RFIDの費用|タグ1枚1円の実態と数量別の実売価格・導入総額
RFIDタグが「1枚1円」と言われる根拠を経済産業省の宣言まで遡って整理し、公表されている数量別の実売価格(UHF帯紙ラベル1〜99枚330円・500枚91円、金属対応ラベルはその約2倍)を並べた記事。読み取り機やシステム連携を含む総額、バーコードとの費用比較、投資回収の試算、見積もりの取り方までをまとめる。

RFIDの導入費用を調べると、「タグは1枚1円」という数字がよく出てきます。バーコードのシールと変わらない水準で、これなら現場の全部品に貼れそうに見えます。
ところが実際に見積もりを取ると、金額が合いません。数百枚単位で買おうとすると1枚あたり数百円になり、想定と桁が2つ違う、ということが起こります。
差が出るのは、1円という数字が何を前提にした金額なのかが抜け落ちているためです。この記事では、公表されている数量別の価格を並べたうえで、タグ以外にかかる費用と、投資として見合うかの判断のしかたまで整理します。
- 「1枚1円」は年間1000億枚規模を前提にした政府の目標値であって実売価格ではない
- 公表価格では、UHF帯の紙ラベルが1〜99枚で1枚330円、500枚で1枚91円(税込)
- 製造業で必要になる金属対応タグは、通常の紙ラベルのおよそ2倍
この記事でわかること
RFIDタグが「1枚1円」と言われる理由
まず、この数字の出どころを確認します。ここを取り違えたまま予算を組むと、見積もりを見た段階で計画が崩れます。
- 出どころは経済産業省が2017年に策定した「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」
- 1円は普及に必要な水準として掲げられた目標であり、現在の販売価格ではない
- 目標年は2025年。今その水準で買えるかは、実際の公表価格で確かめる必要がある
政府目標としての1円
「1円」は、経済産業省が2017年4月に策定した「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」に由来します。大手コンビニ各社が2025年までに取扱商品へ電子タグを貼付する、という構想です。
この規模で貼付を成立させるには、タグ1枚あたりのコストを1円程度まで下げる必要がある、という文脈で示された数字でした。つまり普及の条件として掲げられた目標値であって、現在市場で買える価格ではありません。
大量発注を前提とした数字
1円という水準が想定しているのは、年間で億枚単位を発注する規模です。半導体チップもアンテナも、生産ロットが大きいほど1枚あたりのコストが下がります。
工場で数百枚から数千枚を使う導入は、この前提から大きく外れます。同じ「RFIDタグ」でも、買う枚数が3桁も4桁も違えば単価が変わるのは当然です。
相場情報を読むときの注意
検索するとタグの相場を挙げるページが多く出てきますが、多くは何枚買ったときの価格かが書かれていません。数量の条件がない単価は、自社の予算計画には使えません。
数字を見たら、まず「何枚買ったときの単価か」「周波数帯は何か」「金属に対応しているか」の3点を確認してください。この3つで単価は数倍変わります。
RFIDタグの実売価格は数量で決まる
では実際にいくらで買えるのか。数量別の価格を公表している販売元があるので、その公表価格を見ます。以下はJISSO株式会社が自社サイトで公開している通信販売価格表の数値です(税込・参考価格)。
- UHF帯の紙ラベルは1〜99枚で1枚330円、100枚で242円、500枚で91円
- 小ロットと500枚では単価が3.6倍違う。枚数が単価を決める
- 同じ販売元が「参考価格・発注前に必ず確認」と明記している
数量 | UHF帯 紙ラベル | UHF帯 金属対応ラベル | HF帯 紙ラベル |
|---|---|---|---|
1〜99枚 | 330円 | 605円 | 220円 |
100枚 | 242円 | 297円 | 209円 |
500枚 | 91円 | 198円 | 187円 |
1,000枚 | 要問合せ | 174円 | 110円 |
いずれも税込の公表価格です。UHF帯はL30×W15mm・ImpinjMR6-Pチップ、HF帯はL86×W54mmの場合。価格は為替の影響を受けて改定されることがあり、販売元自身も参考価格である旨を明記しています。実際の検討では必ず最新の価格を確認してください。
1円との差は330倍
小ロットで買うと1枚330円です。政府目標の1円と比べると330倍になります。試験導入で50枚だけ発注する場合、タグ代だけで16,500円かかる計算です。
この差は品質の違いではなく、発注ロットの違いによるものです。同じ製品でも500枚まとめれば1枚91円まで下がります。
