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比較#CO2排出量管理システム#無料#フリーソフト

【2026年】無料で使えるCO2排出量算定ツールおすすめ5選|公的ツール・無料枠・OSS・商用利用の可否を解説

CO2排出量管理システム・算定ツールの無料の選択肢を、公的機関の資料、業界団体のExcel、SaaSの無料アカウント、オープンソースの4種類で整理。無料の範囲、商用利用の可否、Excel代用の限界、有料版へ切り替える目安を比較します。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
【2026年】無料で使えるCO2排出量算定ツールおすすめ5選|公的ツール・無料枠・OSS・商用利用の可否を解説

CO2排出量の算定には、無料で使えるフリーソフトや公的機関の資料が複数あります。ただし、無料の中身は、公的な算定シート、SaaSの無料アカウント、オープンソースのLCAソフトに分かれます。Scope3まで1つで賄えるとは限りません。この記事では、環境省と日本商工会議所の資料、民間のサービス2つ、openLCAの計5つを、ITトレンド for 製造業編集部が整理しました。

業務で算定を始めるなら:環境省の排出原単位データベース(Ver.3.6)と算定用のExcelシート、Scope1・2は日本商工会議所のCO2チェックシート

手早く概算するなら:無料カンタンCO2算定(Scope1・2、会員登録不要)

Scope3や製品単位まで調べるなら:基本ガイドラインとカーボンフットプリント ガイドライン、システムで管理するならタンソチェックの無料アカウント、製品のLCAはopenLCA

継続して使うなら:CO2排出量管理システムのカテゴリページで、有料のCO2排出量管理システムを検討

無料の算定ツールは、排出係数の出典と、更新の手間が選ぶ軸になります。業務で使う前に、利用条件とデータの保存先を確認しましょう。


この記事でわかること

01

無料のCO2排出量算定ツールの種類

無料のCO2排出量算定ツールは、提供元によって性格が大きく異なります。公的資料、業界団体のExcel、SaaSの無料アカウント、OSSの4つに整理できます。業務で使うなら、排出係数の出典と利用条件が判断の軸です。

種類

内容

商用利用

例

公的機関の無料の資料・データベース

算定の考え方、排出原単位、Excelの算定シートを無料で公開する

出典の記載が必要(環境省は公共データ利用規約に基づく)

環境省の排出原単位データベース、基本ガイドライン

業界団体の無料Excelシート(フリーソフト的な配布)

エネルギー使用量を入力すると、CO2排出量を自動で計算する

会員・非会員を問わず無料で利用できる

日本商工会議所のCO2チェックシート

SaaSの無料アカウント・無料ツール

クラウドで入力し、排出量を算定・可視化する。有料プランが別にある場合がある

提供元の利用規約を確認

タンソチェック、無料カンタンCO2算定

オープンソース(フリーソフト)

ソフトが公開され、LCA(ライフサイクルアセスメント)の計算に使える

ライセンス条件に従う

openLCA(MPL-2.0)、Brightway(BSD-3-Clause)

Excelでの自作(代用)

活動量と排出原単位を掛け合わせる式を、自社の表に組む

自社の運用次第

環境省の算定用シートをひな形にする

公的機関が公開する資料の位置づけ

環境省は、サプライチェーン排出量の算定に関する資料を無料で公開しています。基本ガイドラインの最新版は、Ver.2.8(2026年3月)です。排出原単位データベースは、Ver.3.6(2026年4月)が最新です。

これらは、算定の考え方と係数を示す資料であり、入力すれば結果が出るソフトではありません。算定は活動量に排出原単位を掛ける作業のため、表計算ソフトやSaaSと組み合わせて使うことになります。

