い勝手を確かめてから、購入の台数を決めましょう。


この記事でわかること

01

無料で試せるハンディターミナルの種類

ハンディターミナルで無料になるのは、端末ではなく、試す機会とソフトです。無料のデモ機貸出、開発ツール、スマホのアプリ、フリーソフトの4つに整理できます。端末の仕組みはハンディターミナルとはをご覧ください。

種類

内容

商用利用

例

無料のデモ機貸出・テスト機

端末を一定期間、無料で借りて現場で試す

評価用。本番の常用は購入が前提

キーエンス BTシリーズ、ユニテック HT730 ほかAndroidハンディ、アイメックス ハンディターミナル

メーカーの開発ツール・SDK

自社のアプリを作る、または端末のスキャン機能を呼び出す

使用許諾に従う。会員登録が必要な場合がある

Zebra TCシリーズのDataWedge、デンソーウェーブ BHTシリーズのSDK

スマートフォンの在庫管理アプリ

カメラでバーコードを読み取り、入出庫や棚卸を記録する

有料サービスの試用。無料プランは公式の告知で廃止

zaico

オープンソースのフリーソフト

ソースコードが公開された在庫管理。自社のサーバーで動かす

可(MITライセンスの条件に従う)

InvenTree

無料のデモ機は、購入前の検証に使う

キーエンス、ユニテック、アイメックスは、端末を無料で貸し出すと案内しています。現場の照明や棚の高さで読み取りを試せるため、カタログの数値だけでは分からない使い勝手を確認できます。

貸出は評価用が前提です。期間は2週間までといった上限があり、返送の送料を利用者が負担する例もあります。本番の運用は、端末を購入してから始めましょう。

ソフトの無料は、端末とセットで考える

ZebraのDataWedgeは、Zebraの端末にあらかじめ入っているアプリです。端末を買えば追加の導入作業なしで、バーコードの読み取りをアプリに渡せます。

他社の端末では使えない点に注意が必要です。開発ツールも多くは自社の端末向けです。ソフトだけで選ぶと、端末の仕様が合わなくなるおそれがあります。

スマホは代替になるが、現場の条件で向き不向きがある

スマートフォンのカメラでも、バーコードの読み取りと棚卸の記録はできます。zaicoやInvenTreeのアプリは、カメラで読み取った内容を在庫データに反映します。

一方で、落下や粉じん、手袋での操作、長時間の連続読み取りには、業務用端末のほうが強いのが一般的です。数十点の棚卸なら代替でき、毎日大量に読むなら端末を検討しましょう。


02

ハンディターミナルの無料と有料の違い

無料の手段と有料の端末では、現場での使い続けやすさが異なります。違いが出るのは、堅牢性、読み取り性能、管理機能、サポートの4点です。次の表で全体像を確認してください。

観点

無料の手段(貸出・アプリ・フリーソフト)

有料の端末・サービス

費用

貸出やアプリの試用は0円。端末本体は別途購入が必要

端末は機種・台数ごとの見積もりが中心

利用期間

貸出は1〜2週間程度。試用期間にも上限がある

購入すれば継続して使える

堅牢性

スマホは落下や粉じんへの備えが別途必要

業務用端末は現場の環境を想定した設計

読み取り

スマホはカメラ式。端末は専用のスキャナを搭載

読み取り方式を機種ごとに選べる

管理・保守

自社で運用する。フリーソフトは公式の窓口は未確認

端末管理ソフトや保守契約が選べる

価格

端末の費用の目安はハンディターミナルの費用で確認できる

キーエンスなどは個別見積もり

費用の大半は端末本体と周辺機器にかかる

ハンディターミナルの導入費用は、端末本体のほか、クレードル、予備のバッテリ、保守契約で変わります。デモ機を無料で借りても、購入時の総額は変わりません。

貸出の段階で、必要な台数と周辺機器まで見積もっておくと安心です。台数が多い場合は、端末の費用をハンディターミナルの費用で確認しましょう。

アプリ開発の自由度が違う

Android搭載の端末は、一般的なアプリの開発手法で自社のアプリを作れます。Zebraの端末向けには、Android Studioを拡張するEMDKもあります。