枚数を決めてから見積もる
単価が枚数で決まるということは、貼付対象を先に決めないと費用が出せないということです。どの品目に、いくつ貼るのか。使い捨てにするのか、回収して再利用するのか。
回収できる用途なら初期に必要な枚数だけで済みますが、出荷物に貼って流出させる用途では毎月消費し続けます。この違いで年間のタグ代が大きく変わります。
周波数帯で価格も用途も変わる
UHF帯は数メートル離れた距離から複数枚をまとめて読めるため、パレット単位の入出庫や棚卸に向きます。HF帯は近距離での確実な読み取りに向き、個体管理や工程通過の記録に使われます。
公表価格では、500枚時点でUHF帯の紙ラベルが91円、HF帯が187円と逆転します。単価だけで選ぶと用途に合わない構成になるので、読み取り距離の要件から決めてください。
製造業のRFIDで避けられない金属対応タグの費用
ここが製造業に固有の論点です。一般的な相場記事はアパレルや小売を前提にしていることが多く、この費用が抜けています。
- 金属に直接貼ると電波が反射・吸収され、通常のタグは読めなくなる
- 金属対応ラベルは1〜99枚で605円、500枚でも198円と通常品の約2倍
- 治具・金型・設備・金属部品を管理するなら、この単価が基準になる
金属があると通常のタグは読めない
RFIDは電波でやり取りするため、金属面に直接貼ると電波が反射・吸収され、読み取りが不安定になります。工場で管理したい対象は、治具や金型、工具、設備、金属部品といった金属そのものであることが多くあります。
この場合は金属対応タグが必要になります。金属面から少し浮かせる構造やスペーサーを持たせるなど、専用の設計がされたタグです。
単価はおよそ2倍になる
公表価格で比べると、UHF帯で1〜99枚のとき通常の紙ラベルが330円に対し、金属対応ラベルは605円です。100枚で242円対297円、500枚で91円対198円。数量が増えても差は残ります。
管理対象が1,000点あるなら、通常品なら想定していた予算が2倍になります。試算の段階で金属対応かどうかを決めておかないと、見積もりで金額が跳ねます。
耐環境性でさらに変わる
製造現場では、切削油や洗浄液がかかる、高温になる、繰り返し衝撃を受けるといった条件が加わります。紙ラベルでは持たない場所には、樹脂封止やセラミック製のタグを使うことになり、単価はさらに上がります。
逆に、屋内の棚や台車のように環境が穏やかで、かつ金属から離して貼れる対象であれば、通常の紙ラベルで足ります。貼る場所ごとに仕様を分けるほうが総額は下がります。
RFIDの導入費用はタグ以外にもかかる
タグの単価が分かっても総額にはなりません。読み取る機器と、読んだデータを使うシステムが要ります。ここからはベンダーが公開している価格帯の情報をもとに整理します。
- 読み取り機はハンディ・据え置き・ゲートの3種類で、桁が変わる
- タグに情報を印字するならRFIDプリンターも必要になる
- 既存の生産管理や在庫システムとつなぐ費用が別途かかる
読み取り機の3タイプ
ハンディタイプは作業者が持ち歩いて読む機器で、棚卸や現品照合に使います。据え置きタイプは特定の場所に固定し、通過や設置を検知します。ゲートタイプは出入口に設置し、通り抜けるだけで複数枚をまとめて読みます。
ベンダーが公開している目安では、ハンディと据え置きがそれぞれ20万円程度、ゲートタイプは数百万円とされています。編集部が確認した情報で、構成や機種によって変わるため見積もりでの確認が前提です。
印字が要るならプリンターも
タグに品番や品名を印字して目視でも分かるようにする場合、RFIDプリンターが必要です。ラベルへの印字とICへの書き込みを同時に行う機器で、50万円から100万円程度とされています。
すでに発行済みのタグを貼るだけなら不要です。現場で都度発行するのか、まとめて外注するのかで構成が変わります。
システム連携が総額を左右する
読み取った情報をどこに渡すかで費用が変わります。付属ソフトで完結するなら追加費用は小さく済みますが、既存の生産管理システムや在庫管理システムとつなぐなら、そのための開発が必要です。
現場の運用に合わせた画面や帳票を作り込むほど金額は上がります。まず読み取りだけを試して効果を確かめ、連携は後から広げる進め方であれば、初期の投資を抑えられます。RFIDの構成の選び方はRFID導入の選び方の記事で詳しく整理しています。
RFIDとバーコードの費用を比べる
投資判断で必ず出てくるのが、バーコードで足りるのではないかという問いです。単価だけを見ればバーコードが圧倒的に安く、そこで話が終わりがちです。
- シール単価はバーコードが1枚2〜3円、RFIDは小ロットで330円
