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費用・価格#シングルボードコンピュータ#SBC#Raspberry Pi

シングルボードコンピュータの費用|Raspberry Pi 5・Jetson・Armadilloの公式価格と値上げの推移

シングルボードコンピュータ(SBC)の価格を、公式に公開されている金額(2026年9月15日時点)で整理した記事。Raspberry Pi 5は1GB 45ドルから16GB 305ドル、Jetson Orin Nano Super開発者キットは399ドル、Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは69,300円から(税込)。メモリ高騰による値上げの推移、Jetsonのモジュール価格、本体以外の費用、量産時の見積もりまでまとめる。

製造業のシステム選定担当者ITトレンド編集部
シングルボードコンピュータの費用|Raspberry Pi 5・Jetson・Armadilloの公式価格と値上げの推移

シングルボードコンピュータ(SBC)の価格は、数十ドルの汎用ボードから、数千ドルのエッジAI向けボード、見積もりで決まる産業用ボードまで大きく開きがあります。さらに2025年12月以降、メモリ価格の上昇で主要な製品が相次いで値上げされています。

この記事では、公式に価格を公開しているシングルボードコンピュータの金額(2026年9月15日時点)を並べます。そのうえで、値上げの推移、エッジAI向けボードの価格の見方、本体以外にかかる費用、量産時の見積もりの取り方までを整理します。

  • Raspberry Pi 5の公式価格は、1GBの45ドルから16GBの305ドルまで(2026年9月15日時点)
  • Raspberry Pi 5の16GBは、2025年12月の145ドルから2026年4月までに305ドルへ上がり、2倍を超えた
  • NVIDIAのJetson Orin Nano Super開発者キットは399ドルで、2024年12月の発表時の249ドルから上がっている

この記事でわかること

01

シングルボードコンピュータの価格は「汎用」「エッジAI」「産業用」で分かれる

まず、シングルボードコンピュータの主な製品がどの価格帯にあるかを整理します。用途によって価格の桁が変わるため、比べる相手を先に決めておくことが大切です。

  • 汎用のシングルボードコンピュータのRaspberry Pi 5は、45ドルから305ドルで公式価格を公開している
  • エッジAI向けのNVIDIA Jetsonは、開発者キットが399ドルから5,499ドルまで公式に価格を示している
  • 産業用のシングルボードコンピュータは、アットマークテクノのArmadilloを除き、編集部が確認した情報では見積もり制が中心

汎用のシングルボードコンピュータ

Raspberry Pi 5は、試作やIoT機器の検証で広く使われている汎用のシングルボードコンピュータです。Raspberry Pi公式サイトで、メモリ容量ごとの米ドル建て価格が公開されています。

価格が低く、情報も多いため、工場のデータ収集や表示端末の試作を小さく始めたい場合の候補になります。

エッジAI向けのシングルボードコンピュータ

NVIDIAのJetsonシリーズは、GPUを搭載し、カメラ映像の推論などエッジAIの処理に使われます。NVIDIA公式サイトでは、Jetson Orin Nano Super開発者キットのAI性能を67 TOPSとしています。

開発者キットとモジュールの価格をNVIDIAが公式に示しており、処理性能に応じて399ドルから5,499ドルまでの開発者キットがあります。

産業用のシングルボードコンピュータ

アットマークテクノのArmadillo-IoTゲートウェイ G4は、公式サイトで開発セットの税込価格を公開しています。LANモデルの開発セットは69,300円(税込)です。

アドバンテック、AAEON、アイウェーブ・ジャパン、Axiomtekの産業用ボードは、編集部が確認した情報では公式サイトに価格表示がありません。問い合わせや見積もりで金額が決まります。

02

シングルボードコンピュータの公式価格一覧

公式サイトで価格を確認できたシングルボードコンピュータの金額を並べます。海外製品は米ドル建て、国内製品は円建てで、表記は公式サイトに合わせています。

  • シングルボードコンピュータでもっとも低いのは、Raspberry Pi 5(1GB)の45ドル
  • エッジAI向けのJetson Orin Nano Super開発者キットは399ドルで、Raspberry Pi 5(8GB)175ドルの約2.3倍
  • 国産のArmadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは、69,300円から102,300円(税込)