SaaSの無料アカウントの見方

SaaSには、無料のアカウントを案内するサービスがあります。ただし、無料で使える機能や上限が、公式サイトに一覧で載っているとは限りません。

有料プラン限定の機能が明記されている場合は、その範囲を基準にします。無料で何ができるかは、申し込み時の案内や提供元への確認で、事前に把握しておきましょう。

Excelでの算定の方法と限界

Excelで算定する場合は、電気や燃料の使用量に、排出係数を掛ける表を作ります。環境省が配布する算定用のExcelシートは、ひな形として使えます。費用がかからず、始めやすい方法です。

一方で、係数は毎年更新されるため、差し替えの手間が発生します。担当者が変わると、式や根拠の履歴が失われやすい点にも注意が必要です。拠点が増えるほど、管理の負担が大きくなります。

02

CO2排出量算定ツールの無料版と有料版の違い

無料の算定ツールと有料のSaaSでは、対応範囲や運用の負担が異なります。違いが出るのは、Scope3への対応、係数の更新、報告書の出力、導入後の支援です。以下の表は、公式サイトで確認できた範囲で整理しました。

項目

無料のExcel・公的資料

無料のアカウント・OSS

有料のSaaS

Scope3への対応

環境省の算定用シートは、カテゴリ別の算定方法を扱う。日商のシートはScope3に対応していない

openLCAは製品単位のLCA向けのソフト

タンソチェックは15カテゴリに対応すると案内

排出係数の更新

年度ごとに新版を入手して差し替える。日商のシートは旧年度のデータを自動で移行できない

係数やデータは、利用するデータベースによる

タンソチェックは、環境省のデータベースの係数で算定

報告書の出力

自社で表やグラフを作る

ソフトの機能による

タンソチェックのプレミアムプランは、報告書8種類を出力

導入後の支援

ガイドやQ&Aが公開されている

コミュニティや提供元の案内が中心

タンソチェックは、アプリ内のチャットで相談できる

排出係数と算定範囲の違い

排出係数の出典には、環境省の資料を使う例が確認できます。タンソチェックは、環境省のデータベースの係数で算定すると案内されています。日商のシートも、SHK制度の排出係数を利用しているのが特徴です。

違いは、算定できる範囲です。日商のシートはScope3に対応していません。Scope3まで広げるなら、環境省の算定用シートか、15カテゴリに対応するシステムが候補です。

データ入力と再計算の手間

無料のExcelは、使用量を月ごとに手で入力します。タンソチェックは、電気やガスなどの請求書から登録するAI機能を、すべてのプランで案内しています。入力の手間を減らしたいときの選択肢です。

係数が更新された年は、再計算が必要です。Excelでは過去のデータを新版へ貼り付ける作業が生じます。拠点が多い企業ほど、この作業の差が運用の負担として表れます。

価格差の目安

環境省の資料、日商のシート、無料カンタンCO2算定は、利用料がかからないと案内されています。openLCAもフリーソフトで、MPL-2.0のもとで公開されています(2026年時点)。

有料のSaaSは、公式サイトに料金表が載っていない場合があります。タンソチェックも、確認できた範囲ではプレミアムプランの金額が非公開です。AIST-IDEAは購入が必要で、J-LCAデータベースは入会が前提です。

03

無料のCO2排出量算定ツールを選ぶときのポイント

無料の算定ツールを選ぶときは、機能の多さより、算定の根拠を説明できるかを先に確認します。フリーソフトでも無料アカウントでも、見る項目は同じです。商用利用、算定の範囲、排出係数、データの保存先、サポートの5つです。

商用利用できるか

最初に、会社の業務で使ってよいかを確認しましょう。環境省の資料は、公共データ利用規約が適用され、出典の記載が必要です。日商のシートは、会員・非会員を問わず無料で使えると案内されています。

SaaSの無料アカウントや無料ツールは、利用規約を読む必要があります。無料カンタンCO2算定は、確認できた範囲で商用利用の記載がありません。必要に応じて、提供元に問い合わせましょう。

算定の範囲がScope1・2・3、製品単位のどれか

組織の排出量を調べるのか、製品ごとの排出量を調べるのかで、選ぶ道具は変わります。組織のScope1・2なら、日商のシートや無料カンタンCO2算定が候補です。Scope3は、環境省の算定用シートを使います。

