メインコンテンツへスキップ
費用・価格#産業用ロボット#協働ロボット#費用

産業用ロボットの費用|価格が非公開な理由と導入総額・見積もりの取り方

産業用ロボットの価格がなぜ公開されていないのかを起点に、本体・周辺機器・システムインテグレーション費用の3構成、公表事例に基づく980万円〜2億円の導入総額、人件費との回収期間比較、見積もりの取り方と使える補助金までを整理した記事。編集部の製造業適合性スコアで主要メーカーの費用面での位置づけも示す。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
産業用ロボットの費用|価格が非公開な理由と導入総額・見積もりの取り方

産業用ロボットの導入を検討して価格を調べると、金額がほとんど出てきません。メーカーの製品ページを見ても「要見積」とだけ書かれ、本体価格すら公開されていないのが実情です。

これは情報を隠しているのではなく、本体だけでは動かない設備だからです。ロボットアーム単体を買っても生産は始まりません。ハンドや架台、安全柵、周辺装置を組み合わせ、既存の設備とつなぐ設計・工事が必要で、その構成によって総額が数倍変わります。定価を出しても意味を持ちません。

  • 本体は小型なら100万円台から。ただし総額は構成によって1,000万円規模まで変わる
  • システムインテグレーション費用が総額の半分を占める例もある
  • 省力化投資補助金が使える。補助上限は類型と従業員規模で変わる

この記事でわかること

01

産業用ロボットの価格が公開されていない理由

まず前提を整理します。価格を調べても出てこないのは当たり前で、その理由を理解しておくと見積もりの取り方が変わります。

  • 掲載11製品すべてが「要見積」。ファナック・安川電機・ABBなど大手も例外なし
  • 本体・周辺機器・SI費用の3つで構成され、比率は案件ごとに大きく動く
  • 「相場」を掲げる情報は根拠が薄い。構成が違えば比較にならない

本体だけでは生産が始まらない

産業用ロボットはアーム単体では何もできません。ワークをつかむハンド、設置する架台、安全を確保する柵やセンサー、加工物を供給するストッカーやコンベヤが要ります。さらに既存の工作機械や生産管理システムと信号をやり取りする配線と制御も必要です。この組み合わせが現場ごとに違うため、本体価格を示しても導入費用の目安になりません。

同じ作業でも構成で総額が変わる

例えば工作機械へのワーク着脱という同じ用途でも、1台の機械に付けるか複数台を1台のロボットで回すかで、架台も搬送装置も変わります。可搬重量やリーチが変われば本体グレードも上がります。要求される精度やタクトタイムによっては、視覚認識のためのカメラや照明が追加されます。カタログ価格が存在しにくい構造です。

「相場」情報を鵜呑みにしない

検索すると相場を掲げるページが出てきますが、前提条件が書かれていないものは参考になりません。何台構成か、安全柵を含むか、既存設備との接続工事が入るかで金額が変わります。数字を見たら、まずその金額に何が含まれているかを確認してください。含まれる範囲が書かれていない相場は、自社の予算計画には使えません。

02

産業用ロボットの費用は3つに分かれる

見積書を読み解くには、金額がどこに乗っているかを知っておく必要があります。産業用ロボットの導入費用は大きく3つに分かれます。

  • ロボット本体は小型・安価なもので100万円台から。総額の一部でしかない
  • 周辺機器はハンド・架台・安全柵・ストッカーなど。用途ごとに構成が変わる
  • システムインテグレーション費用が総額の半分近くを占める案件もある

ロボット本体

小型で機能を絞った機種であれば、本体だけなら100万円台から入手できるとされています。可搬重量やリーチ、軸数が上がるほど価格も上がり、防爆やクリーン対応といった特殊仕様が入ればさらに変わります。ただし本体は総額の一部であり、ここだけを比べても導入費用の判断はできません。

周辺機器

ワークをつかむハンド、ロボットを据える架台、人と隔てる安全柵、加工物を並べるストッカーやコンベヤが必要です。何をどこまで用意するかは工程によって変わり、視覚認識を使う場合はカメラと照明も加わります。この部分は既製品の組み合わせで済む場合と、専用に設計する場合とで金額が大きく動きます。