製品

構成

公式価格

Raspberry Pi 5

1GB

45ドル

Raspberry Pi 5

2GB

65ドル

Raspberry Pi 5

4GB

110ドル

Raspberry Pi 5

8GB

175ドル

Raspberry Pi 5

16GB

305ドル

NVIDIA Jetson Orin Nano Super

開発者キット

399ドル

NVIDIA Jetson AGX Orin

開発者キット

3,499ドル

NVIDIA Jetson AGX Thor

開発者キット

5,499ドル

Armadillo-IoTゲートウェイ G4

LANモデル 開発セット

69,300円(税込)

Armadillo-IoTゲートウェイ G4

LTEモデル 開発セット

91,300円(税込)

Armadillo-IoTゲートウェイ G4

LTE+WLANモデル 開発セット

102,300円(税込)

価格は2026年9月15日時点。Raspberry Pi 5は公式ニュースで発表された改定額を反映した米ドル建ての価格で、16GBの305ドルは公式の製品ページの表記と一致します。JetsonはNVIDIA公式サイト、Armadilloはアットマークテクノ公式サイトのメーカー希望小売価格です。

日本国内の販売価格は販売店によって異なります。価格は改定されることがあるため、購入前に必ず公式サイトで最新の価格をご確認ください。

米ドル建て価格の読み方

Raspberry Pi 5とJetsonの公式価格は米ドル建てで、日本円での販売価格は正規販売店ごとに決まります。為替や販売店の条件で変わるため、この記事では円に換算していません。

予算を立てる際は、公式の米ドル価格で製品同士を比べたうえで、実際に購入する販売店の円建て価格を確認してください。

03

シングルボードコンピュータの価格はメモリ高騰で上がっている

2025年12月以降、Raspberry Pi 5は3回の価格改定を発表しています。いずれもメモリの価格上昇が理由で、メモリ容量が大きいモデルほど値上げ幅が大きくなっています。

  • Raspberry Pi 5の16GBは、2025年12月の145ドルから2026年2月に205ドル、4月に305ドルへ上がった
  • Raspberry Pi 5の1GBは、2025年12月に45ドルで登場してから価格が変わっていない
  • Raspberry Piは値上げの理由を、LPDDR4メモリの価格が過去1年で7倍になったためと説明している

Raspberry Pi 5の価格の推移

メモリ

2025年12月1日

2026年2月2日

2026年4月1日

2025年12月比

1GB

45ドル

45ドル

45ドル

据え置き

2GB

55ドル

65ドル

65ドル

約1.2倍

4GB

70ドル

85ドル

110ドル

約1.6倍

8GB

95ドル

125ドル

175ドル

約1.8倍

16GB

145ドル

205ドル

305ドル

約2.1倍

Raspberry Pi公式ニュース(2025年12月1日、2026年2月2日、2026年4月1日)で発表された価格と改定額から編集部が作成。

値上げの理由

Raspberry Piは2025年12月と2026年2月の発表で、LPDDR4メモリの価格上昇を値上げの理由に挙げています。2026年4月の発表では、LPDDR4メモリの価格が過去1年で7倍になったと説明しています。

公式の発表では、現在の状況は一時的なもので、状況が落ち着けば価格を下げたいとしています。ただし時期は示されていないため、導入時点の価格で予算を立てる必要があります。

メモリ容量の選び方と費用

2026年9月時点のRaspberry Pi 5は、8GBが175ドル、16GBが305ドルで、差は130ドルです。2025年12月時点の差は50ドルだったため、大容量モデルを選ぶ費用の負担が大きくなっています。

データ収集や表示端末のように処理が軽い用途なら、2GBや4GBで足りる場合があります。試作の段階で必要なメモリ容量を確かめてから台数を増やすと、費用を抑えられます。