専用OSの端末は、メーカー独自の開発ツールが前提です。デンソーウェーブのBHT-BASIC4.0には、PC上で動作を確認するシミュレータがあります。

価格差の目安

端末の価格は、多くが個別見積もりです。キーエンス、デンソーウェーブ、Zebraなどは、公式サイトに価格を載せていません。2026年時点で公式に確認できる金額は、スマホアプリ側に限られます。

zaicoの新プランは、スターターが月額8,980円(税抜)です。ベーシックは月額49,800円(税抜)です。端末の価格は、複数社の見積もりで比べましょう。


03

無料で試すハンディターミナルを選ぶときのポイント

無料の手段は、目的によって選ぶものが変わります。端末を試すのか、アプリを作るのか、スマホで代用するのかを、先に決めましょう。確認する項目は、商用利用、貸出条件、開発の範囲、データの扱い、サポートの5つです。

商用利用と使用許諾

貸出機は評価用で、業務の常用には使えません。開発ツールやフリーソフトは、使用許諾に従うのが前提です。

InvenTreeはMITライセンスで、業務での利用も認められています。zaicoなどのサービスは、利用規約の範囲で使います。不明な点は、提供元に確認してから業務に使いましょう。

貸出の期間・台数・送料

アイメックスの貸出は、原則1週間で、延長して最長2週間までです。1回に借りられるのは、1機種1台に限られます。返却時の送料は、利用者が負担します。

ユニテックも、期間は最大2週間で、返送の送料は利用者の負担です。キーエンスは、期間や送料が公式ページに書かれていません。申込時に確認しましょう。

開発・連携の範囲

既存の基幹システムにつなぐなら、端末にアプリを載せる方法を確認します。Zebraの端末では、DataWedgeでスキャンした内容を、自社のアプリに渡せます。

専用OSの端末は、メーカーの開発ツールが前提です。社内にプログラムを書ける担当者がいるか、パートナー企業に頼むかで、選ぶ端末も変わります。

データの保存先と運用

クラウドのアプリは、在庫データが社外のサーバーに保存されます。取引先の情報を含む場合は、保存先の扱いを社内のルールで確認しましょう。

フリーソフトを自社のサーバーで動かせば、データを社内に置けます。その代わりに、更新や障害への対応が自社の仕事になります。

サポート・日本語・更新頻度

メーカーの貸出は、国内の窓口で相談できます。フリーソフトのInvenTreeは、公式の問い合わせ窓口は確認できませんでした。日本語の対応も、公式では確認できませんでした。

更新が止まったソフトは、新しいOSに対応しなくなるおそれがあります。公開日と更新履歴を、導入前に確認しておきましょう。


04

【比較表】無料で試せるハンディターミナル関連7選

無料の種類、商用利用の条件、主な制限を7つで並べました。上の5つは、製品ページがあるメーカーの無料の手段です。下の2つは、スマホで使えるアプリとフリーソフトです。条件は2026年時点の公開情報に基づきます。

製品名

無料の種類

商用利用・条件

主な制限

端末本体

キーエンス BTシリーズ

無料テスト機

試用向け。本番運用は購入が前提

期間・送料は公式に記載なし

別途購入(個別見積もり)

ユニテック HT730 ほかAndroidハンディ

デモ機の無料貸出

評価用

最大2週間。返送の送料は利用者の負担

別途購入(見積もり)

アイメックス ハンディターミナル

無料貸出

申込時に利用目的を記入

原則1週間、最長2週間。1回1機種1台

別途購入

Zebra TCシリーズ

DataWedge(端末に標準搭載)

使用許諾に従う

Zebraの端末向け。一部機能は別ライセンス

別途購入(個別見積もり)

デンソーウェーブ BHTシリーズ

SDK・サンプルプログラムのダウンロード、デモ機貸し出し

使用許諾に従う

一部は会員登録が必要。デモ機の条件は公式に記載なし

別途購入(個別見積もり)

zaico

無料お試し(無料プランは公式の告知で廃止)

有料サービスの試用

公式の告知で無料プランは廃止。トップページには旧表示が残る

スマホで代用

InvenTree

フリーソフト(MITライセンス)

可(ライセンスに従う)