システムインテグレーション費用

構想設計、リスクアセスメント、詳細設計、製造組み立て、設置工事、調整という工程それぞれに費用がかかります。工作機械へのワーク着脱システムの試算例では、ロボット本体300万円・関連装置70万円・周辺設備90万円のハード計460万円に対し、システムインテグレーション費用が520万円とされています。総額980万円のうち半分以上です。内訳は構想設計100万円、機械・電機の詳細設計200万円、製造組立120万円、運搬設置80万円、安全講習20万円です。ロボットを買う費用ではなく、動く仕組みにする費用が本体を上回る、という構造を押さえておいてください。

03

産業用ロボットの導入総額の実例

構成ごとに総額がどう変わるかを、公表されている事例で見ます。いずれもロボットSIerや業界メディアが公表している導入事例・試算例です。実案件と試算モデルが混在するため、自社の構成にそのまま当てはまるものではありません。

  • 工作機械へのワーク着脱システムの試算例で980万円。うちSI費用が520万円
  • パレタイジング(段ボールのパレット積み)で2,500万円
  • 複数台構成の箱詰め・組立ラインは5,000万円から2億円規模まで

構成

用途

総額の目安

ロボット1台+ハンド・架台・安全柵・ストッカー

工作機械への加工材料の着脱

980万円(うちSI費用520万円)※試算例

ロボットシステム1式

段ボール箱のパレタイジング

2,500万円

パラレルリンクロボット2台+コンベヤ

製品の箱詰め

5,050万円

ロボット4台

製品の組み立て工程

6,000万円

パラレルリンクロボット10台

食品工場での箱詰め

2億円

1台構成でも1,000万円近くになる

最も小さい構成である工作機械への着脱システムでも、試算例で980万円です。本体だけなら100万円台から入手できることを考えると、本体以外に800万円以上かかっている計算になります。「ロボット本体の価格」で予算を組むと、実際の見積もりとの差に驚くことになります。

台数が増えると比例以上に増える

ロボット2台の箱詰めが5,050万円、4台の組立が6,000万円、10台の食品箱詰めが2億円という並びです。台数に比例するだけでなく、複数台を協調させる制御や搬送設備が加わるため、規模が大きくなるほど1台あたりの周辺コストも積み上がります。

自社の規模に近い事例で考える

数億円規模の事例は大手の全自動ラインで、中小規模の工場が参考にできる水準ではありません。まずは1工程・1台構成から検討し、そこで効果が出るかを確かめる進め方が現実的です。1,000万円前後を最初の目安として置いてください。

04

産業用ロボットと人を雇う場合の比較

設備投資として妥当かを判断するには、人件費と並べて見る必要があります。稟議を通す際にも、この比較が根拠になります。

  • 年収300万円の社員は人件費ベースで年500万円程度と見るのが一般的
  • 4人分の作業を「ロボット+1人」に置き換えると年1,500万円の効果
  • 公表事例では2,520万円の投資に対し回収期間4.6年という案件がある

人件費は年収より大きい

比較の起点になるのは、社員1人にかかる実際の費用です。年収300万円でも、社会保険料や採用費、教育費を含めた人件費は年500万円程度と見積もるのが一般的です。ロボットの導入額を比べる相手はこの金額であり、年収そのものではありません。

置き換えの効果を試算する

年収300万円(人件費500万円と仮定)の社員4人でまかなっていた作業を、ロボット1台と1人で担えるようになる場合を考えます。人件費は年2,000万円から500万円に減り、差額は年1,500万円です。1,000万円規模の導入なら1年以内、2,500万円規模でも2年程度で費用を回収できる計算になります。

回収期間で判断する

実際の公表事例では、事業規模2,520万円に対して投資回収期間4.6年という案件があります。試算より長いのは、置き換えられる人数が限られていたり、稼働率が想定に届かなかったりするためです。夜間や休日も動かせるか、段取り替えの頻度はどれくらいかで回収期間は変わります。何人分の作業をどれだけの時間置き換えられるかを、導入前に具体的に詰めてください。

05

産業用ロボットの見積もりの取り方

価格が非公開である以上、見積もりを取る以外に金額を知る方法はありません。ただし条件を揃えずに依頼すると、返ってきた金額を比較できなくなります。

  • 対象工程・ワーク条件・タクトタイムの3つを決めてから依頼する
  • 依頼先はメーカーではなくSIer(システムインテグレータ)が基本
  • 見積書では本体・周辺機器・SI費用・保守の内訳を分けて出してもらう

依頼前に決める3つのこと

どの工程を自動化するか、扱うワークの形状・重量・数量はどれくらいか、1個あたり何秒で処理する必要があるか。この3つが決まっていないと、SIer側が前提を置いて試算するため、各社バラバラの条件で金額が返ってきます。図面や現場写真、現状の作業動画があると精度が上がります。

