おすすめの電磁界解析・磁場解析ソフトを比較!基礎知識やできること、選び方までをわかりやすく解説!
電磁界解析・磁場解析ソフトの主要7製品を、中小適合の高い順に比較表で並べました。モーター解析特化機能・材料データベース・連成解析・価格と日本語サポートの4軸と、解析対象や社内体制に応じた選び方、費用の内訳まで整理しています。

電磁界解析・磁場解析ソフトは、モーターやトランスなどの電磁機器を設計段階で評価するソフトです。同じ磁場解析でも、製品によって得意な解析対象が大きく違います。社内に解析専任がいるかどうかでも、使いこなせる製品は変わります。この記事では主要7製品を同じ軸で並べ、どの企業にどのタイプが向くかを整理しました。
- モーター・回転機の開発が中心なら、JMAGやAnsys Maxwellなどのモーター特化型
- 熱・構造・流体と組み合わせる研究開発なら、COMSOL Multiphysicsなどの汎用マルチフィジクス型
- 解析専任がいない中小企業や部署単位の導入なら、公開価格と無償トライアルのあるFemtet
- アンテナやEMC/EMIなど高周波が中心なら、高周波に強いCST Studio Suite
最初の分かれ目は、自社の主要解析対象が回転機中心かどうかです。最終判断の前に、トライアルで自社の代表モデルを実際に解いてください。
この記事でわかること
電磁界解析・磁場解析ソフトの基礎知識
電磁界解析・磁場解析ソフトは、電磁機器の磁束密度や電流密度を計算で求めるソフトです。対象はモーター・トランス・コイル・アクチュエータ・センサーなどです。比較に入る前に、種類と計算の前提を押さえておきましょう。
モーター特化型・汎用型・コスト重視型
製品は大きく3つのタイプに分かれます。1つ目は、モーターやアクチュエータなど回転機に特化したタイプです。残る2つは、多物理を扱う汎用タイプと、部署単位から入れるコスト重視タイプです。
同じ磁場解析でも、トルクリプルの評価とトランスの損失評価では、要るソルバや材料モデルが違います。自社の解析対象に近いタイプが、候補の入口になります。
FEMと解析モード
電磁界解析の多くは、有限要素法(FEM)で計算します。対象を要素に分割し、マクスウェル方程式を要素ごとに解く方式です。
解析モードは、静磁場・時間調和・過渡などに分かれます。永久磁石の評価は静磁場、商用周波数の渦電流は時間調和か過渡で解くのが基本です。回転を含むモーターは、過渡解析にメッシュ移動を組み合わせます。
計算規模と計算機リソース
3次元で磁性体の非線形特性・渦電流・運動を扱うと、計算規模は急速に増えます。100GB以上のメモリや、複数コアでの並列計算が前提になることもあるほどです。
そのため、機能だけでなくメッシュ生成の自動化や、並列計算ライセンスの構成も評価の対象になります。対称性を活かした2次元・1/4モデル化で、計算を軽くする運用もあります。
編集部メモ:比較の前に、自社で扱いたい解析対象と解析モードを一覧にしてください。ソルバの組み合わせ単位で対応を確かめると、導入後に追加モジュールを買い足す事態を避けやすくなります。
電磁界解析・磁場解析ソフトの基本的な選び方
電磁界解析・磁場解析ソフトを選ぶ際には、自社の主要解析対象から逆算することが重要です。すべての軸で満点の製品を1本で探すと、判断が長引きます。次の3段階で進めましょう。
主要解析対象でタイプを絞る
自社の解析対象が回転機中心か、静磁場から電磁波まで含む汎用か、電子機器の電磁ノイズかを確かめます。まずここを決めると、検討するタイプが絞れます。
必要な解析モードが揃っているかも、この段階で確かめてください。製品ごとの対応は、ソルバの組み合わせ単位で見るのがコツです。
最優先の1軸を決める
比較の軸は、モーター解析特化機能・材料データベース・連成解析・価格と日本語サポートの4つです。どれを最優先にするかで、候補の順序が変わります。
複数の軸を重視する場合は、最優先1軸と次点1軸の組み合わせで絞ると判断が早まります。この段階で、候補を2〜3製品まで減らしましょう。
自社の代表モデルで試す
スペック表の「対応可」だけでは、計算精度や過渡解析の安定性の差は見えません。トライアルや評価ライセンスで、自社の代表モデルを実際に解いてください。
記録するのは、解析時間・結果の妥当性・サポートの回答の速さです。この記録は、そのまま稟議資料にも使えます。
電磁界解析・磁場解析ソフトの比較項目