自社でサーバーを用意。公式の窓口は未確認

スマホ・タブレットで代用

端末の選び方はハンディターミナルの選び方をご覧ください。メーカーの特徴はメーカー10社の特徴で解説しています。


05

【無料で試せる】ハンディターミナル関連おすすめ7選

ここでは、製品ページがあるメーカーの無料の手段を先に紹介します。続いて、スマホで使えるアプリと、フリーソフトのInvenTreeを紹介します。端末本体は、いずれも有料です。

キーエンス BTシリーズ ハンディターミナル

  • 無料の種類:無料テスト機サービス
  • 商用利用:試用向け。本番の運用は端末の購入が前提
  • 向いている企業:購入前に、現場で読み取りの速さを確かめたい企業
  • 注意点:貸出の期間と送料は、公式ページに記載がない

キーエンスは、製品の性能と使いやすさを試せる無料テスト機サービスを案内しています。公式ページには、テスト機は無料で利用できると明記されています。商品が決まっていなくても、テスト内容を伝えれば候補を選んでもらえる点が特徴です。

申込は、Webの問い合わせか電話で受け付けています。受付時間は平日の8時30分から18時です。端末の価格は個別見積もりで、公式サイトに金額は載っていません。

編集部コメント:直販のメーカーのため、相談から貸出までを1つの窓口で進められます。期間と返送の条件は、申込時に確認しておきましょう。

ユニテック HT730 ほかAndroidハンディ

  • 無料の種類:評価用のデモ機を無料で貸出
  • 商用利用:評価用。業務の常用は購入が前提
  • 向いている企業:Androidのハンディを複数機種で比べたい企業
  • 注意点:貸出は最大2週間で、返送の送料は利用者が負担

ユニテック・ジャパンは、評価用のデモ機を無料で貸し出しています。申込フォームで、借りたいモデルと期間を伝える形です。期間は最大2週間と案内されています。

デモ機の返送にかかる送料は、利用者の負担です。貸出日時は、希望に添えない場合もあると公式に書かれています。急ぎの検証なら、早めに申し込みましょう。

編集部コメント:Androidの端末は、手元のスマホ向けアプリの感覚で試せる点が特徴です。使いたいアプリを先に入れて、貸出期間内に読み取りを確かめましょう。

アイメックス ハンディターミナル

  • 無料の種類:無料貸出(1回1機種1台)
  • 商用利用:申込時に利用目的を記入する貸出
  • 向いている企業:小規模な棚卸や検品で、機種を絞りたい企業
  • 注意点:過失による紛失・破損は、修理費用などを請求される場合がある

アイメックスは、原則1週間、延長して最長2週間まで、製品を無償で貸し出しています。借りられるのは、1回に1機種1台までです。申込には、会社名、部署名、希望の機種、利用目的を入力します。

返却時の送料は利用者の負担です。過失による紛失や破損、故障の場合は、代金や修理費用に相当する額を請求されることがあります。取り扱いに注意しましょう。

編集部コメント:申込の段階で利用目的を書くため、検証したい項目を先に整理できます。対象の機種は、公式の貸出ページで確認しましょう。

Zebra TCシリーズ

  • 無料の種類:DataWedge(Zebra Androidデバイスに標準搭載)
  • 商用利用:使用許諾に従う
  • 向いている企業:既存のアプリでバーコードの読み取りを使いたい企業
  • 注意点:Zebraの端末向け。一部機能は別のライセンスが必要

DataWedgeは、バーコードやRFID、音声などの入力を、アプリに渡すサービスです。公式の技術文書では、Zebra Androidデバイスすべてに標準で入っているとされています。アプリ側でスキャナ専用のAPIを直接扱う必要はありません。

TC21やTC26などでNextGen SimulScanを使うには、ライセンスが必要です。必要なのはMobility DNA Enterpriseライセンスです。

編集部コメント:既存のアプリを活かしたい企業は、設定だけで読み取りを組み込めるか確認しましょう。デモ機の貸出は、公式で条件を確認できなかったため、販売店に相談してください。

デンソーウェーブ BHTシリーズ

  • 無料の種類:SDK・サンプルプログラムの公開、デモ機貸し出しの受付
  • 商用利用:使用許諾に従う
  • 向いている企業:国産の端末で、自社のアプリを開発したい企業
  • 注意点:ダウンロードに会員登録が必要なものがある