依頼先はSIerになる

ロボットメーカーは本体を作る立場で、システムとして組むのはSIerの仕事です。同じファナックのロボットでも、どのSIerが組むかで周辺機器の選定と設計費が変わります。メーカーに問い合わせると取引のあるSIerを紹介される流れになるため、最初からSIerに相談するほうが早い場合もあります。

見積書で確認する4点

本体・周辺機器・SI費用・保守がそれぞれいくらかを分けて出してもらってください。一式で1,000万円と書かれた見積書では、どこを削れるか判断できません。あわせて、リスクアセスメントが含まれるか、労働安全衛生法に基づく特別教育の費用が入っているか、稼働後の保守体制と年額も確認しておくと、後から追加費用が出る事態を避けられます。

06

産業用ロボットの価格を左右する要素

同じ工程でも見積額に差が出るのは、仕様と体制の選び方によります。どこで金額が動くかを知っておくと、削れる部分と削れない部分の判断がつきます。

  • 可搬重量・リーチ・軸数が上がるほど本体価格も周辺設備も大きくなる
  • 協働ロボットは安全柵を省ける分、設置面積と工事費を抑えられる場合がある
  • ティーチングを内製できるかどうかが、導入後の変更コストを左右する

可搬重量とリーチ

扱うワークの重さと動く範囲で機種が決まります。可搬重量が上がれば本体だけでなく架台の強度も上がり、リーチが伸びれば安全柵で囲う面積も広がります。実際に必要な数値より余裕を持たせすぎると、本体以外の部分で費用が膨らみます。現物の重量を測ってから機種を選んでください。

協働ロボットという選択肢

人と同じ空間で動かせる協働ロボットは、条件を満たせば安全柵なしで設置できます。柵の費用と設置面積を抑えられるため、狭い工場では総額が下がることがあります。ただしリスクアセスメントは必要で、速度制限がかかるためタクトタイムは通常のロボットより長くなります。安いから選ぶのではなく、工程が合うかで判断する部分です。

ティーチングを内製できるか

動作を教え込むティーチングを社内でできるかどうかで、導入後の費用が変わります。品種切り替えのたびにSIerを呼ぶと都度費用が発生します。オフラインティーチングに対応した機種を選び、担当者を育てておけば、変更のたびのコストを抑えられます。Universal RobotsのURシリーズやデンソーウェーブのCOBOTTAは、この操作しやすさが評価される製品です。

07

産業用ロボット導入で使える補助金

1,000万円規模の投資になるため、補助制度の活用が現実的な選択肢になります。制度によって上限額と対象が違うので、投資計画と合わせて確認してください。

  • カタログ注文型の補助上限は従業員規模別に500万〜1,000万円(補助率1/2以下)
  • オーダーメイドのロボットシステムは一般型。上限1億円は賃上げ特例適用時の最大値
  • 公募には期限がある。設備選定より先にスケジュールを確認する

中小企業省力化投資補助金

人手不足の解消を目的とした制度で、産業用ロボットは主要な対象設備です。「カタログ注文型」と「一般型」の2類型があります。前者は登録済みの汎用製品をカタログから選ぶ方式で、2026年3月19日の制度改定後の補助上限は従業員5名以下500万円、6〜20名750万円、21名以上1,000万円、補助率は1/2以下です。賃上げを達成した場合はそれぞれ750万円・1,000万円・1,500万円まで引き上げられます。後者は個別の現場に合わせた設備導入・システム構築が対象で、従業員規模に応じて数千万円規模、大幅賃上げ特例の適用時に最大1億円となります。オーダーメイドのロボットシステムは一般型が該当します。

公募スケジュールを先に確認する

両類型とも公募は回次ごとに区切られ、申請受付期間と交付決定の時期が決まっています。そのため、設備を選んでから補助金を探すと間に合いません。導入時期が決まっているなら、公式サイトで最新の公募回次と締切を確認してから製品選定を進めてください。

補助金ありきで構成を決めない

補助上限に合わせて構成を膨らませると、必要のない設備まで入ることになります。採択されなかった場合に導入自体が止まるリスクもあります。まず自社に必要な構成と、補助金なしでも成立する投資回収の見通しを立てたうえで、使える制度があれば申請するという順序が安全です。制度の要件は年度ごとに変わるため、最新の公募要領を必ず確認してください。