04

シングルボードコンピュータでエッジAIを動かす場合の費用

カメラ映像の推論などエッジAIの処理には、GPUを持つJetsonシリーズが使われます。Jetsonは開発者キットとモジュールで価格の考え方が違います。

  • Jetson Orin Nano Super開発者キットは399ドルで、2024年12月17日の発表時は249ドルだった
  • 量産で使うJetsonモジュールは、1,000個以上購入時の単価でOrin Nano 4GBが349ドル、Orin NX 16GBが999ドル
  • 最上位のJetson AGX Thor開発者キットは5,499ドルで、Orin Nano Super開発者キットの約14倍

開発者キットの価格

NVIDIAは2024年12月17日の公式ブログで、Jetson Orin Nano Super開発者キットを249ドルと発表しました。それまでの価格は499ドルでした。2026年9月時点のNVIDIA公式サイトでは399ドルで、発表時の約1.6倍です。

上位のJetson AGX Orin開発者キットは3,499ドル、Jetson AGX Thor開発者キットは5,499ドルです。処理したい映像の数やAIモデルの大きさで、必要な性能と費用が決まります。

モジュールの価格

Jetsonモジュール

価格(1KU+)

Jetson Orin Nano 4GB

349ドル

Jetson Orin Nano 8GB

399ドル

Jetson Orin NX 8GB

649ドル

Jetson Orin NX 16GB

999ドル

Jetson AGX Orin 32GB

1,799ドル

Jetson AGX Orin 64GB

2,999ドル

価格は2026年9月15日時点、NVIDIA開発者サイトのFAQより。1KU+は1,000個以上購入した場合の単価です。

開発者キットとモジュールの違い

開発者キットは、モジュールに周辺基板などを組み合わせた評価・開発用の製品です。量産する機器には、モジュールを自社や協力会社のキャリアボードに載せて組み込みます。

そのため、量産時の費用はモジュール単価に加えて、キャリアボードの設計・製造費用を見込む必要があります。モジュールの価格は1,000個以上の単価のため、少量の場合は購入先に条件を確認してください。

05

産業用シングルボードコンピュータの価格

工場や屋外で長期間動かす機器には、産業用のシングルボードコンピュータやゲートウェイが使われます。価格を公開している国産のArmadilloを例に、費用の構成を整理します。

  • Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは、LANモデル69,300円、LTEモデル91,300円(税込)
  • LTE+WLANモデルの開発セットは102,300円(税込)で、LANモデルより33,000円高い
  • Armadillo-IoTゲートウェイ G4は、LTEの搭載でLANモデルより22,000円高くなる(税込)
  • 量産用のArmadillo-IoTゲートウェイ G4は、公式のモデル一覧に価格が記載されていない

Armadillo-IoTゲートウェイ G4の価格

アットマークテクノのArmadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは、いずれもメモリ2GB・ストレージ10GBで、試作開発向けの製品です。LANモデルは69,300円、LTEモデルは91,300円、LTE+WLANモデルは102,300円(いずれも税込)です。

LTEモデルはNTTドコモ、ソフトバンク、KDDIの3キャリアに対応したLTEモジュールを搭載し、LANモデルとの差は22,000円(税込)です。無線LANを加えたLTE+WLANモデルは、さらに11,000円(税込)高くなります。

開発セットに含まれるもの

LANモデルの開発セットには、本体、ACアダプタ、microUSBケーブルが含まれます。LTEモデルにはLTE用の外付けアンテナ2本、LTE+WLANモデルにはさらに無線LAN用の外付けアンテナ3本が付きます。

電源やアンテナが同梱されているため、届いたその日から評価を始められます。いずれの開発セットも、IPAのIoT製品セキュリティ適合性評価制度のJC-STAR★1適合ラベルを取得しています。

見積もり制の産業用ボード

アドバンテックのRSB-3720とAAEONのUP Squared Pro 7000は、編集部が確認した情報では公式サイトに価格表示がありません。アイウェーブ・ジャパンのiW-RainboW-G56SとAxiomtekのPICO338も同様です。