デンソーウェーブの公式サイトには、SDKとサンプルプログラムのダウンロード区分があります。一部の内容は、会員登録が必要です。BHT-BASIC4.0シミュレータは、PC上でプログラムの動作を確認するソフトです。

デモ機貸し出しは、問い合わせフォームから依頼できます。費用と期間は、公式ページに記載がありませんでした。ソフトごとの価格も確認できなかったため、見積もり時に聞きましょう。

編集部コメント:専用OSの端末は、開発ツールの種類が多い点が特徴です。使うツールが有償か無償かを、貸出の段階で確認しておきましょう。

zaico(クラウド在庫管理アプリ)

  • 無料の種類:無料お試し(無料プランは公式の告知で廃止)
  • 商用利用:有料サービスの試用。業務の常用は有料プランが前提
  • 向いている企業:スマホのカメラで、少量の入出庫と棚卸を記録したい企業
  • 注意点:申込前に、現行の条件を公式で確認する

zaicoは、QRコードやバーコードをスマホのカメラで読み取れる在庫管理サービスです。入庫、出庫、棚卸を記録できます。iOSとAndroidのアプリが提供されている点が特徴です。

公式の新プラン告知ページには、無料プランは廃止となりますと記載があります。2026年6月1日付で、スターター、ベーシック、プロフェッショナルの3プランに刷新されています。一方で、公式トップページには旧無料プランの表示が残るため、申込前に現行の条件を確認しましょう。

編集部コメント:ハンディターミナルの代わりになるかは、読み取る量で変わります。少量なら代替でき、大量なら端末を借りて比べましょう。

InvenTree(オープンソースの在庫管理)

  • 無料の種類:オープンソースのフリーソフト(MITライセンス)
  • 商用利用:可(ライセンスの条件に従う)
  • 向いている企業:自社のサーバーで在庫管理を動かせるIT担当者がいる企業
  • 注意点:導入と保守は自社の責任。公式の問い合わせ窓口は未確認

InvenTreeは、PythonとDjangoで作られた、オープンソースの在庫管理システムです。部品の管理、保管場所ごとの在庫、部品表の管理に対応しています。ブラウザで使い、スマートフォンとタブレット向けのアプリが別に提供されている点も特徴です。

アプリはカメラでバーコードを読み取れます。外付けのBluetoothスキャナも、キーボード入力として使えます。Androidを搭載した業務用端末の内蔵スキャナも対象です。QRコードやCode-128、Data Matrixなどに対応します。

編集部コメント:ソフトは無料でも、サーバーの用意と保守は自社の仕事です。業務用端末と組み合わせて、小さく試すのが現実的です。


06

無料で試すハンディターミナルのメリットとデメリット・注意点

無料の手段には、購入前の失敗を減らせるメリットがあります。一方で、期間の上限、端末の費用、ライセンス条件には注意が必要です。製造業の実務に即して整理します。

購入前に現場で試せる

無料の貸出機を使えば、実際の棚や照明のもとで、読み取りの速さと操作感を確かめられます。ラベルの種類や汚れたバーコードも試せる点が利点です。

複数社の端末を借りて比べれば、購入後の「思っていたのと違う」を減らせます。貸出機の費用がかからない点も、小規模な導入では助かります。

デメリット:端末本体は有料で、貸出は短期間

無料で借りられるのは、短い期間の評価用の端末です。本番の運用には、端末を購入する必要があります。台数が多いほど、費用は大きくなります。

貸出の期間内に確かめたい項目を、先に決めておきましょう。読み取り、連携、バッテリ、持ちやすさの4点を、チェック表にして臨むのが基本です。

非商用・評価版を業務で使うライセンス違反のリスク

貸出機や試用版は、評価のための利用です。借りた端末を現場の本番で常用すると、規約に反するおそれがあります。体験版のソフトで業務のデータを管理する場合も同様です。

非商用や個人向けの無償版も、業務には使えません。フリーソフトは、ライセンスの条件を確認しましょう。InvenTreeはMITライセンスですが、表示などの条件があります。