- 単価では勝負にならない。差が出るのは読み取りにかかる時間
- 1枚ずつ読む必要があるか、まとめて読めるかが分岐点
単価では比較にならない
バーコードのシール印刷は1枚あたり2〜3円程度とされています。RFIDタグは小ロットで330円、500枚で91円。100倍から30倍の開きがあります。
消耗品として毎月大量に消費する用途では、この差がそのまま効きます。単価で選ぶならバーコードです。
差が出るのは読み取りの手間
バーコードは1枚ずつ、見える位置にスキャナを向けて読む必要があります。RFIDは箱の中や重なった状態でも、複数枚をまとめて読めます。
棚卸で1,000点を数えるとき、1点ずつスキャンするか、ゲートを通すか台車ごと読むかで、かかる時間が変わります。タグ代の差を、削減できる作業時間で埋められるかが判断の中心になります。
回収して使い回せるかで変わる
タグを回収できる用途なら、単価の高さは初期費用として一度で済みます。通い箱、パレット、治具、設備といった社内を循環する対象がこれにあたります。
逆に出荷品に貼って社外に流す用途では、毎回消費します。この場合はタグ代が固定費として毎月乗り続けるため、回収可能な対象から始めるほうが投資として成立させやすくなります。
RFIDの費用が見合うかを判断する
設備投資として妥当かを見るには、削減できる作業時間を金額に置き換えて比べます。稟議でも、この試算が根拠になります。
- 年間コストは「タグ単価×消費枚数」+機器の償却+保守で見る
- 効果は削減できる作業時間×人件費単価で置き換える
- 棚卸のように年数回の作業だけでは、効果が積み上がりにくい
費用側を積む
年間の費用は3つに分けて積みます。毎年消費するタグ代、読み取り機やプリンターの取得費を耐用年数で割った金額、そして保守やシステムの利用料です。
例えば金属対応タグを年間1,000枚消費する場合、500枚単価198円で計算すると年約20万円。ハンディ2台で40万円を5年で割ると年8万円。ここに保守が乗ります。
効果側を積む
効果は作業時間の削減で見ます。棚卸に2人で3日かかっていたものが半日で終わるなら、年2回実施で約10人日の削減です。
人件費を1人日あたり2万円と置けば年20万円です。前の試算の費用側は年28万円だったので、棚卸の削減だけでは届きません。対象を広げるか、別の効果を足す必要があります。
頻度の高い作業に当てる
年に数回しかない棚卸だけでは、効果が積み上がりません。RFIDが効くのは、毎日繰り返している探索や照合の作業です。
治具や工具を探す時間、出荷前の現品照合、工程間の受け渡し記録。こうした日常業務にかかっている時間を削れるなら、回収の見通しが立ちます。導入前に、どの作業に何時間かかっているかを実測してください。
RFIDの見積もりの取り方
構成によって総額が変わるため、条件を揃えずに依頼すると各社バラバラの金額が返ってきて比較できません。先に決めておく項目があります。
- 貼付対象・枚数・貼る面の材質の3つを決めてから依頼する
- タグ代は「初期に必要な枚数」と「年間の消費枚数」を分けて出してもらう
- 読み取り環境(金属・液体・距離)は現地確認を依頼する
依頼前に決める3つのこと
何に貼るのか、何枚必要か、貼る面は金属か否か。この3つが決まっていないと、各社が異なる前提で試算するため金額を並べられません。
あわせて、どこで読みたいか(棚の前・出入口・作業台)と、どれくらいの距離で読めればよいかを伝えると、周波数帯と機器構成の提案が具体的になります。
タグ代は初期と年間を分ける
見積書ではタグ代を、導入時に必要な枚数と、運用開始後に毎年消費する枚数に分けて出してもらってください。一式でまとめられると、ランニングコストが見えません。
回収して再利用する対象と、使い捨てにする対象が混在する場合は、それぞれの枚数を明示します。年間の消費枚数が固定費になるかどうかは、投資判断を左右します。
現地での読み取り検証を入れる
RFIDは環境の影響を受けます。金属棚に囲まれている、近くに動力設備がある、液体を扱うといった条件で、カタログどおりの距離が出ないことがあります。
見積もり前か契約前に、実際の現場でサンプルを使った読み取り検証を依頼してください。検証を省くと、導入後にタグの種類や設置位置をやり直すことになり、その分の費用が余計にかかります。
RFID主要メーカーと費用面での位置づけ
タグやリーダーの価格は構成で変わるため、金額だけでメーカーを比べることはできません。編集部では各製品を製造業適合性スコア(在庫管理適合性・品質管理適合性・工程管理適合性・中堅/中小製造業との相性を5段階で評価)で採点しています。費用の観点では、中小相性と在庫管理適合性の2軸が手がかりになります。
- マーストーケンソリューションが中小相性4で最も高い