製品単位のカーボンフットプリントは、環境省がガイドラインとCFP実践ガイドを公開しています。LCAの計算にはopenLCAを使えますが、使いこなすには専門の知識が必要です。

排出係数の出典と更新

排出係数は、算定結果を左右する数値です。出典が環境省の資料かどうかと、更新の時期を確認しましょう。日商のシートは、2025年度版の係数を令和7年8月1日時点に更新したと案内しています。

新しい版が出ると、旧年度のデータの移行が必要になる場合があります。更新の手順を事前に確かめておくと、年度替わりに慌てずに済むでしょう。

データの保存先

請求書や仕入先のデータには、取引の情報が含まれます。クラウドのサービスに登録する前に、保存先と、提供元のデータの扱いを確認しましょう。社外に出してよい範囲を、社内で決めておくと安心です。

タンソチェックの利用規約には、取得したデータを提供者が分析に利用する旨の記載があります。関係会社への共有も、規約に書かれています。Excelなら自社の端末で完結しますが、ファイルの管理は自社の責任です。

サポート・日本語・更新頻度

国内の資料やサービスは、日本語で利用できます。openLCAは海外発のソフトで、公式サイトの案内は英語です。操作を習得するまでの負担を見込んでおきましょう。

更新が続いているかも見ておきたい点です。openLCAは2.7.0が公開されています。環境省のデータベースは、毎年3〜4月ごろに新版が出ています。

04

【比較表】無料で使えるCO2排出量算定ツール5選

無料の範囲、商用利用、主な制限、有料版の価格目安を5つで並べました。製品ページがあるサービスは、このカテゴリにはありません。条件は2026年時点の公開情報に基づきます。

名称

無料の種類

商用利用

主な制限

提供形態

有料版の価格目安

環境省 排出原単位データベース・算定用Excel

公的機関の無料資料(Excel・PDF)

出典の記載が必要

ソフトではなく資料。入力・集計は自社で行う

Excel・PDF

なし(無料)

日本商工会議所 CO2チェックシート

無料のExcelシート

会員・非会員を問わず無料

Scope3に対応していない。毎年新版を入手する

Excel

なし(無料)

無料カンタンCO2算定(UPDATER)

無料のオンライン算定ツール

公式で記載を確認できず

Scope1・2のみ。Scope3は別途相談

Web

公式で要確認

タンソチェック

無料アカウントの申し込み

利用規約を確認

無料の範囲は公式で一覧を確認できず。一部の機能はプレミアムプラン限定

クラウド

公式で金額の掲載を確認できず

openLCA

オープンソース(MPL-2.0)

ライセンス条件に従う

LCAの専門知識が必要。公式の案内は英語

Windows・macOS・Linux

なし(ソフトは無料)

各ツールの無料範囲や条件は、導入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。提供元の都合で、条件が変更されることがあります。

05

【無料版】CO2排出量算定ツールおすすめ5選

ここでは、公的機関と業界団体の資料を先に紹介します。続いて、民間のサービスとオープンソースのフリーソフトを紹介します。各項目の冒頭に、無料の種類、商用利用、向いている企業、注意点をまとめました。

環境省 排出原単位データベース・算定用Excel

  • 無料の種類:公的機関の無料資料(Excel・PDF)
  • 商用利用:公共データ利用規約に基づき、出典を記載する
  • 向いている企業:Scope3まで含めて、算定の根拠を自社で組み立てたい企業
  • 注意点:入力すれば結果が出るソフトではない

環境省のグリーン・バリューチェーンプラットフォームで、無料で公開されています。排出原単位データベースはVer.3.6(Excel、2026年4月リリース)です。基本ガイドラインはVer.2.8(PDF、2026年3月リリース)です。

算定用のExcelシートは、基本ガイドラインの算定方法を実現するファイルとして案内されています。リリースは2014年3月のため、最新の原単位は、データベースで差し替えて使います。