製品を並べるときは、同じ物差しを当てる必要があります。電磁界解析・磁場解析ソフトで見るべき項目は次の4つです。まず一覧で全体像をつかみましょう。
比較項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
モーター解析特化機能 | トルクや鉄損の計算精度、効率マップの自動作成、インバータ込みのシステム解析まで扱えるか |
材料データベース | 電磁鋼板・磁石など磁性材料のデータの厚み。社内の材料データを取り込めるか |
連成解析 | 熱・構造・回路・制御と組み合わせられるか。強連成か弱連成か |
価格と日本語サポート | 公開価格の有無、保守込みの総額、日本語で問い合わせが完結するか |
モーター解析特化機能
トルクや推力の計算精度と、コギングトルクなど微小成分の再現性を見ます。鉄損をヒステリシス・渦電流・異常損に分けて計算できるかも、差が出る点です。
N-T特性や効率マップの自動作成、インバータと制御を含むシステム解析の範囲も確かめてください。
材料データベース
磁性材料のデータ整備は、解析精度を大きく左右します。B-H曲線の温度依存性、周波数ごとの鉄損データ、永久磁石の減磁特性などを見る項目です。
必要な厚みは、扱う材料が電磁鋼板中心か、希土類磁石やフェライトを含むかで変わります。社内の材料データを使うなら、取り込み形式も確認しましょう。
連成解析
磁場解析の結果を、熱・構造・回路・制御と組み合わせられるかを見ます。モーターでは、損失による発熱やロータの応力の評価が欠かせません。
同一ソルバで同時に解く強連成と、ソルバ間でデータを渡す弱連成では、計算負荷が大きく違います。双方向の連成が要るのか、片方向で足りるのかを先に整理しておきます。
価格と日本語サポート
公開価格があるか、見積もり制かを見ます。初年度のライセンスだけでなく、保守や並列計算ライセンスまで含めた総額が比較の単位です。
サポートは、日本語で問い合わせが完結するかで解決の速さが変わります。本国のエンジニアへ回る場面では、英語でのやり取りが混ざる製品もあります。
自社に合った電磁界解析・磁場解析ソフトの選定ポイント
同じ電磁界解析でも、解析対象と社内の体制によって向くタイプは変わります。前章の4項目のうち、どれを優先するかを自社に当てはめましょう。よくある5つの型で整理します。
モーター・回転機の開発が中心の企業
モーター解析特化機能を最優先にしてください。インバータ込みのシステム解析まで、流れが整ったモーター特化型が候補です。トルクリプルや鉄損、効率マップの評価も一通り揃います。
ただし、ライセンスや並列計算の追加で費用が伸びやすい点には注意してください。設計者が片手間で使う程度だと、投資に見合わないおそれがあります。
多物理を扱う研究開発部門・大学研究室
連成解析と材料モデルの柔軟さを、優先して確認するとよいでしょう。扱う物理が事前に決まっていない現場では、同一環境でモデルを組み替えられる汎用型が向きます。
一方、汎用型はモーター向けの定型の流れが薄めです。モーター量産設計だけが目的なら、機能と価格の釣り合いが悪く感じられるでしょう。
解析専任がいない中小企業・部署単位の導入
価格と日本語サポートは、最初に比べておきたい項目です。公開価格と長めの無償トライアルがあれば、稟議や費用対効果の説明がしやすくなります。
ただし、大規模3D解析や複雑な制御系を含むシステム解析では深さに限界が出ます。難しい案件だけ受託解析や上位ツールに回す構成も、現実的な選択です。
解析専任部門と設計部門を併せ持つ企業
専任部門は機能の深さと大規模並列計算を、設計部門は立ち上がりの速さを優先します。両方を持つなら、上位ツールと簡易ツールの二段構えが一般的です。
組み合わせは、解析依頼の量とテーマの幅で決まります。担当者1人の体制は異動でノウハウを失いやすいため、2名以上で回せるかも確かめましょう。
在宅勤務や海外拠点で使う企業
ライセンス形態を先に確かめてください。特定PCに紐付くノードロックだと、PC故障や異動のたびに再ライセンスで作業が止まりがちです。
クラウド計算機やリモートデスクトップでの利用可否、海外拠点との共用可否も論点になります。IT部門や情報セキュリティ部門とは、契約前にすり合わせておきましょう。
電磁界解析・磁場解析ソフトの費用相場
電磁界解析・磁場解析ソフトは、主要7製品のうち6製品が価格を公開していません。円建ての定価を公開しているのは1製品だけで、金額の相場は示しにくい分野です。見積もりを動かす内訳と、公開されている目安を整理しました。