- NECプラットフォームズは中小相性2。工程管理適合性4で大規模向け
- 金属対応が要る現場は、専業メーカーを候補に入れると構成が簡潔になる
製品 | 中堅/中小との相性 | 在庫管理適合性 | 工程管理適合性 |
|---|---|---|---|
マーストーケンソリューション RFID | 4 | 4 | 3 |
デンソーウェーブ UHF RFID(SPシリーズ) | 3 | 4 | 3 |
サトー RFID(プリンタ・ラベル一体) | 3 | 4 | 3 |
Zebra RFID(FX固定・RFDハンディ) | 3 | 4 | 3 |
フェニックスソリューション 金属対応UHF RFID | 3 | 4 | 3 |
オムロン RFID V680Sシリーズ | 3 | 3 | 5 |
NECプラットフォームズ UHF RFIDリーダライタ | 2 | 4 | 4 |
小さく始めるなら中小相性を見る
マーストーケンソリューションは中小相性4で、今回のスコアでは最上位です。1工程・1用途から試す規模では、構成を絞りやすい製品のほうが初期費用を抑えられます。
一方でNECプラットフォームズは中小相性2です。工程管理適合性は4で、生産ラインに組み込んで使う用途に向きますが、その能力を活かすには相応の規模と社内の体制が要ります。
金属対応は専業を候補に入れる
フェニックスソリューションは金属対応UHF RFIDを主力に据えたメーカーです。治具や金型、設備の管理が目的で、貼る対象が金属ばかりであれば、専業メーカーのほうが必要な仕様が揃いやすくなります。
汎用メーカーでも金属対応タグは扱っていますが、選定の手間と検証の回数が変わります。前の章で見たとおり金属対応タグは単価が2倍になるため、仕様選びを外すと影響が大きい部分です。
スコアと総額の関係
スコアが高い製品が安いとは限りません。ただし中小相性が高い製品は、簡易な構成で成立しやすく、システム連携を作り込まずに済む傾向があります。
タグ単価が公表されている一方でシステム構成の価格が見えにくいこの分野では、この軸が総額を抑えられるかの手がかりになります。各製品のスコアと評価理由はRFIDシステム(リーダー・ゲート)のカテゴリページで確認できます。
まとめ|RFIDの費用の見極め方
「タグ1枚1円」は、経済産業省が2017年に策定した「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」で普及の条件として掲げられた目標値です。年間で億枚単位を発注する規模を前提にした数字であり、工場が数百枚を買うときの価格ではありません。
公表されている価格では、UHF帯の紙ラベルが1〜99枚で1枚330円、500枚で91円です。製造業で必要になることが多い金属対応ラベルは、500枚でも198円と約2倍になります。予算はこの水準で組んでください。
そのうえで、タグ代に読み取り機とシステム連携を足した年間コストと、削減できる作業時間を並べて判断します。年数回の棚卸だけでは効果が積み上がりにくいので、毎日繰り返している探索や照合の作業に当てられるかを先に確かめてください。回収して使い回せる対象から始めると、タグ代が固定費にならず投資として成立させやすくなります。
RFIDの仕組みや周波数帯の違いから整理したい場合はRFIDの解説記事を、メーカーごとの違いを比べたい場合はRFIDの比較記事をご覧ください。
RFIDシステム(リーダー・ゲート)のおすすめ製品
オムロン RFID V680Sシリーズ
オムロン株式会社
金属・過酷環境に強い産業用RFID(HF)でFA工程管理
IDEC AUTO-ID RFIDソリューション
IDEC株式会社
FA制御機器大手のRFID/自動認識で生産ラインに組み込み
デンソーウェーブ UHF RFID(SPシリーズ)
株式会社デンソーウェーブ
QR開発元による高精度UHF RFID。ハンディ・固定・ゲートを国内最大級の実績で
マーストーケンソリューション RFID(UHF/HF・ハンディ)
株式会社マーストーケンソリューション
RFIDハンディ端末とアプリを組み合わせた国産の現場ソリューション
タカヤ RFIDリーダライタ(HF/UHF/LF)
タカヤ株式会社
HF/UHF/LF全周波数帯を揃える国産RFID専業のリーダライタ
サトー RFID(プリンタ・ラベル一体)
株式会社サトー
RFIDラベルの発行・エンコードから読取・トレーサまで一体運用
RFIDシステム(リーダー・ゲート)比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| オムロン RFID V680Sシリーズ | オムロン株式会社 | 要見積もり | 金属・過酷環境に強い産業用RFID(HF)でFA工程管理 | 詳細を見る | |