08

産業用ロボット主要メーカーと費用面での位置づけ

価格が非公開である以上、メーカー選びを金額で比べることはできません。編集部では各製品を製造業適合性スコア(工程管理適合性・現場利用しやすさ・中堅/中小製造業との相性・生産管理適合性などを5段階で評価)で採点しています。費用の観点では、中堅/中小製造業との相性と現場利用しやすさの2軸が判断材料になります。

  • Universal Robots URシリーズは中小相性5・現場利用しやすさ5で最上位
  • ファナックとABBは工程管理適合性5だが中小相性は3
  • 現場で教示できる製品ほど導入後の変更を内製でき、総額を抑えやすい

製品

中堅/中小製造業との相性

現場利用しやすさ

工程管理適合性

Universal Robots URシリーズ

5

5

4

デンソーウェーブ COBOTTA/VSシリーズ

4

4

3

オムロン TMシリーズ/モバイルロボLD

4

4

4

ファナック ロボット(CRXシリーズ含む)

3

4

5

三菱電機 MELFA(FRシリーズ/ASSISTA)

3

4

4

ABB IRBシリーズ/YuMi・GoFa

3

3

5

Kawasaki Robotics Rシリーズ/duAro

3

3

4

高機能な製品ほど中小には重い

ファナックとABBは工程管理適合性が5で、溶接から搬送・パレタイジングまで幅広い工程に対応できます。大規模ラインの自動化では最上位です。

一方で中小相性はどちらも3にとどまります。製品が劣るという意味ではなく、本格導入にSIer費用がかかるためです。1工程・1台から始める規模では投資に見合わない可能性があります。

操作しやすさが総額に効く

Universal RobotsのURシリーズは中小相性・現場利用しやすさとも5です。現場担当者が自分で教示できるため、品種切り替えのたびにSIerを呼ぶ必要がありません。

ただし可搬重量が限られ、大型・高負荷の工程には向きません。初期費用だけでなく導入から3年5年の総額で見ると、この差は大きくなります。ただし対象工程が重量物なら、選択肢から外れます。

スコアと総額の関係

本体価格が非公開なので、スコアが高い製品が安いとは限りません。ただし中小相性と現場利用しやすさが高い製品は、簡易な構成で成立しやすく、導入後の変更を社内で吸収できる傾向があります。

金額を比べられない領域では、この2軸が総額を抑えられるかどうかの手がかりになります。各製品のスコアと評価理由は産業用ロボット(協働ロボット対応)のカテゴリページで確認できます。

09

まとめ|産業用ロボットの費用の見極め方

産業用ロボットの価格が公開されていないのは、本体だけでは動かない設備だからです。本体・周辺機器・システムインテグレーション費用の3つで構成され、公表事例ではSI費用が総額の半分近くを占める案件もあります。「本体価格」で予算を組むと実際の見積もりと大きくずれます。

1台構成でも1,000万円前後を最初の目安としてください。そのうえで人件費との比較で回収期間を試算し、投資として成立するかを判断します。年収300万円の社員4人分を「ロボット+1人」に置き換えられるなら年1,500万円の削減効果ですが、実際の公表事例では回収に4.6年かかった案件もあります。稼働率をどこまで上げられるかで変わります。

見積もりは、対象工程・ワーク条件・タクトタイムを決めてからSIerに依頼してください。本体・周辺機器・SI費用・保守の内訳を分けて出してもらえば、どこを削れるかが見えます。製品ごとの選定軸から整理したい場合は産業用ロボット・協働ロボットの選び方|選定7軸と導入・費用・失敗回避を、各社の違いを比べたい場合は産業用ロボットの比較記事をご覧ください。