編集部コメント:算定の根拠を示すときの拠り所になる資料です。表計算の知識があれば、無料で算定の骨組みを作れます。一方で、集計や更新の手間は自社が担います。

日本商工会議所 CO2チェックシート

  • 無料の種類:無料のExcelシート(フリーソフト的な配布)
  • 商用利用:会員・非会員を問わず無料で利用できる
  • 向いている企業:まず電気やガスのCO2排出量を把握したい中小企業
  • 注意点:Scope3に対応していない

日本商工会議所が無料で提供するExcelのツールです。月ごとの使用量や料金を入力すると、CO2排出量が自動で計算され、グラフで見える化できます。2026年度版は、2026年5月に公開されました。

ダウンロードにはフォームの入力が必要です。係数は環境省のSHK制度のものを利用し、旧年度のデータは自動で移行されません。LED導入による削減効果のシミュレーションも備えています。

編集部コメント:エネルギー使用量の把握が目的なら、導入のハードルが低い選択肢です。取引先からScope3の回答を求められる段階では、別の手段が必要になります。

無料カンタンCO2算定(UPDATER)

  • 無料の種類:無料のオンライン算定ツール
  • 商用利用:公式で記載を確認できず
  • 向いている企業:Scope1・2の規模を、手早く概算したい企業
  • 注意点:Scope3は別途の相談になる

UPDATERが、2024年9月に公開したツールです。自社のCO2排出量のうちScope1とScope2を、オンラインで即座に算定できます。会員登録は不要で、誰でも無料で使えると案内されています。

Scope3や、より詳しい算定は、別途の相談という扱いです。入力項目や算定に使う係数の出典は、確認できた範囲では公式ページに記載がありません。結果は目安として扱いましょう。

編集部コメント:社内で算定の必要性を説明する前の、概算に向いています。報告や取引先への回答に使う数値は、係数の出典を確認できるツールで作り直すのが安全です。

タンソチェック

  • 無料の種類:無料アカウントの申し込み(フリープランの範囲は公式で一覧を確認できず)
  • 商用利用:利用規約を確認
  • 向いている企業:複数拠点のデータを、システムで管理したい企業
  • 注意点:一部の機能はプレミアムプラン限定

株式会社タンソーマンGXが提供するクラウドサービスです。公式サイトに、無料アカウントの申込フォームがあります。Scope1・2・3の15カテゴリに対応し、環境省のデータベースの係数で算定すると案内しています。

AIで一括算定、報告書8種類、回答代行、一括取込チェックは、プレミアムプラン限定です。請求書から登録するAI機能と、省エネ法の集計は、全プランで使えます(2026年10月時点)。

編集部コメント:請求書の取り込みから始めたい企業に向きます。無料のまま運用できる範囲は、申し込み時に確認しましょう。利用規約のデータの扱いも、社内で承認を得てから読み進めてください。

openLCA

  • 無料の種類:オープンソース(MPL-2.0)のフリーソフト
  • 商用利用:MPL-2.0の条件に従う
  • 向いている企業:製品のライフサイクル全体の排出量を、自社で計算したい企業
  • 注意点:LCAの専門知識が必要

GreenDeltaが2006年から開発する、LCAとフットプリントのソフトです。公式サイトは、オープンソースで無料で使えると案内しています。Windows、macOS、Linux向けに配布され、2.7.0が公開中です。

ソースコードはMPL-2.0で公開されています。製品単位のフットプリントの計算には使えますが、組織の排出量の集計専用ではありません。公式サイトの案内は英語が中心です。

編集部コメント:研究や、製品のLCAを内製したい企業の選択肢です。算定に使うデータの用意と結果の検証は、自社が担います。Pythonで扱うなら、BSD-3-Clauseで公開されるBrightwayもあります。