産業用ボードは、動作温度範囲や長期供給、インターフェースの構成によって価格が変わります。必要な仕様を決めてから、販売元に見積もりを依頼してください。

06

シングルボードコンピュータ本体以外にかかる費用

シングルボードコンピュータは、ボードの価格だけでは動きません。電源や記憶媒体、ケースなどをそろえ、工場で使うなら設置や保守の費用も見込みます。

  • Raspberry Pi 5の公式価格はボード単体の価格で、電源、記憶媒体、ケースなどは別に用意する
  • Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは、ACアダプタやケーブルを同梱している
  • 工場で使うシングルボードコンピュータは、設置、ソフトウェアの保守、故障時の交換の費用も見込む

周辺機器の費用

Raspberry Pi 5は、ボード単体の価格が公式に示されています。動かすには電源アダプタ、OSを入れるmicroSDカードなどの記憶媒体、必要に応じてケースや冷却用の部品を別に用意します。

Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットのように、電源やケーブルが同梱されている製品もあります。製品同士を比べるときは、同梱物をそろえた金額で比べると差が正確にわかります。

設置と運用の費用

工場の設備にシングルボードコンピュータを取り付ける場合、筐体への固定、配線、ネットワークの設定に作業費がかかります。LTEで通信する場合は、SIMの通信料も毎月発生します。

OSやソフトウェアの更新を誰が担うかも、長く使うほど費用に影響します。台数が増えるほど、遠隔での更新や監視の仕組みを用意する価値が高まります。

故障と交換の費用

工場の粉じんや温度変化のある環境では、民生向けのボードは故障のリスクが上がります。故障時の交換用に予備機を持つ費用や、交換作業の費用も見込んでおく必要があります。

設置環境が厳しい場合は、ボード単体の価格が高くても、産業用の製品を選ぶほうが総額を抑えられる場合があります。

07

シングルボードコンピュータを量産で使う場合の見積もり

試作で使ったシングルボードコンピュータを製品や設備に組み込んで台数を増やす場合は、量産向けの条件で見積もりを取ります。開発セットや開発者キットの価格は、量産時の単価とは異なります。

  • シングルボードコンピュータの量産見積もりでは、台数、供給期間、動作環境、必要なインターフェースを伝える
  • Jetsonモジュールの公式価格は1,000個以上の単価で、少量の場合は条件が変わる場合がある
  • Armadillo-IoTゲートウェイ G4には量産用のモデルと量産ボードがあり、価格は問い合わせで確認する

伝える情報

量産の見積もりでは、年間の台数と総台数、何年供給してほしいか、動作温度などの設置環境、必要な通信やインターフェースを伝えます。試作で使った構成を具体的に示すと、見積もりの精度が上がります。

ケースや電源を含めた完成品で調達するか、ボードだけを調達して自社で組み込むかでも金額が変わります。どこまでを見積もりに含めるかを最初に決めてください。

量産用モデルを確認する

アットマークテクノの公式のモデル一覧では、Armadillo-IoTゲートウェイ G4に開発セットのほか、量産用のモデルと量産ボードが用意されています。量産用のモデルと量産ボードには、価格が記載されていません。

開発セットで評価した後、量産用モデルに切り替える際の価格と納期は、販売元や販売代理店に確認してください。

複数社を比べるときの注意

シングルボードコンピュータの見積もりは、ボード単体、周辺機器込み、ケース込みの完成品など、含まれる範囲が製品によって違います。範囲をそろえずに比べると、安く見える製品が実際には高くなることがあります。

台数あたりの単価だけでなく、供給期間と保守の条件も並べて比べると、長く使う設備に合った製品を選べます。

08

シングルボードコンピュータ主要製品と費用面での位置づけ

価格を公開していない製品もあるため、金額だけで横並びにはできません。編集部では各製品を製造業適合性スコア(工程管理適合性・保全管理適合性・中堅/中小製造業との相性などを5段階で評価)で採点しています。費用の観点では中小相性が手がかりになります。