スマホでの代用は、現場の環境で向き不向きがある

スマホは手軽に始められますが、落下や粉じん、水濡れへの備えが必要です。手袋をしたままの操作や、1日中の連続読み取りも、業務用端末のほうが向いています。

数十点の棚卸や、事務所内の入出庫なら、スマホで足りる場面もあります。現場の環境が厳しい場合は、業務用端末の貸出で比べましょう。

データの管理と保守は自社の責任

クラウドのアプリは、在庫データが社外のサーバーに置かれます。品質データや取引先の情報を含む場合は、保存先の扱いを先に確認しましょう。

フリーソフトを自社で動かす場合は、更新と脆弱性への対応も自社の仕事になります。止められない業務に使うなら、検証用の環境で先に試しましょう。

編集部コメント:ハンディターミナルの無料は、端末を買う前に試すための無料です。無料の手段だけで業務を回そうとすると、期間や規約の壁に当たります。貸出機で現場の相性を確かめたうえで、購入の台数を決めましょう。


07

無料の手段から端末の購入に切り替える目安

無料の貸出やスマホのアプリは、小さく始めるには十分な場面があります。一方で、読み取りの量や台数が増えると、業務用端末の購入を検討する段階に入ります。次の表で目安を確認しましょう。

観点

無料の手段で足りるケース

端末の購入を検討すべきケース

読み取りの量

1日に数十点。事務所内の入出庫や棚卸

毎日大量に読み取る。連続の作業が長い

環境

屋内の落ち着いた場所

落下、粉じん、水濡れ、冷凍庫などの厳しい現場

台数

1〜数台で、担当者が限られる

複数の拠点や班で、端末をそろえたい

連携

CSVや手入力で、基幹システムに反映する

基幹システムやWMSと自動で連携したい

体制

社内に運用できる担当者がいる

端末の管理や保守を、メーカーや販売店に任せたい

切り替えのサイン

  • スマホの電池や画面の破損で、現場の作業が止まるようになった
  • 読み取りに時間がかかり、棚卸の作業が1日で終わらなくなった
  • 手袋や汚れたラベルで、読み取りの失敗が増えた
  • 基幹システムへの手入力が負担になり、自動の連携が必要になった
  • フリーソフトの保守に、社内の人員を割けなくなった

端末の価格帯

端末の価格は、機種と台数で変わります。キーエンス、デンソーウェーブ、Zebraなどは、金額を公式に載せていません。2026年時点では、見積もりを取る方法が基本です。

おおよその金額は、ハンディターミナルの費用で整理しています。見積もりを依頼する際は、台数、読み取る対象、連携したいシステムを伝えましょう。

次に読む記事

機種を比べるなら、ハンディターミナルの比較記事と選び方の記事の順に読むのが効率的です。メーカーの違いはメーカー10社の特徴で解説しています。製品の一覧はハンディターミナルのカテゴリページで確認できます。


08

無料で試すハンディターミナルに関してよくある質問

ハンディターミナルは無料で使えますか?

端末本体を無料で使える形は、公式では確認できませんでした。無料になるのは、デモ機の貸出、一部の開発ツール、スマホのアプリなどです。

貸出は、キーエンス、ユニテック、アイメックスが案内しています。期間は最大2週間程度で、評価用が前提です。本番の運用には、端末の購入が必要になります。

スマホをハンディターミナルの代わりに使えますか?

少量の棚卸や入出庫なら、使える場面があります。zaicoやInvenTreeのアプリは、カメラで読み取った内容を在庫データに反映します。

大量の読み取りや、落下と粉じんが多い現場には向きません。現場の環境を確かめたうえで、業務用端末の貸出と比べましょう。

無料の貸出機を業務で使い続けてよいですか?

貸出は評価用のため、業務での常用はできません。期間にも上限があります。アイメックスは最長2週間、ユニテックも最大2週間です。

過失による紛失や破損は、費用を請求される場合があります。期間内に検証を終え、必要な台数を購入する流れで進めましょう。

フリーソフトの在庫管理を現場で使えますか?