有料の製品を比べるなら、CO2排出量管理システムのカテゴリページをご覧ください。

06

無料で使えるCO2排出量算定ツールのメリットとデメリット・注意点

無料のCO2排出量算定ツールやフリーソフトには、費用をかけずに現状を把握できるメリットがあります。一方で、算定の根拠や更新の管理には注意が必要です。製造業の実務に即して整理します。

費用をかけずに排出量の規模を把握できる

電気やガスの使用量があれば、無料のツールで排出量の概算を出せます。拠点別や月別の推移も、グラフにして確認できます。社内で脱炭素の話を始める材料にもなるでしょう。

環境省の資料は、無料で公開されているため、算定の考え方を学ぶ段階でも使えます。まず小さな範囲で試し、必要な機能を見極める使い方が現実的です。

非商用・学生向けの無償版や体験版を業務で使うリスク

非商用・個人・学生向けの無償版は、業務で使えません。体験版や無料のデモは、評価用の提供です。期間が終わった後も本番の算定に使うと、利用条件に反するおそれがあります。

算定結果を取引先や開示に使う場合は、特に注意が必要です。導入前に、利用規約を書面で確認しましょう。オープンソースも、ライセンスの条件を守る必要があります。

無料の範囲を超えたときの課金と移行

タンソチェックのように、無料のアカウントと有料のプランが分かれるサービスがあります。報告書や回答代行を使いたい場合は、有料のプランが前提です。

無料で貯めたデータを、有料の版や別のサービスへ移せるかは、提供元によって異なります。登録したデータの扱いと、書き出しの方法を、早い段階で確認しておきましょう。

算定結果の検証と係数の更新は自社の責任

無料のツールは、入力した数値が正しいかどうかを保証しません。タンソチェックの利用規約も、登録データの正確性は利用者の責任としています。算定の前提を記録に残しましょう。

排出係数は毎年更新されます。古い係数のまま報告に使うと、数値が実態とずれることがあります。最新版の確認を、年間の作業に組み込んでください。

データの社外送信とExcelの属人化

クラウドに請求書や取引先のデータを登録するときは、社外へ出してよい範囲を決めておく必要があります。データの扱いは、提供元の利用規約とプライバシーポリシーで確認しましょう。

Excelは、作った担当者の運用に依存します。式の修正履歴が残らず、複数の版が混在しがちです。保存場所と更新のルールを、先に決めておきましょう。

編集部コメント:無料のCO2排出量算定ツールは、現状の把握と、算定の練習に向いています。取引先への回答や開示に継続して使う企業は、証跡と更新の管理を担えるシステムも検討してください。

07

無料のCO2排出量算定ツールから有料版に切り替える目安

フリーソフトやExcelで始めても、拠点や取引先が増えると、運用の負担が大きくなります。切り替えのサインを見逃さないことが、手戻りの防止につながります。以下に目安をまとめました。

無料版で足りるケース

有料版を検討すべきケース

Scope1・2の概算で、社内の現状把握が目的

Scope3を含めて、取引先への回答や開示に使う

拠点が少なく、Excelの式と履歴を担当者が管理できる

拠点やデータの入力者が増え、集計に時間がかかる

環境省の資料をもとに、算定の手順を自社で整備できる

報告書の出力や、係数の更新を自動にしたい

切り替えを考えるサイン

切り替えを検討する主なサインは、次の4つです。

  • 拠点が増え、Excelの集計と版の管理が追いつかなくなった
  • 取引先から、Scope3を含む排出量の回答を求められた
  • 算定結果の根拠や、請求書の証憑を残す必要が出た
  • 係数の更新と再計算の作業に、毎年時間がかかる

有料版の価格帯

タンソチェックのプレミアムプランの金額は、公式サイトに載っていません(2026年時点)。料金は、提供元への問い合わせで確認する形です。

見積もりを依頼するときは、拠点数、算定するScope、必要な報告書をそろえると比較しやすくなります。AIST-IDEAなどのデータベースは、購入や入会の費用が別にかかります。