| IDEC AUTO-ID RFIDソリューション | IDEC株式会社 | 要見積もり | FA制御機器大手のRFID/自動認識で生産ラインに組み込み | 詳細を見る | |
| デンソーウェーブ UHF RFID(SPシリーズ) | 株式会社デンソーウェーブ | 要見積もり | QR開発元による高精度UHF RFID。ハンディ・固定・ゲートを国内最大級の実績で | 詳細を見る | |
| マーストーケンソリューション RFID(UHF/HF・ハンディ) | 株式会社マーストーケンソリューション | 要見積もり | RFIDハンディ端末とアプリを組み合わせた国産の現場ソリューション | 詳細を見る | |
| タカヤ RFIDリーダライタ(HF/UHF/LF) | タカヤ株式会社 | 要見積もり | HF/UHF/LF全周波数帯を揃える国産RFID専業のリーダライタ | 詳細を見る | |
| サトー RFID(プリンタ・ラベル一体) | 株式会社サトー | 要見積もり | RFIDラベルの発行・エンコードから読取・トレーサまで一体運用 | 詳細を見る | |
| NECプラットフォームズ UHF RFIDリーダライタ(固定型) | NECプラットフォームズ株式会社 | 要見積もり | 高出力・多アンテナの固定型UHFで大規模な一括読取を構築 | 詳細を見る | |
| フェニックスソリューション 金属対応UHF RFID | 株式会社フェニックスソリューション | 要見積もり | アンテナ設計と金属対応タグに強い国産UHF RFID専業 | 詳細を見る | |
| Zebra RFID(FX固定・RFDハンディ・プリンタ) | Zebra Technologies(ゼブラ・テクノロジーズ) | 要見積もり | 固定リーダFX・ハンディRFD・RFIDプリンタを揃えるグローバル定番 | 詳細を見る | |
| 富士通フロンテック RFID(リーダ・タグ) | 富士通フロンテック株式会社 | 要見積もり | 国産で基幹システム連携に強いRFIDリーダ・タグ | 詳細を見る |
よくある質問
QRFIDタグは本当に1枚1円で買えますか?
現時点では、工場が数百枚単位で購入する場面の価格ではありません。1円は経済産業省が2017年に策定した「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」で、普及の条件として掲げられた目標値です。年間で億枚単位を発注する規模を前提にしています。公表されている販売価格では、UHF帯の紙ラベルが1〜99枚で1枚330円、100枚で242円、500枚で91円(いずれも税込・参考価格)です。価格は為替の影響も受けるため、検討時は最新の価格を確認してください。
QRFIDタグの価格は何で決まりますか?
発注枚数、周波数帯、金属に対応しているかの3つで大きく変わります。枚数では、UHF帯の紙ラベルが1〜99枚で330円、500枚で91円と3.6倍の差がつきます。金属対応タグは通常の紙ラベルのおよそ2倍で、500枚でも198円です。さらに切削油や高温にさらされる環境では樹脂封止やセラミック製が必要になり、単価は上がります。相場を見るときは、何枚買ったときの単価かを必ず確認してください。
Q製造業では金属対応タグが必要ですか?
貼る対象が金属であれば必要です。RFIDは電波でやり取りするため、金属面に直接貼ると電波が反射・吸収され読み取りが不安定になります。治具・金型・工具・設備・金属部品といった、工場で管理したい対象の多くが金属です。ただし屋内の棚や台車のように、金属から離して貼れる対象であれば通常の紙ラベルで足ります。貼る場所ごとに仕様を分けたほうが総額は下がります。
QRFIDとバーコードはどちらが安いですか?
消耗品の単価だけならバーコードです。シール印刷が1枚2〜3円程度とされているのに対し、RFIDタグは小ロットで330円、500枚でも91円です。差が出るのは読み取りにかかる時間で、バーコードは1枚ずつ見える位置にスキャナを向ける必要があるのに対し、RFIDは箱の中や重なった状態でも複数枚をまとめて読めます。タグ代の差を削減できる作業時間で埋められるかが判断の中心になります。
Q見積もりを依頼するとき、何を伝えればよいですか?
貼付対象、必要な枚数、貼る面が金属かどうかの3つです。この3つが決まっていないと各社が異なる前提で試算するため、金額を並べて比べられません。あわせてどこで読みたいか、どれくらいの距離で読めればよいかを伝えると、周波数帯と機器構成の提案が具体的になります。見積書ではタグ代を導入時に必要な枚数と毎年消費する枚数に分けて出してもらい、契約前に現場でのサンプル読み取り検証を依頼してください。