InvenTreeは、MITライセンスのフリーソフトで、業務でも使えます。スマホやAndroidの業務用端末から、バーコードで在庫を操作できます。

ただし、サーバーの用意と保守は自社の仕事です。公式の問い合わせ窓口は確認できませんでした。IT担当者がいない場合は、有料のサービスから始めましょう。


09

まとめ

ハンディターミナルの無料は、端末ではなく、試す機会とソフトの無料です。キーエンス、ユニテック、アイメックスは、デモ機を無料で貸し出しています。ZebraのDataWedgeやデンソーウェーブのSDKなど、開発のためのソフトも案内されています。スマホでは、zaicoの無料お試しや、フリーソフトのInvenTreeが選択肢です。ただし、貸出は評価用で、期間は最大2週間程度です。端末の費用は別にかかり、公式の告知で無料プランが廃止されたサービスもあります。条件を確認したうえで、ハンディターミナルのカテゴリページで端末を比較しましょう。

ハンディターミナル比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
デンソーウェーブ BHTシリーズ ロゴ
デンソーウェーブ BHTシリーズ株式会社デンソーウェーブ要見積もりQRコードの開発元が手がける国産定番ハンディターミナル詳細を見る
キーエンス BTシリーズ ハンディターミナル ロゴ
キーエンス BTシリーズ ハンディターミナル株式会社キーエンス要見積もりカメラ式の高速・一括読取と遠隔管理に強い高機能ハンディ詳細を見る
Zebra TCシリーズ ロゴ
Zebra TCシリーズゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社要見積もり5G/Wi-Fi6E対応とMobility DNAで大規模・多拠点運用に強い定番機詳細を見る
Honeywell CT/CKシリーズ ロゴ
Honeywell CT/CKシリーズ日本ハネウェル合同会社要見積もり堅牢性と長時間運用に定評のあるグローバルモバイルコンピュータ詳細を見る
サトー ハンディ端末/ラベル連携ソリューション ロゴ
サトー ハンディ端末/ラベル連携ソリューション株式会社サトー要見積もりラベル発行・トレーサビリティと一体で運用できる自動認識ソリューション詳細を見る
ユニテック HT730 ほかAndroidハンディ ロゴ
ユニテック HT730 ほかAndroidハンディユニテック・ジャパン株式会社要見積もりコストパフォーマンス重視の物流・製造向けAndroidハンディ詳細を見る
アイメックス ハンディターミナル(BWシリーズ等) ロゴ
アイメックス ハンディターミナル(BWシリーズ等)アイメックス株式会社要見積もり小型・軽量で扱いやすい国産の在庫・棚卸向けハンディ詳細を見る
CipherLab RK/RSシリーズ ロゴ
CipherLab RK/RSシリーズサイファーラボ(CipherLab)要見積もりコスト重視で世界展開する物流・製造向けAndroidハンディ詳細を見る
パナソニック TOUGHBOOK ハンドヘルド ロゴ
パナソニック TOUGHBOOK ハンドヘルドパナソニック コネクト株式会社要見積もり国産の堅牢モバイルでハンディ〜タブレットを現場環境に最適化詳細を見る
富士通フロンテック ハンディターミナル ロゴ
富士通フロンテック ハンディターミナル富士通フロンテック株式会社要見積もり流通・製造・物流向けの国産ハンディと現場運用支援詳細を見る

よくある質問

Qハンディターミナルは無料で使えますか?
A

端末本体を無料で使える形は、公式では確認できませんでした。無料になるのは、デモ機の貸出、一部の開発ツール、スマホのアプリです。貸出はキーエンス、ユニテック、アイメックスが案内しており、評価用が前提です。本番の運用には端末の購入が必要です。

Qスマホをハンディターミナルの代わりに使えますか?
A

少量の棚卸や入出庫なら使える場面があります。zaicoやInvenTreeのアプリは、カメラで読み取った内容を在庫データに反映します。大量の読み取りや、落下と粉じんが多い現場には向かないため、業務用端末の貸出と比べて判断してください。

Q無料の貸出機を業務で使い続けてよいですか?
A

貸出は評価用のため、業務での常用はできません。期間にも上限があり、アイメックスは最長2週間、ユニテックも最大2週間です。過失による紛失や破損は、費用を請求される場合があります。期間内に検証を終え、必要な台数を購入する流れで進めましょう。

Qフリーソフトの在庫管理を現場で使えますか?
A

InvenTreeはMITライセンスのフリーソフトで、業務でも使えます。スマホやAndroidの業務用端末から、バーコードで在庫を操作できます。ただし、サーバーの用意と保守は自社の仕事で、公式の問い合わせ窓口は確認できませんでした。IT担当者がいない場合は、有料のサービスから始めましょう。

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