  • シングルボードコンピュータで中小相性がもっとも高いのは、45ドルからのRaspberry Pi 5で5
  • Raspberry Pi 5とJetson Orin Nanoは保全管理適合性が2で、長期の保守を前提にした用途には強くない
  • 保全管理適合性が高いのは、アイウェーブ・ジャパンのiW-RainboW-G56Sの5と、ArmadilloとアドバンテックRSB-3720の4

製品

中堅/中小との相性

保全管理適合性

価格の公開

Raspberry Pi 5

5

2

公開(45〜305ドル)

ASUS Tinker Board

4

2

NVIDIA Jetson Orin Nano

3

2

公開(開発者キット399ドル)

アットマークテクノ Armadillo

3

4

開発セットは公開(69,300円〜・税込)

アドバンテック RSB-3720

3

4

要問い合わせ

AAEON UP Squared Pro 7000

3

3

要問い合わせ

アイウェーブ・ジャパン iW-RainboW-G56S

3

5

要問い合わせ

Axiomtek PICO338

3

3

要問い合わせ

価格は2026年9月15日時点で各公式サイトを確認。要問い合わせの製品は編集部が確認した情報です。ASUS Tinker Boardは、公式の価格を確認できなかったため記載していません。価格は変動するため、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

試作を安く始めるならRaspberry Pi 5

Raspberry Pi 5は中小相性5で、今回のスコアでは最上位です。1GBなら45ドルから入手でき、工場のデータ収集や表示端末の試作を少ない費用で始められます。

一方で保全管理適合性は2で、粉じんや温度変化のある現場で長期間動かす用途には、産業用の製品と比べて強くありません。試作で効果を確かめ、本番の設置では産業用の製品も比べると判断しやすくなります。

長く現場で動かすなら産業用の製品

iW-RainboW-G56Sは保全管理適合性5、ArmadilloとアドバンテックのRSB-3720は4です。長期の供給や、現場での保守を前提にした用途で力を発揮します。

Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは69,300円(税込)からで、Raspberry Pi 5と比べると高額です。ただし電源やケーブルが同梱され、量産用のモデルも用意されているため、試作から量産までを同じ製品でつなげられます。

スコアと総額の関係

スコアが高い製品が安いとは限りません。シングルボードコンピュータは、設置環境と台数、何年使うかで総額が大きく変わるため、まず自社の用途と設置場所を決めることが、費用を抑える第一歩です。各製品のスコアと評価理由はシングルボードコンピュータ(SBC)のカテゴリページで確認できます。

09

まとめ|シングルボードコンピュータの費用の見極め方

シングルボードコンピュータの価格は、汎用、エッジAI向け、産業用で大きく分かれます。2026年9月15日時点で、Raspberry Pi 5は45ドルから305ドル、Jetson Orin Nano Super開発者キットは399ドルです。Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットは69,300円から102,300円(税込)です。

Raspberry Pi 5はメモリ価格の上昇で、2025年12月から2026年4月までに16GBが145ドルから305ドルへ上がりました。大容量モデルほど値上げ幅が大きいため、必要なメモリ容量を試作で確かめてから台数を増やすのが安全です。

費用を左右するのは、処理性能、メモリ容量、周辺機器、設置環境、量産の台数と供給期間です。まず試作で用途に合う性能を確かめ、量産や本番設置の条件を決めてから見積もりを依頼してください。製品ごとの違いを比べたい場合はシングルボードコンピュータの比較記事を、選定の軸から整理したい場合はシングルボードコンピュータ(SBC)の選び方をご覧ください。