次に読む記事

有料のシステムを比べるなら、CO2排出量管理システムのカテゴリページから製品を探せます。算定の考え方は、環境省の基本ガイドラインや環境省のSHK制度の解説が参考になるでしょう。

製品単位の排出量の手順は、環境省のカーボンフットプリント ガイドラインに載っています。いずれも無料で閲覧でき、算定の前提を社内で共有する資料として使えます。

08

無料のCO2排出量算定ツールに関してよくある質問

無料のCO2排出量算定ツールについて、検索でよく見られる疑問に答えます。Excelでの算定、Scope3、排出係数、SHK制度との関係などです。

Excelだけで、CO2排出量を算定できますか?

算定できます。電気や燃料の使用量に、排出係数を掛ける表を作る方法です。日本商工会議所のCO2チェックシートのように、無料のExcelも公開されています。

ただし、Scope3には対応していないシートもあります。係数の更新と履歴の管理は、利用者の責任です。拠点が増えたら、システムへの切り替えを考えましょう。

Scope3も無料で算定できますか?

環境省の基本ガイドラインと算定用のExcelシートは、無料で公開されています。カテゴリ別の算定方法が示され、Scope3の算定に使えるのが特徴です。

ただし、取引先のデータ収集や集計は、自社の作業になります。日商のCO2チェックシートはScope3に対応していません。規模が大きい場合は、15カテゴリに対応するシステムも検討しましょう。

排出係数は、無料で入手できますか?

環境省が、排出原単位データベースを無料で公開しています。最新版はVer.3.6(Excel)で、2026年4月にリリースされました。解説のPDFも同時に公開されています。

利用するときは、出典の記載が必要です。電気の排出係数は、電気事業者ごとに異なります。算定の目的に合った係数かどうかを、解説の資料で確認してください。

無料のツールで、温対法の報告ができますか?

温対法のSHK制度は、特定排出者に、排出量の算定と国への報告を義務づけています。電子報告システムのEEGSも用意されています。無料のツールは、数値の算定を助ける位置づけです。

自社が報告の対象になるかは、環境省の制度のページで確認してください。タンソチェックも、国への報告は事業者自身が行うと案内しています。

09

まとめ

無料のCO2排出量算定ツールは、公的資料、Excel、SaaSの無料アカウント、OSSに分かれます。環境省の排出原単位データベースとCO2チェックシートは、費用をかけずに始める手がかりです。Scope3や製品単位は、ガイドラインを読んで手段を選びましょう。

SaaSの無料アカウントとフリーソフトは、利用条件とデータの保存先の確認が前提です。非商用・個人向けの無償版や体験版は、業務には使えません。継続して使うなら、CO2排出量管理システムのカテゴリページも参考になります。価格や条件は2026年時点のため、導入前に公式サイトで確認しましょう。

よくある質問

QExcelだけで、CO2排出量を算定できますか?
A

算定できます。電気や燃料の使用量に排出係数を掛ける表を作ります。日本商工会議所のCO2チェックシートのように、無料のExcelも公開されています。ただしScope3に非対応のシートもあり、係数の更新と履歴の管理は利用者の責任です。

QScope3も無料で算定できますか?
A

環境省の基本ガイドラインと算定用のExcelシートが無料で公開されており、カテゴリ別の算定方法が示されています。ただし取引先のデータ収集や集計は自社で行います。日商のCO2チェックシートはScope3に対応していません。

Q排出係数は、無料で入手できますか?
A

環境省が排出原単位データベースを無料で公開しています。最新版はVer.3.6(Excel)で、2026年4月にリリースされました。利用時は出典の記載が必要です。電気の排出係数は電気事業者ごとに異なるため、目的に合う係数か解説資料で確認してください。

Q無料のツールで、温対法の報告ができますか?
A

温対法のSHK制度は、特定排出者に排出量の算定と国への報告を義務づけており、電子報告システムのEEGSも用意されています。無料のツールは数値の算定を助ける位置づけです。自社が対象かは、環境省の制度のページで確認してください。

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