費用の内訳 | 費用を左右する要因 | 公開されている目安(2026年時点) |
|---|---|---|
本体ライセンス | モジュール構成、ライセンス形態、ユーザー数 | 年額23.8万円(税抜、1PC)。定価を公開する唯一の製品(2026年5月時点) |
追加モジュール | 熱・構造・高周波など、扱う物理の範囲 | 公開なし |
並列計算ライセンス | 使うコア数。増やすたびに費用が積み上がる | 公開なし |
年次保守・メジャーアップデート | 初期費用に対する保守費の比率。製品ごとに構造が違う | 公開なし |
計算機 | 3次元・非線形・運動連成を扱うか。100GB以上のメモリが要ることもある | ソフトとは別に予算化が要る |
初年度のライセンス費用だけで比べると、総額を見誤ります。保守・追加モジュール・並列計算ライセンスを含め、3〜5年の総額で見積もりを揃えてください。
【比較表】電磁界解析・磁場解析ソフトのランキング
製品データとして数値化できる4項目を、製造業適合性スコアで横並びにしました。工程管理・品質管理・現場操作性・中小適合の4つを5段階で評価しています。並びは中小適合の高い順です。下へ向かうほど、想定する企業規模と導入の重さが上がります。
順位 | 製品 | 提供元 | 工程管理 | 品質管理 | 現場操作性 | 中小適合 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | COMSOL Multiphysics | COMSOL | 4 | 4 | 4 | 4 | コアCOMSOL+モジュール課金。教育機関向けも |
2 | Femtet | ムラタソフトウェア株式会社 | 4 | 4 | 4 | 4 | 通常ライセンス 年額23.8万円(税抜、1PC)。60日無償トライアル有 |
3 | JMAG | 株式会社JSOL | 4 | 4 | 3 | 2 | JSOL経由で個別見積もり。モジュール構成で変動 |
4 | Ansys Maxwell | Ansys, Inc.(Synopsys傘下) | 4 | 4 | 3 | 2 | Ansysトークン契約。HPC追加で変動 |
5 | CST Studio Suite | ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes) | 4 | 4 | 3 | 2 | SIMULIA契約 |
6 | Simcenter Flux(旧 Altair Flux) | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 4 | 4 | 3 | 2 | Altair Unitsトークン制 |
7 | Simcenter MAGNET | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 4 | 4 | 3 | 2 | Simcenter契約 |
この分野は提供元の変化が続いており、製品名と窓口の確認が要ります。Ansysは2025年7月に、Synopsysの完全子会社となりました。AltairはSiemensによる買収が2025年3月に完了しています。FluxもSimcenter Fluxへ改称されました(いずれも2026年7月時点)。
電磁界解析・磁場解析ソフトの主要製品の詳細
ここからは表に挙げた7製品を、順位の並びのまま見ていきます。強みだけでなく、向かないケースもあわせて示しました。自社の主要解析対象と照らしながら読み進めてください。
COMSOL Multiphysics
COMSOLの汎用マルチフィジクスソフトで、磁場解析はAC/DCモジュールが担います。電磁・熱・構造・流体・音響を、同一環境で強連成できるのが強みです。
式ベースで材料モデルを定義しやすく、CADとのLiveLink連携も備えます。研究開発や、電子部品・センサーの連成解析に向く製品です。
注意点:モーター専用のテンプレートは少なめです。大規模な専用解析では、専用ソルバーに劣ります。
Femtet
ムラタソフトウェアの設計者向けCAEで、8つの物理現象を1ライセンスで扱えます。通常ライセンスは年額23.8万円(税抜、1PC)です(2026年5月時点)。
60日間の無償トライアルがあり、国内の開発元が日本語でサポートします。社内CAEを段階的に立ち上げる中堅・中小製造業に向く製品です。