シングルボードコンピュータ(SBC)比較表

ロゴ製品名ベンダー価格モデル特徴
Armadillo(アルマジロ) ロゴ
Armadillo(アルマジロ)株式会社アットマークテクノ要見積もり長期供給に対応した産業用組込みボード詳細を見る
iW-RainboW-G56S(RZ/G2L シングルボードコンピュータ) ロゴ
iW-RainboW-G56S(RZ/G2L シングルボードコンピュータ)アイウェーブ・ジャパン株式会社要見積もり10年以上の長期供給を公式に明記した工業用グレードSBC詳細を見る
UP Squared Pro 7000 ロゴ
UP Squared Pro 7000AAEON Technology株式会社要見積もりWindows資産をそのまま動かせる4インチ角のx86 SBC詳細を見る
RSB-3720 ロゴ
RSB-3720アドバンテック株式会社要見積もり-40〜85℃の広温度モデルを選べる2.5インチ産業用SBC詳細を見る
Raspberry Pi 5 ロゴ
Raspberry Pi 5Raspberry Pi Holdings plcオンプレミス圧倒的な情報量で扱いやすい定番SBC詳細を見る
PICO338 ロゴ
PICO338Axiomtekジャパン株式会社要見積もり100×72mmに2.5GbE×2とDIOを詰めたPico-ITX SBC詳細を見る
NVIDIA Jetson Orin Nano ロゴ
NVIDIA Jetson Orin NanoNVIDIA CorporationオンプレミスエッジAI推論に強い小型ボード詳細を見る
ASUS Tinker Board 3/3Sシリーズ(初代・Sは2025年3月EOL) ロゴ
ASUS Tinker Board 3/3Sシリーズ(初代・Sは2025年3月EOL)ASUSTeK ComputerオンプレミスPC大手が手掛ける高性能SBC詳細を見る

よくある質問

QRaspberry Pi 5の価格はいくらですか?
A

2026年9月15日時点の公式価格は、1GBが45ドル、2GBが65ドル、4GBが110ドル、8GBが175ドル、16GBが305ドルです(米ドル建て)。Raspberry Piは2025年12月、2026年2月、2026年4月にメモリ価格の上昇を理由とした値上げを発表しており、16GBは2025年12月の145ドルから2倍を超えました。日本国内の販売価格は正規販売店によって異なります。

QなぜRaspberry Pi 5は値上げされたのですか?
A

Raspberry Piは、LPDDR4メモリの価格上昇を理由に挙げています。2026年4月1日の発表では、LPDDR4メモリの価格が過去1年で7倍になったと説明しています。メモリ容量が大きいモデルほど値上げ幅が大きく、1GBは45ドルのまま据え置かれています。公式の発表では状況は一時的なもので、落ち着けば価格を下げたいとしていますが、時期は示されていません。

QNVIDIA Jetsonの価格はいくらですか?
A

2026年9月15日時点のNVIDIA公式価格は、Jetson Orin Nano Super開発者キットが399ドル、Jetson AGX Orin開発者キットが3,499ドル、Jetson AGX Thor開発者キットが5,499ドルです。量産向けのモジュールは1,000個以上購入時の単価で、Orin Nano 4GBが349ドル、Orin NX 16GBが999ドル、AGX Orin 64GBが2,999ドルです。Orin Nano Super開発者キットは2024年12月の発表時は249ドルでした。

Q産業用のシングルボードコンピュータはいくらですか?
A

アットマークテクノのArmadillo-IoTゲートウェイ G4は、開発セットの価格を公式に公開しており、LANモデルが69,300円、LTEモデルが91,300円、LTE+WLANモデルが102,300円です(いずれも税込・2026年9月15日時点)。量産用のモデルは価格が記載されていません。アドバンテックやAAEONなどの産業用ボードは、編集部が確認した情報では公式に価格表示がなく、見積もりで金額が決まります。

Qシングルボードコンピュータ本体以外にどんな費用がかかりますか?
A

Raspberry Pi 5の公式価格はボード単体の価格で、電源アダプタ、microSDカードなどの記憶媒体、ケースや冷却部品を別に用意します。工場で使う場合は、設置や配線の作業費、LTE通信のSIM料金、OSやソフトウェアの更新、故障時の予備機や交換作業の費用も見込みます。Armadillo-IoTゲートウェイ G4の開発セットのように、ACアダプタやケーブルを同梱している製品もあります。

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