産業用ロボット(協働ロボット対応)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
ファナック ロボット(CRXシリーズ含む) ロゴ
ファナック ロボット(CRXシリーズ含む)ファナック株式会社要見積もり世界最大級の導入実績と高稼働率で工場自動化を支える産業用ロボット詳細を見る
Universal Robots URシリーズ ロゴ
Universal Robots URシリーズUniversal Robots(ユニバーサルロボット)要見積もり協働ロボットのパイオニア、現場で組める手軽さとUR+の拡張性詳細を見る
安川電機 MOTOMAN(GP/HCシリーズ) ロゴ
安川電機 MOTOMAN(GP/HCシリーズ)株式会社安川電機要見積もり溶接に強いMOTOMAN、産業用から協働まで揃えるロボットシリーズ詳細を見る
ABB IRBシリーズ/YuMi・GoFa ロゴ
ABB IRBシリーズ/YuMi・GoFaABB要見積もりグローバル大手の産業用ロボット、双腕YuMiと協働GoFa詳細を見る
三菱電機 MELFA(FRシリーズ/ASSISTA) ロゴ
三菱電機 MELFA(FRシリーズ/ASSISTA)三菱電機株式会社要見積もりFA機器と一体で組めるMELFA、協働ロボットASSISTAも詳細を見る
オムロン TMシリーズ/モバイルロボLD ロゴ
オムロン TMシリーズ/モバイルロボLDオムロン株式会社要見積もりビジョン内蔵の協働ロボTMと自律搬送ロボLDで現場を自動化詳細を見る
デンソーウェーブ COBOTTA/VSシリーズ ロゴ
デンソーウェーブ COBOTTA/VSシリーズ株式会社デンソーウェーブ要見積もり小型・高速の組立検査ロボットと手軽な協働ロボットCOBOTTA詳細を見る
EPSON スカラ/6軸ロボット ロゴ
EPSON スカラ/6軸ロボットセイコーエプソン株式会社要見積もりスカラで世界シェア上位、高速・高精度な組立を実現詳細を見る
KUKA 産業用ロボット/LBR iiwa ロゴ
KUKA 産業用ロボット/LBR iiwaKUKA要見積もり自動車向けに強いドイツ大手、力覚搭載の協働LBR iiwa詳細を見る
Kawasaki Robotics Rシリーズ/duAro ロゴ
Kawasaki Robotics Rシリーズ/duAro川崎重工業株式会社(Kawasaki Robotics)要見積もり溶接・搬送の老舗、双腕協働ロボットduAroで人手を補う詳細を見る
不二越 MZ/CZシリーズ(協働CZ10) ロゴ
不二越 MZ/CZシリーズ(協働CZ10)株式会社不二越(NACHI)要見積もり溶接・搬送に強い国産ロボット、協働CZ10で人手作業も自動化詳細を見る

よくある質問

Q産業用ロボットの値段はいくらですか?
A

本体だけであれば小型・機能を絞った機種で100万円台からとされていますが、本体価格は導入費用の一部にすぎません。公表されている事例では、工作機械へのワーク着脱システム1台構成で総額980万円、パレタイジングで2,500万円、複数台構成のラインでは5,000万円から2億円規模になります。1工程・1台から始める場合でも、1,000万円前後を最初の目安として考えてください。

Qなぜ産業用ロボットの価格は公開されていないのですか?
A

本体だけでは生産が始まらない設備だからです。ロボットアームに加えてハンド・架台・安全柵・搬送装置が必要で、既存設備と接続する設計と工事も要ります。この構成が現場ごとに違い、同じ用途でも総額が数倍変わるため、定価を示しても目安になりません。編集部が掲載している主要11製品も、すべて要見積です。

Q産業用ロボットの4大メーカーはどこですか?
A

ファナック、安川電機、ABB、KUKAの4社が世界の産業用ロボット市場で4強と呼ばれます。国内では加えて川崎重工業、三菱電機、デンソーウェーブ、不二越、セイコーエプソン、オムロンなどが主要メーカーです。協働ロボットではデンマークのUniversal Robotsが先行しています。費用の観点では、4強は大規模ラインへの適合性が高い一方、1台から始める中小規模ではSIer費用の比重が大きくなります。

Q見積もりを依頼するとき、何を伝えればよいですか?
A

どの工程を自動化するか、扱うワークの形状・重量・数量、1個あたりのタクトタイムの3つです。この3つが決まっていないとSIer側が前提を置いて試算するため、各社バラバラの条件で金額が返ってきます。図面や現場写真、現状の作業動画を添えると精度が上がります。見積書は本体・周辺機器・SI費用・保守の内訳を分けて出してもらってください。

Q産業用ロボットの導入に使える補助金はありますか?
A

中小企業省力化投資補助金が該当します。あらかじめ登録された製品から選ぶカタログ注文型と、自社の工程に合わせて設計するオーダーメイド型(一般型)があり、補助上限は従業員規模や賃上げ要件によって変わります。ロボットシステムは個別設計になることが多いためオーダーメイド型が中心です。公募回ごとに要件と上限額が変わるため、申請前に必ず公式の公募要領を確認してください。

産業用ロボットをもっと詳しく探す