注意点:専用のモーターテンプレートはJMAGやMaxwellに劣ります。大規模モーターの過渡解析や、制御連成が中心の用途には向きません。
JMAG
JSOLの電磁界解析ソフトで、国内モーター設計での事例が厚い製品です。IPM・SPMなど方式ごとに、効率マップやN-T特性の作成まで流れが整っています。
電磁鋼板・圧粉材・磁石など、約730種類の材料特性データを備えるとされます(2026年5月時点)。熱・構造・回路・制御との連成にも対応します。
注意点:高周波やアンテナの解析は、主な用途から外れます。
Ansys Maxwell
Ansysの低周波電磁界ソルバーで、提供元は現在Synopsys傘下です。自動アダプティブメッシュを備え、MechanicalやFluentなど同社製品と連成できます。
Motor-CADやTwin Builderと組み合わせ、システム評価まで一貫して進められます。
注意点:モーター専用テンプレートはJMAGより薄めです。高周波解析のHFSSは、別ライセンスになります。
CST Studio Suite
ダッソー・システムズの電磁界解析ソフトで、高周波領域の定番です。アンテナやEMC/EMIの解析に強く、SIMULIAの製品群と統合されています。
通信機器や自動車レーダーの設計に向く製品です。価格はSIMULIA契約の中で決まります。
注意点:低周波のモーター解析は、JMAGやAnsys Maxwellが優位です。モーター設計が中心の用途には向きません。
Simcenter Flux(旧 Altair Flux)
モーターやアクチュエータ向けの電磁界解析ソフトです。Siemensによる買収後、Altair FluxからSimcenter Fluxに改称されました。
モーター設計に強く、トークン制のライセンスで柔軟に使えます。Altairの解析環境を既に持つ企業に向く製品です。
注意点:日本国内の事例は、JMAGより少なめです。
Simcenter MAGNET
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの電磁界解析ソフトです。Simcenter 3Dと統合され、Siemensの製品群の中で使えます。
Simcenterを軸に解析環境を組む企業に向く製品です。価格はSimcenter契約の中で決まります。
注意点:国内のモーター設計ではJMAGが優勢です。Simcenter以外の解析環境が中心なら、利点を活かしにくくなります。
電磁界解析・磁場解析ソフトの無料・有料でできることの違い
比較表の7製品は、いずれも有料ライセンスが前提です。無料で確かめられるのは、トライアルや評価ライセンスの範囲までと考えてください。導入前にどこまで検証できるかを整理しました。
項目 | トライアル・評価ライセンス | 有料ライセンス |
|---|---|---|
提供の条件 | 60日間の無償トライアルを公式に用意する製品がある。他は問い合わせで条件と期間が決まる | モジュール構成・ライセンス形態・ユーザー数で見積もる |
自社モデルの解析 | 代表モデルで、解析時間と結果の妥当性を確かめられる | 本番の設計業務で継続して使える |
サポート | 評価中の問い合わせで、回答の速さを確かめられる | 保守契約で、問い合わせやアップデートを受けられる |
トライアルは、機能のチェックリストを埋めるだけで終わらせないでください。大学・研究機関には、教育機関ライセンスを用意する製品が多くあります。利用条件を問い合わせてみる価値はあるでしょう。
まとめ
電磁界解析・磁場解析ソフトは、自社の主要解析対象で入口が決まります。モーター・回転機の開発が中心なら、モーター特化型が第一候補です。多物理を扱う研究開発なら、汎用マルチフィジクス型が向いています。解析専任がいない組織なら、公開価格とトライアルのあるコスト重視型が出発点です。アンテナやEMCなど高周波が中心なら、高周波に強い製品を別に検討します。
そのうえで4つの軸から最優先の1軸を決め、候補を2〜3製品に絞ってください。トライアルで自社の代表モデルを解き、保守と並列計算ライセンスを含む3〜5年の総額で比べます。製品は電磁界解析・磁場解析カテゴリで比較できます。
電磁界解析・磁場解析ソフトのおすすめ製品
Femtet
ムラタソフトウェア株式会社
8物理現象を年額制で扱える設計者CAE
COMSOL Multiphysics
COMSOL
電磁・音響・熱・構造を強連成できる汎用マルチフィジクス
Ansys Maxwell
Ansys, Inc.(Synopsys傘下)
Ansysエコシステム内の低周波電磁界ソルバー
JMAG
株式会社JSOL
国内モーター設計の事実上の標準
Simcenter Flux(旧 Altair Flux)
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
モーター・アクチュエータ向け電磁界解析
Simcenter MAGNET
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
Simcenterスイートの電磁界解析
電磁界解析・磁場解析ソフト比較表
| ロゴ | 製品名 | ベンダー | 価格モデル | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Femtet | ムラタソフトウェア株式会社 | サブスクリプション | 8物理現象を年額制で扱える設計者CAE | 詳細を見る | |
| COMSOL Multiphysics | COMSOL | 要見積もり | 電磁・音響・熱・構造を強連成できる汎用マルチフィジクス | 詳細を見る | |
| Ansys Maxwell | Ansys, Inc.(Synopsys傘下) | 要見積もり | Ansysエコシステム内の低周波電磁界ソルバー | 詳細を見る | |
| JMAG | 株式会社JSOL | 要見積もり | 国内モーター設計の事実上の標準 | 詳細を見る | |
| Simcenter Flux(旧 Altair Flux) | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 要見積もり | モーター・アクチュエータ向け電磁界解析 | 詳細を見る | |
| Simcenter MAGNET | シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア | 要見積もり | Simcenterスイートの電磁界解析 | 詳細を見る | |
| CST Studio Suite | ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes) | 要見積もり | 高周波電磁界・EMC/EMI解析の定番 | 詳細を見る | |
| EMSolution | サイエンス ソリューションズ株式会社 | 要見積もり | 回路と運動方程式まで連成できる国産の三次元電磁界解析ソフト | 詳細を見る |
よくある質問
Q電磁界解析・磁場解析ソフトを比較する際に最初に決めるべき判断軸は何ですか。
自社の主要解析対象が回転機(モーター・アクチュエータ)中心か、汎用マルチフィジクスを含むか、コスト重視で部署単位の導入かを最初に整理することで候補を絞り込みやすくなります。本記事ではモーター解析特化機能・材料データベース・連成解析・価格と日本語サポートの4軸での比較を推奨しています。
Qモーター解析を本格的に行いたい場合、どの製品が候補になりますか。
トルクリプル・鉄損・効率マップ・N-T特性・インバータと制御を含むシステム解析まで対応するワークフローが整っているJMAGとAnsys Maxwellが現実的な候補です。両製品ともライセンス・並列計算ライセンスの追加でコストが伸びやすく、解析専任部門や複数ライセンスを揃える予算規模が前提になります。
Q公開されている価格情報があるのはどの製品ですか。
2026年5月時点で、Femtetが公式に年額23.8万円(税抜、1PC)と60日間の無償トライアルを明示しています。JMAG・Ansys Maxwell・COMSOL Multiphysicsは見積もり制のため、モジュール構成・ライセンス形態・ユーザー数に応じた個別見積もりでの確認が必要です。
Q機能比較表のほかに、選定時に確認しておくべき観点はありますか。
ライセンス形態(ノードロック・フローティング・サブスクリプション)と利用形態のミスマッチ、計算機リソースと並列計算ライセンスの予算、社内人材育成・退職時のノウハウ継承、トライアル・教育機関ライセンスの有無、サポート言語と対応スピード、ユーザーコミュニティの活発さなどを併せて確認すると、導入後の運用リスクを下げられます。
